2022年09月30日

「ビデオエディター」から、「Clipchamp」へ Part 3
 〜 Microsoft 365 サブスクライバー向けプラン

さて前回は新しい「フォト」アプリについてご紹介しましたが、もともとビデオエディターがかわるよ?ということで取り上げた本記事。本命は、今後 Windows 標準のビデオエディターという位置づけになる、「Clipchamp」なわけです。

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ということで今回は、「Clipchamp」について取り上げます。

ビデオエディター」に変わって、「Clipchamp」が、標準のビデオエディターになることにともなうものなのか? 「Clipchamp」の方にも新たな動きがあるようです。


【新たに「Microsoft 365プラン」が登場!】

通常は、ClipchampのWebサイトをご覧いただくとお分かりいただけますが、Free プランと、Essential プラン となっています。

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-- サブスクリプションと紐づいていない Microsoft アカウント:

通常の 無料の Microsoft アカウント でサインインすると、Free プランが選択されることになります。

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-- サブスクリプションと紐づいている Microsoft アカウント:

ところが、Microsoft 365 のサブスクリプションと紐づいているアカウントだと一部プレミアムコンテンツが利用可能な 「Microsoft 365 プラン」が適用されるようです。

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無料プランと、Microsoft 365 プランですが、上記の画像を比較していただいてもお判りいただけますが、「フィルターとエフェクト」のところが、Microsoft 365 プランの場合には、「プレミアムフィルターとエフェクト」が利用できるようになっています。Essentials プランと比べて違いがあるのかなど細かい点は特に紹介されておりませんが、サブスクライバー向けには一部のコンテンツが利用できるようになっているようです。


【「Clipchamp」のプラン構成とアカウント】

Clipchamp が Microsoft の傘下になった当初、このブログでも、「Windows 11 (Insider版)に搭載された 「Clipchamp」」といった記事でご紹介させていただきました。

--プラン構成の変更:

その当時は、以下の4プランで構成されていました。
  1. Basic
  2. Creator
  3. Business
  4. Business Platinum
そして、今回から、
  1. 無料
  2. Essentials
に変わったわけですが、ここにもう一つ「Microsoft 365」というサブスクライバー向けのプランが追加されているわけです。
料金構成はだいぶシンプルになりましたね。


--利用に必要なアカウント:

こちらも当初とはちょっと変わってきました。
  1. Microsoftアカウント
  2. Google アカウント
  3. Facebook アカウント
  4. Dropbox アカウント
  5. Clipchampにユーザー登録したメールアドレスとPW
以前は、上記のように5つのうちのいずれかでの利用でしたが、今後は、

20220930-3-1.jpg 20220930-3-2.jpg
  1. Microsoftアカウント
  2. Google アカウント
  3. Clipchampにユーザー登録したメールアドレスとPW
となっています。サブスクリプションとは紐づかない 無料のMicrosoft アカウント、Google アカウントなどでサインインした場合には通常は、無料プランとして利用が可能になりますので、必要に応じて Essentials プランへのアップグレードを行って利用することになります。

また以前あった
  1. Facebook
  2. Dropbox
のアカウントについては、今後数か月のうちに利用できなくなるため Microsoftアカウントなどへの変更が必要になります。


【「Clipchamp」活用にはオフィシャルブログが便利!】

さてこの「Clipchamp」。実際利用してみるとお判りいただけますが、ヘルプなどを開くと日本語のコンテンツなどがなかったりと、まだまだ今一つ日本のユーザーにとってみると使いずらいところがあるのも事実。ヘルプを開いて、翻訳サイトで翻訳して....ってやってたりするのって、面倒ですよね?

さてそんな中、Clipchamp を使いこなすにはどうしたらいいのか? 実は、オフィシャルブログについては、様々な使い方を紹介した記事が上がっています。そしてこちらは、いち早く日本語化されています。

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例えば、「音声付きで画面を録画する方法」では、「画面&カメラレコーダー」を利用した動画での画面キャプチャー方法が、ステップを踏んで順に紹介されています。

20220930-3-6.jpg


また「トレーニングセンター」では、YouTube を利用した動画のチュートリアルが用意されています。


-- ブラザでご利用の場合には注意:

さてこの「Clipchamp」。同web サイトを訪れてもあるところから突然ブラウザが対応していませんとなって利用できなくなる部分があります。

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こちらにサービスを利用する場合には、Microsoft Edge、または Google Chrome のみに限られるようで、メジャーなものであっても、Firefox では利用できないようです。同じ Chromium ベースの Opera の方は大丈夫でした。

Netscape から使い始めて Firefox になってもメインのブラウザとして使用している自分としては、最近 Firefox はダメっていうところがちょくちょくあるのがちょっと寂しいところです。


<参照>



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2022年09月27日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

朝からバタバタしているうちに、Mac の方は更新が完了しておりましたが、本日も更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220927-2-1.png 20220927-2-2.png
・Microsoft Excel 16.66.22092502
・Microsoft OneNote 16.66.22092502
・Microsoft Outlook 16.66.22092502
・Microsoft PowerPoint 16.66.22092502
・Microsoft Word 16.66.22092502

Office Insider のリリースノートおよびブログなどを確認する限りでは、今回の更新に関する情報は特にございませんでした。今後情報が提供された折には、機会があればご紹介させていただきます。

さてリリースノートではありませんが、9月に提供された更新プログラムについて、Outlook Teamからは以下のような情報が公開されておりました。

-- 9月1日&5日 リリース: 
Ver. 16.66(Build22083100) & Ver.16.66(Build22090502)

<修正>
  • メール:IMAPで設定されたGoogleアカウントで、メールが送信トレイに滞留する問題を修正
  • メール:Office 365アカウントでの認証時に、"Error Something went wrong [1805]"が発生する問題を修正
  • メール:macOSの言語がトルコ語に設定されている場合、ユーザーがOutlook for MacでM365アカウントを追加できない問題を修正
  • カレンダー:新しい時間プロポーザルで誤ったタイムゾーンが表示される問題を修正
  • 検索:検索テキストフィールドで候補を選択した後に重複して表示される問題を修正
  • クラッシュ:GCCHユーザーでマイデイのタスクバーで新しいイベントを作成する際に発生するクラッシュの問題を修正
<新機能と改善点>
  • 連絡先:ライブペルソナカードにLinkedInの統合が追加されました
  • サポート:サポートに連絡する前にユーザーの同意書を表示し、データがすぐに収集されることを理解してもらうようにしました
  • リマインダー:OutlookとmacOSの通知リマインダーのスタイルを選択するオプションが追加されました
    この設定は、Outlook > 環境設定 > 通知とサウンド > イベントリマインダーのスタイルから変更することができます




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【注意!】今週末からスタートする Exchange Online の基本認証廃止


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そして本日 Microsoft 365 News Letter として、再度基本認証廃止の案内が来ていましたので、再度取り上げてみました。

基本認証及び、その廃止による影響などについては、以下の記事を参考にしてください。


今回影響があるのは、法人向けの Microsoft 365 をご利用のユーザーの方になるので、通常の Outlook.com は関係ありません。

ただし、Microsoft 365 をご利用の会社や学校などの組織で発行されているメールアカウントをご自身のPCに設定してご利用の方は、場合によっては影響を受けることになりますので、詳細は、各組織のシステム管理者の方にご確認ください。

影響を受けるソフトについては、「切り替えのための先進認証構成要件 – Exchange」をご参照ください。

いよいよ 2022年10月1日から。その時になって慌てないように、学校や会社のメールを自分のPCで受信しているようなケースには、事前にしっかり確認しておくことをお勧めいたします。


<参照>




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「ビデオエディター」から、「Clipchamp」へ Part 2
 〜新たな「フォト」アプリ

前回の「「ビデオエディター」から、「Clipchamp」へ Part 1」では、新しい「フォト」アプリの登場により、従来の「ビデオエディター」に代わって、「Clipchamp」が新しいビデオエディターとなることをご紹介いたしました。

すでに Dev Channel の Windows Insider への展開がスタートしているとあったので、さっそく新しい「フォト」アプリを確認してみました。


【Windows Insider版の更新状況】

その前にちょっとだけ、現在既に展開されている Windows Insider プログラムについてご紹介しておきます。

Windows Insider プログラムは、Windows の新しい機能を事前に使ってもらって、ユーザーからの様々なフィードバックを得た上でその不具合や新しい機能の評価を反映し、さらにいい製品にしていこうという試みです。

Windows Insider に参加しているユーザーには、通常版よりも先行して Windows の新しいバージョンがリリースされます。

そしてユーザーがこのインサイダープログラムに参加するにあたって、
  • Dev Channel/開発チャンネル
  • Beta Channel/ベータ版チャンネル
  • Release Preview Channel/リリースプレビューチャンネル
の中から、各自が利用可能なチャンネルを選択して参加ができるようになっています。そしてその現在のリリース状況は「フライトハブ」などのWebサイトで確認ができます。

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  • Dev Channel US時間 2022年9月21日 ビルド 25206
  • Beta Channel US時間 2022年9月21日 ビルド 22622.601
  • Release Preview US時間 Channel 2022年9月22日 ビルド 22621.607
が現在の最新バージョンになります。

もちろんこの Windows Insider プログラムで提供されるプログラムはいわゆるテスト版になるので、それに伴い様々な不具合なども発生することも否定できません。そんなトラブルに見舞われた場合には、最悪再インストールせざるを得ない事態も発生しうるので、通常使用するPCでこの Windows Insider プログラムに参加することは推奨されません。またそれなりにスキルも要求されるので、だれでも参加はできますがあくまでも自己責任のもと、参加する必要があります。


【新しい「フォト」アプリ】

さて新しい「フォト」アプリですが、先日更新された Dev Channel ビルド 25206 を開くと 「Updated Photos app for Windows 11 begins rolling out to Windows Insiders」にもあるように、すでに新たなものに変わっておりました。

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左の画像が、新しい「フォト」アプリ。そして、右が新たなビデオエディターとなった「Clipchamp」の各起動画面になります。
「フォト」アプリについては、従来のものからだいぶ変わったような感じです。

ただし現在の Dev Channel ビルド25206 で確認する限りでは、「フォト」アプリは新しいものに変わっていますが、「Clipchamp」自体は現在の Windows 10 でも、また既に Winodws 11 でもありますのでこの辺りは変わっていません。

ところで、スタートメニューの中には、まだ従来の「ビデオエディター」も見受けられます。

20220925-3-3.jpg 20220925-3-4.jpg

現時点で、この「ビデオエディター」をクリックすると、新たな「フォト」アプリが起動してきて、「Clipchamp またはフォトレガシでの編集を開始する」と表示されます。

つまり従来の「フォト」アプリがないため、従来のビデオエディターを利用するには、Microsoft Store からのダウンロードが促されているわけです。


【「Microsoft フォト レガシ」を入手する】

前回 Part 1 でもご紹介しましたが、従来の「フォト」アプリは Microsoft Store から入手できることがそのブログの中でも触れられておりました。では一体どうやって入手するのか?

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普通に Microsoft Store にアクセスしてみると... おなじみの「Microsoft フォト」がありますが、こちらからは、ダウンロードできません。「既にインストール済み」と表示されています。

実際インストールされているのは新しい「フォト」アプリですが、普通に起動した Microsoft Store で検索すると従来の「フォト」アプリは検出されてきますが、現時点では同じもの... という扱いになってしまうようでインストールできないようでした。


-- 「Microsoft フォトレガシ」を入手する:

では、新しくなったフォトアプリが入った状態で、旧フォトアプリをどうやってインストールするのか?

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手順は次に示す方法になりますが、先にちょっとご紹介しておくと上記の画像にもありますが旧フォトアプリは、「Microsoft フォトレガシ」という名前に変わります。かといって、これを Microsoft Store で検索しても引っ掛かりません。

Microsoft フォトレガシ」を入手するには、先ほどスタートメニューから、「ビデオエディター」をクリックして表示された新しい「フォト」アプリの画面に最初に表示される「Clipchamp またはフォトレガシでの変種を開始する」より、「フォトレガシの取得」をクリックすると Microsoft Store が起動しダウンロード画面に移行できます。

ということで、Microsoft Store から入手はできますが、普通に Microsoft Store アプリを起動して検索しても出てくるのは、「フォト」アプリのみで、当然ながら現時点では、この「Microsoft フォト レガシ」は検索では出てこないようですのでご注意ください。

この辺りはまだDev Channel ユーザーに新しいフォトアプリの展開がスタートしたばかりですから、今後、通常版に展開されるまでにはその入手手段なども変わっていくものと思われます。


<参照>




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2022年09月26日

Office データの VBA はブロックされるの? されないの? Part 3

VBAマクロのブロックの件。以前にも、


と取り上げさせていただきました。

そして久々に、Learn(旧 docs) のサイトを見ていたら、US時間9月24日付で新たな情報が上がっていました。

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  • この変更の準備
  • 信頼できるファイルで VBA マクロを実行できるようにする手順
  • この変更の影響を受ける Office のバージョン
  • Office がインターネットからファイル内でマクロを実行するかどうかを決定する方法
  • 信頼できるファイルで VBA マクロを実行できるようにする方法に関するガイダンス
  • Web のマークに関する追加情報
  • Readiness Toolkit を使用して、ブロックされる可能性がある VBA マクロを使用してファイルを識別する
  • ポリシーを使用して Office がマクロを処理する方法を管理する
  • ポリシーを管理するために使用できるツール
などから構成されており、これまでの情報を統括した形になっているようです。

  • マクロ マルウェア
  • マルウェア&他の脅威について
  • フィッシング攻撃から保護する方法
  • Office ドキュメントでアクティブなコンテンツを管理する
  • 信頼できる場所を追加、削除、または変更する
  • 信頼できるドキュメントの設定が変更されました
といった関連記事へのリンクもあるので、ぜひご確認ください。


<参照>




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「ビデオエディター」から、「Clipchamp」へ Part 1

先日リリースされた 「The Windows 11 2022 Update」 。

Ver.22H2 のリリースを案内するオフィシャルブログの中でもちょっと触れられておりましたが、Windows 10 以降 標準搭載のビデオエディターとして搭載されていた「ビデオエディター」が、今後ちょっと前に新たに仲間に加わった「Clipchamp」へと交代することになったようです。

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Available today: The Windows 11 2022 Update」の中では、「Clipchamp in Windows 11」と題して、「Clipchamp」について紹介されておりました。クリエイティブなコンテンツを作成するための受け皿として今回から、「Clipchamp」が抜擢されたようです。

このブログの中では、これ以上のことには触れられておりませんでしたが、「Updated Photos app for Windows 11 begins rolling out to Windows Insiders」の方で、その詳細について触れられておりました。

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まず「Updated Photos app for Windows 11 begins rolling out to Windows Insiders」の中では、「フォト」アプリについてもアップデートされることが紹介されておりますが、具体的には、Windows 11で新しい写真管理体験を導入するため「フォト」アプリがアップデートされるようです。

このフォトアプリのアップデートのプレビューについては、すでに Dev Channel の Windows Insider への展開がスタートしているようです。Dev Channel のすべての Insider にすぐにアップデートが提供されるわけではありませんが、フィードバックを確認しながら、時間をかけてされていく予定とのこと。


【変わる「フォト」アプリ】

ブログによれば、今回の「フォト」アプリのアップデートで以下ことが試せるようになるようです。

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  • 生産的で美しく再設計された専用エクスペリエンスで、写真を整理
  • 写真をOneDriveに簡単にバックアップして、思い出を安全に保管
  • 改善された「思い出」エクスペリエンスで、充実した人生を祝うことができる
  • マルチウインドウとマルチスクリーンで生産性を向上
  • OneDriveストレージクォータの使用状況を簡単に確認し、ストレージを追加可能に
  • 携帯電話やカメラなどの外部ソースから写真をインポートして管理できます

今回のアップデートにより、フォトアプリ(Ver.2022.31090.16004.0 以降)は、現在の写真アプリのエクスペリエンスに置き変わることになるようです。

そしてこの変更に伴い、フォトアプリの一つの機能でもあった「ビデオエディター」が切り離されることになったようです。

これまでのビデオエディターに代わるのが、今年初め、オンラインビデオ編集アプリとして新たに Microsoft の仲間に加わった「Clipchamp」というわけです。

この「Clipchamp」は、トリミングや分割などの基本的なツールに加え、トランジションやアニメーションテキストなど、よりプロフェッショナルな機能を備えていて、従来の「ビデオエディター」以上に、Windowsユーザーに簡単に、速く、そして楽しくビデオを作成する新たな体験を提供してくれることになります。

-- Microsoft Store から、従来のビデオエディターも入手が可能:

新たなフォトアプリには、従来のビデオエディタが含まれなくなりましたが、一方でこう触れておりました。「If you would prefer to continue to use the legacy Photos app, it will remain available in the Microsoft Store.」 とあるように、従来のフォトアプリを引き続き使用したい場合には、引き続き Microsoft Store から入手することもできるようです。


先日更新された Dev Channel についてはまだじっくり見てませんが、今度改めてじっくり確認してみたいと思います。


<参照>



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2022年09月25日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。今回到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220925-1-1.png
・Microsoft Excel 16.66.22092101
・Microsoft OneNote 16.66.22092101
・Microsoft Outlook 16.66.22092101
・Microsoft PowerPoint 16.66.22092101
・Microsoft Word 16.66.22092101

今回の更新内容に関する情報は、リリースノート、ブログとも特にございませんでした。

以下のように、Excel のコメントに関する新しい機能がブログで紹介されております。


こちらについては、Beta Channel が対象で、
  • Windows 版 Ver.2208 (Build 15504.10000) 以降
  • mac 版 Ver.16.66 (Build 22090700) 以降
が対象のようですので、ちょっと前から反映されているようですが関心のある方は上記ブログをご確認ください。




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2022年09月24日

マルチタスクをよりスマートに...

Microsoft Edge の「サイドバー」。この「サイドバー」と呼ばれるものには、「Officeサイドバー」のようなものは既にあります。これ以外にも、お気に入りをピン止めすれば、右側に固定されますし、さらに「Edge バー」なんて起動するとやはり右側にニュースなどが表示されたりもします。

まぁこれだけいろいろ「サイドバー」的なものがたくさんありますが、ここに新たな「サイドバー」が追加されます。

20220922-3-1.jpg 20220922-3-2.jpg

US時間 9月1日付で公開された Microsoft Edge Blog「The new sidebar in Microsoft Edge helps you multitask smarter」によると、
Microsoft Edgeの新しいサイドバーでは、ブラウジング中タブ間を移動しつつも、ブラウザ内のツールや機能に並行してアクセスすることが可能になるとのことのようです。

今、見ているページを検索したり、別のタブを開かずに素早く計算するためのツールを利用したりと、ブラウジング中にその場所を見失うことなく、作業をこなせるようになることで、より生産的な利用が可能になるとの事のようです。

現在、これらの機能には、検索、発見、ツール、ゲーム、Office、Outlook が含まれています。今後、サイドバーに新しい機能を追加していくことも予定されているようです。

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ブログによれば、「The sidebar is available for users in English markets in the latest version of Microsoft Edge. 」とあり、現在この機能が利用できるのが「English markets」とありますが、Microsoft Edge の Insider 版では、Dev Channel の日本語版でも利用が可能なようでした。

Insider 版をご利用の方は一度ご確認になってみてください。


【「Officeサイドバー」について】

ところで、この中でもご紹介した「Officeサイドバー」ですが、Microsoft Edge を起動して、「新しいタブページ」を開くと表示される右上の歯車(「ページ設定」)をクリックして表示・非表示を切り替えます。

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こうすると画面左に Office for the web にアクセスするためのツールバーが表示されるようになります。こちらのサイドバーは、機能を追加したりすることまではできないようになっています。

* この機能はすでに通常版の Microsoft Edge にてご利用いただけます。

Office for the web をよくご利用になる方にとっては便利かもしれませんが、こうした Office サイドバーや、お気に入りをピン止めしたり、さらには縦タブを使ったりとなると、ブラウザの両サイドはツールバーだらけになりますのでくれぐれもご注意ください。

ところで、Outlook Team も、TechCommunityのブログの中で「Multitask with Outlook in the new Microsoft Edge sidebar」な形で紹介していました。サイドバーから直接 Outlook.com に到着したメールが確認できるようになるんですね...


<参照>



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2022年09月23日

Excel のデータシートのパフォーマンスチェックをする【Excel for the web】

Excel for the web で作業していて、どうも最近この Excel のワークシートを読み込んで作業していても、応答が悪いな?と感じることがあったりしませんか?

そんな時に利用できるのが、Excel for the web の「パフォーマンスの確認」という機能になります。

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Office Insider Blog にて「Check Performance in Excel for the web」というタイトルで紹介されている記事になりますが、この機能自体は Office Insider 向けというより順次展開されていますので、すでにご利用可能になっている方も多いかもしれませんね。


【不要な設定を削除してくれる】

では早速試してみましょう。

1) まずは、Excel for the web でデータを開きます。そして、校閲タブから、「パフォーマンスの確認」をクリックします

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2) 作業ウィンドウに「ブックのパフォーマンス」という画面が表示されます。「シート別に確認」のところでは、シートごとに問題点が表示されます

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3) このワークシートでは、最適化するべき空白のセルが、N1:P1 にあることが指摘されています。確かに開いてみると、何もないのに塗りつぶしの設定がされていました

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4) 「シートの最適化」をクリックしてみると該当セルの塗りつぶしが削除されました、そして再度「パフォーマンスの確認」をクリックしてみると、「ブック最適化済み」と表示されます

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【利用にあたって注意も必要】

ただし注意すべきポイントもあります。ワークシートの最適化をするこの機能、「ブック内のセルをクリーンアップする」の中で、「警告」としてありますが、「ブックにピクセル アート専用の 1 つまたは複数のシートが含まれている場合は、シートの最適化またはすべて最適化を使用しないでください」ともあります。

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この状態で、最適化してしまうと、ピクセルアートを含むセルは削除されてしまうようです。

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もし仮に最適化をしておかしくなってしまった場合には、「元に戻す」ボタンを利用して戻るか? 「バージョン履歴」などから最適化の適用前の状態に戻ってください。

またこんな場合に最適化したら、こんなデータまで削除された...などといった不具合が確認された折には、ぜひフィードバックしてみてください。


<参照>




わずか数クリックで予算を簡単に作成/Excel

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「The Windows 11 2022 Update」のインストール

先日、Windows 11 のメジャーアップデートとなる「The Windows 11 2022 Update」がリリースされたことをご紹介しました。


確かにリリースがスタートしたわけですが、Windows Update を開いても、また更新をチェックしても、検出されないよ? という声もちらほらあるようなので改めてその更新方法について取り上げてみました。


【190か国以上に向けてリリース】

Available today: The Windows 11 2022 Update」の冒頭のところに、「Today, the Windows 11 2022 Update rolls out in 190+ countries.」とありますので、リリースがスタートしたことは確かです。

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ただし一斉にというよりも対応しているデバイスから順次提供がスタートしているといった感じになります。


【入手方法】

How to get the Windows 11 2022 Update 」にもありますが、これまでの大型アップデートと同様、Windows Update のところに "ダウンロードしてインストール" のリンクが表示されます。これが表示されたら、ご使用のデバイスでの準備が整ったということになります。

20220922-2-1.jpg 20220922-2-2.jpg

リリースされたからといってすぐにアップデートしないといけないのか?

通常の更新と異なりセキュリティに関する不具合の修正に対応するためのアップデートとも異なりますので、Update の案内が表示されるまでお待ちになっていても全く問題ありません。

表示される時期はまちまちかもしれませんが、順次表示されるようになることでしょう。


--急いでアップデートしたい:

そんな場合には、直接ダウンロードしてインストールすることも可能です。

20220922-2-3.jpg 20220922-2-4.jpg

Windows 11 をダウンロードする (microsoft.com)」にもあるように、現在ダウンロードできるのは、Windows 11 2002 更新バージョン 22H2 となっています。
  • 更新アシスタントを使用してインストールする
  • インストールメディアを作成しインストールする
  • ISOイメージをダウンロードする
従来と変わりませんが、以上の方法が用意されています。

今すぐに試したいという場合には、上記の方法で更新してみてください。

Windows 11 のメジャーアップデートはスタートしたわけですが、今度は、Windows 10 Ver.22H2 ということになりますね....


【2022/10/1 更新】

インストール方法として、SWAY に以下のような情報も公開されたようですので、参考にしてみてください。ISOファイルからのインストール方法がわかりやすく紹介されております。



【2022/10/6 更新】

ぼちぼち今まで検出されていなかった PC でも 22H2 が検出されるようになりつつありますね。

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手元の PC では、上記のように 22H2 Ready になりました。




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2022年09月22日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

ここしばらく更新がきてませんでしたので、久しぶりの更新となります。

本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20220922-1-1.png
・Microsoft Excel 16.66.22092001
・Microsoft OneNote 16.66.22092001
・Microsoft Outlook 16.66.22092001
・Microsoft PowerPoint 16.66.22092001
・Microsoft Word 16.66.22092001

さらに、もう一昨日になりますが、

・OneDrive 22186.0904

も到着しておりました。

今回の更新内容に関する情報は、ブログ、リリースノートともにございませんでしたが、久しぶりに Mac 版 Office Insider Beta Channel のリリースノートが更新されておりましたのでかいつまんでご紹介いたします。


9月19日 Ver.16.66 (Build 22091305)

Excel:

-- 修正内容
  • PDF形式で保存する場合、ワークブックが横向きで保存されない問題の修正
  • トルコ語またはポルトガル語でExcelを起動している場合、条件付き書式ルールの削除ボタンのアイコンが間違っている問題を修正
  • リボンのページレイアウトタブの「シートの右から左へ」ボタンがトグルボタンとして表示されない不具合を修正
  • 保護されたグラフシートで、[挿入]タブの[アイコン]ボタンが無効になるべきなのに有効になっている問題を修正
  • ヘッダーやフッターにページ番号を使用した場合の印刷の不具合を修正
    異なる開始ページ番号を指定しても、ページ番号は常に1から始まるようになっていました
  • 右から左の向きに設定されているシートの印刷位置の問題を修正
  • Excelをしばらくバックグラウンドで開いていた場合や、シートを切り替えた場合に、グラフが表示されないことがある問題を修正

-- 新機能と改善点
  • 環境設定の検索で、エラーチェックのひとつである「誤解を招く数値形式」を検索した場合の結果を追加するように改善
  • 条件付き書式規則の管理ダイアログをリサイズできるようにし、キーボードのみでも使いやすいように改善
前回の更新になりますが、Excel のみでもかなり多岐にわたって修正が入ったようです。

今後また情報が更新された折にはご紹介させていただきます。




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2022年09月21日

KB5017380 が Windows 10 向けにリリース

先ほど、Windows 11 向けにメジャーアップデートの提供がスタートした件をご紹介しましたが、続きまして Windows 10 向けのご案内です。本日 Winodws 10 向けにも更新プログラムが提供されています。

20220921-1-3.jpg

この更新プログラムは、Cリリースとして提供されているプレビュー版で、提供されている更新プログラムについては自動ではインストールされません。

2022 年 9 月 20 日 - KB5017380 (OS ビルド 19042.2075、19043.2075、19044.2075) プレビュー」にありますが、新機能が追加されていると同時に、すでに確認されている既知の問題もありますので、お急ぎでない場合にはインストールしなくても、この機能自体は、次の更新プログラムで提供されることになるかと思います。

なお、この更新プログラム。Windows Insider プログラムの、Release Preview Channel 向けには、すでに提供されているものです。仕様的に Windows 11 にアップグレードできない Windows Insider Relesse Preview Channel に参加している Windows 10 の PC にも到着しており、こちらは自動で更新されておりました。

ちなみに、Windows 11 の仕様を満たしている PC で、Windows Insider Release Preview Channel に参加しているPC向けにも同じ更新が提供されています。


<参照>



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Windows 11 のメジャーアップデート「The Windows 11 2022 Update」がリリース

本日、Windows 11 のメジャーアップデート「The Windows 11 2022 Update」がリリースされました。

20220921-1-1.jpg

Windows 11 のバージョン (機能更新プログラム) のサービス タイムラインはどのようになっていますか?」にもありますが、今年から年1回に変わったメジャーアップデート。

20220921-1-2.jpg

そのブログの中では、「Making the PC easier and safer to use for everyone」と今回のアップデートを紹介していますが、だれにとっても使いやすく、さらに安心して使用できる安全なPCを目指した更新ということのようです。

Windows 11 バージョン 22H2 の新機能」によると、文字通り「強化されたフィッシング対策」、「セキュリティの強化と脅威の保護」、「個人データ暗号化」などセキュリティ関係の内容が盛りだくさんになっています。

更新内容の詳細については、すでに「Windows 11 バージョン 22H2 の新機能」の中で紹介されていますので詳細は、そちらをご参照ください。機会があれば今後改めて取り上げてみたいと思います。


<参照>



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2022年09月20日

Microsoft 365 Personal が大学生限定で月額570円!

学生向けの「Microsoft Office」製品といえば、学校単位での申し込みが必要な Microsoft 365 Education と 従来からある Office アカデミック版 というものもあったりします。

20220919-1-3.jpg 20220919-1-1.jpg 20220919-1-2.jpg

しかし、Microsoft 365 Education のようなプランは学校単位での参加が必要になるので個人では申し込みもできない。かといって、Officeのアカデミックパックは、学生にとってはちょっとお高い....

そんな大学生向けに、在学中でしか利用できないという制限はありますが、現在、月額570円 という通常(月額1284円)の半値以下の料金で Microsoft 365 Personal が利用できるキャンペーンを行っているようです。

20220919-2-1.jpg 20220919-2-2.jpg

家庭向け Microsoft 365 の製品説明のサイトを開いたら、「大学生のみなさんには、Microsoft 365 Personal を月額 \570 でお使いいただけるようになりました」というバーが。でアクセスしてみると、「大学生は Microsoft 365 Personal を月額 \570 で利用可能」というサイトが表示されました。

ただし大学生に限定されるもので、大学卒業後は不要であれば解約しておかないと自動的に通常料金に変わるようです。この辺りは注意が必要ですね。アカデミック版のように在学を証明する必要はありますが、学生にとってはお得な製品といえるかと思います。


上記サイトには、「よく寄せられる質問への回答」や「ご契約条件」もありますので、うちの大学では Microsoft 365 Education が使えないけど、アカデミック版は高いし...とお悩みの方は、ぜひ確認してみてください。


<参照>




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2022年09月17日

プログラムが動いているはずなのに画面がでてこない!

アプリが起動して、プログラムは動いている。タスクバーにもアイコンが表示されていて、よく見ると起動しているという目安になるようにアイコンの下には青い線も表示されています。

20220912-1-1.jpg 20220912-1-2-1.jpg

にもかかわらずどこにもデータもアプリも表示されない....

アプリを起動すると、起動時のスプラッシュ画面は表示されるものの、その後上記のように何も表示されなくなってしまうことがあります。仮にタスクマネージャーなどでアプリを強制終了させて、再起動しても変わらない....


【タスクバーで右クリックして「最大化」】

以下の例は、Excelですが、Excelに限ったことではなく、何かしらのアプリであったり、データであったりとさまざまかもしれません。こうしたことになってしまった要因はともかくとして、こんな場合には、タスクバーにあるアイコンにマウスをポイントするとウィンドウが表示されますので、そこで右クリックします。

20220912-2-1.jpg 20220912-2-2.jpg

右クリックして表示されたメニューから、上記のように「最大化」をクリックすれば、プログラムやデータが表示されるようになります。


--タイトルバーにポイントしてドラッグしてみる:

これで隠れていたウィンドウは表示されるようになったわけですが、ではどうして表示されなかったのか? 一度最大化した状態で、タイトルバーにマウスをポイントして、左側のボタンを押したままちょっとだけドラッグしてみてください。

20220912-2-3.jpg 20220912-2-4.jpg

実はこんな状態だったんですね。ウィンドウが小さくなって、こうした細長い状態で、タスクバーの陰に隠れていたというわけです。

この状態でいくら、プログラムを終了して、再起動しても、起動時には前回と同じ状態で起動してきますので、ウィンドウは表示されません。


-- 最大化、あるいはドラッグしてウィンドウを表示:

ここまでくれば、とりあえず再度最大化するか? マウスでドラッグしてウィンドウサイズを適宜ちょうどいいサイズに調整してから終了すれば、次回からちゃんと表示されるようになります。


今回試しに自分のPCでは、Excelで行いましたが、どんなアプリでも起こりうることなので、起動しているはずなのにウィンドウがどこにも表示されない....

そんな場合には、まずは一度タスクバーから、アプリウィンドウの「最大化」をお試しになってみてください。



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2022年09月16日

Excel Live が Microsoft Teams で利用可能に

以前に「Excel Live」についてご紹介したことがありました。8月末プレビュー予定ということでしたのでちょっと遅れましたがついにプレビュー版として公開されることになりました。

20220916-1-1.jpg 20220916-1-2.jpg


Excel Live がリアルタイムコラボレーションを変える」と題したこの Office Insider Blog。

ブログの中、
With Excel Live, the Teams meeting window now becomes a canvas, allowing all participants to work together. Participants can follow along with the presenter and interact with and edit the workbook−all without ever leaving the meeting screen.
とあるように、Teamsのミーティングウィンドウがキャンバスになり、参加者全員が一緒に作業できるようになるわけです。参加者がプレゼンターの説明を聞きながら、ワークブックを操作・編集することができるので、会議画面から離れることなく共同作業が行えることになります。

Office Insider Blog の中、その手順については、「Scenarios to try」のところで紹介されております。


【既知の制限】

現時点で以下のような制限があります。
  • 会議室デバイスには非対応
  • Liveコンテンツの録画には非対応

【必要な環境】
  1. Office 365 E3/A3、Office 365 E5/A5、または Microsoft 365 for Government ライセンスが必要です。 
  2. 最新のTeamsデスクトップアプリがインストールされている必要があります。
  3. 共有したいワークブックをOneDrive for BusinessまたはSharePointに保存している必要があります。

【利用にあたって】
  • IT管理者が、プレビュー機能の表示をオンにし更新ポリシーを設定する必要があります。
  • ユーザーは、個別にパブリック プレビューに参加する必要があります。
ということで現時点では、パブリックプレビュー版ですので、事前に準備が必要になります。


まだまだパブリックプレビュー版なのでどなたでも使えるような機能ではありませんが、お試しいただける環境がある方は是非お試しになってみてください。




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2022年09月15日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

昨日の Windows Update に続いて、本日は Mac 版 Office の更新です。
本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220915-1-1.png
・Microsoft Excel 16.66.22091305
・Microsoft OneNote 16.66.22091305
・Microsoft Outlook 16.66.22091305
・Microsoft PowerPoint 16.66.22091305
・Microsoft Word 16.66.22091305

ちらっと、Microsoft AutoUpdate も更新があったようですが、確認仕切れないうちにすぐに終了してしまいました。微妙にビルド番号がアップしているかもしれませんね。

「更新エラー...」「更新プログラムが一時的に利用できません。数分後にもう一度お試しください。」などと表示されてはいますが更新はすすんでいるようです。

20220915-1-2.png 20220915-1-3.png
・Microsoft AutoUpdate 4.51(22091101)

そして、Microsoft AutoUpdate を再起動して再度確認したところ、やはり本日付で微妙に更新されておりました。

Microsoft AutoUpdate のリリースノートを見ると、Ver.4.51 について紹介されておりましたが、その中で、「macOS Ventura でバックグラウンドでの実行が無効になっている場合、AutoUpdate が警告を表示するようになりました」といった項目も見受けられ、先日の macOS Ventura についてちょっとふれましたが、Microsoft AutoUpdate もこの次期 macOS に向けて確実に更新が進んでいるようです。

さて、Office 本体の方ですが、リリースノート、ブログなど今回の更新についての情報は特にございませんでした。こちらについては、何か情報が更新された折には改めてご紹介させていただきたいと思います。

現在うちで利用している mac も、現座運用中の Big Sur が最後。次の、Ventura が登場すれば、Catalina のサポートが終了するので、Big Sur もとうとう先が見えて来た感があります。Ventura が出たら本格的に買い替えを検討しないといけない時期が迫りつつある感じですね....
古いOS、古いブラウザだと、昨今のセキュアなウェブサイトもまともに利用できなくなりますので。




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2022年09月13日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

今日は、macOS のアップデートを始め、午前中までは、Office 製品向けには更新プログラムも来ていなかったなぁ?と思っていたんですが、いざ macOS を更新してみると、本日は続いて Office 製品の更新も到着しておりました。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220913-6-1.png
・Microsoft Excel 16.66.22091101
・Microsoft OneNote 16.66.22091101
・Microsoft PowerPoint 16.66.22091101
・Microsoft Word 16.66.22091101

以上の更新が到着しておりますが、Microsoft Outlook については、現時点では更新は届いていないようです。

ちなみに、更新後の履歴を見ると、9月12日には、

20220913-6-2.png

・OneDrive 22181.0828

も到着しておりました。

リリースノート、ブログともに今回の更新内容に関する情報は特にございませんでした。今後、ブログなどで紹介された折には改めてご紹介させていただきます。


今回の更新には、Microsoft Outlook の更新はありませんが、「Outlook for Mac - Release notes for Beta Channel builds」の中で、9月1日および5日にリリースされた Ver.16.66 (22083100) & 16.66 (22090502) についてその修正内容などが紹介されていましたので、ご紹介いたします。

-- 修正内容:
  • メール:IMAPで設定されたGoogleアカウントで、メールが送信トレイに滞留する問題を修正
  • メール:Office 365アカウントでの認証時に「Error Something went wrong [1805]」と表示される問題を修正
  • メール:macOSの言語がトルコ語に設定されている場合、ユーザーがOutlook for MacでM365アカウントを追加できない問題を修正
  • カレンダー:新しい時間プロポーザルで誤ったタイムゾーンが表示される問題を修正
  • 検索:テキストフィールドで候補を選択した後に重複して表示される問題を修正
  • クラッシュ:GCCHユーザーでマイデイのタスクバーで新しいイベントを作成する際に発生するクラッシュする問題を修正
-- 新機能ほか:
  • 連絡:イブペルソナカードにLinkedInの統合が追加されました
  • サポート:サポートに連絡する前にユーザーの同意書を表示、データがすぐに収集されることを理解してもらえるように改善されました
  • リマインダー:OutlookまたはmacOSの通知リマインダーのスタイルを選択するオプションを追加。
    この設定は、Outlook > 環境設定 > 通知とサウンド > イベントリマインダー のスタイルから変更が可能です




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macOS Big Sur 11.7 リリース

本日、macOS Big Sur 11.7 および Safari 16 の各更新プログラムの配信がスタートいたしました。

20220913-5-1.png 20220913-5-2.png
なお今回の更新は、

20220913-5-3.jpg


にもありますが、
  • Big Sur & Monterey 向け Safari 16
  • Apple TV 4K など向け tvOS 16
  • Apple Watch シリーズ4以降向け watchOS9
  • iPhone 8 以降機種向け iOS16
  • macOS Monterey 12.6
  • macOS Big Sur 11.7
  • iPhone6s 以降向けなど iOS 15.7 & iPadOS 15.7
向けに更新プログラムが提供されています。

この秋(10月)には、macOS Ventura がリリースされるとの話もあるせいか? macOS Catalina はぼちぼちサポートが終了するんでしょうね? 今回も更新は来ませんでした。

macOS BigSur は、これまでの Ver.11.6.8 から、Ver.11.7 に上がっています。


<参照>




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「組織のポリシーによりこの操作を完了できません」と表示されてリンクが開けない

最近ちょくちょく見かけるようになったこのエラー。正確には、「組織のポリシーによりこの操作を完了できません。ヘルプ担当者にお問い合わせください。」という内容のもの。

20220913-1-1.jpg

今回は、Microsoft Outlook でメールを受信。そのメールの中のハイパーリンクをクリックすると、こうしたエラーが表示されて開けないというものでした。

今回確認した環境では、
  • Windows 10 21H2(Build 19044.1949)
  • Microsoft Outlook(Microsoft Office Home & Business 2013)
という状況でした。

ヘルプ担当者にお問い合わせください」って言われても、ヘルプ担当者って誰?だよ...ってことになっちゃいますよね。

だいぶ前ですが、
という事例を取り上げたこともありました。ハイパーリンクが機能しないという点では似た事例です。

この時も、Internet Explorer が深くかかわっていたわけですが、今回の事例も、Internet Explorer 11 とやはり関連があるようです。


【2022年6月15日 Internet Explorer 11 のサポートが終了】

ご存じのように、Windows 10 向けの Internet Explorer 11 は、2022年6月15日付でサポートが終了しました。これに伴い、Microsoft Edge などほかのブラウザの利用が推奨されるようになりました。

20220913-1-2.jpg 20220913-1-3.jpg


もちろん Windows 10 に搭載されている Internet Explorer 11 がその対象なので、Windows 8.1 に搭載されている Internet Explorer 11 は、この対象外です。当然ながら、すでにサポートが終了している Windows 7 の場合には、Internet Explorer 11 も当然ながら、Microsoft Edge ですらサポート対象外になっています。


【使わないから削除しちゃえ...に注意】

Windows 11 には最初から、プログラムの一覧やデスクトップなどに、Internet Explorer 11 のアイコンなどはありません。ただしアイコンがないからと言って、Internet Explorer 11 の実行プログラムが全くないわけでもありません。ただし単独で実行しても、Microsoft Edge が起動してくるだけで、Internet Explorer 11 が起動するわけでもありません。

一方サポートが終了した Windows 10 の場合には、Windows アクセサリを開けば、メニューにも、Internet Explorer 11 はありますし、デスクトップなどにショートカットアイコンなどがあったりするケースも多々あると思います。

20220913-2-1.jpg 20220913-2-2.jpg 20220913-2-3.jpg

ただしこれも、既定では、Intetnet Explorer 11 をクリックしても、自動的に Microsoft Edge にリダイレクトされて Microsoft Edge が起動したりするようになっています。もちろんこの設定は、Microsoft Edge 側の設定を変更することで、上記のように Internet Explorer 11 が普通に起動したりもします。ただしその場合にも、画面下部にサポート終了を訴えるメッセージが表示されたりします。

20220913-2-4.jpg

現時点では、Windows 10 の Internet Explorer 11 はこんな感じですので、単体でも全く利用できないわけでもないわけです。しかし、Yahooをはじめ、Google など大手のサイトはどんどん Internet Explorer 11 はサポート対象外になってきており、Microsoft 関連でも、Office for the web などもすでに Internet Explorer では利用できなくなっています。


--まだまだ必要な Intetnet Explorer 11:

「どうせ使えないなら削除してしまえぇ〜」って思われている方もいらっしゃることでしょう。あるいは使わない前提で既に削除されてしまっているケースもちらほらお聞きしています。

実は今回のトラブルは、こうした状況で、Internet Explorer 11 を削除してしまったケースに発生するトラブルになります。

Internet Explorer 11 については、そんな事情で利用できないサイトも増えていますが、あれだけ長期間かけてアナウンスしてつい先日のサポート終了に至ったにもかかわらず、企業内システムや、あるいは一部企業が運営するウェブサイトでは、相変わらず Internet Explorer 11 でないと利用できないサイトやシステムが使用されていたりします。

当然そうした方々は、Internet Explorer 11 を削除することなどはないと思いますが、そうした方々のために、Microsoft Edge には、「Internet Explorerモード」が用意されています。

20220913-2-5.jpg

Intetent Explorer モード」とはいえ、Google Chrome の拡張機能で、IE環境を実現するための「IE Tab」とはちょっと違って、Microsoft Edge の中で、ちゃんと Internet Explorer 11 が動作しているわけで、このためには、Internet Explorer 11 を削除することはできません。

Office 2013 あたりだとどうも、Internet Explorer 11 を削除してしまうと、ハイパーリンクが正しく動作しなくなることがあるようです。

2010年08月01日 "このコンピュータに設定されている制約のため、この操作は中止されました。 システム管理者に問い合わせてください" を検証してみました問題のエラー画面」の時にご紹介したレジストリの設定や、既定のブラウザの設定を変更してもダメなようで、結果的に、削除された Internet Explorer 11 を再度インストールしなおすことで、正常にハイパーリンクが機能し、ハイパーリンクをクリックすると既定のブラウザ(Microsoft Edge)が起動してきました。


--削除した Internet Explorer 11 を再インストールする:

以前に、「Internet Explorer を削除する」と削除方法と、再インストール方法をご紹介していますので、再インストールについてはこちらの記事を参考にしてください。

今回は、時間もなかったのでレジストリやポリシーなどもうちょっと細かいところまでは調べられませんでしたが、取り急ぎ、回避策としては削除してしまった Internet Explorer 11 を再インストールすることのようでした。


Office 2013 は、2023年4月11日にはサポートが終了してしまいますから、すでに Office 2019 や Office 2021、あるいは Microsoft 365 などに乗り換えていらっしゃる場合には、このトラブルに遭遇するケースは低いかもしれません。今回確認した環境は、あくまでも Windows 10 配下で、Office 2013 を利用しているケースでしたので....。

しかし、Windows 7 あたりの PC から、Widnows 8.1、そして Windows 10 とアップグレードしてきたりする場合で、プレインストール版の Office 2013 をご利用というケースには注意が必要かもしれません。

ということで利用環境にもよると思いますが、使わないからと言って、Internet Explorer 11 を削除してしまうとトラブルになるケースもあるようなので、ご注意ください。


<参照>




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2022年09月11日

Microsoft AutoUpdate 更新

自分で使用していて、特に不具合はあまり感じてはいませんが、ここのところよくくるようになった Microsoft AutoUpdate の更新。

新たな更新プログラムが到着しております。

20220911-1-1.png 20220911-1-2.png
・Microsoft AutoUpdate 4.51(22090801)

更新内容に関する情報はまだUpされておりませんが、前回のリリースから間もないため、おそらく部分的な不具合の修正だったのかと思われます。

もっとも、起動してからしばらくの間真っ白な状態で以前のようにすぐに更新のチェックが始まらないという状況は、以前と変わりないので、そこはやっぱりうちの Mac のスペックによるものなのかな?と思ってますが。

Microsoft 365 や、OneDrive、OneNote、Microsoft Edge などの更新に使用するプログラムでもありますので、早めに更新しておくことをお勧めいたします。




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2022年09月10日

10月1日、いよいよ始まる Exchange Online における「基本認証」の廃止

ここ数日、いろいろなところで取り上げられつつある Exchange Online での基本認証の廃止。Microsoft コミュニティにもこんな記事が Up されていたので、取り上げてみました。

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マイクロソフトコミュニティという、どちらかといえば一般向けのコミュニティにこんな記事がアップされるのは珍しいわけですが、文字通り「Exchange Online」でのことになるので、一般ユーザー向けというよりは、法人向けの内容になります。

もっとも法人向けの情報とはいえ、学校や会社のメールアカウントを自宅のPCに設定してご利用のケースもあるかと思いますので、一般ユーザーであっても全く関係ないわけでもないわけです。

ということで今回はざっくりとその概要についてご紹介いたします。


【「基本認証」とは?】

今回問題になっている「基本認証」。Webサイトによっては、「ベーシック認証」という記載も見られますが同じことになります。

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さて、セキュリティ対策の重要性が謳われる中、相変わらず減らない "アカウントの乗っ取り" や "なりすまし" などの被害。その要因の一つにもなっているのが、旧来から使用されている古い仕様の認証システムでした。

普段、皆さんがよく使用されているように、アプリケーションやサービスの認証などの際、ユーザー名とパスワードを送信して認証するあの方式です。基本認証と呼ばれる旧来の方式は、その通信の中にユーザー名やパスワードといった情報が含まれてしまうため、通信が解読されてしまうと、そうした資格情報が簡単に盗みとられてしまうことになります。

「Microsoft 365 Appsに含まれる Office アプリを使用すると、ユーザーは要求ごとにユーザー名とパスワードを送信することで、基本認証を使用してリモート サーバー上のリソースに接続できます。 これらの資格情報は、多くの場合、サーバーに格納されるため、攻撃者はそれらの資格情報をキャプチャし、他のエンドポイントやサービスに対して再利用しやすくなります。」
とある通りで、従来よりその安全性について、問題視されていました。

つい先日ですが、2022年5月末付で Google でもセキュリティ向上のため、同様に Gmail での基本認証が廃止されて、OAuth2.0 (先進認証)に対応していないものでは利用できなくなるなど、バタバタしたことは記憶に新しいところです。


【どんな人が影響をうける?】

更新: Exchange Online の基本認証 (基本認証) が非推奨となる」をご覧いただけるとわかりますが、今回廃止に至るまでには、2019年9月20日のこの記事がスタートになっています。

約3年前にアナウンスされてやっと今回これが、2022年10月1日以降に実施になるわけですが、その対象は、Exchage Online を利用している法人ユーザーになります。「現時点では法人向け M365 に限定され、コンシューマー サービスの Outlook.com ユーザーには影響しません」とある通りです。

ただし会社や学校などの組織から提供さているメールアカウントを、メールソフトに設定されているケース。そしてそれが Microsoft 365 をベースとするシステムに基づくものだったりした場合には、一般ユーザーであっても PCでご利用中のメールソフトによってはその影響を受けることになります。

-- 必要になるもの:

先進認証」に対応したメールクライアントが必要になります。
  • Micorsoft365のOutlook (for Mac含む),Outlook2016, Outlook2019
  • Outlook for iOS / Android
  • iOS 11.3.1以降の標準メールアプリ
  • その他、OAuth2.0 対応のメールクライアント

-- 基本認証が廃止となるプロトコル:

Basic Authentication Deprecation in Exchange Online – September 2022 Update」によれば、「Starting October 1st, we will start to randomly select tenants and disable basic authentication access for MAPI, RPC, Offline Address Book (OAB), Exchange Web Services (EWS), POP, IMAP, Exchange ActiveSync (EAS), and Remote PowerShell.」とあるので、ランダムにテナントが選択されて、MAPI、RPC、オフラインアドレス帳(OAB)、Exchange Web Services(EWS)、POP、IMAP、Exchange ActiveSync(EAS)、およびリモートPowerShellの基本認証アクセスが無効化されることになります。
  • POP
  • IMAP
  • EWS(Exchange Web Services)
  • ExchangeActiveSync (EAS)
  • Remote PowerShell (RPS)
以前にも試験的に行われたこともあったようで、その際にはやはり一時的にメールが利用できなくなったとの話もあったようです。つまりまだ基本認証を利用していたということになるわけですね。


【一時的に再有効化も】

今回の 2022年10月1日からの実施に当たって、一度だけ再有効化する方法も用意されています。セルフサービス診断を利用し、必要なプロトコルの基本認証をプロトコルごとに1回だけ再有効化することができるようになります。

ただしこれは、あくまでもどうしても間に合わないユーザーのための一時的な措置になり、その有効期限は 2022年12月末までとなります。2023年以降は自動的に基本認証は無効になります。

こちらについては、各組織のシステム管理者にご確認いただく必要があります。


主に法人の方が対象とは言え、会社や学校で発行されたメールアドレスをPCに設定してご利用の方の場合には場合によっては、影響を受けるケースもあるのでご注意ください。


<参照>




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2022年09月09日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Mac の電源を入れてうっかりそのままにしていたら、すでに更新が完了しておりましたが、本日も更新プログラムが到着しておりました。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220909-5-1.png 20220909-5-2.png
・Microsoft Excel 16.66.22090700
・Microsoft OneNote 16.66.22090700
・Microsoft Outlook 16.66.22090700
・Microsoft PowerPoint 16.66.22090700
・Microsoft Word 16.66.22090700
・OneDrive 22181.0828

ブログ、リリースノートなどに特に今回の更新内容に関する情報はアップされておりませんでした。Beta Channel 向けの更新情報は、7月19日以降全く更新されていないわけですが、当然ながら更新されていないだけで、Update も来ていますし、新機能も追加されたりしています。

Office Insider Blog の方で新機能が紹介されると、このバージョンから適用されてたんだ?と改めて知ることになるのがちょっともどかしいところです。

引き続き何か更新された折には、随時ご紹介させていただきたいと思います。





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2022年09月07日

Microsoft AutoUpdate Ver.4.51 リリース

昨日の Mac 版 Office Insider Beta Channel の更新に続き本日は、Microsoft AutoUpdate Ver.4.51 が到着しました。

20220907-1-1.png 20220907-1-2-1.png
リリース日を見ると、US時間9月6日となっているので、昨日の Office Insider Beta Channel の更新が到着してその後ぐらいだったんでしょうね。

Ver.4.50 に上がった際にかなりの修正が入りましたが、今回の修正内容に関する情報は特にございませんでした。


上記サイトでは、8月までの更新履歴・内容が確認できます。また Microsoft AutoUpate Ver.4.50 のダウンロードも可能になっています。


<参照>




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2022年09月06日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

タイミングが悪いのか? 先ほど新しい機能についてご紹介したばかりで、その際に、更新情報があれば、ついでに紹介するつもりが、いくら更新をチェックしても出てこなかったのに、ブログに記事をアップしてから再度確認すると、Beta Channel の更新が到着していたというなんともタイミングの悪いこと。

ということで、今回到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220906-3-1.png
・Microsoft Excel 16.66.22090502
・Microsoft OneNote 16.66.22090502
・Microsoft Outlook 16.66.22090502
・Microsoft PowerPoint 16.66.22090502
・Microsoft Word 16.66.22090502

今回リリースされた更新プログラムに関する情報は、リリースノート、ブログともにございませんでした。

今後ブログなどで新たな機能などが紹介された折には、改めてご紹介させていただきます。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

今回は、新たな更新プログラムのお知らせではなく、Mac 版 Office Insider Current Channel(Preview) のリリースノートに Up された新機能についてのご紹介です。

今回、Mac 版の Office 製品において、サードパーティの外部ストーレッジ・アカウントを管理する機能が追加されました。

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US時間9月3日付のOffice Insider Blog で紹介されたものですが、Office Insider のリリースノートでは、久々に更新された US時間9月2日付の Current Channel(Preview) のリリースノートで紹介されたものです。

この中、「The same Add Storage Accounts feature you love using in the Office Mobile apps is now available on your Mac! 」と、ストレージアカウントの追加機能が、Macでも利用できるようになったことを紹介しています。


【Android/iOS 向 Office Mobile で採用されている機能を再構築し追加】

ブログによれば、もともと Android または iOS 向けの Office Mobile で提供していたデータとストーレッジを管理する機能。以下のような感じで複数のストーレッジが選択可能になっていました。

20220906-1-3.jpg 20220906-1-4.jpg

これが今回、オリジナルの機能を再設計して、Office for Mac に追加されたものです。


-- どうやって利用するのか?

さてその具体的な使い方をご紹介していきましょう。

1) Word などのアプリを起動し、ファイル > 開く とクリックします

20220906-2-2.jpg

2) 続いて、「オンラインの場所」をクリックします

20220906-2-4.jpg

3) ファイルの場所を指定する画面が表示されるので、下部にある「ストーレッジアカウントの管理」をクリックします

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4) 「ストーレッジアカウント」の管理画面が表示されますので、すとーれっじサービスを選択してアカウントを追加します

20220906-2-1.png

-- 追加可能なストーレッジ:

20220906-1-4.jpg 20220906-2-1.png

並べて表示すると、一目瞭然。Android や iOS 向けのもの(左)に比べると、今回 Office for Mac に追加されたもの(右)は圧倒的に少ないわけですが、
  • OneDrive
  • OneDrive for Business
  • SharePoint
  • Box
  • Egnyte(Beta)
が追加可能になっています。

現在は、Office Mobile に比べ少ないわけですが、ブログの中では、「今後も、より多くのサードパーティーのサービスを新たに対応、時間をかけてエクスペリエンスの向上をめざします」ともあるので、今後 Office Mobile のように追加される可能性はあるようです。


--利用可能なバージョン:

さて今回追加されたこの機能ですが、利用可能なバージョンは以下の通りです。
  • Office Insider 版 Office for Mac
  • Current Channel(Preview)Ver.16.64(220082100) 以降
 ** "Current Channel(Preview)Ver.16.64(220082100) 以降" となっていますので、Office Insider Beta Channel のリリースノートで紹介されることはありませんでしたが、Office Insider Beta Channel であっても、Ver.16.64(220082100) 以降であればも利用可能です。

今回は、9/2のブログでもご紹介した Office Inisder Beta Channel Ver.16.66.22083100 の Word for mac にて、上記の画像をキャプチャーしてみました。


<参照>




20 以上の言語で魅力的な文書を書く/Microsoft 365


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2022年09月05日

Epson Scan2 が起動できない (続編)

先月、「Epson Scan2 が起動できない」というトラブルについてご紹介しました。日本語入力システムで、ATOK をご利用のケースで発生するトラブルです。

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富士通のPCなど一部のメーカー製 PC では、ATOK が導入されているケースもあるので、ちょっと古いPCだったりして、さらに Epson の複合機をご利用だったりすると影響を受けるかと思います。

【症状】

Windows Update により、KB5006670 が適用されると、IME(日本語入力システム) としてATOKが選択されている場合、Epson Scan 2 が起動できません。

症状の一例ですが、実際に拝見した例だと デスクトップなどのショートカットから起動しようとすると、一瞬、「読み込んでいます...」と表示されるものの、その後プログラムは起動せず終了してしまいます。


【発生要件】

以下の環境で発生いたします。

・KB5006670 が適用された、Windows 10 などのPC
・ATOKを既定のIMEとして設定されているPC


【回避策】

ジャストシステムからは、現在サポート中の製品に対しては ATOK の修正プログラムを提供しています。

-- 対象:

以下の製品向けには更新プログラムが提供されています。
  • ATOK2020
  • ATOK2021
  • ATOK Passport
-- 対象外:

以下の製品が対象外になります。
  • ATOK 2019 以前の製品(含む、富士通のPCに搭載されているATOK)
Justsystem では、ATOK Passpoort (サブスクリプションサービス)への変更、あるいは、日本語入力システムを、MS-IME に変更することを案内されています。

現在買い切り版のATOKはすべてサポートが終了しており、ATOK単体での販売の場合には、ATOK Passport のみになります。


--確認した回避策:

今回確認した限りでは、Epson Scan 2 を起動する前に、日本語入力システムを、ATOK から、MS-IME に切り替えておけば、Epson Scan 2 が正常に起動し Scan が可能なことを確認しました。

もちろんこれが一時的なもので、長時間使用していると一時的な切り替えだけではダメなケースもあるかもしれませんが、常時 MS-IME にしておかないといけない... というものでもないようです。

すべては確認しきれませんので、一部ではありますが富士通のWebサイトでちょっと確認すると、2020年10月発表モデル ぐらいだと、ATOK 2017 が搭載されているようなので、このあたりの製品だと MS-IME への切り替え、あるいは ATOK Passport への切り替えといった対策が必要になります。


<参照>




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2022年09月04日

Office データの VBA はブロックされるの? されないの? Part 2

Office データの VBA はブロックされるの? されないの? Part 1」では、まずはこれまでの経緯をご紹介いたしました。Part 2 では、これがその後どう変わっていったか、そしてそれがどこに影響がでるのか?についてご紹介したいと思います。


【その後の推移】

前回ご紹介した TechCommunity Blog の中では、その後の Update がブログに追記されております。

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その変遷を見ると、

US時間 2022年7月8日:

ユーザーからのフィードバックを踏まえて、ロールバックして、一時的にブロックを解除されました。ただし、デフォルトの設定に関わらず ユーザーはいつでもグループポリシーの変更によりブロックすることもできますとあります。

US時間 2022年7月22日:

再び、デフォルトブロックの設定が再開されています。またフィードバックを受けて、以下のように、エンドユーザー、IT管理者向けに情報が公開されました。


となっています。

そして現在は デフォルトでブロックされる 設定になっています。


【ブロックの解除は慎重に】

前回もご紹介しましたが、そもそもセキュリティ上の問題があってブロックされるようになったもの。

一方でユーザー(おそらく法人ユーザーが中心でしょうね)から多くのフィードバックを受けて、一時的にこれがブロックされなくなったという経緯もあるわけです。そして今回 再度既定でブロックされるようになった。その背後には前回ご紹介したような "Emotet" の被害拡大などは大きな要因ともなっていると思われます。

IT管理者の管理の元、問題ないものは、SharePoint サイトや、OneDrive といったサイトを信頼済みサイトに追加するなど対策を施してしっかり対策したうえで実行するように、その対処法が「Office でインターネットから入手したマクロが既定でブロックされる」の中で紹介されています。


-- エンドユーザーへの影響:

エンドユーザー向けの情報として、「潜在的に危険なマクロがブロックされました」にもありますが、個別に解除してあげる必要があります。

20220902-3-1.jpg 20220902-3-2.jpg

該当ファイルを右クリックしてプロパティを開きます。すると「セキュリティ」という項目のところに、「このファイルは他のコンピューターから取得したものです。このコンピューターを保護するため、このファイルへのアクセスはブロックされる可能性があります」と表示されている脇に「許可する」という項目がありますので、こちらにチェックを入れてOKで閉じれば VBA マクロが有効なものでも従来通り開けるようになります。

潜在的に危険なマクロがブロックされました」のサイトでは、さらに Excel などの各アプリのオプション設定から、トラストセンターを開いて、「信頼できる場所」として追加してあげることなども紹介されています。


-- Access Runtime ベースのプログラムなどは?:

巷には、こうした Excel や Access といったプログラムをベースに VBA マクロ を駆使した、会計システムなどがいろいろあったりします。今回のこうした変更は、こうしたプログラムを利用しているユーザーにも影響しているケースもあるようです。

たとえば Microsoft Access というデータベースソフトを利用した経理システムなどがあった場合、多くのケースで Microsoft Access が導入されていなくても利用できるように Access Runtime ベースで動作するようになっていたりするケースがあります。

Access Runtime は、Microsoft Access といったプログラムのようにデータベースを開発することはできませんが、これを導入することで Microsoft Access で作成されたデータベースを実行することができる環境を提供してくれるものです。

今回の変更は、こうしたアプリを実行する場合にも影響するケースもあるようで、やはりブロックされて起動できなくなる例を確認しました。Runtime の場合には、Microsoft Access とも異なるのでトラストセンターを開いての設定まではできませんが、ファイルのプロパティから、アクセス許可してあげることで、開けるようになります。


いずれのケースでも、デフォルトではブロックされているものなので、これを解除するということは利用者が自身の責任の下、慎重に行う必要があるわけです。

今後これがまたどのように変更されることになるか?は現時点ではわかりませんが、状況に応じて都度対応していく必要はありそうです。


<参照>




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2022年09月03日

日本語入力が思うように機能してくれない

日本語入力のオン・オフの切り替えをしてみたり、Word などのアプリを起動してみたり....
いろいろ試すものの日本語入力がうまく機能しない。

そんなときふとタスクバーを見ると、別に無効にした覚えもないのに、本来「A」や「あ」と表示される IME のところに「×」マークが。そしてそこにマウスをポイントしてみると「IMEが無効です」なんて表示されてたりすることがあります。

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IME 関連のトラブルはよくあることですが、最近で多いのは更新プログラムによる影響。

例:6/28 に配信された KB5014666。これ により、「入力インジケーターと言語バーが通知領域に表示されない可能性がある」というトラブル。こちらは、8/9にリリースされた KB5016616 にて解決となっています。

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他にも、やはりこちらもすでに解決済みですが「KB4564002」の例。そしてまたつい先日 8/26 にCリリースとしてプレビュー配信された 「KB5016688」 では、入力モードが自動的に切り替わらない場合があるケースも確認されているようです。

今回はこうした更新プログラムによる影響の場合も含めて、一般的な対処法、確認すべて点について取り上げてみました。更新プログラムが影響している場合には、最終的には修正プログラムの提供を待たないといけないわけですが、それを回避する方法は、Microsoft Support の Web サイトでも紹介されていたりします。


【基本的な対処法と回避策】

その代表的なものが、「以前のバージョンのIME」に戻すという方法になります。先日提供された 「KB5016688」 のケースも、入力モードが自動的に切り替わらないという不具合があるようですが、この方法で一時的に回避が可能なようです。

20220901-1-1-4.jpg 20220901-1-1-3.jpg

  1. スタート>設定>時刻と言語>言語 と開きます。
  2. 言語のところに表示されている日本語をクリックして、「オプション」をクリックします。
  3. 言語のオプションのところから、「キーボード」のところにある「Microsoft IME」をクリックし、さらに「オプション」をクリックします。
  4. さらに「全般」をクリックし、画面を下部にスクロールすると「互換性」という項目があります。

【見落としがちなサービスの設定】

さてもう一つ今回ご紹介したいポイントがあります。それが、「Touch Keyboard and Handwrinting Panel Service」が無効になっていないか?というポイントです。

Touch Keyboard and Handwrinting Panel Service」というサービスは、タッチキーボードや手書き入力パネルの管理をつかさどっているサービス。通常バックグラウンドで自動的に起動して動いているものです。

タッチパネルなんて使わないし、手書き入力パネルなんて使う気もないから、このサービスを無効にしてしまおう...とか、PCの起動を早くするためにPCの様々なサービスを調整したりするアプリが入っていたりすると、これらがこうしたサービスを無効にしてしまうケースがあります。

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しかし、実は 2020年10月19日付の Windows Blogs の中で「そのサービスを止めないで!〜タッチ キーボードを無効化する正しい方法〜」を取り上げていますが、MS-IME の動作にも影響を及ぼすこのサービス。

このブログの中でも「Windows 10 ではそのサービスの役割が広がり、日本語入力をはじめとして、クリップボードの履歴、絵文字パネル、音声入力等の様々な入力機能にも使われるようになりました。このサービスが無効化されているとそれらの機能が正しく動作できません」とあるようにその役割は、広がっていて、単にタッチキーボードや手書き入力パネルの管理だけにとどまっていません。

これは、Windows 11 でも同様です。

今回たまたま確認した PC では、やはりこのサービスが「無効」になっているため、Windows 11 の PC で、IMEが有効にならず日本語入力ができない...そんな症状が発生していました。

もちろんこのサービスを「有効」にしたことで症状は改善。普通に文字入力ができるようになったわけです。


<参照>




Surface Go 3 が新登場!


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Office データの VBA はブロックされるの? されないの? Part 1

今年の2月。インターネットを介してダウンロードされた VBA マクロを含む Office の各データにおいて、これらを開く際、VBA マクロの機能をデフォルトでブロックすると TechCommunity の Microsoft 365 Blog の中で発表されました。

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現在上記のブログの中では、その後の変更内容などもあって、これがその後どう変わってきているかについても、ご覧いただければお分かりいただけると思います。
さてこれが発表された当初、「We’re introducing a default change for five Office apps that run macros.」と始まり、「VBA macros obtained from the internet will now be blocked by default.」(「インターネットから取得したVBAマクロは、デフォルトでブロックされるようになりました」)とはじまっていました。

これにより、既定でブロックされることがスタートしました。まずは、Part 1 ではその経緯を振り返ってみます。


【VBA マクロをブロックしないといけない背景】

ではその背景をブログからかいつまんでご紹介しましょう。

-- セキュリティの問題:

そもそも VBA マクロといった機能は、非常に便利な反面悪用されるケースもあり、セキュリティ面での問題もありました。ソーシャルエンジニアリングによってユーザーを騙して悪意のあるコードを実行させる... 何てこともできてしまうからです。

マルウェアを配布するなどといったサイバー攻撃にも悪用されてしまうケースも多かったわけです。"Emotet" の被害が拡大したことは記憶に新しいこと。もちろん現在もまだまだ被害がなくなっているわけではありません。世界中に猛威を振るっている "Emotet" はその典型かもしれませんね。

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こうした問題を踏まえてブログの中でも、「"We will continue to adjust our user experience for macros, as we’ve done here, to make it more difficult to trick users into running malicious code via social engineering while maintaining a path for legitimate macros to be enabled where appropriate via Trusted Publishers and/or Trusted Locations.”」と謳っているように、正当なマクロを有効にする道を維持するために、調整し続けていく必要がありました。


-- その対象は?:

ブログによれば、「Windowsを実行しているデバイス上のOfficeにのみ」とあり、次のアプリケーションにのみ影響するとあります。
  • Access
  • Excel
  • PowerPoint
  • Visio
  • Word
とりあえず Mac は?と思いましたが、こちらは対象外でした。

またこの変更は、2022年4月上旬の Current Channel (Preview) を皮切りに、Ver.2203 で展開される予定となっていました。その後、Current Channel、Monthly Enterprise Channel、Semi-Annual Enterprise Channel といった他のアップデートチャネルでも、この変更が順次適用される予定でした。

さらに今後、Office LTSC、Office 2021、Office 2019、Office 2016、Office 2013にも本変更を行う予定とあります。

こうしてスタートしたデフォルトブロックの設定。その後これが、一転、デフォルトではブロックしない...そんな形に変わっていくわけです。

Part 2 では、その後の経緯、およびその影響についてご紹介いたします。


<参照>





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