2022年08月31日

Excel for Mac で、クエリデータ読み込みの際のオプション機能が追加

Excel for Mac で、Power Query にてインポートされたデータをワークブック内のどこに表示するかをコントロールする機能が追加されました。

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これにより、インポートされたデータを、「テーブル」、「ピボットテーブル」、あるいは「ピボットチャート」のどこに読み込むかを選択できるようになります。

さらにデータを読み込んだのち、このデータを既存のワークシートの特定のセルを選択するか? あるいは新しいワークシートに挿入するかの選択も可能になります。


【PowerQuery と Excel for Mac】

すでにご利用の方も多いかと思いますが、「Power Query」は、データをすばやく簡単に取得し、形にするための Excel のパワフルで時間節約になるツール群です。

PowerQuery が、Excel for Mac に導入されてからもユーザーからの様々なリクエスト、フィードバックがあったようですが、US時間2022年5月11日付で公開された「Shape data with Power Query Editor in Excel for Mac」にて告知されたブログにもありますが、テーブルや範囲だけでなく、ローカルファイル、SharePoint、SQLなどから様々なデータをクリーニングして整形する機能が搭載されました。

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-- データの取り込み:

今回追加されたのが、データのインポートの際に、読み込む場所、さらにはシートを選択できるようなオプションが追加されました。

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  • テーブル:クエリデータがワークシートに取り込まれます
  • ピボットテーブル: クエリデータからPivotTableが作成されます
  • ピボットチャート:データからピボットチャートが作成されます
  • 接続のみ:接続は作成されますが、ワークシートには何も追加されません
    この接続は、後で他のクエリで使用することができます
注意書きにもありますが、クエリを他のクエリと結合、ワークシートにデータを表示する必要がない場合は、「接続のみ」オプションを選択します。この場合、データは パワークエリ に残り、ワークシートに読み込まれる前に他のデータと組み合わせて新しいクエリを作成することができます。


【利用可能なバージョン】

Office Insider Beta Channel Ver.16.65 (ビルド 22082100)以降

** パワークエリが、Excel for Mac に導入されたのが、「Shape data with Power Query Editor in Excel for Mac」で紹介されているように、Office Insider Beta Channel Ver.16.61 (ビルド 22041701)以降となっていますので、このブログでは、2022年4月20日Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報 でご紹介した Ver.16.61(ビルド 22041802) のところでから利用できるようになった感じになります。

ちなみに現在の Beta Channel の最新版は、ちょうど昨日 2022年8月30日にご紹介した Ver.16.65(ビルド 22082703) となっています。



<参照>




わずか数クリックで予算を簡単に作成/Excel


東北旅行 びゅう

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2022年08月30日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

8月最後でしょうね。次の更新プログラムが到着しておりました。
本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

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・Microsoft Excel 16.65.22082703
・Microsoft OneNote16.65.22082703
・Microsoft Outlook16.65.22082703
・Microsoft PowerPoint16.65.22082703
・Microsoft Word16.65.22082703

Office Insider Blog および リリースノートで、今回の更新に関する情報は特にございませんでした。

ただし、ブログの方では、Excel for Mac に関する新たな情報が紹介されておりました。


こちらについては、改めて確認の上ご紹介させていただきますが、お急ぎのたかは上記リンクよりご確認ください。

バージョンはどんどん進みますが、なかなかリアルタイムにその更新内容に関する情報が提供はされて来ませんが、今回ご紹介したブログのように、後になって新機能のとして紹介されるケースもありますので、紹介された折には順次ご紹介したいと思います。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

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Apple Silicon 向け Microsoft Teams の提供が Preview Program としてスタート

8月も最後になって今更ですが、TechCommunity Blog を振り返っていたらそんな記事が上がっていましたので簡単なご紹介を兼ねて取り上げてみました。

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すでに Microsoft Teams をご利用の方も多いかと思います。Windows、Mac といった PC 版 OS に限らず、Android、iOS(iPhone や iPad)といった様々なデバイスで利用が可能なアプリです。またブラウザを利用すれば、こうした専用のアプリがなくても、手軽に利用が可能です。

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コロナ禍、在宅ワークや、オンラインでの授業など様々な形で利用されていますが、もちろんそうしたお仕事などでのユース以外にも、家族やお友達とチャットやビデオ通話などで利用できるアプリです。有料で、機能の制限なしに様々な機能を駆使して利用するような法人向けのものもあれば、利用できる機能は限られても、無料でも利用できて、ちょっとした家族間・友人間でのコミュニケーションツールとして利用も可能なものもあります。


【M1/M2 mac 向けに新たな展開】

さてそんな Microsoft Teams ですが、ちょっと遅れていたのが 新しい Apple Silicon 搭載の Mac 向けの対応でした。

もちろん旧来の Intel の CPU を搭載した Mac には対応していますが、2020年6月から Apple が、これまでの Intel の CPU を搭載していたものから、ARM 版 CPU を搭載する方向に移行。2020年11月には、その第一弾となる Apple M1 プロセッサを搭載した Mac が発表されました。これに伴い従来の Microsoft Teams は、Mac での利用ができなくなってしまいました。この Apple Silicon も、今年には第二段となる Apple M2 が登場し、いまだに対応できていない状況が続いていました。

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Microsoft 365 や Microsoft Edge などすでに Apple Silicon 搭載 Mac に順次対応していきつつあるものの、遅れていたのが この Microsoft Teams でした。

そして、そんな中でとうとう Apple Silicon 向けの Preview 版が登場したというわけです。


-- まずは Preview 版として提供がスタート:

Preview 版として提供がスタートした Microsoft Teams ですが、今後 Preview プログラムに参加されている皆さんに実際に利用してもらって順次フィードバックを受け、不具合などを修正・改善し、一般向けに展開されることになります。

TechCommunity のブログを覗いていると、すでに多くの方がトライされているようで、様々なフィードバックが寄せられています。

今後、バージョンアップを繰り返してStable版(安定版)としてリリースされることになりますが、その第一歩がやっとスタートしたということになります。


<参照>




Microsoft 365 で簡単デザイン/PowerPoint


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2022年08月27日

Windows の基本操作 Vol.2022-08-02  デバイスの暗号化と BitLocker 暗号化

前回更新プログラムの影響でBitLocker 周りで最近トラブルも多いことをご紹介。そしてその際の対処法として、BitLocker回復キーの確認方法などについてご紹介しました。

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この中でもちょっと触れましたが、デバイスを保護する方法として、「BitLockerによる保護」の他、Windows には、「デバイスの保護」という機能があることにも触れ、この機能の違いについてもちらっとご紹介しました。

さて今回は内容的には、基本操作からはちょとはずれますが、Windows というOSを活用する上で知っておいてもらいたい機能の一つともなる「デバイスの保護機能」について取り上げてみました。


【デバイスの暗号化とBitlocker暗号化の違い】

昨今の PC はその性能も向上し、さらにセキュリティ的にもよりセキュアな環境で利用できるようになりつつあります。従来であれば法人向けの PC でないと搭載していることのなかった TPM モジュールも標準搭載し、PCの起動ディスク、起動方法、周辺機器の認識と管理などを定義しているファームウェアでもある BIOS (Baisic Input Output System)も、よりセキュアな BIOSの仕様に関する新たな定義となる UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)へと変わりました。

こうしたハード&ソフト的な、スペックの向上とともにデバイスを保護ずる方法も変わってきました。

-- Professional エディション以上でなくてもデバイスを保護:

従来、HDDドライブなどのデバイスを暗号化し保護する方法として Windows には、「BitLocker による保護」が用意されていました。ただしこれは、あくまでも Professional エディションなどの OS を搭載している PC 向けの機能。一般ユーザーの多くが利用する Home エディションでは利用できない機能でした。

昨今こうしてデバイスの性能が向上し一般ユーザーが使用するPCであっても、それなりにセキュアな環境が整いつつある今日。ある一定の仕様を満たす PC であれば、デバイスを保護する機能が Windows 10 より導入されました。これが「デバイスの保護」という機能になります。

従来からある「BitLocker による保護」との違いは以下の通りです。
  • BitLocker:Windows 10 などで、Professional エディション、Enterprise エディションなどの上位OSを搭載したデバイス
  • デバイスの保護:TPMなど一定の仕様を満たす Windows の Home エディションを含むOSを搭載したデバイス
BitLocker による保護」の場合には、OSの仕様を満たしていないPCでは、表示すらされません。

逆に、Windows 11 Home とかであっても、昨今の PC であれば、セキュアブートにも対応し、TPMモジュールも搭載しているので、BitLockerは利用できなくても、「デバイスの保護」は利用が可能なこともあります。

前回の記事の中でも一部ご紹介しましたが、DELL や Dynabook、富士通などメーカーによっては、機種によっては既定でこの「デバイスの保護」が有効になっているようです。


【デバイスの暗号化の有効・無効】

Windows 11 Pro の例ですが、「デバイスの保護」機能は以下のところにあります。

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スタート > 設定 > プライバシーとセキュリティ > デバイスの暗号化 という項目があります。

Windows 10 の場合には、

スタート > 設定 > 更新とセキュリティ と開くと、左ペインに、「デバイスの暗号化」という項目があります。

ちなみに、手持ちのデバイスでは、一番新しいPCを除くと、"デバイスの暗号化" に対応していないので、項目すら表示されません。

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なので参考までに、「[Windows 10] デバイスの暗号化をオン(有効)にする方法を教えてください/富士通」のサイトを例にご紹介すると以下のような感じで有効化が可能になります。

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富士通の上記のサイトのアドバイスの中でも、「管理者のアカウントでサインインしている状態で「デバイスの暗号化」が表示されない場合は、お使いの機種はデバイスの暗号化に対応していません」と紹介されているように、対応していないデバイスの場合には、こうした項目が表示されません。


-- デバイスの暗号化に必要なシステム要件:

さてではもうちょっと具体的にこのデバイスの暗号化が有効になるためのシステム要件についてみていきます。

デル製システムにおけるWindowsデバイスの自動暗号化/BitLocker」(DELL)のWebサイトに以下のようにありました。
  1. BIOSは、UEFIモードであること
  2. TPMまたはPTTが有効であること
  3. セキュアブートが有効になっていること
  4. Windows 10 でコア分離が有効になっていること
TPMには対応している、UEFIモードは有効だし、セキュアブートも問題ないといったケースでも「デバイスの暗号化」が表示されないというケースもあります。

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この場合、システム情報(msinfo32.exe)を管理者として起動すると、利用できない理由が表示されています。上記のうちのPCだと、そもそもTPM自体に全く対応していないので、その仕様的に論外ということになりますね。

ここで確認してみた時に、「デバイス暗号化のサポート」のところに、「デバイスの自動暗号化が失敗した理由:」という項目があり、何が要因で利用できないかが表示されます。「TPMは使用できません」「PCR7バインドはサポートされていません」「許可されないDMA対応バス/デバイスが検出されました」などといった表示があれば、「デバイスの自動暗号化」が利用できないケースは、そのあたりから確認していく必要があるようです。

もちろん仕様的に対応できないケースもありますが、それ以外にも何かが要因でうまく機能していないだけのケースもあるので、その要因は様々なようです。PCの仕様的には対応しているはずであって、よくわからない場合には、PCメーカーのサポートなどに相談してみるのも一つの方法かと思います。


-- 暗号化を無効にしないといけないケース:

普段使いでは問題ないと思いますが、ちょうど先日も富士通のノートPCで、BIOS の更新をお手伝いをした際に、その手順でも紹介されてましたが、BIOSの更新などの際には、デバイスの暗号化をいったん無効にする必要がありました。


以前であれば、そんなこと気にしないで Update してたわけですが、デバイスの暗号化が有効になっていた Windows 11 Home の PC でしたが、こうしたPCの場合には事前に暗号化をオフにする必要があるわけですね。更新が終わったら、また必要に応じて暗号化を有効にします。

暗号化の解除していると、「暗号化を解除しています」という表示になって、それなりに時間もかかります。この間、他の作業をしていても問題ありませんが、解除が終わるまでしばらくお待ちいただく必要があります。

前回ご紹介した 「KB5012170」 の更新についても失敗する場合には、BitLocker 保護をいったん中断して行う必要もあるなど、デバイスの保護やBitlockerによる保護の解除が必要なケースもあるので、Windows Update や BIOS の更新など 状況によって毎回 有効・無効 を切り替える必要が出てきます。


<参照>



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Dynabook Direct


ノートンストア
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2022年08月26日

IMAGE 関数を利用してセルに画像を挿入する

Excel にて、画像を挿入するための新しい関数「IMAGE」が登場しました。

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8月26日付の Office Insider Blog にて公開されたものです。挿入された画像は、通常の挿入メニューから挿入された画像と異なり、指定のセル内に挿入されます。なので、セルの移動、サイズ変更、並べ替え、フィルタリング、そしてExcelのテーブル内での画像の操作が可能になっているようです。


【どのように利用するのか?】

ブログによれば、その関数の書式は以下の通りです。

=IMAGE(source, [alt_text], [sizing], [height], [width])

source: 画像の場所を指定します。この場合、URL(https://~で始まるURL)や、Imageデータへのパスを指定します。
利用可能な画像の種類:BMP, JPG/JPEG, GIF, TIFF, PNG, ICO, そして WEBP となっているようです。

以下、オプションとして、

[alt_text]:アクセシビリティにも配慮されており、画像を説明する代替テキストが指定できます。

[sizing]:画像の寸法を指定します。ただし具体的なサイズではなく、
  • 0:画像をセルにはめ込み、アスペクト比を維持します
  • 1:セル内を画像で埋め尽くし、そのアスペクト比は無視されます
  • 2:元画像のサイズを維持するものの、セルの境界を越えることがあります
  • 3:高さと幅を使用して画像サイズをカスタマイズします
といった値で指定します。

[height]:[sizing]のところで、"3" を選択した際に、画像の「高さ」を指定します

[width]:[sizing]のところで、"3" を選択した際に、画像の「幅」を指定します

20220826-2-2.jpg 20220826-2-3.jpg


【既知の問題】

現在の時点で以下の問題が確認されています。
  • 使用している画像ファイルのURLが、認証を必要とするサイトの場合、画像はレンダリングされません。
  • セル内のイメージでズームイン・ズームアウトすると、イメージが歪むことがあります。
  • Windows と Mac などのプラットフォーム間を移動すると、画像のレンダリングが不規則になることがあります。

【利用可能な環境】

今回公開されたこの新たな関数は、現時点では、Office Insider Beta Channel ユーザー向けに展開されているものです。以下の製品にて利用が可能です。
  • Windows: Ver.2209 (ビルド15608.10000) 以降
  • Mac: Ver.16.65 (Build 22080701) 以降
  • iOS: Ver.2.65 (Build 22080701) 以降
  • Android: Ver.16.0.15608.10000 以降
ただしこの機能は順次利用範囲を広げる形で展開されていますので、Beta Channel の該当バージョン以降の製品であっても利用できないケースもあります。この場合には、順次展開されていきますので、しばらくお待ちください。


<参照>




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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Mac を起動してうっかり朝の Meeting に入ってしまって気がついたら更新がほぼ終わってたっていう状況ですが、本日も更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220826-1-1.png 20220826-1-2.png
・Microsoft Excel 16.65.22082401
・Microsoft OneNote 16.65.22082401
・Microsoft Outlook 16.65.22082401
・Microsoft Word 16.65.22082401
・Microsoft PowerPoint 16.65.22082401

ついでに昨日届いていたもので、

・OneDrive 22171.0814

といった製品も更新されています。OneDrive って今まで振り返ると、こんなに頻繁に更新されてなかったと思うんですが、リリースノートをみると、普通に更新されているようなので、おそらくうちの環境のせいなのかもしれませんね。特にエラーとかなかったんですが、ここ最近はきちんと更新されるようになったようです。

リリースノート・ブログともに今回の更新に関する情報は特にございませんでした。

Office Insider Blogでは、新たな情報が本日付で投稿されておりました。


Office Insider Beta Channel 向けの情報ですが、Excel for Mac もその対象になっており、Ver.16.65.2208.0701 以降が対象になるので、今回の更新よりちょっと前ということになりますが、新たな機能が搭載されたことが紹介されています。

こちらについては、改めて確認の上、別途ご紹介させていただきますが、ご興味のある方は上記リンクよりご確認ください。




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2022年08月25日

PCを完全シャットダウンする

Windows 8.1 以降に導入された「高速スタートアップ」。

ちょっと前まで利用できていたデバイスが突然認識しなくなった、PCの動きがおかしい...などちょっとしたトラブルの場合には、この「高速スタートアップ」を無効にしてシャットダウンし、再起動することで改善するケースが多々あったります。

この「高速スタートアップ」を無効にしてシャットダウンすることを「完全シャットダウン」と言ったりしています。

今回はこの操作方法について、一部勘違いされているケースも見かけるので取り上げてみました。


【「高速スタートアップ」とは?】

高速スタートアップ」とは、PC の シャットダウン時に デバイス情報(CPUやメモリーの状態)などを保持することで、次の起動にかかる時間を短縮を可能にする機能です。

この設定自体は、

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コントロールパネル > ハードウェアとサウンド > 電源オプション と開いて、「電源ボタンの動作の選択」と開くと設定変更が可能です。
「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックすることで、オン・オフが切り替えられるようになります。


-- 本当に「高速」なのか?:

この辺りはちょっと気になるところですね。PCを長く利用すれば、レジストリの情報もいらない情報も残ってたりして肥大する。さらには、その他 PC のハード・ソフト面での要因に伴い、これが有効だからと言って、必ずしも「高速」な起動が実現しているとも言い切れないかと思います。


-- 高速スタートアップと通常の起動の違い:

ちょっとその起動の違いについて簡単にご紹介しておきましょう。

スタートアップとシャットダウンの優れたエクスペリエンスを提供する」によると「すべてのユーザー セッション (セッション 1) がログオフし、残りの情報が休止状態ファイルに書き込まれることです。 この状態から PC を起動すると、Windows は、Windows、ドライバー、デバイス、およびサービスが初期化されるフル ブート プロセスを実行せずに、以前に初期化された状態を休止状態ファイルから読み取って、読み込みます」

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つまり通常は、電源を投入して、BIOSが読み込まれた後、Windowsが、ドライバ、デバイスなどのサービスの初期化を行います。ただし高速スタートアップが動作しているとこの部分は、前回終了時に保存された休止状態ファイル(Hiberfil.sys)を読み込むだけで済むので、その分スタートが高速化されるという仕組みです。


【完全シャットダウンの実行】

さて「高速スタートアップ」ですが、冒頭でもちょっと触れましたが、これが有効だとうまく動作しないことが続いたりします。その場合に試すのが「完全シャットダウン」。つまり 休止状態ファイルを残さずに、完全に電源をきること。こうすることで、次回起動時には、ドライバーやサービスの初期化という作業から再度行って起動するため、軽微なトラブルの回避につながったりします。

この際の操作として、
  1. 高速スタートアップを無効にする
  2. マウス&キー操作による完全シャットダウンを行う
といった方法があります。

1) 高速スタートアップを無効にする:

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起動が多少遅くなってもかまわないから、正しく動作する環境を構築したいといった場合には、冒頭でご紹介した電源オプションの画面から、高速スタートアップのチェックを外して、オフにします。


2) マウス&キー操作による完全シャットダウンを行う:

このキー操作による完全シャットダウン。要するに一時的に終了時に休止ファイルに情報を残さないようにして再起動する方法です。通常の方法でシャットダウンすると、高速スタートアップが有効だと、休止ファイルに情報が残ってしまいますので、以下の方法で行います。
  1. Shiftキーを押したままシャットダウン:
    この操作で完全シャットダウンになりますので、電源が切れたら普通に再度電源を入れて起動しなおします。

  2. PCの再起動:
    完全シャットダウン+再起動 を一緒に行う場合には、実は、「再起動」をクリックするだけでOKです。

  3. Shiftキーを押したまま再起動:
    Shiftキー
    を押したまま、再起動をクリックすると、オプションの選択画面が表示されるので、そこから、「PCの電源を切る」をクリックします。これで完全シャットダウンとなります。セーフモード起動する際にもこの操作は有効です。
上記でもお分かりいただけると思いますが、

スタートボタン > 電源 > 再起動

といった操作をするだけで、

完全シャットダウン」+「再起動」

ができるわけです。

時々、Shift キーを押しながら、シャットダウン という「完全シャットダウン」の操作と同じような感覚で、Shift キーを押しながら 再起動 をクリックしているケースを見かけますが、この場合、「オプションの選択」画面 を呼び出すための操作になります。

Windows 10 や Windows 11 など昨今のPCでは、「完全シャットダウン」「再起動」を実現するだけであれば、単純に「電源」「再起動」とするだけでいいだけです。



<参照>




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2022年08月23日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20220823-1-1.png
・Microsoft Excel 16.65.22082100
・Microsoft OneNote 16.65.22082100
・Microsoft Outlook 16.65.22082100
・Microsoft PowerPoint 16.65.22082100
・Microsoft Word 16.65.22082100

ブログ、リリースノートとも今回の更新内容に関する情報は特にございませんでした。今後、新しい機能が追加された場合など情報が更新された折には、改めてご紹介させていただきたいと思います。

Windows 版のリリースノートは、ちょくちょく更新されているんですが、Mac 版はなかなか。残念ながら、リリースノートなどは更新されないままに、更新プログラムだけがどんどん配信されてくるといった状況です。




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PCを起動したらいきなり BitLocker 回復の画面が表示された

いつものようにPCの電源を入れると、いつもとは違う見たことのない画面が表示された... もうそれだけでも、あれ?あれ?... ってことになりかねないのに、その画面を見ると 「回復キー」と何やらよくわからないものの入力を求められる...

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実は、8月の更新プログラム(KB5012170)の影響で、ここ最近こうした画面が表示されるケースが報告されています。この更新プログラムは、「KB5012170: Secure Boot DBX のセキュリティ更新プログラム: 2022 年 8 月 9 日」にもありますが、Secure Boot DBX を強化のための更新プログラム。

更新プログラムの、既知の問題の中でも、「BitLocker グループ ポリシーネイティブ UEFI ファームウェア構成の TPM プラットフォーム検証プロファイルを構成し、ポリシーで PCR7 が選択されている場合、更新プログラムのインストールに失敗する可能性があります」とあるように、インストールに失敗するという例も報告されていますが、これにより何らかの問題が発生し BitLockerによる保護がかかり、回復キーを入力しないと PC自体が起動できなくなってしまうケースもあるようです。

この「KB5012170」については、「KB5012170: Secure Boot DBX のセキュリティ更新プログラム: 2022 年 8 月 9 日」にも回避策も紹介されていますので、そちらをご参照ください。

さて今回はこうして 回復キーを求められた際の対処法について整理してみました。


【「BitLocker」と回復キー】

BitLocker」とは、盗難などにより紛失したPCから情報漏洩などを防ぐためにデバイスを暗号化し、保護する Windows の機能です。すべての Windows に搭載されているわけではなく、Professional エディションや、法人向けの Enterprise エディションといった製品向けの機能になりますので、一般のユーザーが使用する Home エディション にはこの機能は搭載されていないため、利用できません。


-- BitLocker の有効・無効:

Windows 10 の時代までであれば、デフォルトではこの機能は無効の方が多かったかと思います。もちろん、自分で有効にされてご利用だった方もいらっしゃるでしょうね。しかしWindows 11 の登場以来、セキュリティがより強化され、デフォルトで有効になっているケースが増えています。

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なので、Windows7 や、Winodws 8.1 から、Windows 10 にアップグレードしたユーザーも含め、一般ユーザーの方はどちらかと言えば、まだデフォルトの無効のままとなっているケースも多いと思います。


--デバイスの保護とBitLocker:

BitLockerは、Professional エディション以上の OS が対象になるのに対して、同じような暗号化をする機能として、「デバイスの暗号化」という機能が Windows にはあります。

これもどんなPCでも対象となるわけではありません。この機能が利用可能な要件を満たしている必要があり、その対象となるデバイス以外には表示されませんが、対象デバイスの場合には Windows 10 / 11 Home エディションでもデフォルトで有効になっているケースもあります。

いくつか確認したところでは、


といったメーカーでは、おそらく昨今の Windows 11 を搭載したものは基本的にはデフォルトで有効になっているものが多いものと思われます。つまり、BitLocker はなくても、デバイスの保護がかかっていることはありうるわけです。

この「デバイスの保護」については別の機会に取り上げることとします。


-- どんなタイミングで有効になるのか?

ではこの BitLocker保護デバイスの保護 といった機能がどの段階で有効になるのか?

メーカー出荷時から有効になっているようなケースを除くと、「Windows でのデバイスの暗号化」でも紹介されていますが、「Windows 10 以降の BitLocker を実行するサポートされているデバイスでは、個人の Microsoft アカウント (@outlook.com、@hotmail.com など) や仕事用または学校アカウントに初めてサインインすると、自動的にオンになります。BitLocker はローカル アカウントでは自動的に有効になりませんが、 BitLocker の管理 ツールで手動で有効にすることができます」とあるように、Microsoft アカウントでサインインしていると、その時点で有効になっているわけです。

現在、Microsoft アカウントでサインインしてご利用の方は、ちゃんと起動できているうちに、いざという時のために「回復キー」がどんなものなのか?確認しておくといいですね。


【回復キーを求められたら?】

こうしたPCの仕様を確認していないで使用していると、今回最初にご紹介したような更新プログラムの適用失敗などのようなトラブルなど、何らかのトラブルによって、BitLocker や デバイスの保護が作動し、回復キーの入力を求められたら、指定された「回復キー」を入力しないと起動できません。

どんなタイミングで有効になるのか?」のところでもご紹介したように、通常、Microsoft アカウントにてサインインした際に設定されるので、サインインした Microsoft の Microsoft アカウントページにサインインすれば確認することが可能です。


-- Microsoft アカウントの画面から確認する方法:

1) https://account.microsoft.com/ にアクセスして、サインインします

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2) 「デバイス」のところに登録されているPCがあるはずなので、「詳細の表示」をクリックします

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3) デバイスが表示されたら、「BitLockerデータ保護」の「回復キーの管理」をクリックします

20220821-2-4.jpg 

4) 「ご本人確認のお願い」が表示されたら、そこに提示された方法を選択し、確認コードを受け取り入力します

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5) 確認コードを入力し、「確認」をクリックすると、Microsoftアカウントの画面に戻り、回復キーが表示されます

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この他にも
といったメーカーのWebサイトにも詳細な手順が紹介されていますので参照してください。


【BitLocker キーの管理】

最後に、すでに回復キーを求められて、二進も三進もいかない...というケースを除いて、では自分のPCは、BitLockerが有効になっているのか? そして回復キーをどう管理したらいいのか? について簡単にご紹介しておきます。

20220821-1-1.png 20220821-1-2.png

冒頭でご紹介した上記の画像は、BitLocker が無効の Windows 10 のコントロールパネルと、BitLocker が有効になっている Windows 11 の画面です。
  • コントロールパネル>システムとセキュリティ>BitLockerドライブ暗号化
と開くと表示されます。
  • 無効の場合: "BitLockerを有効にする" というリンクがあります
  • 有効の場合: "保護の中断"、"回復キーのバックアップ"、"BitLocker を無効にする" といったメニューが表示されます

-- 回復キーのバックアップ:

PCが起動できないと、この画面から確認はできませんが、まだ回復キーを求められたことがないといった場合には、有効か?無効化を確認した際、有効であればきちんと事前に確認しておくといいかもしれませんね。その場合、「回復キーのバックアップ」をクリックして進みます。

202208221-3-1.jpg 202208221-3-2.jpg

この場合上記にもあるように、昨今では、「Azure ADアカウントに保存する」何ていう選択肢もありますが、これは法人ユーザー向けのものになりますので、「ファイルに保存する」か「回復キーを印刷する」を選択して進みます。

[Windows 11] デバイスの暗号化の回復キー(BitLocker 回復キー)を取得する方法を教えてください」(富士通)のサイトにも詳細は説明がありますので参考にしてみてください。

上記の富士通のサイトにもありますが、保存する場合、そのPCに保存しておくのだとせっかっく確認しても起動できなくなってしまうと利用できないので、USBメモリに保存しておくか? 紙に印刷して保管しておく方がいいかもしれませんね。


<参照>




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2022年08月20日

ついに登場! Windows Insider 版 Windows 11 上で、Android アプリが利用可能に!

以前、「US では、Windows 11 で Android アプリが利用可能に」といった記事をご紹介しました。こちらをご紹介したのが、2022年2月19日。そして、半年たった先日、とうとう日本語環境でもご利用いただけるようになりました。

20220820-1-1.jpg

先日、Windows Insider Dev Channel にリリースされた最新バージョンが Ver.22H2(ビルド25162.1000)ですが、US時間2022年8月18日付で公開された Windows Blogs で明らかになったものです。

20220820-1-2.jpg 20220820-1-3.jpg

-- 利用可能な環境:
  • Windows 11 Version 22H2
  • Microsoft Store version 22206.1401.6以降
-- 必要なもの:
  • Amazonアプリストア(Preview版)
この他、Windows Subsystem for Android の動作要件を満たしている必要もあります。

現在は、USおよび日本の Windows Insider 向けにリリースされている機能のようです。


<参照>



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2022年08月19日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

今朝はちょっと忙しくてバタバタしてたので、更新自体は確認できていんですが情報をあげるのが遅くなりました。さて本日付で、次の更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220819-1-1.png 20220819-1-2.png
・Microsoft Excel 16.65.22081605
・Microsoft OneNote 16.65.22081605
・Microsoft Outlook 16.65.22081605
・Microsoft PowerPoint 16.65.22081605
・Microsoft Word 16.65.22081605

Office Insider の リリースノート、ブログ ともに更新内容に関する情報は現時点ではございませんでした。今後、Office Inside Blog などで情報が公開された折には随時取り上げてみたいと思います。

前回、PowerPoint for Mac の通常版に「CAMEO」がリリースされたことをご紹介しましたが、Windows、Mac を問わずここ最近は、これまで Office Insider のみに先行リリースされた色々な機能がどんどん通常版にリリースされています。

もちろん、Beta Channel / Insider Fast、Current Channel(Preview) / Insider Slow といった、Office Insider 向けに事前にリリースされて様々なフィードバックを得て、さらに改善を加えての Stable版(通常版)への リリース になるわけですが、必ずしもトラブルもないとは言い切れません。

何か新たな機能を搭載したことで不具合があった場合には、ぜひフィードバックツールを利用してフィードバックしてください。

20220819-1-3.png

アプリを起動して、メニューバーの ヘルプ>フィードバック とすれば、フィードバックが可能です。


【2022/08/22更新】

よくよく確認してみると、8月19日付で OneDrive for Mac も更新されておりました。

・OneDrive 22168.0807




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macOS 11.0 Big Sur 更新情報

今回は、macOS 11.0 自身ではなく、Safari のみ更新が到着しております。本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220819-1-1.png 20220819-1-2.png

今月は、macOS 自身の更新は現在のところ到着しておりませんが、macOS Monterey には、Ver.12.5.1 も到着しております。Safari については、macOS Catalina/BigSur 向けに配信されております。

ということで、macOS BigSur については、Ver.11.6.8 のままです。

この他、今月は、
  • watchOS 8.7.1
  • macOS Monterey 12.5.1
  • iOS 15.6.1 and iPadOS 15.6.1
向けに更新が提供されています。

なお今回の Safari の更新ですが、悪意を持って細工されたウェブコンテンツにアクセスすることで、任意のコードが実行される可能性があるという不具合の修正になります。Apple では、すでにこの問題が悪用されている可能性があるという報告を認識しているようですので、早急に更新が必要になるようです。


<参照>




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2022年08月18日

PowerPoint for mac にも 「CAMEO」がリリース!

さきほどもちょっと、Microsoft AutoUpdate の更新情報の中でも紹介しましたが、US時間 8月16日 にリリースがスタートした Office for Mac Ver.16.64.22081401 において、PowerPoint for mac に「CAMEO」が搭載されたことが発表されました。

20220818-2-1.jpg 20220818-2-2.jpg 20220818-2-3.jpg

またリリースノートにもありますが、今回の Update では、「CAMEO」の他にも、アクセシビリティに配慮した機能でもある「クローズドキャプション」の機能が追加されたことも紹介されております。

20220818-3-1.jpg 20220818-3-2.jpg


2022年3月、5月に Office Insider 向けに Office Insider Blog にて案内された各機能。これらの機能の通常版への展開がスタートしたということになります。


【他の製品にも新機能が追加】

今回の、Ver.16.64.22081401。今回ご紹介した、PowerPoint 以外にも、

20220818-4-1.jpg 20220818-4-2.jpg

Outlook/Word:ディクテーションツールバーのデザインなどの更新

といった機能が追加されているようです。


<参照>




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Microsoft AutoUpdate の Update

Mac 向けに提供されている Microsoft AutoUpdate。

Mac 版の Microsoft 製品の更新を一括で管理してくれるプログラムです。とはいっても、各製品ごとに個別に Update もできるので、使っていない方も多いかもしれませんが、Microsoft Office の各アプリから、更新のチェックをすると、この Microsoft AutoUpdate が起動して来たりします。

20220818-1-1.png
・Microsoft AutoUpdate 4.50.22081401

さてそんな Microsoft AutoUpdate ですが、当然ながらこのプログラム自身も着々とバージョンアップしています。先日、メジャーアップデートとなる、Ver.4.50 になりましたが、その後もちょくちょく更新しておりますが、通常は、Microsoft Office Insider Beta Channel の更新情報とともにお知らせしていますが、今回はこちらの更新プログラムのみですが、更新が到着しております。

さて、今回の更新ですが、今月に入って2回目の更新だったと思いますが、USサイトにアップされている情報では、Ver.4.50 の更新っていうことで、US時間 8月16日付で更新されています。

不具合の修正、機能の更新などかなり多岐にわたっております。

強化された点:
  • ユーザーが最終的なカウントダウンを見る前にクローンが更新され、検証されるように、デッドライン機能を強化。これによりアプリのアップデートのためのダウンタイムが大幅に短縮されます。
  • デフォルトのチェック間隔を12時間から13時間に変更。更新時間をずらすことができるようになりました。
  • クローンのステージングフォルダに .noindex という接尾辞が追加。Spotlight が一時的なアプリバンドルにインデックスを付けることを防止します。
  • IT 管理者は、サードパーティアプリケーションがアプリバンドルを変更した場合にバイナリ差分更新を適用できるように GuardAgainstAppModification という新しいブール値ベースの環境設定を行うことができるようになりました。

バグ修正:
  • クローン作成に失敗した場合、デルタアップデートが正しく適用されない問題を修正。
  • アップデートのキャンセルが機能しない問題を修正。
  • カウントダウンタイマーが99分以上表示されない場合がある問題を修正。
  • Finderに表示」オプションに失敗する場合がある問題の修正。
  • 無効な日付/時刻が設定されているとMicrosoft AutoUpdateがクラッシュする場合がある問題を修正。
  • ダウンロードURLを作成する際に、Microsoft AutoUpdateがクラッシュすることがある問題を修正。
なお、「Release notes for Office for Mac」によると、通常版の Office for Mac についても、US時間 8月16日(日本時間8月17日)付で、Ver.16.64 (Build 22081401) の更新プログラムの提供がスタートしているようです。

Microsoft AutoUpdate の更新とともに、通常版の Office for Mac をご利用の方は更新を適用してみてください。更新内容によると、先日ご紹介した Windows 版 PowerPoint にリリースされた 「Cameo」が、Mac 版 PowerPoint にも今回のバージョンアップで通常版でも利用可能になるようです。


詳細は、上記のリリースノートをご確認ください。

<参照>



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2022年08月16日

最新チャンネルに "CAMEO"(カメオ)が登場!

これまでこのブログでも何度かご紹介してきた PowerPoint の新たな機能「CAMEO」(カメオ)。


この「カメオ」の最新チャンネル向けのリリースがスタートして、ぼちぼちいろいろなところで利用可能になり始めているようです。


【「カメオ」とは?】

PowerPoint のスライドに直接 Webカメラなどを利用して発表者の映像を取り込むことができる新しい機能です。プレゼンテーションの際に発表者のライブ映像を盛り込むことが可能になります。

このブログでも、Office Insider 向けに展開がスタートした時から何度か紹介していますので詳細な記事についてはそちらもご参照ください。


-- いつから使えるようになるのか?

さてそんな「カメオ」ですが、Office Insider 向けにはすでに Mac 版でも提供がスタートしておりましたので、一般向けの提供がいつになるか?ということだったんですが、その後特にアナウンスもなかったのですっかり忘れてたところでした。

20220816-2-1.jpg 20220816-2-2.jpg

たまたま今日 PowerPoint を開いたら、「カメオの挿入」なんていう新しい機能の紹介がでてきたので、Microsoft 365ロードマップで確認すると、どうやら、2022年7月末以降に一般向けにも順次展開がスタートしていたようです。

20220816-2-3.jpg

US時間8月9日に更新された「カメオでのプレゼンテーション」によると、「Cameo は現在展開中であり、今後数か月以内にすべての Microsoft 365 サブスクライバーが利用できるようになります」とありますので、既に展開はスタートしており、仮に現在表示されていなくても、間もなく利用できるようになるかと思います。


-- すべてのユーザーが利用できるのか?

残念ながら、この機能が利用できるのは、Microsoft 365 サブスクライバーのみ になります。

利用可能なユーザー:

一般向け Microsoft 365 Personal、Microsoft 365 Family最新チャンネル
法人向け Microsoft 365 最新チャンネル

利用できないユーザー:

Ofice 2016/2019/2021 といった統合パッケージ版の PowerPoint
PowerPoint 2016/2019/2021 といった単体製品


なお、一部 SKU による制限もあるようですが 法人向けの Microsoft 365 においては、「Microsoft Teams の PowerPoint からプレゼンテーションする」にもあるように、さらに Microsoft Teams を利用したプレゼンテーションの共有などにも対応するようになっています。


ついに一般ユーザー向けにも展開がスタートした 「カメオ」。ぜひご活用ください。


<参照>





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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

昨日確認したタイミングが遅かっただけだったのか、本日確認したら次の更新プログラムがすでに到着しておりました。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220816-1-1.png
・Microsoft Excel 16.65.22081401
・Microsoft OneNote 16.65.22081401
・Microsoft Outlook 16.65.22081401
・Microsoft PowerPoint 16.65.22081401
・Microsoft Word 16.65.22081401

昨日に続いてのことなので、リリースノート、ブログ共に更新内容に関する情報は上がっておりませんでした。

今後何か情報が更新された折には、改めてご紹介させていただきます。

USは、お盆なんて関係ないと思いますが、つい先日までは、ちょくちょく更新を確認しても何も更新がなかったのに、ここに来てまたちょくちょく更新が到着するようになりました。

ところで、Mac 向けのお知らせというわけでもありませんが、Outlook チームのブログにこんな新しい製品が紹介されておりました。


Android 向けに、"Microsoft Outlook Lite" がリリースされたとのことです。
Android のスマホをご利用で、ご興味のある方は、上記記事をご参考の上、Google Play よりダウンロードしてみてください。すでに、Google Play にて提供がスタートしています。




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2022年08月15日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

久しぶりに Mac 版 Office Insider Beta Channel に更新プログラムが到着しました。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220815-1-1.png
・Microsoft Excel 16.65.22081201
・Microsoft PowerPoint 16.65.22081201
・Microsoft Word 16.65.22081201
・Microsoft OneNote 16.65.22081201
・Microsoft Outlook 16.65.22081201

Insider Blog の方も、ちょくちょく更新されておりますが、今回の更新プログラムに関する情報は現時点ではございませんでした。


今回の更新内容ではないにしても、上記ブログの中では、Mac 版 Office Insider Beta Channel 向けの情報もございますので、興味のある方はぜひご覧ください。




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2022年08月14日

Excel で csv ファイルを開いた際に表示された「データ損失の可能性」という警告を再表示する

デフォルトの設定では、Excel で CSVファイル を開こうとすると、「データ損失の可能性」「このブックをカンマ区切り(csv)形式で保存すると、一部の機能が失われる可能性があります。機能が失わないようにするには、Excel ファイル形式で保存してください」と表示され、「次回から表示しない」「名前を付けて保存」のいずれかの選択を要求されます。

20220813-2-1.jpg 20220813-2-2.jpg

もしここで、「次回から表示しない」をクリックしたら、次回からはこうした警告は表示されなくなります。今回はこうして表示されなくなった警告を再表示する方法についてご紹介いたします。


【CSVファイルとその警告内容】

まずは基本的なことから確認していきましょう。

-- "CSVファイル" とは?:

20220813-3-1.jpg

上記の画像は一例ですが、"CSVファイル" とは、"comma separated values" の略で、文字通り、"カンマ区切りデータ" を意味します。テキストデータが、カンマで区切られたデータになります。余計な書式情報を持たないシンプルな形式のテキストデータです。
テキストデータなので、メモ帳で開くともできます。

-- なぜ、この警告が表示されるのか?:

シンプルなデータ形式ですが、これを Excel で開いて、グラフや書式情報を追加したとしましょう。保存の際、そうした様々な情報が追加されたとしても、再度CSVファイルとして保存してしまうと、そうした情報は保持されず、再び単純なテキストデータのみになってしまいます。

なので、「このブックをカンマ区切り(csv)形式で保存すると、一部の機能が失われる可能性があります」と表示されるわけです。
せっかく Excel でいろいろ作業されて、グラフを作成したり、関数を使用したり、さらには様々な条件や書式を設定したのであれば、「機能が失わないようにするには、Excel ファイル形式で保存してください」とあるように、Excel 形式で保存しないとそうした情報は保持されないものもありますよ?という警告になります。

こうした意味もあって、"CSVファイル" を Excel で開いたときに最初にこうした「データ損失の可能性」という警告のダイアログが表示されるわけです。


【「次回から表示しない」をクリックしてしまった場合】

この警告の画面が表示されて、「×」で閉じて、CSVデータとして作業する、あるいは「名前を付けて保存」として、Excelファイルとして保存しなおして引き続き、Excel ファイルとして作業をする.... そんな場合には、それでいいわけですが、うっかり「次回から表示しない」をクリックしてしまうと、CSVファイルをダブルクリックしても、この警告のダイアログは表示されなくなります。

デフォルトでは表示されるので、表示されるPCと非表示になったPCで確認してみたところ、「次回から表示しない」をクリックすることで、レジストリに以下のキーが追加されることがわかりました。

20220813-3-2.jpg

-- 追加される場所:

¥HEKY_CURRENT_USER\SOFTWARE¥Microosft¥Office\16.0¥Excel\Option

-- 追加されるキー:

ShowCSVDataLossWarning

-- 設定値:

20220813-3-3.jpg

 0: 表示しない
 1: 表示する

となります。(上記の例では、"表示する" 設定に変更した例)

もちろん、警告が表示された際に「次回から表示しない」をクリックしない限り、このキーは生成されないので、このキー自体を削除することでも、再度警告が表示されるようになります。

20220813-3-4.jpg 20220813-3-5.jpg


** 検証環境:
  • Windows 10 21H2(Build19044.1889)
  • Excel for Microsoft 365 Ver.2207(Build15427.20210)


【セキュリティの警告はトラストセンターから設定変更が可能】

ところで、Excelのメッセージバーに表示されるメッセージには今回ご紹介したもの以外にもセキュリティの警告などもあったりします。

20220813-4-1.jpg 20220813-4-2.jpg

こちらの場合には、「メッセージ バーのセキュリティの警告を有効または無効にする」にもあるように、
  1. Excelを起動し、ファイル>オプション とクリックして、Excel のオプションダイアログを表示します
  2. トラストセンター(左ペイン) > トラストセンターの設定(右ペイン)をクリックして開きます
  3. トラストセンターのダイアログが開いたら、左ペインの "メッセージバー" を開いて設定を変更します
で変更が可能です。


ということで、今回は、「データ損失の可能性」という警告メッセージの再表示について取り上げてみました。


【2022/08/15更新】

* 検証環境の情報を追加いたしました。


【2023/07/06更新】

コメントにて情報をいただきました。今回の警告のメッセージ。Excel のオプションダイアログから設定が変更できるようです。

20230706-5.jpg

わざわざレジストリをいじるよりこちらの方が簡単ですね。

以前からあったものなのか?その後追加されたものなのか?この辺りはよくわかりませんが、とにもかくにも、簡単に修正できるのであればそれがいちばんですね。


<参照>




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2022年08月13日

Office 2013 のライセンス情報を削除する

これまで何度か? Office 製品のライセンス情報の削除については取り上げさせていただきました。


一例としては上記の記事になります。mac版 Office にはライセンス情報削除ツールがあったりもします。

でもこれまで取り上げてきたのは、Office 2016 以降を念頭に置いてましたが、はて? Office 2013 って紹介していたっけな?と思いましたので、改めて取り上げてみました。基本的な操作方法は一緒でコマンドプロンプトを使用しますが、ファイルの場所が当然ながら異なります。


【「ospp.vbs」を利用して削除する】

削除にあたっては、「ospp.vbs」というプログラムをコマンドプロンプトで読み込んで実行します。

-- プログラムの場所:

現在の Office 製品は、既定では 64ビット版がインストールされるようになりましたが、このころはまだ既定では 32ビット版が既定でインストールされておりました。

20220813-1-1.jpg
  • officeが32bit版:C:¥Program Files (x86)¥Microsoft Office¥Office15
  • officeが64bit版: C:¥Program Files¥Microsoft Office¥Office15
となります。

参考までに、最後の "Office15" のところですが、
  • Office 2010:Office14
  • Office 2013:Office15
  • Office 2016/2019/365:Office16
のようにバージョンごとに、上記のような場所になります。


-- コマンドプロンプトにて削除:

実際の削除は、コマンドプロンプトを管理者モードで起動。ospp.vbs の場所を指定して、コマンドを実行します。
  • cscript “ospp.vbs" /dstatus
    とすれば、現在のライセンス情報が表示されます。プロダクトキーも表示されますが、下5桁のみになります。

  • cscript “ospp.vbs" /unpket:xxxxx
    「xxxxx」のところで、上記で確認した下5桁のプロダクトキーを入力して、ライセンスを削除する製品を指定します。
完了したら、再度「cscript “ospp.vbs" /dstatus」を入力してライセンス情報が削除されているか?確認しておきましょう。

Office 製品は、バージョンによってインストールされるフォルダも異なるので今回は、Office 2013 を例にご紹介しました。


<参照>




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2022年08月12日

macOS 向け OneDrive アプリのバージョンアップ

macOS 向けに提供されている OneDrive アプリですが、この更新状況については、Microsoft AutoUpdate でも確認ができます。

実はここしばらく更新されていなかったな?と思っていた、OneDrive アプリが、気がついてみたら、ちょくちょく更新されていました。

20220812-1.png
・OneDrive 22161.0731

上記の画像をご覧いただくとお分かりいただけると思いますが、本日も Ver.22161.0731 にバージョンアップ。実は、2日前に確認した時には、8月9日付だったかな? やはりバージョンアップしてました。

近の OneDrive の問題に関する修正プログラムと回避策」をみると、色々問題が発生していて都度更新されているという割には、うちの OneDrive のアプリは更新されないな?とは思ってましたが、うちの場合には特別影響もなかったので、普通にアップデートがあれば更新するというままで使用しているわけでしたが、ここに来て続けて更新されているのをみて何か?あるのか?と思って確認している最中ですが、まだ8月のリリース情報は、USバージョンでも提供されていないため詳細がわかりません。

特に、macOS 12.0 Monterey では、既知の問題なども紹介されているので、ぜひ最新状態でご使用になってみてください。

なお、「OneDrive のリリース ノート」にありましたが、OneDrive のアプリは、macOS 10.14 以前の OS はサポート範囲外になっています。基本的には、macOS 11.0 BigSur 以降でご利用いただくことが必要なようです。macOS 10.14 以前の OS には、更新プログラムの提供もありませんし、また新規インストールもできないようになっていますのでご注意ください。


【更新】

Microsoft AutoUpdate をよくよくみると、

・Microsoft Outlook 16.65.22081001
・Microsoft OneNote 16.65.22081001

については、本日付で更新されておりました。


<参照>




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デバイス間で思い出を共有しよう!/OneDrive

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2022年08月09日

テキスト操作 と 配列 に関する関数が Office Insider Current Channel(Previw) の Mac 版 Excel に追加

Mac 版 Office Insider Current Channel(Preview) /Insider Slow 向けに、新たに テキストと配列に関する関数が追加されたことが発表されました。

20220809-1-1.jpg 20220809-1-2.jpg

今回公開された Office Insider Blog によると、この関数自体は今年の3月に Mac 版 Beta Channel/Insider Fast 向けに公開されたものですが、これが Current Channel(Preview) に新たに展開されることになったものです。Windows / Mac ともにまだ通常版には展開されていない機能になります。


【追加される関数】

テキスト関数:
  • TEXTBEFORE
  • TEXTAFTER
  • TEXTSPLIT
配列関数:
  • EXPAND
  • TAKE
  • DROP
  • VSTACK
  • HSTACK
  • CHOOSEROWS
  • CHOOSECOLS
  • TOROW
  • TOCOL
  • WRAPROWS
  • WRAPCOLS
それぞれの関数の詳細については、「Excel 関数 (機能別)」にてご確認ください。

20220809-1-3.jpg

なお今回のこうした関数は、現時点では Beta Channel あるいは Current Channel(Preview) をご利用の方向けに展開されているものですが、今後通常版に展開されても、Excel for Microsoft 365、Excel for Microsoft 365 for Mac、Excel for the web 向けのもので Office 2016/2019/2021 ではご利用いただけません。


<参照>




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2022年08月06日

Epson Scan2 が起動できない

前回、「Epson Scan を起動しても、Scanボタンがない」をご紹介しました。この中、2022年6月になって Windows の更新プログラムの適用後から、Epson Scan2 が起動できなくなっているトラブルも発生していることもご紹介しましたが、意外とご存じでない方も多かったようなので、改めてご紹介させていただくことにしました。


【 "Epson Scan2" とは?】

Epson のコンシューマー向け複合機で、スキャナーの機能を利用するために提供されている Scan ユーティリティプログラムです。
昨今の複合機にはすべて "Epson Scan2" が提供されます。

20220805-2-2.jpg 20220805-2-1.jpg

もちろんこの機能を利用しなくてもWIAドライバーさえインストールすれば、Windows の標準プログラム「Windows Fax と スキャナー」を利用して、スキャナーをご利用いただくことは可能です。


【ATOKを利用していると "Epson Scan2" が起動できなくなる】

さて本題です。ジャストシステムのWebサイトの情報によると、"KB5006670" を適用したPCで、ATOKをご利用の場合に Epson Scan2 が正常に動作しなくなることが確認されているようです。
ただしこの "KB5006670" は、最近提供されているものではなく、2021年10月に提供されている更新プログラム。この時もいろいろ問題はありましたが、Epson Scan2 に関しての問題は、6月末に Epson のサイトに、そして7月になってからジャストシステムのWebサイトで情報が公開されたものです。

--発生する症状:

Epsonのサイトにありますが、起動しなかったり、あるいは起動してもすぐにフリーズしてしまったりと症状は様々のようですが、結局利用できるようにならないことには変わりないようです。

--要因:

ジャストシステムの ATOK をご利用だったか?あるいは現在ご利用の方で発生するもののようです。IMEを、Windows 標準の MS-IMEに切り替えることでも、回避は可能なようです。

--回避策:
  • ジャストシステムの提供している修正プログラムを適用する
  • IMEを、MS-IMEに切り替える

【ATOKの修正プログラムの適用】

KB5006670 により ATOK が影響を受けているとのことで、ジャストシステムでは ATOK の種類に応じて修正プログラムも提供しています。富士通製のPCに搭載されている ATOK や古い ATOK の場合には修正プログラムはなく、設定の変更方法が案内されています。


-- 修正プログラムの提供:

-- 設定の変更情報を提供:

-- MS-IME への切り替え:

ATOK Passport などの定額制サービスや、新しいATOKについては、修正プログラムが提供されているようですが、富士通のPCに搭載されているものは設定変更の方法が提示されています。それ以外の古いものを含む ATOK については、ATOK をやめて、MS-IME に切り替えるか? 修正プログラムが提供される ATOK Passport への切り替えが案内されています。


<参照>




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2022年08月05日

Microsoft AutoUpdate 4.50 がリリース

Mac 版 Microsoft Edge の更新の時にもちらっとご紹介しましたが、Microsoft 製品の更新プログラムを取得するために Mac 向けに提供されている Microsoft AutoUpdate の最新版 Ver.4.50 が 本日 リリースされました。

20220805-1-1.png

リリースノートには今回公開されたバージョンの情報はまだございませんが、7月までの更新状況を見ても少しずつ修正は加わっているようです。

うちの方で確認する限りでは、7月の Ver.4.49 の段階で、「Microsoft AutoUpdate が起動時に応答しなくなる問題を修正しました」とはあるものの、実際のところまだまだ起動時に真っ白で応答しなくなることがありましたが、今回のバージョンからは比較的スムースに表示されるようになった感じです。

Microsoft AutoUpdate を起動しても、なかなか応答しないという方はぜひ Update して確認してみてください。


<参照>




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Epson Scan を起動しても、Scanボタンがない

Epson の複合機や、Epson のスキャナーをご利用の方にはおなじみの 「Epson Scan」というプログラム。

Windows 10 から Windows 11 にアップグレードした PC で、この 「Epson Scan」を起動しても、"Scan" ボタンが表示されず、PCからの
Scan ができないことが確認されています。

20220803-4-2.jpg 20220803-4-3.jpg

【トラブルの発生対象】

・対象OS:Windows 11
・対象プログラム:Epson Scan

* Epson Scan 2 は対象外です。


【対処方法】

Epson Scan というプログラムなので、ちょっと古めの複合機だったりすると思いますが、「インクジェット複合機(カラリオ/ビジネス) ドライバー/WindowsR 11 対応表」にもありますが、対象の機種向けには既に修正プログラムが提供されています。

20220803-4-1.jpg

こうした古いアプリなどの場合、Windows 11 などにインストールしても正常に利用できないことは多々あるかと思います。Windows 10 から Windows 11 にアップグレードしたら利用できなくなったといったケースも含め、古いデバイスをご利用の場合には必ずメーカーのWebサイトなどで、Windows 11 での対応状況を確認するようにしましょう。

ちなみに、Epsonのサイトには、


というように、Epson Scan 2 についても、トラブルが発生していることがアナウンスされています。


MS-IMEであれば問題ないとの事のようですが、ジャストシステムでも既に修正プログラムの提供はスタートしているようなので、上記サイトをご確認ください。
Epson にかぎったことではなく、Canon でも、Windows 11 の対応状況 は公開されていますので、プリンターに限らず従来からご利用の周辺機器をご利用の場合には必ずご確認いただき、最新のドライバをご利用いただくことをお勧めいたします。


<参照>




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2022年08月04日

Microsoft Edge の 修正と再インストール Part 2 Windows 編

前回は、Mac 版 の Microsoft Edge についてご紹介いたしました。

さて今回は Windows 版 Microsoft Edge についてみていきましょう。

Windows 版の Microsoft Edge といえば、Windows 10 や Windows 11 では OS搭載の標準ブラウザになります。なので基本的には OS のいちコンポーネントという位置づけなのでアンインストールはできません。

20220802-3-3.jpg

Windows 版の場合にはご利用環境によって、
  1. Windows 8.1 :コントロールパネル > プログラムと機能 より アンインストール が可能
  2. Windows 10以降:アンインストール不可
  3. Microsoft Edge Insider 版:すべてアンインストールが可能
といった違いがあります。

ただし今回は取り上げませんが、コマンドを利用したアンインストール方法はあるので、改めて機会があればご紹介したいと思います。
でもなぜアンインストールできないのか? 「Microsoft Edge をアンインストールできないのはなぜですか?」にあるようなわけです。


【Microsoft Edge の再インストール】

アンインストールできないのに、再インストールはできるのか? そして修復はできるのか? 次はそこについて触れていきます。


-- Microsoft Edge の修復:

これは、Insider 版、Stable 版 を含めて、修復は可能です。

20220803-3-4.jpg

Windows 10/11 の場合
スタート>設定>アプリ>アプリと機能 と開いて、Microsoft Edge をクリックして "変更" をクリックします

Windows 8.1 の場合
スタートボタンを右クリックし、コントロールパネルを開きます。"プログラムと機能" を開いて、Microsoft Edge をクリックして、"変更" をクリックします


-- Microsoft Edge の再インストール:

Windows 10/11 については、アンインストールができませんが、再インストールは可能です。削除できていないのに再インストール?と思われるかもしれませんが、要するに上書きインストールすれば、再インストールしたことになるわけです。

20220803-3-5.jpg 20220803-3-6.jpg

Microsoft Edge のインストールと更新に関するトラブルシューティングのヒント」の中でも、「Windows ユーザーの場合は、再インストールの前に Microsoft Edge をアンインストールする必要はありません。 また、再インストールが完了すると、履歴、Cookie、設定も復元されます」とあるように、もう一度ダウンロードして再インストールするだけでいいようです。

これからすれば、Windows 8.1 版でも特別アンインストールせずに上書きでインストールすればいいことになりますね。Microsoft Edge Insider プログラムとして提供されている Beta 版/Dev 版/Canary 版 ともに、Windows 8.1 用と同様でアンインストールしなくてもそのまま上書きインストールでもよさそうです。

もっともアンインストールできるものであれば、いったんきっちり削除してから再インストールした方が気持ち的にはすっきりしますよね。なので、上書きインストールしてもダメであれば、アンインストールしてから、再インストールするということも考えてもいいのかもしれませんね。


<参照>




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2022年08月03日

Microsoft Edge の 修正と再インストール Part 1 Mac 編

Stable 版の Microsoft Edge であれば、そんなにある日突然開かない...なんてこともなかなかないと思いますが、Microsoft Edge の Insider プログラムに参加していて、特に Canary 版だったりすると、時々起動しない...なんてことがあったりします。

ちょっと前にも Mac 版 Microsoft Edge Insider Canary Channel を利用していて、ある時突然起動できなくなりましたが、ちょうど本日上書きインストールして、Ver.105.1337.0 に更新されたことで、また正常に起動できるようになりました。

そんなこともあったので、今回は、Microsoft Edge の再インストールについて取り上げてみました。


【Mac 版 Microsoft Edge の更新 と 再インストール】

Mac 版の場合、Stable版(安定板)の場合、その更新は Microsoft Edge の画面からも行えますが、基本的には Microsoft AutoUpdate を介して配信されてきます。

20220802-3-0.png

これに対して、Microsoft Edge Insider プログラムに参加して、Beta版/Dev版/Canary版 といった Insider 版をご利用の場合には、各プログラムのヘルプメニューから、"Microsoft Edge の更新" をクリックして行います。

20220802-3-1.jpg 20220802-3-2.png


-- Microsoft Edge の再インストール:

基本的には、改めてダウンロードしてインストールしなおします。

まずはアンインストールから。アンインストールについては、Finder の移動メニューから、アプリケーションに入って、Microsoft Edge のアプリのアイコンをごみ箱に捨てるだけです。

そして改めて、Microsoft Edge Insider のサイトにアクセスして、ご希望のチャンネルの Microsoft Edge をインストールしなおします。

今回、そして以前にも同様にありましたが Canary 版が起動しなくなったケースでは、あえてアンインストールせずに、直接ダウンロードして上書きインストールという形で、更新しましたが、削除してからでなくても正常に上書きインストールでバージョンアップされてました。そして、その後は正常に動作するようになりました。

さて次回は、Windows 版 Microsoft Edge についてみていきましょう。


<参照>




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2022年08月02日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。
本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220802-2-1.png
・Microsoft Excel 16.64.22073100
・Microsoft OneNote 16.64.22073100
・Microsoft Outlook 16.64.22073100
・Microsoft PowerPoint 16.64.22073100
・Microsoft Word 16.64.22073100

Office Insider Blog、リリースノーと共に、今回の更新に関する情報はございませんでした。
今後、新しい機能の紹介などでブログにて対象バージョンに関する情報が公開された折には、機会があれば随時ご紹介していきたいと思います。




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Windows の基本操作 Vol.2022-08-01 ファイル履歴のデータを整理する

Windows 8 以降の Windows には、「ファイル履歴」というデータバックアップ機能が搭載されており、これを有効にすることでユーザーデータを自動バックアップすることができます。Windows 7 などの古いOSであれば、「シャドーコピー」といった形で同様の機能が利用できるようになっています。

この「ファイル履歴」については、過去に何度か取り上げていますので、詳細については以下のリンクより過去の記事をご参照ください。


さてこんな便利なファイル履歴ですが、その設定の際、あまり細かいことを意識せずに設定していくと、バックアップされたデータの保持される期間は "無期限"(既定値)だったりします。

20220802-1-1.jpg

もちろんバックアップドライブに余裕があって全く問題ないのであれば、このままでもいいわけですが、当然ながらバックアップを取っていくとバックアップデータは肥大化していきます。

ということで今回は、ファイル履歴の古いデータの削除についてご紹介していきます。


【現状の確認と履歴の削除】

--確認:

ではまずは現在の状況を確認することから始めましょう。

1) スタート > 設定 > 更新とセキュリティ と開いて、左ペインより "バックアップ" をクリックし、さらに右ペインから、"ファイル履歴を使用してバックアップ" のところの "その他のオプション" をクリックします

20220802-1-1.jpg

2) 続いて画面をスクロールして、"関連設定" のところの "詳細設定の表示" をクリックします。ファイル履歴のダイアログが表示されます。ここであとどの程度の空き領域があるのかが確認できます

20220802-1-2.jpg 20220802-1-3.jpg


-- 履歴の削除:

では続いて履歴の削除に入ります。

1) 左ペインの "詳細設定" をクリックし、"バージョン" のところにある "古いバージョンのクリーンアップ" をクリックします

20220802-1-4.jpg

2) "ファイル履歴のクリーンアップ" というダイアログボックスが表示されたら、ファイルの削除のところから、"2年以上前" など用途に応じて期間を決め "クリーンアップ" をクリックして削除を開始します

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3) クリーンアップがスタートし、"クリーンアップは正常に完了しました" と表示されたら "OK" をクリックして完了します

20220802-1-6.jpg 20220802-1-7.jpg


外付けのドライブなどに保存しているような場合には、当然ファイル履歴以外のファイルも保存されていたりするかもしれませんので、以下の画像にあるような形で空き領域がでても、すべてが "ファイル履歴" で占められているわけでもありません。

20220802-1-3.jpg 20220802-1-8.jpg

実際にどの程度の容量を占めているか?については、バックアップ先のドライブを開いて "FileHistory" というフォルダを右クリックして "プロパティ" を開けば確認することもできます。


<参照>




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2022年08月01日

エクスプローラーを開くと「処理しています」となって「応答なし」になる

Windows 10 でも、Windows 11 でも発生しうるトラブルの一つですが、ある時タスクバーにある「エクスプローラー」を起動してみたら、本来表示されるはずのアイコンが表示されず、"処理しています..." となって、その後、タイトルバーには "(応答なし)" と表示されてまったく応答しない....。

20220801-0.jpg

Windows 10 のエクスプローラーを開いたときの例ですが、上記の画像はなかなかこうした場面に遭遇しないので、その時に見かけた画面を合成して作成してみたものです。なので実際のものとはフォントなどの感じはちょっと違うかもしれませんが、こうした画面が出たままで応答しません。

例えば、本来であれば....

Winodws 11 の例:

20220801-1-1.jpg 20220801-1-2.jpg

上記の画像は、Windows 11 Insider Dev版のものなので、ちょっと通常の Windows 11 ともエクスプローラーの表示が違うかもしれませんが、タスクバーのエクスプローラーを開けば、右にあるような形で表示されます。

Windows 10 の例:

20220801-1-3.jpg 20220801-1-4.jpg

Windows 10 の場合には上記のような感じで、本来は、エクスプローラーが起動してきます。


【エクスプローラーの再起動と他のプログラムの動作】

今回確認した中では、まずはタスクマネージャーを起動して、エクスプローラーを終了し、再開してみました。エクスプローラー自体は正常に終了し、再開しても、再度エクスプローラーを開くと同じ状況。

そうした中で、プログラムを起動したり、ほかのフォルダを開いたりすることは全く問題ない。つまりは、タスクバーなどから、コマンドであっても、タスクバーからダブルクリックなどで起動しても、エクスプローラーだけを起動しようとすると、こうした症状になっておりました。


【エクスプローラーの履歴を削除であっさり解決】

さて今回のトラブル。意外とあっさりと解決に至りました。それが、「履歴」の削除でした。「「エクスプローラー」履歴を消去する方法<Windows 10>」(dynabook)のサイトにもありますが、エクスプローラーを開いたときに読み込まれる「よく使用するフォルダ」や「最近使用したファイル」といった履歴の読み込みが進まずに今回のような症状になるようです。

なのでこの履歴を消去して古い履歴のデータを読み込まなくてもいいようにします。

でもここで問題なのは、エクスプローラーを開いても、「処理しています...」となって、何も操作ができないとなると、この後にご紹介する履歴の消去もできない。


1) 何かしらのフォルダを開く:

もしデスクトップなどにフォルダがあれば、このフォルダを利用すれば履歴の削除が行えます。

2)コマンドプロンプトでGUIのフォルダを呼び出す:

20220801-2-1.jpg 20220801-2-2.jpg
  • Windows + R としてファイル名を指定して実行のダイアログを表示。
  • 名前のところに、「cmd」と入力してコマンドプロンプトを開きます。
  • "start.." とだけ入力してエンターを押せば、GUIのユーザーフォルダが表示されます。
いずれかの方法で、どうにかフォルダを開きます。ここまでが前準備となります。


-- エクスプローラーの履歴を削除する:

Winodws 10 の場合:

1) フォルダを開いたら、表示タブ>オプション と開きます

20220801-3-4.jpg 20220801-3-5.jpg

2) 「フォルダオプション」のダイアログが表示されたら、「全般」タブの「プライバシー」のところにある「エクスプローラーの履歴を消去する」の「消去」をクリックします

以上で完了です。


Windows 11 の場合:

1) フォルダが開いたら、[...] (もっと見る) をクリックして、「オプション」をクリックします

20220801-3-1.jpg 20220801-3-2.jpg

2) 「フォルダオプション」のダイアログが表示されたら、「全般」タブの「プライバシー」のところにある「エクスプローラーの履歴を消去する」の「消去」をクリックします

20220801-3-3.jpg

以上で完了です。

タスクバーなどから、エクスプローラーを開いてみてください。

この件について、インターネットで検索してみると、こうしたエクスプローラーの履歴の削除を紹介しているところよりは、HDDの問題や、ユーザーアカウントの作り直しなどを紹介しているところもあるようです。もちろんそうしたことまでしないといけないケースもあるのかもしれませんが、もっと簡単なところで試せる対処法もあるので、まずは試してみるといいかと思います。


<参照>




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Speaker Coach が、Microsoft Teams に搭載

PowerPoint では、「Presenter Coach」としてすでに一部の言語向けに提供がスタートしている「Speaker Coach」という機能。

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この機能が Public Preview として、Microsoft Teams に搭載されます。今回 Public Preview としてリリースされるこの機能、2021年9月9日付の Microsoft 365 Blog の中でも紹介されていました。

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Microsoft Teams Public Preview」(TechCommunity)を見てみると、現在も様々な Public Preview 機能が紹介されていますが、オンラインプレゼンテーションのスキル磨きをサポートしてくれるこの機能。ユーザーの期待するところも多いかと思います。


【"Presenter Coach" と "Speaker Coach"】

PowerPoint に "Presenter Coach" の機能が搭載されたことは以前にもこのブログでもご紹介いたしました。一部をご紹介すると以下のような記事になります。


ただし残念ながら、PowerPoint に追加されている "Presenter Coach" の機能も日本語環境には対応していないため、「"Presenter Coach" を利用する」でもご紹介しましたが英語環境でないと試すこともできません。ただし、現在は、Mac、Windows、iOS、Android、Web版 などすべてプラットフォームでのご利用が可能になっています。

さてこの PowerPoint の "Presenter Coach" ですが、「PowerPoint’s presenter coach expands to Microsoft Teams and takes on the new name speaker coach」によると、今回の Microsoft Teams への搭載とともに、PowerPoint でも、Microsoft Teams でも、どちらでも「Speaker Coach」と呼ばれるようになるようです。


【"Speaker Coach" の利用環境】

今回、Public Preview となってリリースされる Microsoft Teams における "Speaker Coach" の機能ですが、以下の環境で利用が可能になります。
  • Public Preview channel
  • 利用環境: Windows 10/macOS
  • 対応言語: English のみ

-- 既知の問題:
  • 現時点では、英語環境にしか対応していません。Microsoft Teams のアプリも英語版として起動しないと利用できません
  • チャネルミーティングや "Meet now" オプションを使用してミーティングを開始する場合にはサポートされていません
  • ユーザーが設定でトランスクリプションの Speaker 属性を無効にしている場合、スピーカーコーチを使用することはできません

--Public Preview を利用するには:

当然ながらそのままでは Public Preview 版の利用はできません。以前にご紹介した「Excel Live で、共同作業」の中でも触れましたが、IT管理者が更新ポリシーを設定し、プレビュー機能を有効にする必要があります。その後、各ユーザーがパブリックプレビューに参加するかどうかを個別に選択できるようになります。


【Microsoft Teams の Public Previewで公開されている機能】

TechCommunity の Microsoft Teams のサイトには、「Microsoft Teams Public Preview」というページが用意されています。

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ここでは、今後 Public Preview として提供が開始されるものなどが紹介されております。例えば今回ご紹介したもの以外にも、「Now in public preview: Assign Seats in Together Mode」のように、すっかりおなじみになった Togather mode で、シートアサインする機能などユニークなものもあったりします。

こうした Public Preview で紹介されている機能は、今後すべてのユーザーで使ってもらえるようにするための準備期間として Public Preview に参加されている一部のユーザーに先行公開して、フィードバックを頂き、それをさらに使いやすいものにするように改善していくために公開されているものです。

こうした機能を試してみたいという方はぜひご参加いただき、そして体験いただくと同時に、その使用感や不具合のフィードバックなどといった形で一般公開に向けてご協力いただければと思います。

先日ご紹介した「Excel Live で、共同作業」もそうですが、こうした機能は まだまだ Public Preview の段階なので、一般公開されるまでにはまだ時間がかかりますが、今後の Microsoft Teams が楽しみになってきますね。


<参照>




デル株式会社


	Microsoft 365-PowerPoint/Microsoft Store

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