このブログでも以前に取り上げたこともありますので、Windows 10 から登場した絵文字挿入の機能については、ご存じの方も多いかと思います。
さてこのおなじみの機能、Windows 11 と Windows 10 では、微妙に違うんですね。今回はこの件について取り上げてみました。
【Windows 11 ではどちらでもすべて表示される】
さて、Windows 11 で同じことをしてみます。
ですがよくよく見ると、ダイアログの上部のツールバーは一緒です。
絵文字の挿入画面も、クリップボードの履歴の画面も同じダイアログに統一されています。
- 最近使用したもの
- 絵文字
- GIF
- 顔文字
- 記号
- クリップボードの履歴
と、ツールバーの中に、「クリップボードの履歴」がはいっていますね。
ではこれを確認のため Windows 10 の例でもう一度みると....
違いますよね....。全然気が付きませんでしたが、Windows 11 から統合されていたんですね....
ここまでは、とりあえず全然気が付かずに使っていたので備忘録としてのご紹介でした。
【絵文字がさらに拡張】
さてこの絵文字の機能、「「複数人の絵文字」をもっと快適に!もっと多様に!Windows 11 Insider Preview における絵文字パネルの機能改善について」によると、さらに機能が拡張されたようです。
6/27に公開されたブログによると、Windows 11 Insider Preview において、一部の絵文字において、クリックして選択するとポップアップ画面が表示されて、"顔と肌のトーンの選択" などといったさらなるカスタマイズができるようになります。
まさに "ダイバーシティ" (多様性)に配慮された絵文字へと進化しているわけですね。
-- 利用可能なバージョン:
Windows 11 Insider Build 2261 以降
利用できる数も、現時点では、"「握手」「カップルとハート」「家族」など 8 種類の絵文字がこの機能の対象" となっているようです。
- 試しに、青いマークのついている "家族" のアイコンをクリックしてみました
- カスタマイズするための "+"(個人用設定)をクリックします
- 家族の顔のイラストを選択すると、肌の色を変更し、カスタマイズが可能になります
現在この機能は、Insider Preview 版でしか利用できませんので、通常版をご利用の場合にはもうしばらくお待ちください。
<参照>