たまたま別件で調べていたらこんなお知らせに出くわしたので取り上げてみました。
ちょうど、迷惑メール対策についていろいろ情報を集めつつ、記事をまとめている最中ですが、セキュリティソフトにも "迷惑メール対策機能" があることは皆さんもご存じだと思います。
もちろんすべてのセキュリティソフトにあるわけでもないわけですが、多くの場合には迷惑メール対策機能が搭載されていたりします。
さてそんなセキュリティソフトですが、大手のセキュリティソフトの一つでもある "McAfee" ですが、当然 McAfee ユーザーはご存じなのかもしれませんが、実は上記のサイトにもあるように昨年秋から、McAfee から、迷惑メール対策機能が削除されておりました。
-- 対象製品:
Windows 向け McAfee 製品
例:
- マカフィー トータルプロテクション
- マカフィー リブセーフ
--対象バージョン:
2021年11月23日公開 Ver.16.0.41 以降
ナレッジセンターの、「機能の削除: Windows 向けマカフィー セキュリティ ソフトウェアの迷惑メール対策」や「迷惑メール対策機能をご利用のお客様へのお知らせ」の中でも触れられていますが、
迷惑メール対策機能は、以前は人気の高い機能でしたが、ほとんどの電子メールサービス プロバイダーが迷惑メール対策を標準機能として装備するように変わり、今では電子メールサービス自体に迷惑メール対策の技術が組み込まれていることが一般的です。こういった状況を踏まえて、マカフィーは迷惑メール対策がマカフィー製品にも組み込まれている必然性はないと判断を致しました
と触れられていますが、セキュリティ対策ソフトで、わざわざやらなくてもいいとの判断に至ったようです。
【他のセキュリティソフトの現状】
すべてではありませんが、現時点で主だったセキュリティソフトの現状も確認してみました。大まかではありますが、とりあえず大手のものはまだまだ迷惑メール対策は搭載されているケースの方が多いようです。
・迷惑メール対策機能あり:カスペルスキー、ノートン、ウィルスバスター、ESET
・迷惑メール対策機能なし:マカフィー
マカフィーのこうした取り組み、もしかしたら今後他社のセキュリティソフトで追随してくるところはあるかもしれませんね。
<参照>