2022年03月31日

更新プログラムのインストール後、ATOKが要因で、EpsonScan2 が起動できない

一部の環境下で、Epsonのスキャニングプログラム "Epson Scan2" が動作しないという不具合が発生しているようです。ただし、"Epson Scan" という古いプログラムの方は影響ないようです。

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Windows 10 KB5006670 の適用後と、Justsystem の Web サイトでは紹介されていますが、この更新プログラム自体は、2021年10月12日に配信されたプログラムで、提供自体はかなり前のものになります。

--対象プログラム:

EpsonScan2

--状況:

ATOK 2013 以降がインストールされている環境に、KB5006670 がインストールされると発生するもののようです

--回避策:

ATOK PassportATOK 2013〜ATOK 2017などご利用環境によっても異なるようですが、修正プログラムの適用が必要になるようです。なおATOKの修正プログラムは、「ATOKを利用している環境で、エプソン社製スキャナードライバー(Epson Scan2)が正常に使用できない」よりリンクをたどればダウンロードサイトにアクセスが可能です。


KB5006670 自体は配信当初、ネットワークプリンターからの印刷ができなくなるという不具合などもあり印刷関連ではいろいろあったようですが、どういった形で、ATOKとのからみで、"Epson Scan2" が起動できなくなるのかは詳細は不明です。Justsystem の Webサイトでは、現時点では調査中と報じています。

ただし修正プログラムはすでに配信されているので、仮に不具合が発生している方は修正プログラムの適用をお試しください。

なお ATOKなどがインストールされていないという場合には、「Epson Scan 2(スキャナードライバー)が使用できない場合の対処方法について教えてください<Windows 11/10/8.1/8/7/Vista/XP>」といった基本的な対処法もご確認ください。


【2022/04/11更新】

Epson の Web サイトにも情報が Upされました。


Epson のサイトによると、Epson Scan2 の再インストールでも改善するケースもあるようです。


<参照>




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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Windows 版、Mac 版 も含め、Office Insider チャンネルに更新プログラムが到着しております。Windows版については、通常版にも更新プログラムが到着しております。3月最後の更新ラッシュです。

Mac 版 Office Insider Beta Channel に本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220331-5.png
・Microsoft Excel 16.61.22033000
・Microsoft OneNote 16.61.22033000
・Microsoft Outlook 16.61.22033000
・Microsoft PowerPoint 16.61.22033000
・Microsoft Word 16.61.22033000

更新内容に関する情報は、現時点で公開されているものはございませんが、情報が公開された折には改めてご紹介させていただきます。
先日ご紹介した "カメオ" のように新しい機能が順次搭載されています。


ブログなどで取り上げられた際には順次ご紹介させていただきます。




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Accessibility Checker と Accessibility Reminder

以前に、以下のような アクセシビリティに関する記事を取り上げました。意外と気にされていた方多かったんですね.... "アクセシビリティ" というキーワードでこれらの記事にアクセスされている方が多いのにびっくりしました。
この中でも紹介している Accessibility Checker(アクセシビリティ・チェッカー)ですが、こちらについては Part 3 の中でも、また "アクセシビリティ ​​チェックを使用してアクセシビリティを改善する" でもご確認いただけますので、そちらの方を参考にしてみてください。

さて今回ご紹介するのは、"Accessibility Reminder"(アクセシビリティ・リマインダー)という機能。何が違うのか? そしてどうやって使うのか? について取り上げてみました。


【ビルトインか? アドインか?】

まず Accessibility CheckerAccessibility Reminder の大きな違いは、最初から Officeの各アプリに組み込まれている機能なのか? あるいはアドインとして自分で追加する機能なのか?といった違いがあります。
  • Accessibility Checker:組み込み機能
  • Accessibility Reminder:アドイン機能
さらに言うと、"Accessibility Reminder" については、Microsoft 365 サブスクライバー向けの機能になるので、全ての方が利用できるわけでもありません。


【Accessibility Remiderの導入】

ではここでは、"Accessibility Reminder" の導入について紹介していきます。

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上記の画像にもあるように、TechCommunity Blog のところで紹介されている "Accessibilty Reminder" は、実は、Microsoft Garage Project の製品だったんですね。では早速見ていくことにしましょう。

--ダウンロード&インストール:

1) まず "Accessibility Reminder, a Microsoft Garage project" にアクセスして、"今すぐ入手する" をクリックします

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2) Microsoft App Source へのアクセスにあたって、Microsoft アカウントでのサインインと、プロファイル情報の提供が求められますので必要事項を入力します

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3) 必要事項を入力すると "アドインでの作業の開始" の画面になります

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4) 各アプリのアイコンをクリックして、アドインを導入していきます。"Excel で開く" をクリックして、さらに、"開く" をクリックします

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5) Excel が起動して、アドインの導入され、その方法の説明が表示されます

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"Accessibility" タブが追加されいますね。同様の操作を、Word、PowerPoint で行って導入します。

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なお、上記の画像にもあるように、Office for the web 向けにも同様のツールがあるようです。


<参照>




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