2022年07月30日

Windows 10 で、USB接続されたプリンターが認識されない

USB接続のプリンターが認識しない.... まぁ、よくありそうなトラブルの一つなわけですが、今回についてはこれがどうも 6月末に Windows Update にて提供された更新プログラムの影響のようなので取り上げてみました。

20220730-1-1.jpg 20220730-1-2.jpg 20220730-1-3.jpg

Windows 10 のリリースノートで公開されている各バージョンの「既知の問題」のところによれば、今回のトラブルは、6月28日以降にリリースされている KB5014666 をインストールしたのち、一部の印刷デバイスに影響があることが報告されているようです。

20220730-2-2.jpg 20220730-2-1.jpg

確かに上記のようにうちの場合には、6/30にインストールしておりました。


--対象OS:

今回この影響を受けていると思われる対象OSは、以下の通りです。

【クライアント】
  • Windows 10 バージョン 21H2
  • Windows 10 バージョン 21H1
  • Windows 10 バージョン 20H2
【サーバー】
  • Windows Server、バージョン 20H2
となっているようです。


--回避策:

現時点で提示されている回避策としては、「USB 接続プリンターへの印刷が失敗する可能性があります」に紹介されている通りになります。
今回たまたまこの症状と思われる事例を直接拝見することがありましたが、結果的にはいったんデバイスを削除して、ドライバを再設定するといったことで改善されました。

それからすれば、よくある一般的な対処法の範囲を超えない程度のもので改善には至っておりましたが、こうしたUSB接続のプリンターがうまく認識しなくなるということは最近多かったようにも思いますので、この影響の可能性もあるのかもしれません。


現在、既知の問題のところでも「現在調査しており、より多くの情報が利用可能になったときに更新プログラムを提供します」とあるように、Microsoft 側でもまだ情報収集中のようでこれといったはっきりした要因は確認できていないようです。

最近は、プリンター一つとっても、Wi-Fi や 有線LAN などで接続して利用されているケースも多いでしょうから、USB 接続となると利用者がさらに限定されてしまいますから、影響を受けていない方も多いかと思います。

またすべてのデバイスで発生するものでもないようで、うちの Windows 10 の PC では、この更新プログラムは適用されていても、USB 接続されたレーザープリンターは全く問題なく動作しています。

もし機会があれば私も次回はフィードバックしてその情報収集に協力したいと思っていますが、もっとも、いざ実際に「印刷できない」ってなると、事例的にはよくあるトラブルでもありますし、やはりそちらの対処の方に注力してしまうので、なかなかフィードバックは集まりにくいのかもしれませんね。


【2022/08/05更新】

この問題、Windows 11 でも確認されているようです。Canon のサイトには以下のように OS 起因の場合には、Microsoft 側の対応を待つようにとありました。


現時点では、まだ更新プログラムの提供はありません。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社


安心保証付き・パソコン工房の中古パソコン

posted by クリック at 20:48| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

今後 提供予定の Excel の新機能

TechCommunity の Excel Team のブログを見ていると、毎月「What's New in Excel (July 2022)」といった形で、その月に、Excel for the web、Excel for Windows、Excel for Macなどにどんな新しい機能が追加されたかが整理して紹介されています。

20220729-2-1.jpg

もちろんそうして整理したものばかりではなく、当然ながら新しい機能が追加された場合には、「New in Excel for the web: Power Query Group operations are now available」といった形で新しい機能も紹介されております。

さてそんな中で「What's New in Excel (July 2022)」といったページを見てみると、「Excel Features Flyer」というリンクがあるのをお気づきでしょうか?


【今後提供される新しい機能の提供予定がわかる "Excel Features Flyer"】

"Excel Features Flyer" は、今後、Excel のどんな機能がどのバージョンから提供されるかといったことがわかるようになっているPDFファイルです。

20220729-2-2.jpg 20220729-2-3.jpg

Office Insider 向け、製品版利用者向けと一覧に提供開始バージョンなどが、ざっくり紹介されていますが、Microsoft 365 のロードマップ同様に、今後 Excel Team から提供される "Excel Features Flyer" も、Excel にどんな機能が展開されるのかを確認する一つの資料として便利ですね。ぜひご活用ください。


<参照>




Microsoft 365-Excel/Microsoft Store


イベント・スポーツ観戦遠征特集 びゅう

posted by クリック at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Excel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月29日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

リリースノートなどはなかなか更新されませんが、更新プログラムは数日ごとの順調に到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220729-3-1.png
・Microsoft Excel 16.64.22072800
・Microsoft OneNote 16.64.22072800
・Microsoft Outlook 16.64.22072800
・Microsoft PowerPoint 16.64.22072800
・Microsoft Word 16.64.22072800

ブログ、リリースノートとも、今回の更新に関する情報は特にございませんでした。

今後、新たな機能として追加された機能などが紹介された折には、随時改めてご紹介させていただきます。
それまでいましばらくおまちください。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 12:22| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Excel Live で、共同作業

Microsoft Teams に新たな機能が追加 されることが明らかになりました。

Microsoft Teams でミーティングを行っている際に、Excel のデータを共有して共同作業をする...
そんなことが可能になります。

20220724-1-1.png

US時間 7月19日 に公開された TechCommunity の Microsoft 365 ブログの中で明らかになったものです。

ブログによれば、

2021年:
Microsoft Teamsでの PowerPoint Live の導入により、プレゼンテーションの新しい在り方を提案

2022年:
Microsoft Build 2022 にて、Live Share(パブリックプレビュー版)を導入、開発者がサードパーティアプリを受動的な面共有の枠を超えて、参加者がTeamsで共同視聴、共同編集、共同作成を可能に。

そして今回は、「Excel Live」ということになります。

こうした取り組みは新しいハイブリッドワーク時代における、リモートワークに対する新しい取り組みへの始まりに過ぎないようです。


【"Excel Live" とは?】

従来であれば、Microsoft Teams で、Excel のシートを共有しても、発表者が共有したデータを、その他の参加者は発表者のシートを見ているだけ。仮に発表者がそのシートを開いて数値の入力などの作業をしている間は、他の参加者はそれを眺めているだけでした。

たとえば Microsoft Teams で、Excel のシートを共有した際に、参加者がその共有されたシートで共同作業ができたら作業効率はあがりますよね? それが今回導入される「Excel Live」という機能になります。

共有することによって、Microsoft Teams の画面が、共同作業をするためのキャンバスとなるわけです。YouTube の Microsoft 365 チャンネルには以下のような動画も公開されておりました。


** YouTube の動画は英語のものですが、字幕を有効にして、自動翻訳の機能を日本語に設定すれば日本語の字幕でご覧いただけます。


Excel Live」では、ワークブックで共同作業をしている全員が、必要に応じて並び替えや、フィルタリングなどして表示をカスタマイズすることなども可能になっています。

その特徴としてブログの中では以下のポイントを挙げています。
  1. プログラム間の切り替えが不要なため、共同作業を簡素化できる
  2. 会議の後、内容を記録したり、まとめたりする時間を節約ができまる
  3. チームメンバーへの貢献が促進される
  4. 生産性を向上につながる

-- いつから利用が可能になるのか?:

ブログによれば、2022年8月末パブリックプレビューの予定 となっています。

今後こうしたパブリックプレビューの機能を利用するためには、IT管理者により更新ポリシーを設定して、プレビュー機能を表示するようにする必要があります。パブリックプレビュー機能を表示できるようにするには、「Microsoft Teams パブリック プレビュー」を参照してください。要するに、Insider 向けプログラムの一環としてまず第一に提供がスタートして、その後、一般向けに展開されることになります。

ということであくまでも、通常の Microsoft Teams で利用できるようになるのはまだまだ先のようですが、Microsoft Teams のパブリックプレビュー版として利用することで、こうしたパブリックプレビューの機能が試せるようになるようです。


<参照>




デル株式会社


BTOパソコン・パソコン関連商品がお買い得!パソコン工房のセール

posted by クリック at 10:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Microsoft Teams | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月27日

VBAを含んだシートを開くと「&H80004005(-2147467259)エラーを特定できません」というエラーが表示されて開けない

先月ぐらいから発生している Excel の不具合。Microsoft コミュニティを見ていると、現在2つの不具合が発生していて、どちらも昨日までの時点では改善されていないようです。

現在発生している不具合は、
  1. Excelところどころ見えなくなった
  2. システムエラー「H80004005」
の2例。その代表的なものを2つほどピックアップしてみました。
1)の例は、データ自体はあるものの表示が乱れるというもの。そして、2)の例は、VBAを含んだシートを開こうとすると、以下のようなエラーが表示されて利用できないというもの。

20220727-2-1.jpg

どちらも現在進行中のエラーです。おそらくフィードバックはされているでしょうから、あとは更新プログラムの到着を待つのみなのですが、このひと月更新はちょくちょく来ていますが、昨日の段階ではまだ改善には至っていないようです。

ただし 1)の表示の問題など利用環境によっては問題ないケースもあるので、必ずしもすべての方がこうしたエラーでうまくいかないというものでもないようです。



【回避策】

冒頭で、今回ご紹介した2つの事例。いずれの場合も現段階では回避策としては、Ver.2205 までロールバックすることぐらいしかないようです。

Office 365(2016)をロールバックする

上記のサイトを参照の上、Office 製品をロールバックします。この際、バージョンとしては、Ver.2205 まで戻す必要があるようなので、

16.0.15225.20288

とすれば、2022年6月14日に提供された Ver.2205(Build15225.20288)まで戻せるはずです。

20220727-2-2.jpg

戻しても、そのままだと、また自動更新がかかってしまいますから、しばらくは、ファイル>アカウント と開いて、更新を無効にしておく必要があります。

現在のチャネルのリリース ノート」をご覧いただくとおわかりいただけるように、この間に提供されている更新プログラムも様々な既知の問題が修正されています。またセキュリティの問題の修正なども含まれています。なのであくまでも一時的な回避策とご理解ください。

なのでこちらを無効にしたままというのも問題。すでにひと月以上たってはいますが、数週間後に修復ができているかなどを Microsoft コミュニティの掲示板などで確認してみて、修正プログラムがすでに提供されているようであれば、再度自動更新を "有効" にして最新状態にしてご利用いただくことをお勧めいたします。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社


Surface の新機能がここにある!

posted by クリック at 10:18| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | Excel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

ちょっと間が空いたような感じですが、Mac 版 Office Insider Beta Channel 向けの更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220727-1-1.png
・Microsoft Excel 16.64.22072501
・Microsoft OneNote 16.64.22072501
・Microsoft Outlook 16.64.22072501
・Microsoft PowerPoint 16.64.22072501
・Microsoft Word 16.64.22072501

リリースノート、ブログともに、今回更新された内容に関する情報は、現時点ではございませんでした。
前回ご紹介した Excel for Mac のようにだいぶ後になってブログなどで新機能が追加されていたことが公開されることもあるので、その際には随時ご紹介したいと思います。

ちょうど本日は、Windows 版 Office Insider Beta Channel にも更新プログラムが到着しているようです。Windows 版 もご利用の方はぜひ確認してみてください。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 09:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月26日

通知ウィンドウにメールの配信のお知らせを表示する

法人向けの Outlook on the web ではすでにおなじみの通知の機能。この機能が、今後 Windows 版 Outlook に搭載されることになります。

20220724-2-1-1.jpg

7月7日付の Office Insider Blog によると、先ほども書きましたがこの機能は、すでに 法人向けの OWA(Outlook Web Apps)ではおなじみの機能。

20220724-2-1-3.jpg 20220724-2-1-2.jpg

Outlook on the web にアクセスしてサインイン。右上のツールバーのところに表示されている鈴のマークです。

20220724-2-1-5.jpg 20220724-2-1-4.jpg

通知の部分をクリックすると、通知が表示されるわけですが、さらにカスタマイズをクリックすると冒頭でご紹介したようにどんな通知を表示させるかの設定ができるようになっています。

20220724-2-1-6.jpg 20220724-2-1-3.jpg

というのは、OWAのものなので、さっそく Windows Insider 版 Beta Channel に搭載された 通知についてみていきましょう。


【Windows 版 Outlook の通知機能】

現在この機能が提供されているのが、Windows 版 Microosft Outlook になりますが、あくまでも Office Insider Beta Channel 向けに提供されている機能になります。

20220724-2-2-1.png 20220724-2-2-2.png

基本的には、OWA のものと同じになります。通知の オン・オフ の切り替えについては、
  • メールのメンション
  • いいね!
  • ドキュメントのメンション
  • 旅行
  • 配達
といった項目について設定が可能になっています。

--利用可能なバージョン:

Windows Insider Beta Channel Ver.2008(Build 15408.10000) 以降をご利用の Office Insider 向けに展開されています。
この機能は、最初は、法人向けに提供されていますが、将来的にはコンシューマー向けにも展開される予定です。

--既知の問題:

ドキュメントの @メンション通知カードをクリックすると、Word for Windows デスクトップではなく、Word for the web で文書が開いてしまいますが、こちらは今後 Word for Windows で開くように修正されます。


今回ご紹介した新しい通知の機能は、Windows Insider であり、Office Insider をご利用の法人向けに展開されている極めて限定的なものになっています。


<参照>




パソコン工房のお得なキャンペーン


Surface の新機能をご覧ください

posted by クリック at 10:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Microsoft Outlook/New Outlook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月24日

条件付き書式のダイアログの大きさを変更する

更新プログラムが到着してても、その追加された機能に関する情報がなかなか紹介できずにおりました Mac 版 Office Insider Beta Channel。
今回は久々にこの Beta Channel 向けに提供された新しい機能についてご紹介いたします。

20220724-3-1.jpg

今回ご紹介する機能は、Excel for Mac における条件付き書式のダイアログボックスの大きさを自由に変更ができるようになったというもの。逆に言うと、広げられなかったのが不思議なぐらいですが、やっと利用者が変更できるようになったようです。

ユーザーからの要望の多かった機能とのことです。

ブログによると、これまで、「ルールの管理」ダイアログボックスのサイズは、一度に表示できる条件付き書式ルールは5つまでに制限されていました。また、ルールで使用されている数式や範囲全体を見ることができないものもありました。

これが今回の機能更新で、ダイアログボックスの幅や高さを変更することで、より多くのルールを一度に表示できるようになります。また、必要であれば、より長い数式を表示するスペースも確保されます。

--対応バージョン:

Office Insider Beta Channel Ver.16.64(Build 22070600) またはそれ以降

先日公開された最新の Beta Channel は、Ver.16.64(22072000) なので、すでにこの機能は展開済みです。

振り返ってみると、このブログで紹介した中でいうと、7/14にご紹介した時が、Ver.16.64(22070001)。そしてその後、7/16にご紹介した時が、Ver.16.64(22071301)なので、ちょうどこのバージョンから適用済みのようです。

もっとも、やっと Beta Channel に展開されている機能なので、通常版に展開されるまでにはもうしばらくお待ちいただく必要があります。


<参照>




Microsoft 365


デル株式会社

posted by クリック at 19:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月22日

「Requested type library or wizard is not a VBA project」というエラーで、Access が利用できない

Microsoft Access で作成された ACCDE/MDE ファイルを開こうとすると「Requested type library or wizard is not a VBA project」というエラーが発生し利用できないというトラブルが 発生、現在も一部の環境では対応中となっておりもう少し時間がかかるようです。

20220722-1-1.jpg

「Requested type library or wizard is not a VBA project」は、日本語にすると、「要求されたタイプ ライブラリまたはウィザードは VBA プロジェクトではありません」というエラーで、異なるバージョンの Microsoft Access で作成されたデータベースを開こうとして発生するもの。

別のバージョンの Access で作成された ACCDE/MDE ファイルを開こうとすると発生するエラー 」でも順次情報が公開されていますが、Office 2013 あるいは Office 2016(MSI版)については、その修正プログラムの提供が、"2022年8月2日" となっており、もうちょっと時間がかかるようです。

Office 2016/2019/2021 のリテール版、Microsoft 365 の最新チャンネルなどについては既に修正プログラムは提供済みなので、アップデートによって修正されます。クイック実行版の場合には、ファイル>アカウントと開いて、「更新オプション」を開き、「今すぐ更新」とすれば更新プログラムの入手が可能です。


--修正プログラムの進捗状況:

日本語サイトだと更新が遅れているようですが、USサイトを確認すると、一応現時点ですべての製品向けに修正プログラムの提供時期の案内があります。

20220722-1-2.jpg 20220722-1-3.jpg 20220722-1-4.jpg


上記によれば、法人向け Microsoft 365 の最新チャンネルだけではなく、月次エンタープライズチャンネル、半期エンタープライズチャンネル(プレビュー)、半期エンタープライズチャンネルなどへの提供予定が、2022年7月25日(US時間)になることについても案内されておりますので、ご利用のバージョンがどうなるのか?については、上記リンクをご参照ください。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-


楽天トラベル
posted by クリック at 12:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Access | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月21日

macOS 11.6.8 配信スタート

ソフトウェアアップデートがなかなかつながらないな?と思ったら、やっぱり来てました Update。日本語版のページはまだ更新されておりませんが、US版のページにはちゃんと更新情報がアップされておりました。

20220721-2-1.png 20220721-2-2.png

なかなか更新のチェックから進まないので、とりあえず再起動したらあっさりスタート... なんだろう? アクセスが集中しているんでしょうかね?

内容的には、
となっています。

他にも

20220721-2-3.jpg
  • macOS Catalina  Serurity Upate
  • macOS Monterey 12.5 などなど
サポート中のOSにはちゃんと更新プログラムが到着しております。更新内容を見ると、
CVE-2022-32832 root 権限を持つアプリが、カーネル権限で任意のコードを実行できる可能性を修正
CVE-2022-32826 アプリが root 権限を得ることができる可能性を修正
といったような root 権限が乗っ取られるような不具合の修正がはいっています。

他にも、
悪意を持って細工された AppleScript バイナリを処理すると、予期しない終了やプロセスメモリの公開につながる可能性を修正
など複数の不具合の修正が入っています。

時々古い macOS をご利用の方も見かけますが、サポートが終了した macOS(macOS Mojave以前)には、こうした不具合が見つかっても更新プログラムは提供されません。ぜひ最新の OS に更新してご利用ください。

mac の場合には、PCによって、利用できるOSの範囲が決まっています。現在ご使用の mac で、macOS Catalina 以降に Update できない場合には、mac 自体の買い替えを検討する時期ですね。


<参照>




サフィール,saphir,さふぃーる,びゅう,JR東日本


楽天トラベル
posted by クリック at 10:48| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC OS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。
本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220721-1-1.png 20220721-1-2.png
・Microsoft Excel 16.64.22072000
・Microsoft OneNote 16.64.22072000
・Microsoft Outlook 16.64.22072000
・Microsoft PowerPoint 16.64.22072000
・Microsoft Word 16.64.22072000

今回の更新内容に関する情報は、リリースノート、ブログ共に特にございませんでした。
7月19日付で、リリースノートが更新されておりましたが、Ver.16.64 (Build 22071702) の Excel における修正内容が公開されております。

・列ヘッダーにボタンがあり、シートをスクロールして左側に列が一部見えるようにした場合、フィルターボタンが機能しない問題の修正
・クイックアクセスツールバー(QAT)にセルの結合解除ボタンが追加されない不具合の修正
・トレースデペンデントまたはプリセンダントの矢印が不意に消えることがある問題の修正
・ワークシートをPDF形式で保存する際に、シートの向きが維持されない問題の修正
・ページレイアウトタブの「向き」ボタンで初めてページの向きを変更すると、すべてのシートで向きが変わってしまう不具合の修正
・「重複の削除」ダイアログボックスで、列のヘッダーが表示されない不具合の修正

といった内容のようです。

時々今回のように更新中に、Ver.16.64 とバージョンのみで、Build 番号が表示されないことがありますが、この場合、更新が完了するとちゃんとビルド番号も表示されるようですね。

Microsoft AutoUpdate も、だいぶ重たくなって来て起動しても真っ白で何も表示されず、更新の確認をすることもできないことがちょくちょくあるのできになりますが、この辺りはマシーンスペックの問題もあるのかな?と思ってます。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 09:41| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月19日

Microsoft 365 Family を利用したアプリのインストール

続けての投稿になりますが、導入に当たってちょっと注意した方がいい点がありますので、アプリのインストール手順についてご紹介させていただきます。

Microsoft 365 Personal と異なり、最大6ユーザーが利用可能になった「Micosoft 365 Family」。その導入方法、ライセンスの管理用法も、これまでの、Microsoft 365 Personal とは異なります。

20220719-5-1.jpg

今回は導入からライセンスの管理までについてご紹介していきます。


【初回インストールが元アカウント(所有者)になる】

Microsoft 365 Personal でもそうですが、初回インストールの際に登録した Microsoft アカウント が 元のアカウント(所有者)になります。そして Microsoft 365 Family の場合には、この元アカウントから家族の各ユーザーを最大5名まで招待でき、サブスクリプションを共有する形になります。

20220719-5-1-2.jpg 20220719-5-2-1.jpg

-- 家族で共有する:

家族でサブスクリプションを共有して利用する場合には、
  1. 招待を送信する
  2. Microsoft ファミリに追加する
いずれかの方法にて行います。

20220719-5-2-2.jpg 20220719-5-2-3.jpg

1) 招待を送信する:
  • Microsoft アカウントの「サービスとサブスクリプション」のページに移動します
  • 登録された サブスクリプションのところに「共有開始」のボタンがありますので、こちらをクリックします
  • "サブスクリプションの共有" のポップアップが表示されるので、「メールで招待」、「リンク経由で招待する」のいずれかを選択し「招待」します
  • 招待を受けたユーザーは、該当リンクから Microsoft アカウントにて、www.office.com にサインインして自分のPCにインストールを行います
2) Microsoft ファミリに追加する:

20220719-5-3-1.jpg 20220719-5-3-2.jpg
  • Microsoft アカウントの「ファミリーセーフティのページ」に移動します
  • 家族のメンバーを追加」をクリックし、「家族のメンバーを追加する」のところで、メールアドレスなどを入力して「次へ」進み画面に従って家族のメンバーを追加します
  • 家族で共有できるようなライセンスがあれば、追加された家族は、www.office.com にサインインして自分のPCにインストールすることができるようになります

<< 注意 >>

さてここで、一番注意しないといけない点を一つご紹介しておきます。

最初に触れましたが、Microsoft 365 Family のライセンスを導入した際、初回インストールの際に "Micorosoft アカウント" にサインインしますが、このアカウントについては注意が必要です。


USサイトに、上記のような記事が上がっていたので気になったので、Microsoft のサポートにチャットで確認してみました。
  • 初回インストール時に利用されたアカウント(紐づけされたアカウント)は、Microsoft 365 Personal の時と一緒で変更できません
  • 現在ご使用の Microsoft アカウントにすでに Microsoft 365 Personal が登録されていると、Microsoft 365 Family にアカウントが上書きされてしまいます。つまり、Micorosoft 365 Family に書き換わってしまいます
つまり、自分は引き続き Micorosoft 365 Personal を利用したいけど、家族のために Micorosoft 365 Family も利用したいという場合には、同じ Microsoft アカウントではなく、別々のアカウントにしないといけないとのことでした。

Microsoft 365 Personal から、Micorosoft 365 Family に切り替えるならいいのですが、Micorosoft 365 Personal は引き続き自分用で使用する場合には、同じアカウントで登録しないように注意してください。


<参照>




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


HP Directplus -HP公式オンラインストア-


パソコン工房のお得なキャンペーン
posted by クリック at 18:45| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | その他Office製品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

いよいよ販売がスタートした「Microsoft 365 Family」

前回、「Microsoft 365 Family」が発売されることに関してご紹介いたしました。



【Microsoft 365 Familyとは?】

Microsoft の YouTube チャンネルではこんな動画が公開されておりました。


まさにこんなシナリオを想定しての投入とのことなんでしょうね。

20220719-2-0.jpg

Microsoft 365 の家庭向けラインアップが、「Microsoft 365 Personal」に加えて、「Microsoft 365 Family」が加わりましたが、その同製品のWeb サイト(Microsoft 365 Family)をのぞいてみると....

家族をもっと1つに」をテーマに、「主なメリット」、「常に最新でフル機能が使えるアプリ」、「Microsoft 365 の特徴」、「その他のメリットとサービス」、そして「最も多く寄せられる質問」といった内容で紹介されています。

20220719-2-1.jpg 20220719-2-2.jpg 20220719-2-3.jpg 20220719-2-4.jpg 20220719-2-5.jpg

Microsoft Teams についても、これまでのようなビジネスマーケット一辺倒ではなく、 Microsoft Teams をもっと広く家族間のコミュニケーションツールとして活用してもらおうという新たな取り組みでもあるのでしょう。どこにいても家族と簡単につながる、そしてコミュニケーションがとれる... Word や Excel といったアプリケーションだけじゃない、Microsoft 365 のいいところですね。

これまでの、Microsoft 365 Personal の場合には1ユーザーでしか利用できなかったものが、6ユーザーまで利用可能になる Microsoft 365 Family。家庭向け Microsoft 365 の決定版! となりそうですね。

そしてこの登場で、今後、これまで日本独自の製品ラインナップであった「プレインストール版」という Office がどうなるのか?気になるところでもあります。


【商用利用権の問題】

日本のマーケットは、海外とはちょっと異なっていて、「一般消費者向け Office および 一般消費者向け Office 関連製品の商用利用権について」にもありますが、一部学生向けのライセンスや、サブスクリプションを伴わない Web 版のサービスなどに商用利用権(Commercial Use)は含まれないものの、一般向けに販売されている Microsoft 365 および Office 製品すべてに商用利用権がついています。


例:Web版 Office / モバイル端末向け Office の利用 での違い

Office Home & Business 2019 などの統合パッケージ版(含、プレインストール版)場合:

無料のMicrosoft アカウントで使用できるのみ。商用利用権はありません。機能的にも一部制限されています。


Microsoft 365 Personal/Microsoft 365 Family の場合:

すべての機能が利用できます。商用利用権もついています。すべての機能が利用できます。Office クラウドフォント なんてものも Web 版の Office で使用できるのもサブスクライバーのみです。

Office Mobile とは」をみると、Microsoft 365 Family ではすべての機能が利用できるという位置づけになっているの、この辺りは、「Microsoft 365 Personal」と同等ということなんでしょう。


-- 日本のマーケットは特殊扱い?:

実は、「一般消費者向け Office および 一般消費者向け Office 関連製品の商用利用権について」の中でも、学生向けなどの一部の製品を除けば、「Office 365 製品およびOffice2019製品はすべて商用利用権が付属しております」と説明されています。

ではUSではどうなのか? 確認してみました。「Microsoft License Terms/US」によると、この段階ではまだ「Micorosft 365 Personal」についてのみしか言及されていませんが、そのライセンスについて
(i)Microsoft 365 Family Subscription. For use by you and five (5) additional members of your household (up to six users total).
(ii)Microsoft 365 Personal Subscription. For use by you only. The non-commercial use restriction set forth in the Microsoft Services Agreement does not apply to users who live in Japan or acquired their subscription to the service/software while they lived in Japan.
と説明されています。これは、Excel などのバージョン情報を開くと以下の例のように日本語でも表示されているものと一緒です。

20220719-2-6.jpg

Office 365 Home Premium から、Microsoft 365 Personal にブランド名が変わって、USでも、「Microsoft 365 Personal」と「Microsoft 365 Family」の2つの製品が投入されました。

この段階では日本のマーケットでは、「Microsoft 365 Personal」のみ。しかしその商用利用権の有無の違いはこの段階からありました。

USマーケットでは、法人向けの MIcrosoft 365、一般家庭向けの Microsoft 365 Personal/Family、そして学生向けの Academic 版ときっちりその違いを明確にして、法人向けの Microsoft 365 以外には、商用利用権は付与されておりません。

現段階では「一般消費者向け Office および 一般消費者向け Office 関連製品の商用利用権について」の中でも "Microsoft 365 Family" ということでは明確には触れられておりませんが、こうした経緯を見てみると日本の場合にはその商用利用権は、Microsoft 365 Personal と同様についているのかな?とも取れます。ただしこちらに関しては、詳細は Microsoft のサポートでも窓口がないということで明確な回答はいただけず、あくまでもわかることは Webの情報に限定されてしまうようです。

こちらに関しては引き続き Web での情報を注視していきたいと思います。


<参照>




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


デル株式会社 デル株式会社
posted by クリック at 13:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | その他Office製品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。
本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220719-1.png
・Microsoft Excel 16.64.22071702
・Microsoft OneNote 16.64.22071702
・Microsoft Outlook 16.64.22071702
・Microsoft PowerPoint 16.64.22071702
・Microsoft Word 16.64.22071702

リリースノート、ブログともに、更新内容に関する情報はございませんでした。今後何か新しい機能が追加されたなどの情報がアップされましたが随時ご紹介させていただきたいと思います。

さて本日は先日ご紹介した、「Microsoft 365 Family」の発売開始日。このあとまたちょっと新たな情報がないか?確認するわけですが、Microsoft 365 Family は当然ながら、Mac ユーザーであっても利用できるわけで注目の製品。

概要については前回ご紹介させていただいた、以下の記事をご参照ください。


ご家庭で、お父さんとお子さんは Windows だけど、お母さんは Mac といった混在した環境でご利用のユーザーにとって、非常に便利なサブスクリプションの登場ですので、Mac ユーザーにとっても見逃せないものです。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 11:16| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月18日

PC起動時に「Microsoft は、お使いのデバイスに Windows 11 をお勧めします」と表示される

Windows 10 でも、Windows 11 にアップグレードできる要件を満たしているPCだったりすると、Windows Update の画面に、Windows 11 へのアップデートを勧める画面が出てくることは、 以前にも取り上げました。

20220718-1-1.jpg


うちでも一部「今は Windows 10 を使用を継続します」をクリックして解除しないと検出されない更新プログラムがあったりするのでその確認のために Windows 11 にせずに使用しているPCがあるんですが、今度はそうしたPC向けに、PC起動時に、「Microsoft は、お使いのデバイスに Windows 11 をお勧めします」と表示されるようになりました。

20220718-1-2.jpg

Windows 11 がリリースされたのが、2021年10月4日。9か月を過ぎぼちぼち無料アップデートがいつまでなんだろう?時々気になりつつあるわけですが、とりあえずはまだ強制的にアップグレードされるわけではないので、私のように事情があってまだアップグレードできない、そんな場合には、以下の手順でこの画面を進んでいきます。

1) 画面下部の、「アップグレードを拒否する」をクリックします

20220718-2-0.jpg

2) 今回はこれで済まず、過ぎに「引き続き Windows 10 を使う」という画面になるので、「Windows 10 に進む」をクリックします。これで、通常の Windows 10 の画面に戻ります

20220718-2-1.jpg

3) ところで、一番最初の画面に、「詳しい情報を見る」なんていうリンクもありましたので、クリックしてみたら、こちらは「Windows 11 に移行するか迷っていますか?」なんて言う画面なりました。もちろんここからでも「アップグレードを拒否する」をクリックすれば、上記と同じ手順で進んで、通常の Windows 10 の画面に戻れるはずです

20220718-2-2.jpg

アップグレードを拒否する」をクリックすると、この後無料でのアップグレードができなくなるんじゃないか?と心配されている方もいらっしゃるようですが、これはあくまで 今は拒否する という意味に過ぎないので、ご安心ください。

とりあえずまだ無料でのアップデートがいつまでとは発表されているわけでもありませんし、事情があって Windows 10 へのアップグレードができない場合には、まだアップグレードしないでご利用になっていただいても問題ありません。

ただ時々 Windows 11 にすると不具合があるから...などという人もいますが、基本的に現在新しいPCに搭載されているOSはほぼ Windows 11 なわけですし、OS自体に特別問題が多くあるわけでもありません。当然 Windows 10 までの時と同様、何かしら問題が発見されれば随時修正されていきます。

もちろん Windows 11 の動作要件を満たさない PC に無理やり Windows 11 を入れればおかしくなっても仕方ないことですが、Windows 11 では現在使用中のアプリが古くて対応していないのでどうしてもアップグレードはできない...といった事情でもない限り、推奨環境を満たした PC であればぼちぼち Windows 11 へのアップグレードを検討してもいいのかな?と思います。


<参照>




デル株式会社



安心保証付き・パソコン工房の中古パソコン
posted by クリック at 09:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月17日

Windows の基本操作 Vol.2022-07-03 ファイル名に連番をつける

前回、「Windows の基本操作 Vol.2022-07-02」では、マイクロソフトサポートがツイートした、パスを取得するためのちょっと便利な使い方をご紹介しました。

20220713-1-1.jpg 20220713-1-2.jpg

今回も、前回同様にこれは覚えておいて損はないということで、マイクロソフトサポートがツイートしたファイル名に連番をつけるちょっと便利な機能についてご紹介いたします。


【どんなシナリオが考えられるのか?】

すべてのファイルに連番を振る... といってもどんな状況が考えられるのか?ピンとこない方もいらっしゃるかもしれません。ファイル名に連番を振って整理しないといけないような状況になればわかるんでしょうけど、そうじゃない時だとすぐにイメージできませんよね。

例えば以下のようなケースがあります。

document_paperless_computer.png
  • 書籍等や資料などをスキャンしてPDF化してPCに保存する
  • デジカメで撮影された写真をPCに取り込む
といった場合、多くのケースだとスキャナーや、デジカメなどによって自動的に割り振られた番号のファイル名だったりします。数が少なければ取り込んだのちに手作業でファイル名を一つ一つ変更すればいいわけですが、数があると大変ですよね。

そんな時にはまとめて一気に同じファイル名で連番を振るいい例かもしれません。


Microsoft サポートのツイート、前回同様こうしたちょっとしたいろいろなTIPが発信されている便利なものです。Twitter をご利用の方はぜひフォローしてみて下さい。こちらのブログでも、これは便利!というものについては、自分のための備忘録もかねて随時ご紹介したいと思います。


<参照>




3連休におすすめの旅行 えきねっと びゅう国内ツアー


デル株式会社

posted by クリック at 10:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月16日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

前回のチェックが遅れたせいか? 次の更新プログラムがすでに到着しておりました。
今回到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220716-1-1.png
・Microsoft Excel 16.64.22071301
・Microsoft OneNote 16.64.22071301
・Microsoft Outlook 16.64.22071301
・Microsoft PowerPoint 16.64.22071301
・Microsoft Word 16.64.22071301

そして、Office 製品ではありませんが、
・Microsoft Edge 103.1264.22071362
も到着しております。

ブログ、リリースノートともに、今回の更新プログラムに関する情報は特にございませんでした。ここ最近、Office Insider Blog の方は、ちょこちょこ新しい機能について紹介されているケースがあるので、今回のリリースに限らず、Mac 版 Office Insider Beta Channel が対象となっているものについては、今後、機会があればご紹介させていただきます。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


posted by クリック at 07:32| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月15日

家庭向けサブスクリプション「Microsoft 365 Family」が7/19より販売スタート!

ついに「Microsoft 365 Family」が日本のマーケットにデビューすることになりました。

20220715-1-0.jpg

家庭向けの Microsoft 365 といえば、「Micorosft 365 Personal」。これまで日本では、法人向けの Microsoft 365 ではかなり細かなプランが用意されていましたが、これまで一般家庭向けのサブスクリプション版としては、「Microsoft 365 Personal」の一択でした。

20220715-1-1.jpg 20220715-1-2.jpg

これに対して、アメリカなどの海外では、一般向けには、「Microsoft 365 Personal」の他に、「Microsoft 365 Family」が提供されていました。

この2つの製品。何が違うのか?ご紹介していきます。


【家族でOfficeを共有できる】

最大の特徴は、家族全員が、それぞれ Office の各アプリが利用できるようになるという点です。

これまでの 「Microsoft 365 Personal」 は、契約者が利用する複数台数のデバイスへのインストールや最大5台までの同時利用が可能でした。でもあくまでも、契約者本人以外が利用すると、厳密にはライセンス違反となります。

ご家族それぞれ自分のPCをもっていて、お父さんが契約した Microsoft 365 Personal のサブスクリプションがあったとしても、お母さんやお子さんが自分のPCに Office をインストールして利用することはできない...そんな状況でした。

アメリカなどでは、今日の Microsoft 365 にブランド名が変わる以前の Office 365 の時代から、「Office 365 Home Premium」 という形で家庭向けサブスクリプションサービスが展開されていましたが、残念ながら日本では日本のマーケット独自の "プレインストール版" が普及していたせいか「Office 365 Home Premium」に該当する製品は展開されておりませんでした。

そして今回ついに家庭向けのサブスクリプション版「Microsoft 365 Family」の登場ということになります。

20220715-2-1.jpg

-- Microsoft 365 Family の特徴:
  • 家族で共用できる。最大6ユーザーまで利用可能
  • 常に最新のOfficeが利用可能
  • 家庭向けファミリーセーフティプレミアムが利用可能
一家庭で、最大6名まで利用できるようになります。お父さん、お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃん、そして私と妹....まで一契約で利用できるようになるわけです。そしてそれぞれが、1TBのクラウドストーレッジも利用できます。


【製品ラインアップ】

今回販売がスタートするのは、「Microsoft 365 Family」で、従来の Microsoft 365 Personal のように、月単位年単位での契約、さらにPCなどと同時購入の条件で、年単位の契約と同じ価格で、15ヶ月利用できるものの3タイプになります。

20220715-2-2.jpg

* 15ヶ月版は、Microsoft 365 Personal 15ヶ月版同様同時購入する対象製品が決められていますので、「パソコンや周辺機器との同時購入で Microsoft 365 Personal を更にお求めやすく。Microsoft 365 Personal 15 か月版の販売を開始」をご参考ください。

-- 通常の統合パッケージ版(買い切り版):
  • サポートが終了したら買い替える必要がある
  • 新しい機能が利用できない
  • 契約者の利用する二台のデバイスでしか利用できない
-- プレインストール版:
  • 購入当初についていたPCでしか使用できない
  • 故障などPCを買い替えると買いなおす必要がある
  • 新しい機能が利用できない
そしてどちらの場合も、無料のサポートは購入後一定期間しか利用できません。Microsoft 365 Personal や、Microsoft 365 Family のようなサブスクリプション版 の場合には、無料サポートがもれなくついてきます。

販売開始は、7月19日(火)から。PC の買い替えの際には、Office 付きの PC を買わずに、「Microsoft 365 Family」 を購入すれば、ご家族のPCにも最新の Office 環境が導入できることになるわけですから、一つの選択肢になりますね。


<参照>





デル株式会社
posted by クリック at 11:44| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | その他Office製品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月14日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

ここ数日忙しくて Mac を起動する時間がなかったのでちょっと間が空いてしまいましたが、その間にも更新プログラムはちゃんと配信されて来ております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220714-1-1.png
・Microsoft Excel 16.64.2207001
・Microsoft OneNote 16.64.2207001
・Microsoft Outlook 16.64.2207001
・Microsoft PowerPoint 16.64.2207001
・Microsoft Word 16.64.2207001

となっております。

今回の更新に関して、リリースノート、ブログにおいて紹介されているものはありませんでした。ただし、後日改めてご紹介しますが、Windows 版、Mac 版 ともに、Word の更新された機能が紹介されています。


Mac 版では、Office Insider Beta Channel Ver.16.61 (ビルド 22040700) 以降が対象のようです。気になる方は上記リンクよりご確認ください。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 12:37| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Windows 8.1 を起動したら 「このバージョンの Windows はサポート終了に近づいています」というブルー画面が表示された

昨日の Windows Update 以降に表示されるようになったようです。一昨日までは問題なかったので....

20220713-2-1.jpg 20220713-2-2.jpg

今回のこの画面については、「後で通知する」あるいは「サポート終了日後に通知する」のいずれかをクリックすれば、通常のデスクトップ画面に戻ることができます。「詳細情報」をクリックすると、「Windows 7 と Windows 8.1 のサポート終了」の画面が表示されます。

さて今回こうした表示がでるようになったのは、まさにWindows 8.1 のサポート終了まで半年をきったためです。

ユーザーに対して注意を促すという意味で表示されるようになったようです。

Windows 7 と Windows 8.1 のサポート終了」にもありますが、すでに2020年1月14日で延長サポートが終了した Windows 7 ですが、その後法人向けに有償での延長サポートが提供されておりました。

しかし、こちらも来年の1月にはとうとう終了を迎えることになります。


【Microsoft 365 でもサポート対象外に】

OSのサポートが終了すると当然ながらそれだけでは終わりません。

20220713-2-3.jpg

TechCommunity の Office End of Support Blog の中でも、「Act now and keep Microsoft 365 Apps supported after January 10, 2023」として紹介されていますが、サポート期限が終了すると、同時に、Microsoft 365 などの Office 製品においても Windows 8.1 はサポート対象外になり、新規インストールなどができなくなります。

日本のサイトだと、「Windows 8.1サポートとMicrosoft 365 Appsの終了」ところでも紹介されています。

またプレインストール版の Office をご利用の方は、おそらく Office 2013 あたりをご利用の方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらも、Windows 8.1 のサポート終了から3ヵ月後の、2023年4月11日にはサポートが終了することになります。


--サポートが終了したら...:

当然ですがサポートが終了したからといって、突然 Windows 8.1 や Office 2013 が動かなくなるわけではありません。でもかなりのセキュリティ上のリスクを伴います。

20220713-2-4.jpg 20220713-2-5.jpg 20220713-2-6.jpg


ウィルスやマルウェアを送り込もうとする悪い人たちは、手を変え、品を変え、さらにプログラムの脆弱性をついて様々な攻撃を仕掛けてきます。昨今の、EMOTETなどはいい例で、大手の有名企業や大学、自治体、病院などばかりではなく、そこからさらに一般個人の人にもその影響は波及しています。だからこそ常に最新状態を維持することが大切になります。


Windows 8.1 にしても、Office 2013 にしても、ぼちぼち買い替えを検討しないといけない時。年が明けてバタバタしないためにも、早めに検討しておいたほうがいいかもしれませんね。


<参照>




デル株式会社


3連休におすすめの旅行 えきねっと びゅう国内ツアー

posted by クリック at 12:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows8.1/RT8.1 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月13日

Microsoft の電話サポートを利用する

Microsoft の Office 製品をご利用になる上で....
  • Office のインストールがうまくいかない
  • ライセンス認証を何度やっても失敗する
    などなど
こんな経験をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。こうしたインストール時に発生するトラブルの際、Microsoft でサポート情報を参照して、自分で解決していく方法のほかにも、チャットや電話によるサポートを受けることも可能です。

20220712-5-1-1.jpg

そうしたときに利用できる Microsoft の電話サポートの利用方法がかなり前になりますが、従来のようなフリーダイヤルによる方法から変更になりました。

今回はこの手順について、改めてその流れをご紹介したいと思います。


【サポート対象製品】

電話などによるインストールのサポートは、基本的にすべての Office 製品において受けることが可能です。ただし当然ながらサポート中の製品に限定されます。サポートが終了した製品については、サポートを受けることもできません。

サポートが終了する」ということはまさにこういう意味もあるわけです。

また無償のサポートについては、製品によって利用できる期間が限られていますので注意が必要です。

20220712-5-2-1.jpg 20220712-5-2-2.jpg 20220712-5-2-3.jpg

Microsoft 365 および Office のカスタマー サポート」によれば、統合パッケージ版(買い切り版)などは、60日に限定されています。Microsoft 365 Personal については、サポートが付きます。内容にもよりますが、今回ご紹介しているようなインストールに関するサポートについては、サブスクリプションの契約期間中はいつでも受けることが可能になっています。

20220712-5-2-4.jpg 20220712-5-2-5.jpg

ご存じですか? Office にはサポート期限があります」にもありますが、メインストーリームサポートが終了している製品である、Office 2016 までは、この無償サポートもすでに終了しています。

ということで、ちょっと前振りが長くなりましたが、さっそくサポートの申し込みまでの過程をみていきましょう。


【サポートの手続きを開始する】

Microsoft の電話サポートを受ける場合には、Webページから手続きを進めるものと、Windows 10 以降の場合には、「問い合わせ」アプリをクリックして行う方法と2通りあります。
  1. 「問い合わせ」アプリを利用する
  2. Microsoft サポートへのお問い合わせ」サイトから利用する

1) 「問い合わせ」アプリを利用する:

スタート > 問い合わせ とクリックすると起動できる問い合わせアプリです。

20220712-5-3-1.jpg 20220712-3-2.jpg

例えば、「Office の再インストール」と入力すると、以下のように検索され、おすすめの記事なども表示されますが、下部に表示された「サポートへのお問い合わせ」をクリックして進みます。

20220712-3-3.jpg

「問題についてもう少しお聞かせください」という画面になったら、「製品とサービス」のところから製品を選択。そして「カテゴリ」のところからは「ダウンロードしてインストール」などを選択し、「確認する」をクリックします。

20220712-3-4.jpg 20220712-3-5.jpg

「サポートオプションを選択する」の画面がになりますので、ここで、「電話番号を入力すると、サポート担当者から電話があります
をクリックし電話番号の入力画面に移動し、電話番号を入力の上「確認する」をクリックします。

20220712-3-7.jpg

この後は、Microsoft のサポートから電話がかかってくるのを待ちます。


2) 「Microsoft サポートへのお問い合わせ」サイトから利用する:

まずはMicrosoft サポートへのお問い合わせ」サイトにアクセスします。

20220712-5-1-1.jpg

「問い合わせアプリを開く」をクリックすると、「1) 「問い合わせ」アプリを利用する」でご紹介した問い合わせアプリが開きますので、「1) 「問い合わせ」アプリを利用する」 のところで紹介した手順で進みます。今回こちらでは、「サポートを受ける代わりにブラウザーで」をクリックして進んでみます。

注意) Windows 8.1 のように「問い合わせ」アプリが利用できない場合には、ブラウザを利用することになります。

20220712-4-1.jpg

「ここに問題を説明してください」とある欄に、「Office の再インストール」と入力し「ヘルプの表示」をクリックします。この際事前に Microsoft アカウントにてサインインしておく必要があります。

20220712-4-2.jpg 20220712-4-3.jpg 20220712-4-4.jpg

「おすすめのヘルプ」などが表示されますが、画面最下部にある「サポートに問い合わせる」をクリックします。「問題についてもう少しお聞かせください」のところでは、「製品やサービスを選択する」のところから、「Micorosoft 365 と Office」を選択。「カテゴリ」では、「ダウンロードしてインストール」を選択し「確認」をクリックして進みます。

20220712-4-5.jpg 20220712-4-6.jpg 20220712-4-7.jpg

「サポートオプションを選択する」画面になりますので、「電話番号を入力すると、サポート担当者から電話があります」のところをクリックし、「情報の確認」画面に進んだら、折り返しで連絡をもらう電話番号を入力し、「確認」をクリックします。

20220712-4-8.jpg 20220712-4-9.jpg


ということで、画像をご覧いただくとお分かりいただけると思いますが、「問い合わせ」アプリを起動しても、Webから問い合わせても基本的には画面上の流れは一緒です。あとは折り返し電話がかかってくるのを待ちます。

また電話ではなく、テキストチャットで問い合わせる場合には、「サポートオプションを選択する」画面のところで、「Web ブラウザーでサポート担当者とチャットを行う」をクリックして進んでみてください。

現在、電話でのサポートは従来のような フリーダイヤル ではなく、今回ご紹介したような コールバック方式 に変わっています。


--プレミアムソフトウェアサポートとは?

さて無償のサポートでは対応できないことなどについては、「プレミアムサポートオプション」が用意されています。いわゆる有償のサポートになります。

20220712-1-2.jpg 20220712-1-3.jpg

こちらは個人向けの有償サポートになります。Webページにもありますが、「ビジネスはまた商用目的では利用できません」とある通りで、法人向けには、「プロフェッショナル サポートをご利用になる皆様へ(法人向け)」が用意されています。窓口が異なりますのでご注意ください。


<参照>






デル株式会社

posted by クリック at 16:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | MicrosoftOffice共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月12日

「オペレーティングシステムでは現在このアプリケーションを実行するように構成されていません」と表示されて Word 2013 が起動できない


いつものように PC の電源を入れて、Word のアイコンをダブルクリックして起動しようとすると「オペレーティングシステムでは現在この アプリケーションを実行するように構成されていません」とだけ表示されて、Word が起動しない...

20220712-1-1.jpg

ここ最近そんな症状を続けて確認する機会がありました。

Excel や Outlook、PowerPoint などほかのアプリは問題なく起動するのに、Word だけが起動できない....そんな症状でした。

一応利用環境を確認すると、
  • Windows 8.1 + Office Personal 2013
  • Windows 8.1 + Office Home & Business 2013
という環境で、確認。いずれのケースも、Word 2013 のみ起動できないというものでした。

Word のショートカットアイコンから起動しようとしても、またWordで作成されたデータから起動しようとしても同様のエラーで Word 2013 のみ動作しない状況でした。


【エラー内容の確認】

このエラーを Google などで検索するとかなりの件数が引っかかってきます。それだけ多いエラーのようです。

利用環境も、Windows 10 であったり、Windows 8.1 であったりといろいろ。


Norton が影響しているケースもあったり、さらには 今回ご紹介したエラーメッセージの後に引き続き「ファイルが破損しているため開くことができません」と表示されているようなケースでは、Officeのセキュリティセンターの設定を見直す必要もあるようです。

つまり発生する要因としては Office 2013 自身あるいはそれに関連したプログラムやファイルなのかもしれませんが、発生するタイミングや状況はまちまちということのようです。


-- Word 2013 の更新プログラムの不具合か?:

これは関係ないかと思われます。

20220712-1-2.jpg 20220712-1-3.jpg 20220712-1-4.jpg

現在自分で使用している、Windows 8.1(64ビット版)+ Office Professional 2013 という環境では、すべてのアプリが全く問題なく動作しています。

ちなみに Windows Update の適用状況としては....

20220712-1-6.jpg

と当然ながら、すべて問題なく適用されています。


-- Windows の更新など更新プログラムが正しく適用されているか?:

必ずしも OS の更新プログラムの適用状況が影響しているとも言い切れないようです。
今回確認したところでは、

1) Windows 8.1 + Office Personal 2013 のケース:

20220712-1-5.jpg

Windows 8.1 の更新プログラムが、2021年以降失敗を繰り返していて、毎回起動時に「電源を切らずにお待ちください」といったかたちで、毎度毎度更新の適用が始まって、失敗し、元の状態に戻すといったことを繰り返しておりました。

そんな状況下ではありましたが、Office 2013 については、一応最新バージョン。Officeについては、C2R(Click-to-Run)にて更新を確認しても正常にチェックがスタートして、「最新の状態です」と表示される状況でした。


2) Windows 8.1 + Office Home & Business2013 のケース:

Windows 8.1 の更新プログラムの適用は、直近のものは一部成功しているものの、過去1-2年のものはやはりかなり失敗を繰り返していました。細かく確認はできませんでしたが、直近のものは成功しているせいか? PCの終了時などには、更新適用時に表示される「電源を切らずにお待ちください」という表示はなく普通にシャットダウンもできる状況でした。

Office 2013 のバージョンも上記のケース同様、最新バージョン。そして更新を確認しても、「最新の状態です」と表示される状況でした。

もっとも Windows Update で提供されている更新プログラムは、少なくともきちんと適用されているという状況が望ましいので、これが適用されている環境と、そうではない環境では、あまり比較できない部分もあるのかな?とも思われますので、Windows Update がうまく適用できていないケースであれば、まずはそこからきちんと修正して適用することをお勧めいたします。


【エラーを修復する】

おそらく様々な要因で発生しているものなので、答えは一つでもないかと思います。今回私が拝見したケースでは...

1) PCの高速スタートアップを解除して再起動する
2) Office の修復(クイック修復・オンライン修復)の実行

と試したところでは、改善しませんでした。

結果的には、Excel などは正常に動作していましたが、いったん Office 2013 を削除ツール(「PC から Office をアンインストールする」よりダウンロード)を利用して削除。

その後改めて、Office 2013 を再インストールする....


今回たまたま拝見したケースでは、「オペレーティングシステムでは現在この アプリケーションを実行するように構成されていません」のエラーのみで、Wordのショートカット、あるいは Word のデータアイコンから開いてもこのエラーが表示されるだけで起動できない状況でしたが、このエラーの後に、「ファイルが破損してるため開くことができません」と表示されるケースや、「ファイルを開こうとして、エラーが発生しました」などの別のエラー表示が出るような場合には、その要因は、別にあるようです。

これらのケースについては、そうしたエラーに遭遇した際には再度ご紹介させていただきます。


-- Office の 再インストール にあたって:

おそらく多くの方は、PC購入時に一緒についていた いわゆる「プレインストール版」の Office 2013 をご利用の方の方が多いかもしれません。Office 2013 の再インストールにあたっては、入手方法によって、その再インストール方法が異なりますのでご注意ください。
・プレインストール版 Office 2013:

プレインストール版の場合には、「Office 2013を再インストールする方法」(NEC)のサイトにもあるように、購入時についていたパッケージが必須です。この中に入っているプロダクトキーが必要になります。これをなくしてしまうと再インストールができなくなります。

再インストール時に、Microsoft アカウントの入力は求められますが、ここで入力した Microsoft アカウントと紐づくことはありません

・POSA版/ダウンロード版/パッケージ版 Office 2013:

初回インストール時に入力された Microsoft アカウントに紐づけされますので、再インストールにあたっては、Microsoft アカウントの「サービスとサブスクリプション」の画面に移行して、「購入済みの製品」のところに表示されているはずなので、そちらにある「インストール」をクリックして行います。


【そろそろ利用環境の見直しを】

今回こうしたエラー環境に遭遇した段階で改めて感じたのは、それぞれの EOS(End of Support)の期日。
  • Windows 8.1 :2023年1月10日
  • Office 2013 :2023年4月10日
20220712-2-1.jpg 20220712-2-2.jpg

Windows 8.1 にしても、2013年11月13日にリリースされてすでに登場から9年に迫ろうとしています。Office 2013 については、その登場が 2013年1月9日なので、9年を経過しています。

そうしたことを考えると、ぼちぼち買い替えの時期が来ているということですね....


【2022/08/08更新】

以前、通りすがりオペレーターさんからもコメントをいただいていたわけですが、今回たまたままた同じ症状のPCに遭遇。前回の時にはショートカットアイコンの作り直しではダメで、結果修復までする必要があったわけですが、今回もとりあえず修復から試してみました。

1) スタートボタンをクリックして、スタートメニューに移動し、↓ をクリックしてすべてのプログラムの一覧を表示します

20220808-1-1.jpg 20220808-1-2.jpg

2) 画面をスクロールして、Word 2013 のアイコンの上で右クリックします。"ファイルの場所を開く" をクリックするとスタートメニューのショートカットアイコンの登録されている画面になりますので、再度 Word 2013 のアイコンの上で右クリック>送る>デスクトップ(ショートカットを作成)とクリックしてデスクトップ上のショートカットアイコンを作成しなおします

20220808-1-3.jpg

** 今回試したところでは、ショートカットアイコンの作成に限らず、タスクバーにピン止めして、そちらから起動するのでも問題ありませんでした。


【2023/09/21更新】

最近また同様のトラブルが発生しているようで、こちらの記事に多くの方からアクセスがあります。最新の情報は、以下の記事をご参考ください。



<参照>




デル株式会社 デル株式会社



安心保証付き・パソコン工房の中古パソコン

posted by クリック at 11:47| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | Word | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月11日

Windows の基本操作 Vol.2022-07-02 コマンドラインで使用するためのパスを取得する

今回ちょっと便利だな?と思ってご紹介する「パス」のコピー方法。このブログでも、コマンドラインを開いて、ブログで紹介したパスをコピペして実行するなんて言う形で紹介している記事もいくつかあったりしますので、実際にパスのコピー方法について取り上げてみました。

でもそもそも「パス」といわれて、なに?と思われる方もいると思うので、まずはそのあたりから簡単にご紹介していきたいと思います。


【「パス」とは?】

パス」(Path)とは、"コマンドサーチパス"(Command Search Path)を省略したもの。コマンドによって、データの場所を探すために通り道とでもいいましょうか? 

コンピューターの中にあるデータやプログラムの場所までの道筋を示すものです。

例:Microsoft 365 Personal(32ビット版)

例えば、「Microsoft 365 Personal(32ビット版)」の例ですが、各アプリの場所は以下のようになります。

20220705-1-1.jpg

Cドライブ > Program Files(x86) > Microsoft Office > root > Office 16

例えば、Excel だとしたら、Cドライブからたどって、Office 16 を開くと、"EXCEL.EXE" という実行ファイルがあるので、これを実行するためには、
Cドライブ > Program Files(x86) > Microsoft Office > root > Office 16
と開いて、"EXCEL.EXE" をダブルクリックして実行するわけです。


【「パス」が必要になるシチュエーション】

パス」が必要になるシチュエーションって、意外と身近なところで結構いろいろあったりします。
その一例です。

・Scanpst を使用して、Outlook の "PSTファイル" を修復する:

20220705-1-2.jpg

この場合、まずは、
Cドライブ > Program Files(x86) > Microsoft Office > root > Office 16
と開いて Scanpst.exe を実行します。

そして Scanpst.exe を実行した後、修正すべき "PST ファイル" を上記の「参照」ボタンを押してたどって指定しすると、"スキャンするファイル名" のところには、データまでの道筋、すなわち「パス」が設定されます。

これ以外にも、コマンドプロンプトを利用してプログラムを実行しないといけないケースなどでは、その実行ファイルの保存されている場所までのパス(道筋)の情報が必要になります。


【どうやってパスを取得するのか?】

さてここからが本題。こうして必要になる「パス」をどうやって取得するのか? その一つが、今回ご紹介する Microsoft サポートがツイートしてたドラッグ&ドロップによる方法。

20220705-1-3.jpg

こんな方法もあったんですね....

ちなみに私が普段やっているのは、上記でご紹介した Scanpst を例にすると、エクスプローラーにて、Scanpst の保存されているフォルダまでたどって、アドレスバーの "v" をクリックして、パスを表示させコピーする方法でした。

20220705-1-4.jpg

今回マイクロソフトサポートのツイートでもあったような、コマンドの画面にドラッグするという方法も便利かもしれません。今度機会があれば試してみようと思っています。

まぁやり方は人それぞれ、いろいろあるでしょうけど、こんな方法もあったんですね。いい勉強になりました。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社


BTOパソコン・パソコン関連商品がお買い得!パソコン工房のセール


Dynabook Direct Dynabook Direct
posted by クリック at 20:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月08日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

ここにきて、従来のようにちょくちょく更新プログラムが配信されるようになって来ました。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220708-1-1.png
・Microsoft Excel 16.64.22070600
・Microsoft OneNote 16.64.22070600
・Microsoft Outlook 16.64.22070600
・Microsoft PowerPoint 16.64.22070600
・Microsoft Word 16.64.22070600

そして Office 製品ではありませんが....
・Microsoft Edge 103.1264.22070651
も到着しておりました。

本日の更新ない方に関する情報は、ブログ、リリースノートともに現時点で公開されている情報はございませんでした。

ただし、7月5日づけで、久しぶりに Beta Channel のリリースノートが更新されました。


Excel のみですが、Ver.16.64.22070301 における修正箇所について紹介されています。

・Segoe UI Emojiフォントを使用し、テキストと絵文字を含むセルにテキストが表示されない不具合の修正
・特定のフォントでヒンディー語やクメール語の数字を含むセルで、一部の文字が重なって表示される不具合の修正
・シート名を変更した際に、シートタブに余分な空白が表示される問題の修正
・数式に関数名を入力する際に表示される関数候補のリストをスクリーンリーダーが操作する際に、関数名をアナウンスできるよう修正

といった内容のようです。

また Current Channel(Preview) についても、7月6日付で情報が公開されております。


こちらについては、PowerPoint および Excel で機能追加された部分が紹介されております。詳細は上記のリンクからご確認ください。
PowerPoint では、Cameo のことが紹介されていますが、ついに Insider Slow にも Cameo が登場なんですね。

Cameoについては、このブログでも何度か取り上げていますが、上記の 2022年3月25日に公開された Office Insider Blog をご覧ください。


【2022/07/09更新】

6/3の更新で、「名前の定義」の参照範囲を指定する際の文字数制限についての修正が紹介されていましたので、念のためこちらの方もご紹介させていただきます。


「名前の定義」を設定する際の参照範囲を指定する際の文字数制限が、当初 255 文字だったようですが、上記のアップデートにより、2,084 文字に変更されているようです。

<参照>

What's new in Office 365
Office 365 の新機能
Office 2016 for Mac の Insider ファースト ビルドのリリース ノート



Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


posted by クリック at 12:25| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月06日

Windows キー + "." で絵文字を挿入 〜これが Windows 11 でちょっと進化していた!

このブログでも以前に取り上げたこともありますので、Windows 10 から登場した絵文字挿入の機能については、ご存じの方も多いかと思います。

  • Windows キー + "."

    20220702-1-1.jpg

    上記にもあるように、今回取り上げた絵文字の挿入画面が表示されます。

  • Windows キー + "v"

    20220702-1-2.jpg

    こちらもおなじみ、クリップボードの履歴が表示されます。

さてこのおなじみの機能、Windows 11 と Windows 10 では、微妙に違うんですね。今回はこの件について取り上げてみました。


【Windows 11 ではどちらでもすべて表示される】

さて、Windows 11 で同じことをしてみます。

  • Windows キー + "."

    20220702-2-1.jpg

    絵文字などの選択画面が表示されます

  • Windows キー + "v"

    20220702-2-2.jpg

    クリップボードの履歴が表示されます

ですがよくよく見ると、ダイアログの上部のツールバーは一緒です。

20220702-2-3.jpg

絵文字の挿入画面も、クリップボードの履歴の画面も同じダイアログに統一されています。
  • 最近使用したもの
  • 絵文字
  • GIF
  • 顔文字
  • 記号
  • クリップボードの履歴
と、ツールバーの中に、「クリップボードの履歴」がはいっていますね。

ではこれを確認のため Windows 10 の例でもう一度みると....

20220702-1-3.jpg 20220702-1-4.jpg

違いますよね....。全然気が付きませんでしたが、Windows 11 から統合されていたんですね....

ここまでは、とりあえず全然気が付かずに使っていたので備忘録としてのご紹介でした。


【絵文字がさらに拡張】


20220702-3-1-1.jpg 20220702-3-2.jpg 20220702-3-3.jpg

6/27に公開されたブログによると、Windows 11 Insider Preview において、一部の絵文字において、クリックして選択するとポップアップ画面が表示されて、"顔と肌のトーンの選択" などといったさらなるカスタマイズができるようになります。

まさに "ダイバーシティ" (多様性)に配慮された絵文字へと進化しているわけですね。

-- 利用可能なバージョン:

Windows 11 Insider Build 2261 以降

利用できる数も、現時点では、"「握手」「カップルとハート」「家族」など 8 種類の絵文字がこの機能の対象" となっているようです。


20220701-4-1.jpg 20220701-4-3.jpg 20220701-4-2.jpg
  1. 試しに、青いマークのついている "家族" のアイコンをクリックしてみました
  2. カスタマイズするための "+"(個人用設定)をクリックします
  3. 家族の顔のイラストを選択すると、肌の色を変更し、カスタマイズが可能になります
現在この機能は、Insider Preview 版でしか利用できませんので、通常版をご利用の場合にはもうしばらくお待ちください。


<参照>




デル株式会社


BTOパソコン・パソコン関連商品がお買い得!パソコン工房のセール

posted by クリック at 09:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows11 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月05日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220705-5-1.png 20220705-5-2-1.png
・Microsoft Excel 16.64.22070301
・Microsoft OneNote 16.64.22070301
・Microsoft Outlook 16.64.22070301
・Microsoft PowerPoint 16.64.22070301
・Microsoft Word 16.64.22070301

現時点では、ブログ、リリースノートともに今回の更新内容に関する情報はございませんでした。

更新されて修正された機能や、追加された機能などブログなどで取り上げられた際には改めて随時取り上げてみたいと思います。





Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 12:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月04日

Windows 10 のバージョンごとのサポート期限

現在大勢の方が利用されている Windows 10。Windows 10 の時代もぼちぼち先が見えて、Windows 11 へとシフトしつつあるまさに過渡期といえる時期になろうとしています。

20220703-1-1.png

Windows 10 Home and Pro
  • 2015 年 7 月 29 日 サポート開始
  • 2025 年 10 月 14 日 サポート終了
とあるように、2025年10月14日 がサポート終了日となります。

つい先日 2022年6月15日 の Windows 10 向け Internet Explorer 11 サポート終了にあたって、Windows 8.1 や Windows 10 自体のサポート期限なども報じられていましたので、Windows 10 自体のサポート期限をご存じの方も多いかと思います。

ただしこれは常に Windows 10 を最新状態に保っている方向けの情報です。

20220703-1-2.png


一方でWindows10 には、バージョンごとにサポート終了日が決められていることもご存じの方も多いかと思います。昨年まで、年に2回(春・秋)に大型の更新が提供されていましたが、そうした更新プログラムを順次適用して最新バージョンになっていれば問題ありません。そしてこの大型の更新プログラムの提供も今年からは、年1回に変更されました。

現在の最新バージョンは、
  • Ver.21H2 サポート終了日:2023年6月13日
となっています。こちらはまだ1年ありますね。

さて問題は、
  • Ver.21H1 サポート終了日:2022年12月13日
のほうです。

ご覧いただくと一目瞭然。もうサポート期日まで半年を切っているわけですね。

実は半年切ってはいますが、現時点では自動で、Ver.21H2 にアップグレードされることはありません。自動で更新されるのはあくまでも、毎月配信される Ver.21H1 向けの更新プログラムのみ。

つまり、手動で更新の作業をしないといけないわけです。

20220703-1-3.jpg


上記のように Windows Update を開いた時に、「Windows 10、バージョン 21H2 の機能更新プログラム」といった表示が出ていれば「ダウンロードしてインストール」をクリックすれば、更新がスタートします。

もしこうした表示がない場合には、直接以下のサイトからダウンロードして、更新アシスタントを利用してバージョンアップする必要が出てきます。



【バージョンを確認する】

ということで、まずはご使用の Windows 10 のバージョンを確認しみましょう。

1) Windowsキー + "R" として、「ファイル名を指定して実行」のダイアログを呼び出します

2) "名前" のところに、"winver" と入力して、OK をクリックします

20220703-2-1.jpg

3) これで現在ご使用の Windows のバージョン情報が確認できます

20220703-2-2.jpg

Ver.21H1 など古いバージョンでしたら、早めに、Ver.21H2 に更新しておきましょう。
Windows 10 Home and Pro/ライフサイクル」にもありますが、今回ご紹介している Ver.21H1 についてはそれでもまだ半年はありますが、つい先日サポートが終了した Ver.20H2サポート終了日:2021年5月10日)となっておりすでにサポートが終了しております。なので、こちらに至ってはセキュリティの不具合などが見つかっても修正されることはありません。


-- 学校・法人向け製品は異なる:

ちなみに、同じ Windows 10 だったとしても、学校や法人向けに提供されている製品はサポート期限が異なります。「Windows 10 Enterprise and Education」にある通りになりますのでご注意ください。


さて、あなたの Windows 10。更新もれしてませんか? Windows 10 だからまだ大丈夫って思いこんでいませんか?

もう一度しっかり確認して最新バージョンにしておきましょう。


【一部追加更新】


<参照>



デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア- HP Directplus -HP公式オンラインストア-

posted by クリック at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

おそらく機能チェックし忘れてたので、昨日なのかもしれませんが本日確認したところ、以下の通り更新プログラムが到着しておりました。

20220704-10-1.png
・Microsoft Excel 16.64.22070100
・Microsoft OneNote 16.64.22070100
・Microsoft Outlook 16.64.22070100
・Microsoft PowerPoint 16.64.22070100
・Microsoft Word 16.64.22070100

ちょうど7月1日には、

・Microsoft AutoUpdate 4.49
・Microsoft Edge 103.1264

も到着しておりましたが、Microsoft AutoUpdate の更新後、更新を確認しても無かったのですっかりご無沙汰しておりました。

Office Insider Blog やリリースノートにて公開されている情報は現時点ではございませんでした。

修正内容、追加された機能などがあった場合、随時ブログなどで公開された場合には、改めてご紹介させていただきます。





Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 07:18| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月03日

Windows の基本操作 Vol.2022-07-01 Windows を利用するためのヒント

最近のパソコンやソフトウェアには昔あったような紙に印刷されたマニュアル的なものはほとんどついてこなくなりました。これも時代ということなんでしょうね。

さて今回は、Windows 10 あるいは、Windows 11 の使い方のヒントを提供してくれている「ヒント」アプリについてご紹介いたします。

--「ヒント」アプリとは?:

Windows 10 や Windows 11 のビルドが更新される毎に、そのビルドから追加された新しい機能、その時点で提供されている新しい機能や使い方のヒントを提供してくれるアプリです。

20220526-1-1.jpg

スタート > ヒント

とクリックすると起動してきます。


--どんなヒントが提供されているのか?:

Windows Update などを通して大型の更新がインストールされた際などに、そのビルドから提供された機能や、その時点で展開されている注目してもらいたい機能についてのヒントが提供されています。

20220526-1-2.jpg 20220526-1-3.jpg 20220526-1-4.jpg

上記(Ver.21H2)では、
  • 新機能(7件のヒント)
  • Wndows 10 を初めてご利用になる方へ(8件のヒント)
  • Windowsのキーボードショートカット(7件のヒント)
  • リモート学習についてヒント(6件のヒント)
  • Windowsのヒント(16件のヒント)
  • Officeのヒント(8件のヒント)
にて構成されています。

Officeのヒント」では、さらに進むとアプリ毎に様々なヒントが提供されています。

20220526-2-1.jpg 20220526-2-2.jpg

あれってどんな機能って?って、ネットで検索したりして調べてみてもいいわけですが、意外とこうして身近なところに情報があったりするんですね。きっとヒントを覗いてみると、「あれ?こんな機能があったんだぁ〜」と新たな発見もあるかもしれません。

紙マニュアルがなくなった背景には、資源を大切にし、紙を無駄にしない。紙マニュアルをなくすことで、重量を少しでも減らして輸送コストを削減、ひいては燃料の無駄をなくすなど様々なことが考えられます。

でもそれと同様に大きな要因に、コンピューターなどのハードウェア、あるいはその上で動作するソフトウェアの進化の速さがあげられます。Windows などのOSや、Office製品のようなアプリケーションは、世の中の情勢、時代のニーズに合うように常に進化が求められ、これに応えて常に進化を繰り返しています。

それだけ早く進化するハードやソフトの情報を紙に印刷して届けるとなると、それらが顧客のもとに届くころには、すでに情報が古くなって役に立たない...そんなケースも多々出てくるでしょう。インターネットの普及は、こうした状況を後押しするように、インターネットというメディアを通じて常に最新の情報を手元に届けやすい環境を作り出してくれました。

もちろん、基本的な操作や使い方については、書店には様々な本が並び、またネットを通じて様々な最新の情報が提供されているため、ハード・ソフトの各メーカーが、そこまでやらなくてもいい環境を作り出してくれていることもあるんでしょうね。


<参照>




富士通 FMV LIFEBOOK TH


Dynabook Direct Dynabook Direct
posted by クリック at 13:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月01日

迷惑メール対策を考える (6) 〜 迷惑メールの発信をブロックするブラックリスト

迷惑メール対策を考える (5) 〜 迷惑メール対策に有効なフィルターの活用」の最後のところでちょこっとご紹介した「ブラックリスト」 について今回は改めて取り上げてみました。

迷惑メール対策の一つとして、メール自体の送信(中継)をブロックしてしまおう... という試みも行われています。

ウィルスに感染しているなどの様々な理由で、ある特定の "IPアドレス" からメールが大量に発信されていたりすると、それを検知して、その発信元となる "IPアドレス" が、「ブラックリスト」に登録され、そこからの発信をブロックする... 

20220531-2-4.jpg 20220531-2-5.jpg 20220531-2-6.jpg

メールを送信したときに、送信できなかったりするとエラーメールが戻ってきたりします。

そうしたエラーメールの中には、"送信に至らなかった様々な情報" が掲載されていたりします。英語だったりすると、ついスルーしてしまいがちですが、実はその内容が送れなかった理由を確認する上で非常に大切になるわけです。

0x800.... 」で始まるエラーであったり、「エラー 550 5.5.1」であったりと様々です。そしてそれに応じた対処が必要になります。

さて今回ご紹介する「ブラックリスト」に、メールサーバーなどの "IPアドレス" や、ご自宅に割り振られている "IPアドレス" が、何らかの事情で「ブラックリスト」入りしているようなケースには、「メール メッセージを送信すると、550、553、またはリレー禁止エラーを受信します」にあるようなエラーが戻ってきます。前回にもご紹介しましたが、以下のような例があります。


spamhaus」や「spamcop」のような世界的なレベルで利用されているシステムがこれに該当します。

これらのものは、RBL(Real-time Blackhole List) とか DNSBL(DNS Blackhole List) と言われているものです。


【メールサーバーのIPアドレスがブロックされる場合】

一般のユーザーの方の場合、専用のメールサーバーを独自で運用されているケースは比較的稀なケースになると思います。
ただしこのような場合には、自分で解除申請などの手続きをする必要があります。

一般的に多くの個人ユーザーの場合には、いずれかのプロバイダーから提供されたメールアドレスをご利用と思われます。あるいは、インターネット接続サービスを契約しているプロバイダーより割り振られたIPアドレスを利用してインターネットを利用していることになります。

こうしたケースで自宅のルーターに割り振られたIPアドレスや、プロバイダーのメールサーバーのIPアドレスがブラックリスト入りしてしまうケースもあります。「メール送信後にSPAMHAUSからのエラーメールが届き送信ができない件について」(JCOM)が一例です。この場合、"SPAMHAUS" というブラックリストになりますが、それ以外にもたくさんあります。そんな場合にはそのメールサービスやインターネット接続サービスを提供しているプロバイダーに相談しましょう。

暫定的な対処法としては、Webメールや、他社のメールサービスを代用して一時的に急ぎのメールを送ってみるぐらいしかないかと思います。


【PCに割り振られるIPアドレスがブロックされた場合】

もちろんウィルスに感染しておかしな挙動をしているPCであれば、即刻ネットワークから切り離して、リカバリするなど対処が必要になります。しかし、PC自体がウィルスに感染していないにもかかわらずこうした制限に引っかかってしまうこともあります。

--IPアドレスは自動で割り振られる:

一般的にインターネットサービスを契約して利用する場合、NTTなどの回線業者のほかに、インターネット接続サービスを提供するプロバイダーとの契約が必要になります。

インターネット接続時、ご自宅のルーターなどに割り振られるIPアドレスは、基本的にはルーターによって回線が接続された時に、自動的に取得されるようになっています。一般的には、特定の IP アドレスを使い続けられるような "固定回線" サービスではありません。すなわち、インターネット接続の設定がされているルーターが取得している "グローバルIPアドレス" は、ルーターの再起動などをすると変更されることがあります。

ルーターでは通常一度グローバルIPアドレスを取得しても一定期間は同じIPアドレスが取得できるようにリリース期間が設定されています。このリリース期間を過ぎた場合に初めて再接続した際に別のIPアドレスが割り当てられることになります。

たまたま取得したグローバルIPアドレスが、その前に使っていた人などが要因で、ブロック対象になってたりすると、その新規に取得したグローバルIPアドレスから発信されたメールがブロックされてしまうことになってしまいます。


【ブラックリストに登録されているか?】

ちなみに私が使用しているところのレンタルサーバーでは、SPAMhaus、SPAM Cop はもちろん、28か所のブラックリストを利用してフィルタリングしていました。

またこうしたブラックリストに自分のIPアドレスや、利用しているメールサーバーが登録されているかどうか?といった情報は、Webサイトで確認が可能です。
SPAMhausや、Spamcopのような大手のものではリストインしていないようなもので、multirbl.valli.org で調べるとちらほらリストインしていて、メールを送信しようとすると "エラー 550 5.5.1" のエラーが戻ってきて送信できないケースもありました。

おそらく上記でご紹介した以外にもこうして確認ができる Web サイトはいくつかあると思います。SPAMhaus や SpamCop などのような大手のサイトでは問題なくてもどこかでひっかかってしまうと、特定の相手にメールが送れない....といったことも発生しうるわけですね。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社


家族旅行特集 びゅう


BTOパソコン・パソコン関連商品がお買い得!パソコン工房のセール

posted by クリック at 13:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | セキュリティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする