今回は、新たな更新プログラムのお知らせではなく、Mac 版 Office Insider Current Channel(Preview) のリリースノートに Up された新機能についてのご紹介です。
今回、Mac 版の Office 製品において、サードパーティの外部ストーレッジ・アカウントを管理する機能が追加されました。
US時間9月3日付のOffice Insider Blog で紹介されたものですが、Office Insider のリリースノートでは、久々に更新された US時間9月2日付の Current Channel(Preview) のリリースノートで紹介されたものです。
この中、「The same Add Storage Accounts feature you love using in the Office Mobile apps is now available on your Mac! 」と、ストレージアカウントの追加機能が、Macでも利用できるようになったことを紹介しています。
【Android/iOS 向 Office Mobile で採用されている機能を再構築し追加】
ブログによれば、もともと Android または iOS 向けの Office Mobile で提供していたデータとストーレッジを管理する機能。以下のような感じで複数のストーレッジが選択可能になっていました。
これが今回、オリジナルの機能を再設計して、Office for Mac に追加されたものです。
-- どうやって利用するのか?
さてその具体的な使い方をご紹介していきましょう。
1) Word などのアプリを起動し、ファイル > 開く とクリックします
2) 続いて、「オンラインの場所」をクリックします
3) ファイルの場所を指定する画面が表示されるので、下部にある「ストーレッジアカウントの管理」をクリックします
4) 「ストーレッジアカウント」の管理画面が表示されますので、すとーれっじサービスを選択してアカウントを追加します
-- 追加可能なストーレッジ:
並べて表示すると、一目瞭然。Android や iOS 向けのもの(左)に比べると、今回 Office for Mac に追加されたもの(右)は圧倒的に少ないわけですが、
- OneDrive
- OneDrive for Business
- SharePoint
- Box
- Egnyte(Beta)
が追加可能になっています。
現在は、Office Mobile に比べ少ないわけですが、ブログの中では、「今後も、より多くのサードパーティーのサービスを新たに対応、時間をかけてエクスペリエンスの向上をめざします」ともあるので、今後 Office Mobile のように追加される可能性はあるようです。
--利用可能なバージョン:
さて今回追加されたこの機能ですが、利用可能なバージョンは以下の通りです。
- Office Insider 版 Office for Mac
- Current Channel(Preview)Ver.16.64(220082100) 以降
** "Current Channel(Preview)Ver.16.64(220082100) 以降" となっていますので、Office Insider Beta Channel のリリースノートで紹介されることはありませんでしたが、Office Insider Beta Channel であっても、Ver.16.64(220082100) 以降であればも利用可能です。
今回は、9/2のブログでもご紹介した Office Inisder Beta Channel Ver.16.66.22083100 の Word for mac にて、上記の画像をキャプチャーしてみました。
<参照>
posted by クリック at 16:07| 東京 ☁|
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