2022年6月15日をもって Windows 10 向けのサポートが終了した Internet Explorer 11。
すでに多くの方は、上記のサポート終了にともない、Microsoft Edge などの他のブラウザを既定のブラウザとしてご利用の方も多いかと思います。ただし実際のところ、Windows 10 上では、Internet Explorer 11 がなくなったわけでもなく、また Microsoft Edge 側の設定を変更しておけば、Internet Explorer 11 が利用できないわけでもありません。
スタート > Windows アクセサリ と辿っていけば、"Internet Explorer" という項目もあります。
さてそんな Internet Explorer ではありますが、来年2月の無効化まであとわずかとなってきました。Windows 11 ではすでに単独起動ができないようになっており、IEモードとしてのみ利用可能になっていますが、2023年2月14日に予定されている Update 以降は、Windows 10 上の Internet Explorer 11 も同様に単独起動ができなくなります。
【2023年2月のUpdate以降無効化される】
「Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ のアップデート」(Windows Blogs)は、2022年2月21日にリリースされたもの。
ただしブログにもあるようにこのブログ内容は随時更新されるようになっています。そして先日 10月28日付で更新された内容が、「Windows Update の一環として、IE11はいつ無効化されますか?(2022 年 10 月 28 日 追加)」というもの。
早ければ、オプションのCリリースとして提供(予定)となっている 2023年1月17日。あるいは、通常のリリース(Bリリース)となる 2023年2月14日に予定されている Update を機に、無効化されるようです。
いよいよ、Winodws 10 の Internet Explorer 11 も、Windows 11 のものと同様の扱いになるわけですね。
【Windows 7(ESU)/Windows 8.1 のサポート終了】
一般向けにはサポートが終了した Windows 7 ではありますが、法人向けには有償でのサポートが続いていました。ESU(Extended Security Updates) と呼ばれるもの。
さてこの Windows 7 ESU のサポート期限も、2023年1月10日に終了を迎えます。一般向けには、Windows 8.1 のサポート期限がやはり、2023年1月10日 となっています。
やはり上記のように「Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ のアップデート」(Windows Blogs)の中でも触れられておりますが、サポートが終了したOSへの Internet Explorer 11 のサポートはもとより、Microsoft Edge(含、IEモード) の提供も終了します。
一般向け Windows 7 向け Microsoft Edge は 2022年1月15日 にサポートが終了しており、IEモードも当然サポートが終了しております。
Internet Explorer ではご利用いただけないサイトも以前にもまして増えてきました。
まだまだ Internet Explorer をご利用という方は、Windows 10 をご利用でも来年の2月までに、Microsoft Edge の IEモードへの移行をおわすれなく。完全に起動できなくなるまであとおよそ3か月半となりました。
<参照>