これまでこのブログでも何度かご紹介してきた PowerPoint の新たな機能「CAMEO」(カメオ)。
この「カメオ」の最新チャンネル向けのリリースがスタートして、ぼちぼちいろいろなところで利用可能になり始めているようです。
【「カメオ」とは?】
PowerPoint のスライドに直接 Webカメラなどを利用して発表者の映像を取り込むことができる新しい機能です。プレゼンテーションの際に発表者のライブ映像を盛り込むことが可能になります。
このブログでも、Office Insider 向けに展開がスタートした時から何度か紹介していますので詳細な記事についてはそちらもご参照ください。
-- いつから使えるようになるのか?
さてそんな「カメオ」ですが、Office Insider 向けにはすでに Mac 版でも提供がスタートしておりましたので、一般向けの提供がいつになるか?ということだったんですが、その後特にアナウンスもなかったのですっかり忘れてたところでした。
たまたま今日 PowerPoint を開いたら、「カメオの挿入」なんていう新しい機能の紹介がでてきたので、Microsoft 365ロードマップで確認すると、どうやら、2022年7月末以降に一般向けにも順次展開がスタートしていたようです。
US時間8月9日に更新された「カメオでのプレゼンテーション」によると、「Cameo は現在展開中であり、今後数か月以内にすべての Microsoft 365 サブスクライバーが利用できるようになります」とありますので、既に展開はスタートしており、仮に現在表示されていなくても、間もなく利用できるようになるかと思います。
-- すべてのユーザーが利用できるのか?
残念ながら、この機能が利用できるのは、Microsoft 365 サブスクライバーのみ になります。
利用可能なユーザー:
一般向け Microsoft 365 Personal、Microsoft 365 Family の 最新チャンネル
法人向け Microsoft 365 最新チャンネル
利用できないユーザー:
Ofice 2016/2019/2021 といった統合パッケージ版の PowerPoint
PowerPoint 2016/2019/2021 といった単体製品
なお、一部 SKU による制限もあるようですが 法人向けの Microsoft 365 においては、「Microsoft Teams の PowerPoint からプレゼンテーションする」にもあるように、さらに Microsoft Teams を利用したプレゼンテーションの共有などにも対応するようになっています。
ついに一般ユーザー向けにも展開がスタートした 「カメオ」。ぜひご活用ください。
<参照>