Word や Excel、そして PowerPoint などを利用していて気が付かれた方もいらっしゃるかと思いますが、右クリックから表示されるメニューがちょっと変わりました。もちろん、右クリックする場所によって表示されるメニューが違うのは以前と同様ですが、新たに "検索" 欄がついています。
それが今回ご紹介する Office Insider Blog にある、「Quickly find the command you need」の機能になります。右クリックから利用したい機能が素早く検索出来てすぐにたどり着けるこの機能。
慣れてくると結構重宝かもしれません。
【利用可能な環境】
ブログによれば以下のようになっています。
- Web: Word, Excel, and PowerPoint
- Windows: Word, Excel, and PowerPoint
for Office Insiders Beta Channel & Current Channel (Preview) Ver. 2206 (ビルド 15331.20010) 以降
一応、Office for the web はすでに利用可能になっており、また デスクトップ版については、Office Insider 向けとはありますが、現行の最新チャンネルでも利用可能なようです。
デスクトップアプリ上では、Mac での利用は不可です。Web版については、Mac でも利用可能で、Controlキーを押しながらクリックすればOKです。
【コマンドを検索して素早く操作を見つける】
まずは、Windows / Mac 関係なく利用可能な Office for the web の方から見ていきましょう。
Windows の場合には、右クリック。Mac の場合には、Controlキーを押しながらクリックします。
例: PowerPoint for the web
・ストック画像から飛行機の画像を挿入しこれに "ぼかし" をかけたい
1) 画像を選択して、右クリックすると通常のショートカットメニューの上に、"検索"ボックスがあります。
2) こちらに "ぼかし" と入力するとそのコマンドの候補が表示され、そのまま設定に入れます。
では同様のことを、デスクトップ版で行ってみましょう。
例: PowerPoint for Microsoft 365
1) 画像を選択して、右クリックするとWeb版同様に通常のショートカットメニューが表示されますが、その上に "検索" ボックスがあります。
2) こちらに "ぼかし" と入力するとそのコマンドの候補が表示され、デスクトップ版は Web 版より機能的にも選択肢が広いので、メニューにも違いはあります。
Webサイトにもあるように "リセット" なんて検索すれば、リセットするためのコマンドが検索されます。
Word にしても Excel にしても、そして PowerPoint にしても、機能が豊富すぎて "あのメニューってどこにあったかな?" って迷うことありますよね。
そんな時には検索ボックスに入力して検索。ぜひ一度ご利用になってみてください。
<参照>