2022年02月26日

スライドショーの記録が、クラシック環境でしか利用できない

PowerPoint でスライドショーを記録するための "記録" ボタンが表示されなくなるというトラブルが現在発生しています。

本来であれば、

20220226-2-1.jpg

のように、画面の右上に、"記録" というボタンが表示されているはずです。
ちなみに上記の画像は、Office Insider Channel Current Channel(Preview): Insider Slow に参加している PowerPoint の例です。Ver.2202(Build14931.20094) とバージョン的には、通常版となるCurrent Channel(最新チャンネル)と一緒ですが、最新チャンネルのPowerPointでは...

20220226-2-2.jpg

のように、"記録" はありません。バージョン情報も一応念のため確認しましたが、詳細なバージョン情報も、"Microsoft PowerPointR for Microsoft 365 MSO (バージョン 2202 ビルド 16.0.14931.20092) 64 ビット" となっており、一緒でした。

もっとも、Office Insider 向けの製品なので、バージョン的に一緒であっても、Current Channel (Preview) の場合にはこれまでにも、機能的な違いはいくつも確認していますので、通常版とOffice Insider 向けの製品 Current Channel(最新チャンネル)では異なるわけです。

バージョンも一緒ですが、32ビット版、64ビット版の両方で発生しております。

"スライド ショーをナレーションとスライド切り替えのタイミングとともに記録する" のサイトでも紹介されているような、クラシック環境でしか利用できなくなっています。"新しい環境" といった形での利用ができません。

"記録" 自体ができないわけではないので、どうしても困るということはないと思いますが、修正が入るまではしばらくお待ちいただく必要があるようです。

今後、この不具合に関する情報、修正プログラムの提供などの情報が新たに入りましたら、引き続きこのブログにてご紹介させていただきます。

** ちなみに今回確認した中では、Microosft 365 の法人向けのものでは、同じ最新チャンネルで、バージョンも一緒でしたが、起動直後のタイミングでは、きちんと "記録" ボタンも表示されておりました。

ただしそのPCについても、数分後にはこのボタンが消えてしまい表示されなくなってしまいました。詳細なバージョンも一緒なので PowerPoint 側の不具合なんでしょうね...


<参照>




デル株式会社 デル株式会社

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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。

本日配信されて来たプログラムは、以下の通りです。

20220226-1.png
・Microsoft Excel 16.59.22022300
・Microsoft OneNote 16.59.22022300
・Microsoft Outlook 16.59.22022300
・Microsoft PowerPoint 16.59.22022300
・Microsoft Word 16.59.22022300

今回の更新内容に関する情報は、現時点でリリースノート、ブログともに公開されているものはございませんでした。
何か情報が公開された折には、機会があれば改めてご紹介させていただきます。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

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ステータスバーに、"アクセシビリティ:検討が必要です"と表示される Part 3

さて、これまで2回にわたって取り上げてきた Office 製品のアクセシビリティの機能。

最後に、ちょこっとだけ Microsoft が、その製品の中でどんな取り組みをされているのか? 確認してみました。調べてみると色々出てくるんですね。Webサイトにて動画で配信されているもの、Microsoft Learn にて学習用のコンテンツとして提供されているものなどもあったりします。


【Windows のアクセシビリティ】

Part 1 のところでもちょっと触れましたが、Office 製品同様、Windows にも様々なアクセシビリティの機能が導入されています。

・ナレーター
・拡大鏡
・音声入力
・固定キー などなど


-- Windows 10 の場合:

20220224-5-1.jpg

スタート>設定>簡単操作 と開くと、左ペインに "視覚"、"聴覚"、"操作" といった項目別にその機能があり、設定の画面に入れるようになっています。

--Windows 11 の場合:

20220224-5-2.jpg

スタート>設定>アクセシビリティ と開くとやはり、"視覚"、"聴覚"、"操作" といった項目別にその機能があり、設定の画面に入れるようになっています。

"Windows のアクセシビリティ機能" では、こうした各機能の利用方法などの詳細が紹介されていますので、ぜひご参照ください。また今回ご紹介している Office 製品を中心に、Microsoft のその他の製品については、"アクセシビリティ チェックで、すべてのユーザーに対してアクセシビリティの高いコンテンツを作成する" から各製品のリンクをたどると、そのアクセシビリティ機能についても情報にアクセスが可能になっています。


【Microsoft Learn では学びながら習得もできる】

Microsoft では、Microsoft Learn という学習コンテンツでも、アクセシビリティに関するものを提供しています。こうしたところでも アクセシビリティ について学べるんですね....

20220224-5-3.jpg


単なる情報提供だけではなく、実際に学んで Microsoft 365 のアクセシビリティを身に着けてもらおうというものです。他のラーニングパスのように、直接資格などに結び付くものではありませんが、せっかくこうした機会も用意されているわけですし、お時間のある方はぜひトライしてみてください。

普段何気なく作成されている資料かもしれませんが、こうしてみると、自分で使用するだけであればさほど気にしなくてもいいようなものでも、いざこれが他の方と共有しないといけない、あるいは提出しないといけないといったような状況下では、こうした "アクセシビリティ" への配慮も忘れてはいけないってわけですね。

YouTube あたりでも、"アクセシビリティ" と検索するといろいろな動画が出てきます。Microsoftの YouTube チャンネルあたりだと、固定キーの使い方をはじめ、具体的な操作方法が、また、DELLのようなPCメーカーのYouTubeチャンネルでも Windows 11 におけるアクセシビリティに関する情報が動画でも配信されていました。

機会があれば、ぜひそうした動画などもご覧になってみてください。


<参照>




デル株式会社


FamilyDot(ファミリードット)

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