以前、Snipping Tool に録画機能が搭載されることをご紹介いたしました。
この時にも触れましたが、この新しい機能は Windows Insider Dev Channel 向けにリリースされ始めたばかりなので、一般の方がご利用のバージョンに展開されるまでにはまだちょっと時間がかかります。
Dev Channel をご利用の方であっても、すぐに全員に展開されるわけではないため、今回やっとうちの Dev Channel で利用できるようになりました。
さてそんな新しい Snipping Tool ですが、とりあえず現時点で確認できるところまでご紹介したいと思います。
【新旧 Snipping Tool を比較してみた】
まずは Snipping Tool がどのように違うのか? 新旧 Snipping Tool を比較してみましょう。
・Windows 10 Ver.22H2
・Windows 11 Ver.22H2
・Windows 11 Insider Dev Channel
見かけはほぼ同じなんですが、"録画" という項目が加わっていることがお分かりいただけると思います。Windows 10 のころに比べるとだいぶ変わってきましたね。
この Snipping Tool ですが、画像にもあるように Windows キー + Shiftキー + "S" としても呼び出すことができます。これについてはどのバージョンも一緒です。手軽に画面のキャプチャーができる Windows の標準搭載ツールなわけで、スタートメニューからたどっていくと、Windows 10 の場合には "Windows アクセサリ" のところに、Windows 11 の場合には、"S" のところにあります。
【新たに搭載された録画機能】
さて新たに搭載された "録画機能" について見ていくことにしましょう。上記でも紹介しましたが、もう一度その新しい画面を確認していましょう。
Snipping Tool を起動すると、上記のようなツールが表示されます。
- 新規
- 切り取り領域
- 録画
- 切り取りモード
- 遅延切り取り
といったツールです。画像をご覧いただくとお判りいただけますが、ツールの一部が見切れてたりしますが、これはまだ Dev Channel に展開が始まったばかりだから致し方ないことなんでしょうね。後で一応フィードバックもしておきます。
ただしこの録画機能は、Windows + Shift + S では利用できないようです。このショートカットでの利用は、少なくとも現時点ではあくまでも画面の静止画でのキャプチャーのみに限られてしまうようです。今後はどうなるのか?わかりません。
-- "録画" の流れ:
1) Snipping Tool を起動し、録画ボタンをクリックし、さらに "新規" をクリックします
2) 続いて上記の画像にあるように録画する範囲をドラッグして選択します
3) スタートをクリックすると、カウントダウンが3秒前から始まり、その後、録画が開始されます
4) 録画されたデータは、MP4 形式の動画データとしてデフォルトでは、ビデオフォルダに保存できます
まだまだ展開がスタートしたばかり、それもまだ Windows Insider 向けに展開されたばかりの新しい Snipping Tool ではありますが、新たに画面の録画機能も加わって、さらに使い道が増えそうですね?
<参照>