Windows 8 以降の Windows には、「ファイル履歴」というデータバックアップ機能が搭載されており、これを有効にすることでユーザーデータを自動バックアップすることができます。Windows 7 などの古いOSであれば、「シャドーコピー」といった形で同様の機能が利用できるようになっています。
この「ファイル履歴」については、過去に何度か取り上げていますので、詳細については以下のリンクより過去の記事をご参照ください。
さてこんな便利なファイル履歴ですが、その設定の際、あまり細かいことを意識せずに設定していくと、バックアップされたデータの保持される期間は "無期限"(既定値)だったりします。
もちろんバックアップドライブに余裕があって全く問題ないのであれば、このままでもいいわけですが、当然ながらバックアップを取っていくとバックアップデータは肥大化していきます。
ということで今回は、ファイル履歴の古いデータの削除についてご紹介していきます。
【現状の確認と履歴の削除】
--確認:
ではまずは現在の状況を確認することから始めましょう。
1) スタート > 設定 > 更新とセキュリティ と開いて、左ペインより "バックアップ" をクリックし、さらに右ペインから、"ファイル履歴を使用してバックアップ" のところの "その他のオプション" をクリックします
2) 続いて画面をスクロールして、"関連設定" のところの "詳細設定の表示" をクリックします。ファイル履歴のダイアログが表示されます。ここであとどの程度の空き領域があるのかが確認できます
-- 履歴の削除:
では続いて履歴の削除に入ります。
1) 左ペインの "詳細設定" をクリックし、"バージョン" のところにある "古いバージョンのクリーンアップ" をクリックします
2) "ファイル履歴のクリーンアップ" というダイアログボックスが表示されたら、ファイルの削除のところから、"2年以上前" など用途に応じて期間を決め "クリーンアップ" をクリックして削除を開始します
3) クリーンアップがスタートし、"クリーンアップは正常に完了しました" と表示されたら "OK" をクリックして完了します
外付けのドライブなどに保存しているような場合には、当然ファイル履歴以外のファイルも保存されていたりするかもしれませんので、以下の画像にあるような形で空き領域がでても、すべてが "ファイル履歴" で占められているわけでもありません。
実際にどの程度の容量を占めているか?については、バックアップ先のドライブを開いて "FileHistory" というフォルダを右クリックして "プロパティ" を開けば確認することもできます。
<参照>
posted by クリック at 13:25| 東京 ☁|
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