PCに Office 製品はインストールされているけど、購入時についていたプレインストール製品が Office Personal だったりすると、Word/Excel/Outlook のみで PowerPoint はついてきません。
そんな時に、知り合いから PowerPoint のデータが送られてきた.... さてどうやって、開いて内容を確認したり、印刷したりしたらいいのか?
以前であれば、PowerPoint Viewer なんてソフトが無料で手に入ったわけですが、すでにこうした Viewer 的なソフトの提供は終了しています。そんな場合の対処法について、改めてご紹介していきます。
【Office Mobile が便利!】
さて、PowerPoint のデータファイルを開く方法ですが、まずは "プレゼンテーションを表示する" の中でも紹介されているのが、
- PowerPoint Mobile を使う
- PowerPoint for the web を利用する
といった方法。ともに言い方を変えれば Microsoft 純正の製品なわけですので、データの互換性という意味では他の方法に比べれば正しく表示される可能性も高いかと思います。
PowerPoint Mobile は、Windows 10 以降であれば、Microsoft Store よりダウンロードして利用可能です。Microsoft 365 のサブスクリプションをお持ちの方は、文字通り、Mobile 版 の PowerPoint として利用できるわけですが、仮にサブスクライバーでない方であってもインストールして利用が可能です。ただしその場合には、Viewer としての機能しか利用ができません。
--それ以外の方法:
もちろん方法としては、これだけではありません。PowerPoint の互換アプリには、
- OpenOffice
- LibreOffice
など様々なものがあります。有償のものから無料で利用できるものまで様々です。
そうしたソフトにも、PowerPoint で作成されたプレゼンテーションファイルを開いたり編集したりする機能があったりしますので、そうしたものを使用するのも一つです。
Mac ユーザーの場合には、昨今の macOS には最初から、Pages、Numbers、Keynote といったアプリがインストールされていますので、そうしたものを利用してデータを開くことも可能です。
Office for the web 同様に、Google Apps にも、プレゼンテーションを扱える Web アプリもあります。
また、Microsoft Store で検索するとすぐに見つかりますが、PPTX Viewer なんていうアプリも無料で利用できます。Microsoft Store で、"PowerPoint" を検索してもいろいろなアプリがあることが確認できます。
ものによってやはりデータの互換性の問題もあるかもしれませんので、どの方法がいいとは一言では言いきれませんが、無料のものであれば気軽にいろいろ試してみて、使えそうなものを探してみるのもいいかもしれませんね。
実は最近、かつては重宝されていた PowerPoint Viewer なんてソフトがあったことを知らない世代も増えているようでしたので、今回こんな話題を取り上げてみました。
<参照>