"迷惑メール".... 今も昔も、相変わらず減らない...というよりも、逆に増えている? 感もある "迷惑メール"。このブログをご覧の皆様も日々たくさん到着する "迷惑メール" にお困りの方も多いかと思います。
いずれはじっくり取り上げてみたいと思っていた "迷惑メール対策" というテーマ。
今回より何回かにわたって取り上げてみることにしました。
【"迷惑メール" とは?】
今更こんなこと書かなくてもすでにお困りの方も多いかと思います。
ひとことで "迷惑" と言ってしまえば、自分が欲しくないメールはすべて迷惑メールなのかもしれませんので、ここで取り上げる "迷惑メール" は、フィッシングメールや、架空請求メールなどの詐欺メールや、ウィルス攻撃などによって送られてくるメールに的を絞ってみていきたいと思います。
IPA(情報処理推進機構)から発行された、"情報セキュリティ10大脅威 2022" によると、"個人" 部門では何と、第1位 に輝いたのが "フィッシングによる個人情報等の詐取"。そして、第3位に "メールやSMS等を使った脅迫・詐欺の手口による金銭要求" が入っており、メールがらみのトラブルが上位に来ています。それだけ多いってことですね。
NIKKEI STYLEキャリアのビジネススキルの「迷惑メールを4つに分類 対策はタイプ別に考える完全撃退!迷惑メール(1)/NIKKEI STYLE キャリア・ビジネススキル」でも取り上げられているように、単純に "迷惑メール" といっても、単に宣伝として送られてくるメールなどについては、迷惑であるには変わりありませんが、その危険度は少ないわけです。
メールマガジンや広告などについては、既に特定電子メール法や、個人情報保護法によっても発信する側にも規制もかかっていますし、つい先日 4月から施行された改正個人情報保護法では、個人情報保護にあたってのさらなる規制強化がされました。
とりあえずきちんとした企業からの宣伝メールについては、その指定された方法によって、配信停止の処理をすることで来ないようにすることも可能なはずですので、個別に確認してみてください。
【迷惑メール対策について】
さて本題の迷惑メール対策です。先ほども書きましたが、こちらで取り扱うのは "危険度" を伴う迷惑メール。架空請求詐欺メールや、IDやパスワードを搾取しようとする迷惑メールなどです。
こうしたメールが届く背景には、様々な理由もあるでしょう。企業あるいは個人などの情報漏洩によるメールアドレスの流出などに至っては、なかなか自分の対策だけではどうにもできない部分もあります。
そうして届くようになる "迷惑メール" 特に、フィッシング詐欺メールや架空請求詐欺メールについては、あまりいい気分じゃないですよね? Microsoft だとか、Appleなどの有名な企業から送られてきたり、取引先の金融機関から送られてくるものなど取り上げるときりがありません。
"キ・ケ・ンの取説/ソースネクスト" で紹介されている各種フィッシングメールの具体例を見ていると、最近では "厚生労働省" なんて名乗るものまであるんですね.... "出前館"、"Suica"、"Uber Eats" などと皆さんにとっては身近なものもあるのではないでしょうか?
--対策は?
さてそんな時に必要になるのが "迷惑メール対策" ということになるわけですが、皆さんはどんな対策をされていらっしゃいますか? 面倒だな?と思いつつも、個別にメールを削除されている方も多いかと思います。
メールソフトの迷惑メール対策を利用したり、セキュリティソフトの迷惑メール対策を有効にしたり...
それでも減ることがないのが迷惑メールです。
次回は、"Microsoft Outlook" の "迷惑メール対策" 機能について検証していきたいと思います。
<参照>