2022年08月31日

Excel for Mac で、クエリデータ読み込みの際のオプション機能が追加

Excel for Mac で、Power Query にてインポートされたデータをワークブック内のどこに表示するかをコントロールする機能が追加されました。

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これにより、インポートされたデータを、「テーブル」、「ピボットテーブル」、あるいは「ピボットチャート」のどこに読み込むかを選択できるようになります。

さらにデータを読み込んだのち、このデータを既存のワークシートの特定のセルを選択するか? あるいは新しいワークシートに挿入するかの選択も可能になります。


【PowerQuery と Excel for Mac】

すでにご利用の方も多いかと思いますが、「Power Query」は、データをすばやく簡単に取得し、形にするための Excel のパワフルで時間節約になるツール群です。

PowerQuery が、Excel for Mac に導入されてからもユーザーからの様々なリクエスト、フィードバックがあったようですが、US時間2022年5月11日付で公開された「Shape data with Power Query Editor in Excel for Mac」にて告知されたブログにもありますが、テーブルや範囲だけでなく、ローカルファイル、SharePoint、SQLなどから様々なデータをクリーニングして整形する機能が搭載されました。

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-- データの取り込み:

今回追加されたのが、データのインポートの際に、読み込む場所、さらにはシートを選択できるようなオプションが追加されました。

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  • テーブル:クエリデータがワークシートに取り込まれます
  • ピボットテーブル: クエリデータからPivotTableが作成されます
  • ピボットチャート:データからピボットチャートが作成されます
  • 接続のみ:接続は作成されますが、ワークシートには何も追加されません
    この接続は、後で他のクエリで使用することができます
注意書きにもありますが、クエリを他のクエリと結合、ワークシートにデータを表示する必要がない場合は、「接続のみ」オプションを選択します。この場合、データは パワークエリ に残り、ワークシートに読み込まれる前に他のデータと組み合わせて新しいクエリを作成することができます。


【利用可能なバージョン】

Office Insider Beta Channel Ver.16.65 (ビルド 22082100)以降

** パワークエリが、Excel for Mac に導入されたのが、「Shape data with Power Query Editor in Excel for Mac」で紹介されているように、Office Insider Beta Channel Ver.16.61 (ビルド 22041701)以降となっていますので、このブログでは、2022年4月20日Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報 でご紹介した Ver.16.61(ビルド 22041802) のところでから利用できるようになった感じになります。

ちなみに現在の Beta Channel の最新版は、ちょうど昨日 2022年8月30日にご紹介した Ver.16.65(ビルド 22082703) となっています。



<参照>




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posted by クリック at 09:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | Excel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする