2022年06月30日

レコーディングスタジオで、CAMEO が利用可能に

PowerPoint で作成したスライドに発表者のビデオ画像を取り込める「CAMEO」(カメオ)。

こちらについては、以前にもご紹介しましたので、詳細は以下の記事を参照してください。


まだベータ版でしか利用できませんが、2月には Windows 向けに、3月には Mac 向けに展開されました。そして今回は、やはり新たに生まれ変わった レコーディングスタジオにて、"CAMEO" が利用できるようになりました。

20220629-1-1.jpg 20220629-1-2.jpg

もちろんまだその対象は、Office Insider Beta 版 となりますので、一般の方が利用できるようになるにはまだちょっと時間がかかりますし、また Beta 版ではありますが、Beta 版 ユーザーすべての方が利用できるようになるにも時間がかかります。

ですので、Beta 版をご利用の方でもまだうちには反映されていないという方も大勢いらっしゃるかもしれませんが、そうした方々は今しばらくお待ちください。

では早速現在の展開にあたってのその仕様を確認していきましょう!

-- 対象:

Office Insider Beta Channel Ver.2207(ビルド15425.20000) 以降

** ということで Windows 版 のみが対象となります

-- 必要なシステム構成:
  • Web カメラとマイクが搭載されたコンピューターが必要です
  • コンピュータのプライバシー設定で PowerPoint にカメラの許可しておく必要があります

レコーディングスタジオについては、すでにすべてのユーザーに展開されておりますが、CAMEO(カメオ) という機能自体が、まだ Stable 版には展開されていないので、今回紹介されているような使い方ができるようになるにはもうちょっと時間がかかるのかもしれません。

ちょうどいまも、Windows 版 Office Insider Beta Channel に更新プログラムが到着しており現在更新中。さてこの更新で利用できるようになるのか?ちょっと楽しみです。


【更新】

つい先ほど(6/30)更新が完了し、Windows 版 Office Insider Beta Channel は、Ver.2207(ビルド15427.20000)となりました。Beta Channel の割には、前回の更新が 6/15 Ver.2207(ビルド15407.20000)でしたが、すっかりご無沙汰した感のある半月ぶりの更新。

先ほどちらっと確認しましたが、レコーディングスタジオで、CAMEO がきちんと利用できることを確認しました。

ところで、Beta Channel で、Ver.2207(ビルド15402.20002)以降発生してた更新後のエラー表示。更新が完了しても、あるいは更新がなくても、「エラーコード:30088-27」 というエラーが表示されていました。

20220615-1-1.png 20220615-1-2.png

更新をクリックして、更新がなければ「最新の状態です」と表示されたのち、「問題が発生しました」と表示され、Ver.2207(ビルド15402.20000)から、Ver.2207(ビルド15407.20000)への更新の際には、更新が正常に完了しているにもかかわらず同様に「エラーコード:30088-27」といったダイアログが表示されておりました。

早々にフィードバックもしておりましたが、今回の Ver.2207(ビルド15427.20000)でこのエラーも改善され、更新後こうしたエラー表示が出なくなったことを確認いたしました。


<参照>





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2022年06月28日

Microsoft Edge のツールバーに "IEモードボタン" を追加する

先日の6月15日。ついに、Internet Explorer のサポートが終了。Microsoft のブラウザは、Internet Explorer の時代に終わりを告げ、Microsoft Edge の時代へと変わりました。

ただしそんな中でも、まだまだ Internet Explorer でないと利用できないサイトや社内システムなどのために、Internet Explorer モード が用意されており、こちらは、最大で2029年1月9日までサポートされることとなりました。(OSによって多少異なります)


【IEモードの切り替え】

さてそんな Microsoft Edge での、IE モードへの切り替え方法ですが、現在のバージョンに至るまで多少やり方も変わったりしてましたが、現在は....

20220628-2-1.jpg 20220628-2-2.jpg 20220628-2-3.jpg
  1. [...] > Internet Explorer モードで再読み込みする とクリック
  2. 右上に表示された確認の画面の「完了」をクリックすると、IEモードに切り替わります
ツールバーに、おなじみの IE のアイコンが表示されていることがお分かりいただけると思います。

この際表示されるダイアログのところで、

20220628-2-4.jpg
  • 互換表示でこのページを開く
  • 次回、このページを Internet Explorer モードで開く
の選択ができるようになっています。


【「IEモードボタン」を追加する】

さて必ず IEモードを使用しないといけないサイトであれば、面倒でも、IEモードで起動して、上記でご紹介した方法で、"次回、このページを Internet Explorer モードで開く" としてあげれば、Microsoft Edge の "Internet Explorer の互換性" のところにアドレスが追加され、次回から一定の期間はIEモードで開けるようになります。

20220628-2-5.jpg 20220628-2-6.jpg

でももっと簡単にメニューなど開かずに切り替える方法がないのか?

実は、ツールバーに IEモード への切り替えボタンを表示することができます。

20220628-3-1.jpg 20220628-3-2.jpg 20220628-3-3.jpg
  1. [...] > 設定とクリックして開きます
  2. 左ペインの "外観" をクリックして、右ペインの "Internet Explorer モード(IEモード)ボタン" のところをONにします
  3. そして設定画面のタブを閉じると、すでに右上のところに "IEモード" のボタンが追加されたことが確認できます
このボタンをクリックすれば、現在表示されている Web サイトは、IEモードとして開かれ、また再度クリックすれば、通常の Microsoft Edge として表示できるようになります。

** このボタン、マウスをポイントすると表示されますが、"Internet Explorer モードのリロードタブ" というようです。


<参照>




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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

うっかり、Mac を起動して別の仕事していたら、すでに Update が完了しておりました。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220628-1-1.png 20220628-1-2.png
・Microsoft Excel 16.64.22062700
・Microsoft OneNote 16.64.22062700
・Microsoft Outlook 16.64.22062700
・MIcrosoft PowerPoint 16.64.22062700
・Microsoft Word 16.64.22062700

更新中は、ビルド番号なども表示されるのですが、更新後 Microsoft AutoUpdate ではバージョンのみでビルド番号が表示されなくなってしまいますので、更新後、PowerPoint を起動して、ビルド番号も含めて確認してみました。

さて更新内容ですが、リリースノート、Office Insider Blogでは特に今回のバージョンに関しての更新情報はございませんでした。Mac 向けの内容としては、以前にご紹介した、Microsoft Outlook に送信の取り消し機能がついたことぐらいです。


なお Outlook チームの TechCommunity Blog を見ると、6/20付で、Microsoft Editor が幅広い Platform で利用が可能になったことが紹介されています。


また Office Insider Blog では、6/22付で Word for mac でのダークモードについて紹介されています。


ダークモードをご利用の方はぜひ一度参考にしてみてください。




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2022年06月25日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

なんか?久しぶりに来た感じのある更新プログラム。
本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220625-1-1.png 20220625-1-2.png
・Microsoft Excel 16.63.22062300
・Microsoft OneNote 16.63.22062300
・Microsoft Outlook 16.63.22062300
・Microsoft PowerPoint 16.63.22062300
・Microsoft Word 16.63.22062300

今回のように時々更新の際に、Ver.16.63 と大きな部分しか表示されず Build 番号が出ないことがあるんですが、更新後には、2枚目の画像のようにきちんと、フルバージョンが表示されたりします。

リリースノート、ブログともに今回の更新内容に関する情報はございませんでした。


ただし前回、Outlook for Mac に関する上記の記事を取り上げましたが、前回も取り上げたように、ブログなどで新たな機能として追加されていることが判明した段階で、随時ご紹介させていただきます。




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2022年06月24日

メッセージの送信を中止する機能が Outlook for Mac に搭載される

Microsoft Outlook for Mac に、送信ボタンをうっかり押してしまっても、送信を取り消せる機能が搭載されることになりました。
この機能、ユーザーからもリクエストの多かった機能のようです。

20220624-1-1.jpg 20220624-1-2.jpg

メッセージを作成して、思わず Returnキー を押して... 

"あれ? 送信してしまった〜"

なんて経験ある方もいらっしゃるかもしれませんね。

そうしたケースに限らずメッセージを作成して、よくよく見なおさずに送信。
その後、自分の送信したメールを確認してみると、誤字(誤変換)や脱字などに気が付いて "あちゃぁ〜" となるケースもあるかもしれません。

これまでの Outlook for Mac の場合には、送ってしまったものは送信の取り消しなどもできないため、送ってしまったものは取り返しがつきませんでした。

そんな場合、トラブルを防ぐために例えば
  • 即時送信せずにいったん下書きなどの保存しておいて、内容を再確認してから送る
  • メッセージ作成後、他の人に目を通してもらってからメールを送信する
そんな形で対応していた方も多いかと思います。

当然ながらビジネスでのやり取りになった場合には、こうした慎重な対応も必要です。ただし一方では即返事を送らないといけないといったような、速やかな対応を要求されることも多々あり、どうするのが一番いいのか?難しところです。しかし面倒でも慎重にならざるを得ません。

一方、プライベートなメッセージのやり取りであったりすると、そこまでするのもどうか....とあまり気にせずにそのままの状態でご利用の方も多いかもしれませんね。。


【メッセージの送信を中止する機能】

今回搭載されるメッセージの送信に停止をかける機能は、実際には例えば Gmail や Web 版 Outlook では、すでに搭載済みですので、そちらではおなじみの機能になります。

20220624-2-1.jpg 20220624-2-2.jpg

  • Outlook for the web:5秒、10秒からの選択
  • Gmail(Web版):5秒、10秒、20秒、30秒からの選択
となっています。

-- Outlook for the web の場合:

設定 > Outlookのすべての設定を表示 と開きます。
メール > 作成と返信 とクリックすると、「送信の取り消し」という項目があります。
デフォルトでは "0" 秒。つまり未設定になっていますが、設定を変更することで、5秒、10秒と選択できるようになっています。ただし、秒単位ではないようです。
メッセージを送信すると画面左下に「送信しています」と表示され、そこに「元に戻す」と表示されていますので、そちらをクリックすると送信がキャンセルされます。

-- Gmail の場合:

設定 > すべての設定を表示 > 全般 と開くと、「送信取り消し」という項目があります。
デフォルトでは有効になっていて、5秒に設定されています。
なので、Gmail(Web版)で送信した際に、一瞬画面の下に「送信しています」という表示されて「キャンセル」もクリックできるようになっています。


【Microsoft Outlook の場合】

さてこうした機能が Microsoft Outlook ではどうか?というと、当然ながら Outlook for Mac の機能としてはなかったわけですし、Windows版の Microsoft Outlook であっても、設定されているアカウントによっても異なっていました。

送信したメッセージを取り消す、または置き換える」にもあるように、Windows 版 Outlook であったとしても outlook.com などのような Microsoft 365 または Microsoft Exchange メール アカウントを利用しているケースでは取り消しも可能でした。それ以外のアカウントでは取り消しはできませんでした。

今回 Outlook for Mac に搭載されるようになった機能の概要は以下の通りです。
  • 取り消し可能(送信待機になる時間)は、5秒、10秒、15秒、20秒からの選択になる
  • Office Insider Beta Channel Ver.16.62(Build 22050200) 以降が対象
  • Microsoft 365 や Outlook.com のアカウントでのみ利用が可能
つまりは、やっと Windows 版と同じように Mac 版 Outlook でもこの機能が利用できるようになるということになります。


-- こうした "送信取り消し" ができない場合:

今回ご紹介したような送信の取り消しができないアカウントだったりする場合にはどういった対処法があるのか? 冒頭に、いったん下書きに保存して後で送信するなんて言う方法もご紹介しましたが、それ以外にも Microsoft Outlook の機能を利用して以下のような方法もあります。
  1. 仕訳ルールを利用して送信を制御する
  2. 送信日時を指定して送信する

1) 仕訳ルールを利用して送信を制御する

Microsoft Outlookには、受信したメッセージをルールに基づいて仕訳する機能(仕訳ルール)を設定できるようになっています。Windows 版の Outlook の場合には、仕訳ルールの作成の際に、「送信メッセージにルールを適用する」と設定することで、ルールに基づいて配信時間を何分後にするか指定が可能です。

20220624-3-1.jpg

ただしこの機能は、Outlook for Mac では受信したメールを仕分けするルールは作成できても、送信メールに対する仕訳はできないようなので、Mac 版では残念ながら利用できません。今後に期待しましょう。


2) 送信日時を指定して送信する

唯一、Windows 版、Mac 版 のどちらでも利用できるのがこの方法になります。

-- Mac 版 Microsoft Outlook の場合:

20220624-3-2.jpg 20220624-3-3.jpg

新規メッセージを作成したのち、"送信" ボタンの脇の "V" をクリック、"後で送信" をクリックすると、送信日時を指定するカレンダーが表示されますので、そちらから設定を行います。


-- Windows 版 Microsoft Outlook の場合:

20220624-3-4.jpg 20220624-3-5.jpg

新規メッセージを作成し、オプション > その他のコマンド > 配信のタイミング とクリック。
"配信オプション" のところから、日時を指定します。


今回、Outlook for Mac に追加されたこの機能。現時点ではまだうちの Microsoft Outlook for Mac でも利用できないので、Outlook の環境設定を開いて「作成」を開いてもまだ以前と変わらないままです。この機能に限らずこうした新しい機能は順次展開されていくようなので、現時点でまだ展開されていない場合には、今しばらくお待ちください。

もちろんこうした機能も、送信して一定の時間を経過してしまうと、送信されてしまうわけなので、あくまでも「ヒヤリハット」を防ぐための一つの方法にすぎません。

こうならないためには、送信する前に確認する癖はつけた方がいいのかもしれませんね。


<参照>




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2022年06月23日

日付を入れてもシリアル値で表示されてしまう

Excel のセルの書式設定は、きちんと日付になっているにもかかわらず、表示される値は、セルの書式設定での表示形式タブのところで指定した書式ではなく、「シリアル値」としてしか表示されない...

20220623-1-2.jpg

そんな場合の対処法について備忘録として取り上げてみました。


-- "シリアル値" が表示されてしまうのは書式設定の問題だけではない:

実は今回のようなケース。ワークシート上では、"シリアル値" で表示されていても、数式バーを見ると、ちゃんと "日付" で表示されてたりします。

20220623-1-2.jpg 20220623-1-1.jpg

本来であれば、左のようにワークシート上でも日付で表示されて、数式バーのところも日付で表示される。これが正しい表示ですが、右の画像のように、ワークシート上は「シリアル値」、数式バーは「日付」になってしまうわけです。

ちなみにセルの書式設定の "表示形式" が正しくない場合には、数式バーの表示も正しく表示されません。

20220623-1-3.jpg

実はここが一つの見極めるポイントになります。

20220623-1-4.jpg

数式バーにきちんと表示されているということは、セルの書式設定的には上記の画像にもあるように問題ないわけです。


-- 「数式をセルに表示する」設定になっていないか?:

答えから書いてしまうと、Excelの場合、「計算結果の代わりに数式をセルに表示する」なんていう設定があります。実はここが "オン" になっていたりすると、日付が "シリアル値" で表示されるようになってしまいます。

20220623-1-5.jpg
  1. Excel を起動します
  2. ファイル > オプション と開いて、"Excelのオプション" ダイアログを表示します
  3. 左ペインの "詳細設定" をクリックします
  4. 右ペインの "次のシートで作業するときの表示設定" にある "計算結果の代わりに数式をセルに表示する"が "オン" になっていたら、クリックしてチェックを外して "オフ" に変更し、"OK" をクリックして閉じます
この設定、数式が正しく設定されているかどうか?を確認する上では非常に便利なわけですが、その表に日付などの入力されたセルがあったりすると、シリアル値になってしまうので、"あれ?" ってなってしまうわけですね。

日付がきちんと表示されるかどうか?....

単にセルの書式設定だけの問題ではないこともあるんですね。


** ところでここでは触れませんが、"シリアル値" ってなんだっけ? という方は、「Excelで日時を扱うために知っておきたいシリアル値(日付編)/Be Cool Users」サイトも参考にしてみてください。初心者向けに丁寧に説明されています。


<参照>




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2022年06月21日

OneDrive とそのデータの保存期間

今回は、普段あまり触れたことがなかったので、「OneDrive」についてご紹介したいと思います。

OneDrive をご使用の方も多いかと思いますが、Office のデータなどであればファイル履歴をたどって、上書きしてしまったファイルを元に戻したり、誤って削除してしまったファイルを復元できたりと非常に重宝なのは、ご存じだと思います。

そんな「OneDrive」ですが、仮に「OneDrive」から削除してしまったファイルっていつぐらいまで復元が可能なのか?

改めて確認してみました。


【通常 削除されたファイルでも30日は保持される】

OneDrive」は無料でも利用は可能ですが、無料で利用できる容量は5GBまで。通常それ以上利用するには有償のプラン、あるいは Microsoft 365 のサブスクリプションなどの契約が必要になります。

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新規では無料のMicrosoft アカウントで利用できるのは 5GB までではありますが、かなり以前からご利用のユーザーの場合などで過去にあったさまざまなキャンペーンや、紹介特典によって、無料でも 30GB以上 使えるケースなどもあるので、無料とはいえ利用できる容量は様々です。

とはいえ、限られた容量である以上不要なファイルはいつまでも取ってはおけないので、OneDrive 上からも削除して空き領域を確保したりすることはあると思います。

そこで問題になるのが... OneDrive からの削除。本当に不要で削除してしまったものが、後になってどうしても必要なものだった...っていう場合に、ファイルが復元できるのか?

PC上に保存されていたデータであっても、OneDrive 上にバックアップがあれば、仮に誤って操作して削除してしまった....そんな場合には OneDrive から戻せるわけですが、では OneDrive に保存されているデータはどうなのか?

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Windows 10 用 OneDrive ファイル オンデマンドでディスク領域を節約する 」にもありますが、OneDrive 上に保存されてたデータを削除すると、OneDrive 上の「ごみ箱」に一時的に保持されています。そしてそこから自動的に完全に削除されるのは....
  • 個人用 Microsoft アカウント:30日以内
  • 職場または学校のアカウント(SharePointも含む): 93日以内
となっています。つまりそれ以内であればごみ箱」から復元も可能になっています

さらに言うと、「サイト コレクションのごみ箱から、削除したアイテムを復元する」にもありますが、SharePoint の場合には、さらに「ごみ箱」から削除したものでも、「サイトコレクション」と呼ばれる「第2段階のごみ箱」に移行するため、そこからさらに復元も可能になるようです。今回は、個人向けサービスを中心にお話をしているので、この部分には触れませんが、機会があれば改めて取り上げてみたいと思います。


--空き容量が足らない場合:

ごみ箱」に残っている間は、その分も容量は占めているのでファイルを削除しても "空き容量" が増えるわけではありません。「ごみ箱」を空にして初めて空き領域が増えることになります。空き領域が足らない場合には、単純にファイルを削除しただけでは空き領域を確保できませんのでご注意ください。ただし完全にされると復元もできなくなります。


** 注意 **
  1. ごみ箱」に保持される期間はトータル日数です。SharePoint など「第2段階のごみ箱」が利用できる場合でも、「第1段階のごみ箱」に入った日から換算して、93日 ということになります。
  2. 個人用Microsoftアカウントの場合の 30日、職場または学校のアカウントなどの場合の 93日 を過ぎたファイルは自動的に完全に削除され復元できなくなります。


【過去 25 バージョン まで履歴が保持されている】

いざという時に「OneDrive」に保存しておいてよかった〜っとなる機能の一つが、この「バージョン履歴」機能です。

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OneDrive 上に保存されているデータは、「個人向けアカウント」の場合、「以前のバージョンの Office ファイルを表示する」にもありますが、"過去 25 バージョン" までさかのぼって復元が可能です。

これがさらに 「会社または学校のアカウント」ともなると「リストまたはライブラリのバージョン管理を有効にして構成する」にあるようにさらに柔軟に対応ができるんですね。

こうした「バージョン履歴」の機能も「OneDrive」の特徴でもあります。

この「バージョン履歴」は、「OneDrive に保存されているファイルの以前のバージョンを復元する」にあるように、何も Office 系のファイルに限ったことではなく、OneDrive 上に保存されているデータすべてに対して利用できる機能です。

なおこの「バージョン履歴」の詳細については、「リストとライブラリでのバージョン管理のしくみ」も参考にしてください。


-- Windows の「ファイル履歴」:

参考までに、以前にも取り上げましたが、Windows 8.1 以降のPCに保存されているデータは、外付けのHDDドライブなどに Windows のバックアップ機能でもある「ファイル履歴」を利用して管理することで、上書き保存したりしたファイルを元の状態に復元したり、削除してゴミ箱からも空にしてしまったようなファイルの復元も可能です。



OneDrive」上のデータも、今回ご紹介しているように、こうしてみていくと削除されたからと言って "ごみ箱" から復元も可能なことは覚えておくといいですね。無料のアカウントだと「5GB」と少ないので、PC上のデータを闇雲に同期設定してしまったり、自動バックアップなど設定しまうと大変なことになるわけですが、無料のアカウントで「5GB」だったとしても、上手に使うと非常に便利なツールでもありますよね?


【無料のクラウドストーレッジの有効活用】

最後に、一般ユーザーが無料でも利用できる OneDrive のクラウドストーレッジサービスを確認してみました。

OneDrive のようなクラウドストーレッジサービスは、Apple の iCloud、Google の Google DriveDropboxBOX など様々なものがあります。思いつくものをいくつか調べてみましたが、これ以外にも様々なものがあります。それぞれのサービスにおいて、現時点で無料で利用できる容量は以下のような感じです。
  1. OneDrive:5GB
  2. iCloud:5GB
  3. Google Drive:15GB
  4. Dropbox:2GB
  5. box:10GB
それぞれサービス内容も、特徴も違いますのでご興味のある方は直接各サイトをご確認ください。

さらにこうした複数のクラウドストーレッジを連携して利用するためのサービスもあったりします。こうしたサービスなども併せて利用して、まとめて管理できたりすると、さらに便利かもしれませんね。


<参照>




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2022年06月19日

背景を透過して動画データとして保存

US時間6月17日に公開された Office Insider Blog によると、背景を透過したビデオデータとして、データをエクスポートする... PowerPoint for Mac にそんな機能が搭載されるようです。

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PowerPoint は、従来のプレゼンテーションもさることながら、動画の編集機能もどんどん多機能になり、更なる進化を続けているわけですが、今回の機能もユーザーからの要望にこたえる形で搭載された機能のようです。


対応製品:

Office Insider
Beta Channel Ver.16.62 (Build 22052500) 以降
Current Channel (Preview) Ve.16.62 (Build 22060500) 以降

既知の問題:

一部のファイル形式やビデオ圧縮形式が、すべてのオペレーティングシステムでサポートされているわけではないこと。
そしてそれにより、背景を透過してエクスポートしたビデオデータは、Windows 用の PowerPoint または Web 用の PowerPoint で透明なまま再生できない場合もあるようです。

今回、Beta Channel および Current Channel (preview) の両方に向けてリリースされておりますが、更新して該当バージョンになっているにもかかわらずまだこの機能が利用できないケースもあります。
順次、適用範囲を広げているようなので、まだこの機能が展開されていない場合には、今しばらくお待ちください。


新しいことにどんどんチャレンジしてくれる PowerPoint Team の皆さんに感謝、感謝ですね。これが通常版に展開されるまでにさらに安定したものになってくれることを祈ります。


<参照>




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2022年06月18日

2つの Internet Explorer 11

先日とうとう終焉を迎えた Internet Explorer。今後、Windows 10 向けの Internet Explorer については、順次使えなくなるようです。

以前にもご紹介していますが、2022/6/15 にサポートが終了するのは、Windows 10 向けであって、Windows 8.1 に搭載されている Internet Explorer は別。こちらは来年1月の Windows 8.1 のサポート終了まで引き続きご利用いただけます。

さてこの Windows 8.1 には、2つの Internet Explorer があります。2つあるといっても実は同じものなんですが、その表示も微妙に異なります。

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左が、普通に Internet Explorer 11 を起動したもの。そして右は、ストアアプリとして提供されている Internet Explorer 11 を起動したところ。一目で、アドレスバーが上にあるか?下にあるか?でその違いもお分かりいただけると思います。

20220617-2-3.jpg

今回たまたま、Windows 8.1 での Internet Explorer 11 の動作を確認していた時にふと、アプリ版のほうはどうなんだろう?と思って起動してみたところ、スタート画面に戻って、白抜きの Internet Explorer をクリックしたところ、普通にデスクトップ版の Internet Explorer が起動してきました。

あれ?と思って確認してみたところ、どうも既定のブラウザが「Internet Explorer」以外のものになっているとこうした形で動作するようになるようでした。

結局、Microsoft Edge の導入によって既定のブラウザをこちらに変更していたためこうなってたわけですが、コントロールパネルから、いったん既定のブラウザを改めて、Microsoft Edge から、Internet Explorer に変更。

無事アプリ版の IE が起動してきたわけですが、今さらながら、Internet Explorer の動きを確認することになったわけですが、改めて気が付いた点でしたので備忘録として取り上げてみました。


<参照>


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2022年06月17日

サブスクライバー向けに Microsoft Defender の提供がスタート

Microsoft Defender」といって、「Windows Defender」のことを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、今回提供されるようになった「Microsoft Defender」とは何が違うのか? 確認してみました。

20220617-1-1.jpg 20220617-1-2.jpg

今までは一般個人向けには提供されていませんでしたが、今回、Microsoft 365 Personal を利用するサブスクライバー向けに無償で提供されることになったセキュリティ管理ソフトです。言い換えれば、Microsoft 365 Personal を利用しているサブスクライバー向けの新たな特典ということになります。


-- 対象ユーザー:

Microsoft 365 Personal ご利用のサブスクライバー

-- 対象OS:

Windows、Mac、Android、iOS

** デバイス、ご利用環境により利用できる機能が多少異なるようです。ARMベースのデバイスはサポート対象外のようです。
Microsoft の製品でいうと、少なくとも現時点では Surface Pro X では利用できません。


【Windows セキュリティ とは何が違うのか?】

冒頭にも書きましたが「Microsoft Defender」と聞いて、「Windows Defender」とは何が違うのか? と思われる方も多いはず。
  • Windows Defender:導入された PC 単体でのセキュリティ対策
  • Microsoft Defender:個人の所有する複数のデバイスのセキュリティを管理
以前の Windows 10 に提供されていた「Windows セキュリティ」は、「Windows Defender セキュリティセンター」と言ってました。なので「Windows Defender セキュリティセンター」を省略して、「Windows Defender」と言ってました。

ウィルス対策 = 「Windows Defender」

というイメージだったわけですね。

その後、Windows 10 に提供されていた「Windows Defender セキュリティセンター」は、名称が変更になり現在は「Windows セキュリティ」となっています。
そしてその中で、ウィルス対策として提供されているのが「Microsoft Defender」ということで、Windows 10Windows 11 には標準で搭載されているものになります。

ウィルス対策という面では同じ機能ではありますが、単体のデバイスで利用・管理するものか? 所有するデバイスすべてを一括管理するものか?といった違いがあるわけです。こちらの導入により、ウィルス対策 + α の機能を追加できるようになるわけですね。


今回提供された「Microsoft Defender」の主な機能は以下の通りです。

-- ダッシュボード:
  • 自分のオンライン セキュリティの状態を 1 つの画面で集中監視
  • 自分のすべてのデバイスの状態を 1 つの場所で見ることができる
  • 監視するデバイスの追加または削除

--すべてのデバイスの保護:
  • マルウェアに対する保護
  • 継続的なスキャンで新規と既存の脅威の発見
  • どのアプリとファイルを安全とみなすかを指定するという方法で、スキャンの対象をユーザー自身でコントロール

--安全に関するアラートと推奨事項の表示:
  • セキュリティ状態の変化に関するリアルタイムのアラートを表示
  • データとデバイスのセキュリティ維持に役立つ推奨事項を表示
  • ユーザーの全体的なセキュリティの向上に役立つヒントを表示
よく寄せられる質問への回答」(「Microsoft Defender/オンラインのセキュリティがシンプルになりました」)によれば、Windows 10 などに標準搭載されている「Windows セキュリティ」には、ウィルス対策としてすでに「Microsoft Defender」が搭載されていることなどにも触れて紹介されていますので、「よく寄せられる質問への回答」についても、ぜひ一通りご確認ください。

うちは、Windows 10 の PC では基本的にウィルス対策としては、「Windowsセキュリティ」のみなので、そうした環境では複数のデバイス状態が管理できるこうした機能は非常に有効になるわけですね。

スマホやタブレット、そしてPCと、個人の方でも複数のデバイスを所有するのが普通になってきた昨今。こうした複数のデバイスを一か所で管理できる...そんなメリットがあるわけですね。


<参照>




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2022年06月16日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。
本日到着した更新プログラムは、以下の通りです。

20220616-2-1.png
・Microsoft Excel 16.63.22061407
・Microsoft OneNote 16.63.22061407
・Microsoft Outlook 16.63.22061407
・Microsoft PowerPoint 16.63.22061407
・Microsoft Word 16.63.22061407

Beta Channel 向けに提供されているリリースノートなど、更新内容に関する情報は特にございませんでした。
Current Channel(Preview)/Insider Slow 向けには、6/6付で情報が公開されております。


すでに Beta Channel では公開されている機能ですが、

Word/Outlook:ディクテーションツールバーの変更
Excel:条件付き書式のルールを見やすく変更など
PowerPoint:クローズドキャプションの機能

といったことに関して、新たに追加されたことが紹介されています。
Current Channel(Preview)に展開されたっていうことは、ぼちぼち通常版にも展開される機能ということになります。

また、Office Insider Blog の中で、Mac 版 Office Insider 向けのものとしては、やはりこれも、Current Channel(Preview) 向けですが、


上記の機能も、その対象が Ver.16.62 (Build 22052003) 以降となっているので、ちょうど上記で紹介した Ver.16.62 (Build 22060500) で対応した形になっています。詳細は上記ブログをご確認ください。




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Internet Explorer 11 のサポートが終了

これまでにも何度もご紹介しましたが、ついにその日がやってきました。Internet Explorer 11 の終了の日。25年以上にもわたって Internet の世界を支えてきた1つのブラウザの終焉です。

今回は、USのブログもそうですが、日本語版の登場も早かったようです。

20220616-1-2.jpg 20220616-1-1.jpg

日本語版のブログもありますし、そこに「今後数か月にわたって、Internet Explorer を開くと、モダン ブラウザーである IE モード搭載の Microsoft Edge に徐々にユーザーをリダイレクトします」(「Internet Explorer 11 はサポートを終了しました。長年のご愛顧ありがとうございました」より引用)となることなど具体的にどのような形で、Internet Explorer 11 から、Microsoft Edge へとシフトさせていくかもありますので、詳細はぜひブログをご参照ください。

今回はさすがにブログの日本語化も早かった...


<参照>




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2022年06月14日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

ここ最近、Windows 版 の Office は更新があまり来てませんが、Mac 版 は本日も到着しておりました。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220614-1-1.png
・Microsoft Excel 16.63.22061204
・Microsoft OneNote 16.63.22061204
・Microsoft Outlook 16.63.22061204
・Microsoft PowerPoint 16.63.22061204
・Microsoft Word 16.63.22061204

そして
・Microsoft Edge 102.1245.22061341

となっております。

リリースノート、ブログなど、今回の更新に関する情報は、現時点では特にございませんでした。
今後何か情報が公開された折には、改めてご紹介させていただきます。

さて Windows の世界では、とうとう明日が Internet Explorer 11 のサポート終了日。このブログでも取り上げてますが、様々なメディアでも取り上げられるようになっています。

-- Mac 版 Microsoft Edge では、IEモードは利用できない:

かつては、Mac 向けにも Internet Explorer があったんですが、今となっては非常に懐かしい思い出になってます。

ところで、現在 Mac 向けにも Microsoft Edge が提供されています。Windows 版では、IE11 のサポート終了に伴い、Microsoft Edge の Internet Explorer モードの利用の話がちょくちょく出て来ます。

Microsoft Edge で、Internet Explorer モードが利用できる... と聞いて、Mac 版の Microsoft Edge ではどうやって Internt Explorer モードを利用できるようにするのか? 何て、相談もいただいたので念のため申し上げますと、Mac 版 や Linux 版 といった Windows 版以外の Microsoft Edge では、"Internet Explorer モード" は利用できません

"Internet Explorer モード" とはいっても、実際には、Microsoft Edge の裏で Internet Explorer 11 が動いているので、仮に Windows 版であっても、Windows の機能から、Internet Explorer 11 を無効にしてしまうとこの機能は利用できなくなってしまいます。




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2022年06月13日

Windows の基本操作 Vol.2022-06-1 Guest アカウント

Windows の基本操作。今回は、「Guest アカウント について取り上げてみました。

Windows を起動する際に最初に読み込まれるのがユーザープロファイル。このユーザープロファイルが、つまりは「ユーザーアカウント」になります。もうちょっと厳密にいえば、ユーザープロファイルにログインするために認証のために使用されるユーザー名とパスワードで構成される情報がユーザーアカウント。そして ユーザーアカウントごとにアドレス帳、お気に入り、ドキュメント、ピクチャ、ビデオ、ミュージックなどの個別ファイル、さらにはWindowsの設定情報(デスクトップ情報、個人設定、アプリケーション設定など)などが保存されます。

さてこれにはいくつかの種類があります。その用途に応じて区分けの方法が異なります。
  • ローカルアカウント と Microsoftアカウント
  • 管理者 と 標準ユーザー
そうしたユーザーの中、ローカルアカウントの一つになるわけですが、「Guest」アカウントがあります。

Windows 8.1 のころまでは、比較的目に付くところにあった "Guest" アカウント。

20220505-1-1.jpg 20220505-1-2.jpg

上記にもありますが、

コントロールパネル>ユーザーアカウントとファミリーセーフティ>ユーザーアカウント>別のアカウントの管理

とクリックすると、"Guest" アカウントが表示されます。

もっともデフォルトでは "無効" になっていますので、オフと表示されているかと思います。

この "Guest" アカウントですが、上記の右の画像にもあるように Windows 10 以降では同様に開いても表示すらされません。"Guest" アカウントは便利な反面、きちんと設定・管理しておかないとセキュリティ面でのリスクもありますので、安易に有効にすべきではないという意図もあるんでしょうね。


【Guest アカウントとは?】

さてではそうしたことを踏まえて、Guest アカウント について、簡単にご紹介しておきましょう。

Guest アカウントは、ローカルアカウントの一つになります。その PC にユーザーアカウントを持たない人が使用するための一時的なアカウントとして用意されているものです。

ソフトウェアのインストール、設定の変更などについては制限がかかっており、既に導入済みのプログラムなどを利用する際には、仮に一時的に設定変更ができても再起動すると設定は破棄されます。インターネット利用時の閲覧履歴なども残りません。

現在の Windows 10 や Windows 11 ではデフォルトで無効になっていて、ユーザーアカウントの作成のところでも表示されないように、その仕様も変更されています。


【Guest アカウントは有効にする必要はない】

通常、一般のユーザーの方が、既定であえて "無効" になっているこうした Guest アカウント を有効にする必要はないかと思います。

でもどうしても有効にして使うのであれば、多少でもセキュリティ面に配慮した形で利用できるようにパスワードは最低限設定するようにして利用することをお勧めいたします。

そうじゃなければ、ローカルアカウントとして 標準ユーザーで "Guest" 用に、アカウントを作成する程度にとどめていただいた方がいいのかな?と思います。


-- Guest アカウントの状況を確認する:

"コマンドプロンプト" を起動して

net user guest

と入力し、Enter を押します。

20220505-1-3.jpg

「アカウントの有効」のところが、
  • YES:有効
  • NO:無効
となりますので、上記の画像では、現状では「無効」ということになります。 


【それでも何とか? Guest を有効にしたい】

その場合には、以下のような方法があります。
  1. ポリシーを利用して有効にする
  2. コマンドプロンプト(管理者モード)でコマンドを実行する
といった方法があります。

1) ポリシーを利用して有効にする(Windows 10 Proなど)

20220505-1-5.jpg 20220505-1-4.jpg

Windows 10 Proなどで、ポリシーが利用できる場合には、「ここに入力して検索」のところに、

lusrmgr.msc

と入力しても「lusrmgr.msc」が Microsoft Common Console Document が検出されますのでこちらからでもいいですし、Windows + R として、ファイル名を指定して実行のところに、上記コマンドを入力しても上記の画面が表示されます。

あとはGuestを右クリックしてプロパティを開けば、「アカウントを無効にする」という項目がありますので、デフォルトでは上記にあるようにチェックが入っていますので、チェックを外してあげればOKです。

2) コマンドプロンプト(管理者モード)でコマンドを実行する

20220505-1-6.jpg

Windows 10 Home など既定ではポリシーが利用できない場合には、コマンドプロンプトを利用することで可能です。

まずは、コマンドプロンプトを管理者モードで開きます。

net user guest /active:yes

と入力して、エンターを押せば完了です。
先ほど net user guest と入力してエンターを押せば、Guest アカウントが有効になったことをが確認できます。


今回は、"Guest" アカウントを取り上げましたが、ご利用にあたってはくれぐれもご注意の上ご利用ください。


<参照>




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2022年06月12日

Microsoft Outlook で Gmail を使用するにはアプリパスワードの設定が必須に!

Gmail をご利用の方はすでにだいぶ前からセキュリティの強化に伴い、"2段階認証" が自動的に有効になるという通知が届いていたのでご存じの方も多いかと思います。

20220610-1-1.jpg

2021年12月の頭に、うちにも、上記のようなメールが届いておりました。
さてこれ自体は、アカウントの乗っ取りなどのセキュリティ強化のためにはいいことなわけです。


【Microsoft Outlook で Gmail を使用するには?】

すでにご利用の方はご存じだと思いますが、Microosft Outlook に限ったことではなく、いわゆる巷にあるメールクライアント(メールソフト)に Gmail のアカウントを設定して利用するには、一部の OAuth2.0 非対応のメールクライアントの場合、POP/IMAP を有効にする設定以外に、当初よりGoogle アカウントの設定から、「安全性の低いアプリの許可」 の設定が必須でした。

Microsoft Outlook の場合、Outlook 2016 以降は基本的に問題ないはずですが、OAuth2.0 に非対応な メールソフト で、Gmail を利用する場合には、やはりこの設定が必要でした。

しかし、2022年5月30日 よりこの「安全性の低いアプリの許可」 の設定が完全に廃止されました。つまりこの設定が利用できなくなりました。

20220610-1-2.jpg 20220610-1-3.jpg


-- Microsoft Outlook など設定変更が必要:

最初に紹介したように "2段階認証" が自動で有効になると、仮に Microsoft Outlook であっても、設定の変更が必要になります。

さらに Microsoft Outlook に限らず、これまでこの「安全性の低いアプリの許可」からのアクセスを "オン" にして利用していた場合も、今後は順次これではアクセスできなくなります。

以前以下のような形でこの設定をブログの中でもご紹介させていただきました。

20220610-1-5.jpg


例えば、今まで Microsoft Outlook に Gmail のアカウントを設定してご利用で、ここ数日から認証が通らずにエラーになるようになった...そんな場合には今回のケースが十分考えられるわけです。


-- アプリパスワードを作成して再設定が必要:

ではどんな対策をしたらいいのか?

20220610-1-4.jpg

上記の画像にもありますが、「安全性の低いアプリ」の設定が利用できなくなるので、今後は、「2段階認証」を有効にして、「アプリパスワード」を生成、そのパスワードを Microsoft Outlook などに設定しなおしてあげる必要があるわけです。

言い換えれば、「2段階認証」を有効にしないと「アプリパスワード」が作成できないので、Microsoft Outlook での Gmail の利用ができなくなってしまうわけです。


-- 影響を受ける人:
  • Microsoft Outlook など一部のメールクライアントで、Gmailを利用している人

-- 影響を受けない人:
  • ブラウザを介して、Gmail をご利用の方
  • スマホなどでGoogle が提供する Gmail専用のアプリで Gmail をご利用の方

2段階認証の有効・無効はその設定を切り替えることは可能です。ただしこれまで無効で利用されていた方も、少なくともいったん強制的に有効になってしまうようですが、その後無効にすること自体は可能です。

ただし「2 段階認証プロセスによる個人情報の保護」などでも説明されているように、面倒?と思わずにセキュリティを十分理解したうえで、有効にして利用することをお勧めいたします。


【更新】

-- 影響を受ける Microsoft Outlook について

Microsoft Outlook の場合、Microsoft Outlook 2013 と、Microsoft Outlook 2016 (MSI版)の場合には、以下のサイトにもあるように Google が推奨する「OAuth」に対応しておりませんでした。


つまりこれらの Microsoft Outlook に Gmail アカウントを設定する場合には、「安全性の低いアプリ」の設定が必須だったわけです。

そして今回この設定が利用できなくなった.... 

となると、これらの Microsoft Outlook で引き続き Gmail アカウントを利用する場合には、「2段階認証」の有効化と、「アプリパスワード」の生成、そして Microsoft Outlook への再設定が必須になります。


<参照>



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2022年06月10日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

今日は、Big Sur の更新の他にも、Office にも更新が到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220610-3-1-1.png

・Microsoft Excel 16.63.22060801
・Microsoft OneNote 16.63.22060801
・Microsoft Outlook 16.63.22060801
・Microsoft PowerPoint 16.63.22060801
・Microsoft Word 16.63.22060801

さらに
・Microsoft Edge 102.1245.22080839

が到着しておりました。

今回の更新に関する情報は、リリースノート、ブログ共に特にございませんでした。情報が公開された折には改めてご紹介させていただきます。
macOS  版 Office Insider 向けの情報としては、6月7日付で、Current Channel(preview)向けに先日ご紹介した Word における Dictation の機能が更新されたことが紹介されております。


Insider Slow の方でも更新されたことになるので、通常盤も間も無く更新されるものと思われます。

また、Office Insider ユーザー向けには、


3Dアニメーションの挿入に関してのブログが投稿されております。この対象は、Mac 版でいうと、「Ver.16.62 (Build 22052003) 以降」
のようです。ということで、Insider Slow でのユーザーも同様に対象になっています。




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macOS 11.6.7 配信スタート

本日、macOS 11.6.7 の配信がスタートいたしました。

20220610-2-1-1.png 20220610-2-1-2.png
Update のリンクを確認すると、今回の修正は、macOS 11.6.6 向けのもののようですが、日本語ページ、USページとも詳細なリンクはありません。ただし、Update の画面上に

macOS Big Sur 11.6.7では、メールMicrosoft Outlookなどのアプリケーションで、添付ファイルを開くのに必要なアプリケーションがすでに動作していると添付ファイルを開くことができなかった問題が修正されています。

とありますので、おそらくこの部分の修正のみにとどまっているようです。

今回の Update については、Apple Security Updates のページにもあるように「This update has no published CVE entries.」とあり、セキュリティの修正(CVE)ではないようです。

そしてその対象も、macOS Big Sur に限られているようでした。


<参照>




北海道新幹線で行く北海道旅行
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2022年06月08日

迷惑メール対策を考える (5) 〜 迷惑メール対策に有効なフィルターの活用

これまで4回にわたって、迷惑メール対策についてご紹介してきましたこのシリーズ。ちょと間が空いてしまいましたが、第5回目は迷惑メール対策に効果のある「迷惑メール対策フィルター」について取り上げてみます。

これまでご紹介した中でも、Outlook や Thunderbird といったメールクライアント(メールソフト)、Outlook for the web といったメールサービス側で、迷惑メール対策として「迷惑メールフィルター」は用意されています。

なのでこうした機能が全くないというケースはまれなわけではありますが、こうしたフィルターをかいくぐって到着してしまうのが "迷惑メール" なわけです。


【迷惑メール対策に有効な学習型フィルター】

Microsoft Outlook の場合にも、こうした学習型の迷惑メール対策フィルターが搭載されていますが、既定値では "自動処理なし"(設定しない)になっています。

20220419-1-1.jpg
  1. 信頼できる差出人のリスト
  2. 信頼できる宛先のリスト
  3. 受信拒否リスト
  4. ブロックするトップレベル ドメイン リスト
  5. ブロックするエンコード リスト
ここが "自動処理なし" になっていると、基本的にはそれ以外の要素、つまり上記にある5つのポイントでのみ迷惑メール処理するにとどまってしまいます。
逆に言えば、ここをさらにここを有効にして学習させてあげることで、上記で漏れているものもしっかりフィルタリングしてくれることになります。仮に有効にしたことで、大切なメールが、迷惑メールに振り分けられてしまうといったケースには、「信頼できる差出人のリスト」に登録することで回避していくということになります。

ただし「迷惑メール判定機能が意図しない動作になる場合の Outlook からの一般的な対処方法」の中でも触れられていますが、「迷惑メールの判定処理につきましては、判定基準を回避する迷惑メールの作成を抑制するために、詳細な判定基準については非公開としております」とあるようにその判定基準は非公開になっています。


--ベイズ理論と迷惑メール対策:

さて「学習型の迷惑メールフィルター」といったところで、何を、どう?学習するのか。

そこで登場するのが 「ベイズ理論」になります。

ここでは、「ベイズ理論」の数学的・統計学的なことには触れませんが、「ベイズ理論」を利用して、届いたメールを分析し、迷惑メールである確率をはじき出して、そのはじき出されたパーセンテージにより判別し、迷惑メールを分類していこうというもの。

当然この学習は、着信するすべてのメールに対して毎回行われますので、例えば、あるメールの文中などに "無料" なんていう用語が入っていた場合には、迷惑メールの可能性が "〜%" とはじき出してくれます。しかし、当然 "無料" という単語があるからと言って必ずしも迷惑メールとは限らない。別のメールでは "無料" とあっても、迷惑メールではないケースもあるわけで、そうした場合どう言った単語との組み合わせの場合に迷惑メールになるか? ということの学習を繰り返して、そのフィルタリングの精度を高めます。

メールの内容を分析して数値化し、確率をはじき出してくれて、迷惑メールとしてフィルタリングしてくれるのが "学習型迷惑メールフィルター" ということになります。

Thunderbird のようなメールクライアントは、自身にそうした機能が搭載されているわけです。

20220607-3-1.jpg 20220607-3-2.jpg

共通の設定と、アカウント毎の設定とあります。

20220607-3-3.jpg 20220607-3-4.jpg

これらのものは、あくまでも様々な要素をもとに確率としてはじき出されるわけですから、必ずしも期待通りの結果にならないこともあります。ただしこうした学習を繰り返すことで、こんなケースの場合には迷惑メールではないという学習をさせていきます。

仮に学習が十分でなく、迷惑メールになってしまうような場合には、Microsoft Outlook で言えば「信頼できる差出人のリスト」に登録することで、また Thunderbird の場合には、「送信者が以下に含まれる場合は自動的に迷惑マークを付けない」を有効にするなどして、迷惑メールにならないように設定していくことになります。


--サーバー側で処理されるもの:

多くの場合、こうした迷惑メールのフィルタリングは、メールサーバー側で行っているケースが増えつつあります。

例えば、「迷惑メール対策を考える (4) 〜 迷惑メール対策に定評ある Thunderbird」の時にもご紹介した "Thunderbird" の場合、Thunderbird 自身でも判定はしていますが、「Bogofilter/DSPAM/POPFile/SpamAssassin/SpamPal」といったメールサーバー側での判定された結果を信頼して処置するといった設定もあったりします。

20220421-4-3.jpg 20220421-4-4.jpg

こうした機能があれば、サーバー側のスパムメール対策に準じて設定することも可能です。上記はうちで使用しているメールサーバーの一つで、SpamAssassin というフィルタを介して到着したメールで、メールヘッダーに上記のような情報が追加されていますから、ヘッダーにこうした情報があれば、「迷惑メール」という判定をして振り分けるようにすればいいことになります。

--サーバー側でそうしたものがない場合:

当然すべてのメールサーバーがこうしたことを無料でやってくれるわけでもありません。迷惑メール対策が用意されていても、無料版だと、単純に受信拒否リストなどによる振り分けのみしか提供されず、有償のサービスでないと今回ご紹介しているような学習型迷惑メールフィルターを利用したさらに細かな対処が利用できないケースも多々あるかと思います。

そんな場合には、Thunderbird や Microsoft Outlook みたいに自動処理でしっかりフィルタリングしてくれるように設定して利用する以外にも、「POPFile」という "ベイズ理論" に基づいたフィルタリング用のソフトを利用する方法もあります。

20220531-2-1.jpg

POPFile」は、オープンソースのアプリで、誰でも自分のPCに無料でインストールし利用することができます。イメージとしては、メールサーバーの設定を、「POPFile」に設定・変更し、いったん「POPFile」で判定されたメールを、メールクライアントで受信するといった流れになります。

受信されたメールは、いったん「POPFile」によってラベル分けされ、これをメールソフトで、Microsoft Outlook の例でいうと仕訳ルールを利用して迷惑メールとして処理します。「POPFile」はあくまでも迷惑メールかどうかを判別してくれるだけなので、最終的にメールソフトで迷惑メールとして処理する設定は別途行う必要があります。


【迷惑メールフィルターの現状】

今回ご紹介している「迷惑メールフィルター」。Outlook や、Thunderbird などのメールクラインアント側で利用できるものと、メールサーバー側(メールサービス提供側)で利用できるものがあります。

ちょうど 「「迷惑メールフィルター」 仕組みを理解し正しく運用 完全撃退!迷惑メール(2)」(NIKKEI STYLE キャリア)の中で、Gmail、Yahooメール、Outlook.com をはじめ、いくつかのプロバイダーの例が紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてください。
ちょうどこの回は、今回ご紹介している「ベイズ理論」や「迷惑メールの仕組み」についても紹介されています。

いくつかご紹介しておきましょう。

--Yahoo の例:

Yahoo では、無料のフィルタリングサービス「迷惑メールフィルター」の他に、有償の「迷惑メールフィルタープラス」というサービスが用意されています。

20220531-2-2.jpg

学習型の迷惑メール対策フィルターは、後者の有料のサービスになります。


--@Nifty の例:

プロバイダーでいうと、@Nifty は、かなり前からベイズ理論に基づく学習型迷惑メールフィルターを無料で会員向けに提供しています。

20220531-2-3.jpg

上記にもあるように、迷惑メールフィルターのほかにも、受信拒否設定、海外送受信拒否設定、@nifty ID宛メール拒否 といったものが利用できるようになっています。

Gmail なども、ベイズ理論に基づいた迷惑メールフィルターを利用しているようです。


【メールの発信がブロックされてしまうブラックリスト】

最後に、メールクライアントやプロバイダーの迷惑メール設定とはちょっと離れますが、メール自体の発信をブロックしてしまうというブラックリストについて、ちょこっとだけご紹介しておきます。

20220531-2-4.jpg 20220531-2-5.jpg

一部のプロバイダーなどでは特に公開していませんが採用しているケースもあります。迷惑メール対策の一つとして、Spamhaus、Spamcop などの迷惑メールやその発信元を監視してブロックリストを提供しているところがあります。

例:

ある特定のIPアドレスから一時的にウィルスに感染したなどの理由で、大量に迷惑メールが発信されたりすると、その発信元の IP アドレスがブラックリストに登録されてしまうことがあります。

ここに登録されてしまうと、それが解除されない限り登録されたIPアドレスからのメール発信がすべてブロックされてしまいます。

迷惑メールではないのに、自分が送信したメールがブロックされてしまう.... そんなこともあるわけですね。このブラックリストについては、機会があればまた改めてご紹介させていただきます。


<参照>




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ディクテーションのツールバーが新しくなります

6月7日に更新された Office Insider Blog によれば、Microsoft Word、Microsoft Outlook、Microsoft OneNote に搭載されている「ディクテーション」のツールバーが一新されるようです。

20220607-5-1-1.jpg

-- 現在のディクテーション機能:

20220607-5-1-2.jpg

Word を起動すると、ホームタブ>音声グループ に「ディクテーション」があります。こちらをクリックすると表示されるのが "ディクテーションツールバー"。

20220607-5-2-1.jpg 20220607-5-2-2.jpg

ディクテーションツールをクリックすると自動的にディクテーションがスタートします。左がスタートしている状態。右が停止中の状態です。

20220607-5-2-3.jpg 20220607-5-2-4.jpg

このツールバーには、録音のスタート・ストップボタンの他に、設定とヘルプのボタンがあります。
  • 設定:句点の自動挿入、機密の語句のフィルタ処理、そして話し手の言語の選択 が利用できます。
  • ヘルプ:作業ウィンドウにディクテーション機能のヘルプが表示されます。

-- 新しいツールバー:

以下のものは、Windows 版 Beta Channel の Word の更新された「ディクテーション」ツールバーになります。

20220607-5-3-1-1.jpg 20220607-5-3-2-1.jpg

比較的シンプルですっきりした感じがありますね。内容的には一緒ですが、設定のダイアログボックスは一新されています。

20220607-5-3-5-1.jpg 20220607-5-3-3-1.jpg 20220607-5-3-4-1.jpg

ちなみに mac 版 の Word の場合も Windows 版とほぼ一緒でした。

20220607-5-3-6.jpg


-- 適用バージョン:

今回の更新は、Windows 版、Mac 版 ともに Beta Channel ユーザー向けに提供されているものです。
  • Windows 版 Beta Channel Ver.2206 (ビルド 15321.20000) 以降
  • Mac 版 Beta Channel Ver. 16.62 (ビルド 22052300) 以降
今回の機能も一度にすべての Beta Channel ユーザーに展開されているものではないので、仮に該当バージョンをご利用でも新しい機能が展開されていないものもあるかもしれませんが、順次その適用範囲は広がっていきますので、現時点でまだ利用できない方は、今しばらくお待ちください。


<参照>




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2022年06月07日

Microsoft 365 管理センターにソフトウェアアップデートのページが登場!

法人向け Microsoft 365 の管理センター に、Microsoft 365 および Windows のソフトウェア更新情報 が表示されるようになるようです。

20220607-2-1.jpg

日本時間・本日(US時間6月6日 12:00 PM)UPされた Microsoft 365 BlogAnnouncing the preview of the software updates page in the Microsoft 365 admin center」によると、現時点ではプレビュー版として利用できるようになっているようです。

20220607-2-2.jpg

当然のことながら、デバイスに最新のセキュリティ更新プログラムを適用しておくことは、IT管理者の重要な役割。そうした管理者向けに新たにMicrosoft がリリースした最新の更新プログラムの適用が遅れている可能性があるデバイスを知らせるサマリービューが提供されるようになるようです。

OfficeとWindowsの両方のタブで、デバイスが最新のビルドに対応しているかどうかを確認することができます。ただしまだ現在は "プレビュー" としてリリースされたばかりなのか、管理センターのメニューには反映されていないようです。

すでにページはあるようなので、「ソフトウェア更新プログラム (プレビュー)」からクリックしてサインインすればページは表示されるようです。

順次、展開されていくってことなんでしょうね。

まだプレビューとしてスタートしたばかりということもあって、Blog の中では、データが反映されるのに時間がかかるかもしれないことが記載されています。

Microsoft 365 roadmap には、「Microsoft 365 admin center: Software updates page (Windows)」として、現在開発中の機能として紹介されています。



<参照>




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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

今回は、Microsoft AutoUpdate が到着したのち、Office の更新プログラムが検出されました。

20220607-1-1.png 20220607-1-2.png
・Microsoft AutoUpdate 4.48
・Microsoft Excel 16.63.22060600
・Microsoft OneNote 16.63.22060600
・Microsoft Outlook 16.63.22060600
・Microsoft PowerPoint 16.63.22060600
・Microsoft Word 16.63.22060600

ブログ、リリースノートともに、今回の更新に関して公開されている情報はございませんでした。

ただし Office Insider Blog では、以下にもあるように Word のディクテーションツールバーについて紹介されています。Windows 版、Mac 版ともに Beta Channel のユーザーが対象となっています。


  • Windows Beta Channel Version 2206 (Build 15321.20000) 以降
  • Mac Beta Channel Version 16.62 (Build 22052300) 以降
が対象となっています。




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2022年06月05日

フォントの選択画面が変わった Office for the web

たまたま PowerPoint for the web で資料を作成していて気が付いたんですが、Office for the web のフォントの選択画面が新しくなったようです。

20220605-1-1.jpg 20220605-1-2.jpg 20220605-1-3.jpg

上記の画像にもあるように、現在新しい設定になっているのは、PowerPoint for the web、Word for the web で、Excel for the web は従来のままのようでした。

20220605-1-4.jpg

上記の画像のように、
  • 最近使用した
  • 固定されたフォント
  • Office のフォント
と区分けされており、各フォントの ">" をクリックすると、フォントによってその有無の違いはありますが、Bold、Italic、Regular などの選択が可能になっています。

おそらくこれまでは、一番最初にご紹介している Excel for the web のような感じで、ずらずら〜っとフォントが出ていたものだったと思いますが、だいぶ整理されて見やすく、使いやすくなったようです。

20220605-1-5.jpg

なお、"Office のフォント" については、Microsoft 365 のサブスクリプションユーザーのために提供されているプレミアムフォントになります。上記の画像にもあるように無料の Microsoft アカウントしかもっていない場合には利用できるフォントが限られます。


<参照>




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2022年06月04日

Windows Insider Preview Build 25131 リリースにて、Preview Build 25126 の不具合が修正

普段はあまり取り上げませんが、今回はたまたま Windows Insider Build 25126 で発生していた不具合で、Build 25126 を適用するとロールバックしてしまうという状態になっていたので参考までに投稿させていただきます。

昨日、日本時間6月3日。新しい Windows Insider Preview Build 25131 / Windows 10 Release Preview Channel Build 19044.1741 がリリースされました。

20220604-1-2.png 20220604-1-1.png

前回 US時間の5月25日 に配信された Windiws Insider Preview Build 25126 については、うちの環境ではどうしてもインストールして、PCを再起動すると、再起動途中で BSoD エラーが発生し、ロールバックするという状態を繰り返していました。

更新履歴には、「0xc1900101」というエラーが増える一方。BSoDのエラーが表示された際には、エラーコード:SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED のエラーが表示されて、再起動するたびにロールバックして、Preview 25120.1000 に戻ってしまうという状態を繰り返していました。

Windiws Insider Preview Build 25126」の既知の問題には、特にそうした表示もなくさらにその前の Build 25120 で更新ができずにロールバックしてしまう症状が改善されたとのことのみ UP されている状態でした。

さてそんな中での、Build 25131 のリリース。こちらのリリースノートでは、しっかり AMD の プロセッサーを搭載した一部のPCで、ロールバックが発生していたことの修正が付け加えられておりました。

そして、Update。

更新をかけると、Build 25126 は検出されることなく、そのまま、Build 25131 がインストールされ、正常に更新。更新履歴には、Build 25126 のエラー履歴は消えて、Build 25120 の更新後は、Build 25131 がインストールされたとの履歴のみに。

Insider Build なわけで当然そうした自体になった折にはリカバリすること前提で使ってはいますが、面倒な自体にはならなかったので安心。もしまだ同様の症状で更新できない方がいらっしゃいましたら、現在の最新ビルドの適用をぜひお試しください。


<参照>




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2022年06月03日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

6月に入って最初の更新。今回は、Office製品プラスアルファで更新プログラムが到着しております。
到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220603-1-1.png
・Microsoft Excel 16.63.22060101
・Microsoft OneNote 16.63.22060101
・Microsoft Outlook 16.63.22060101
・Microsoft PowerPoint 16.63.22060101
・Microsoft Word 16.63.22060101
そして
・Microsoft Edge 102.1245

となります。

今回の更新に関連した情報は特にアップされておりませんでしたが、久々にリリースノートが更新され、Version 16.63 (Build 22060101) における Excel の修正内容が公開されております。名前の定義の機能の一部文字制限が変更されたようです。

なお、Office Insider Blog では、ちょくせつ Mac 向けということではありませんが、Word for the web の新たな機能についても紹介されております。

Simple Markup view in Word for the web

こちらについては、別途ご紹介しますがお急ぎの方はご覧になってみてください。


<参照>

What's new in Office 365
Office 365 の新機能
Office 2016 for Mac の Insider ファースト ビルドのリリース ノート



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2022年06月01日

動画サイトの利用環境

先日、Radiko が、Windows 8.1 と Internet Explorer 11 のサポートを 2022/5/31 をもって終了することをご紹介いたしました。


Internet Explorer 11 のサポート終了をすでに謳っているところもたくさんあるわけですが、Yahoo については、2021/9/7 には、Google などその他のサイトでも利用推奨環境から外しているところもかなり増えてきました。

さてそんな中、Radiko に続いて、動画配信サービスの現状はいかがなものなのか? いくつか確認してみました。

-- TVer:

20220525-5-1.jpg

OS: Windows 8.1以降 macOS 10.15 以降
ブラウザ: Microsoft Edge、Google Chrome、Firefox、Safari の最新版

--Gyao:

20220525-5-2.jpg

Yahooに準ずるんでしょうけど、以下のようになっていました。

OS: Windows 10以降 macOS 11 以降
ブラウザ: Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge、Safari の最新版

--Amazon Prime:

20220525-5-3.jpg

OS: Windows 10/11  macOS 10.14 以降
ブラウザ: Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge、Safari、Opera

また「Prime Videoの再生は、これらのウェブブラウザでサポートされています。WindowsまたはmacOS以外のオペレーティングシステムを実行している場合、再生は標準画質に制限されます」とあるようにこれ以外の環境で再生ができたとしても制限がかかるようです。

--AbemaTV:

20220525-5-4.jpg

OS: Windows 8.1 以降  macOS 10.10 以降
ブラウザ: Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge、Safari の最新版

--Disney+:

OS: Windows 7 以降 macOS 10.9 以降
ブラウザ: それぞれの OS に対応した Google Chrome、Firefox、Microsoft Edge、Safari の最新版

--NETFLIX:

OS: Windows 8 以降
ブラウザ: Google Chrome、Microsoft Edge、Firefox、Opera、Safari

--DAZN:

OS: Windows 8.1 以降 macOS X 以降
ブラウザ: Google Chrome、Microsoft Edge、Firefox、Opera、Safari

--WOWOW:

OS: Windows 10 以降 macOS 最新版
ブラウザ: Google Chrome、Microsoft Edge、Firefox、Safari の最新版


こうやって改めて調べてみると、当然の結果かもしれませんが、おおむね Internet Explorer 11 での利用は推奨環境からほとんど外れているのが現状のようです。Windows 8.1 についても同様にすでにサポート対象から外れているところもちらほら。Google のサービスなどでもそうですが、Gmail とかでも HTML版であれば、Internet Explorer 11 でも利用できてたりしますし、Yahoo のサービスでもまだ利用ができているものもあったりしますが、サービス内容によっては、部分的に利用できているものもあったりしますが、これらも順次利用できなくなるんでしょうね。

その大きなターニングポイントになりそうなのが、Windows 10 の Internet Explorer 11 のサポート終了が言われている 2022年6月15日。これを過ぎると、もっともっと増えるんでしょうね。

Internet Explroer 11(Windows 10 向)のサポート終了まであと半月。さてどうなることか?


【更新】

ところで、Radiko が本日より、Windows 8.1 までの OS はとうとうサポート対象外となりました。

20220601-1.jpg 20220601-1-2.jpg


上記をご覧いただくとお分かりいただけると思いますが、
  • Windows:Windows10以降
  • Mac:macOS 10.13以降
そしてブラウザは、
  • Windows:Edge最新版、Firefox最新版、GoogleChrome最新版
  • Mac:Safari最新版、Firefox最新版、GoogleChrome最新版
が必要となりました。

*** ちなみに、5月30日以降は、iOS 9 向けのサポートも終了したようです。iOS 9 においては、インストール済みのアプリはまだ利用できるようですが、今後、アップデートは提供されることもなく、また何かがあって削除してしまうと、再インストールもできなくなります。



<参照>



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