2022年02月28日

McAfee が要因で、PowerPoint が終了してしまう

先月から Office 関連のトラブルをちょくちょく取り上げることが多くなってますが、2月の最後にもう一つ 実は現在 "PowerPoint が強制的に終了してしまう" といったトラブルも発生中ですのでご紹介させていただきます。

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上記は、McAfee の "Knowledge Center"  のWebサイトの情報です。このトラブル、すでにもうひと月近くたっていますが、いまだ根本的な改善には至っていないようです。もちろん McAfee 側は把握しており、"McAfee is investigating this issue." ということで、"調査中" となっています。"Support Community" に上がっている質問に対しては、"McAfee is aware of this issue, we are working on getting it fixed." となっています。

Microsoft コミュニティでも、以下のように相談があがっております。Microsoft コミュニティでは、McAfee を削除することで一時的に回避されているようです。


McAfee の場合、Support Community や、Knowledge Center などにおいて、日本語サイトはないため、英語サイトで情報を確認するしかありません。しかしながら Support Community でも、同様の質問もあがっており、そして現在調査中と回答もついております。


【症状】

Microsoftコミュニティにあがっているもの、さらには、McAfeeのCommunity に上がっている情報を整理すると...
  • PCがスリープになったりすると、McAfee が要因で、PowerPoint が終了してしまう
  • Word や Excel などの他のアプリは問題ない
ただし、Knowledge Center では、特に PowerPoint と特定はされておらず、Office のアプリに問題が発生すると説明されているにとどまっております。なので、Microsoft Teams、Outlook、Word などの他のアプリでも発生している可能性もあるようです。

Knowledge Center の情報によれば、このトラブルは、2020年11月にリリースされた Ver.16.0.29 から発生し始めていることが確認されているようです。そう考えると、ひと月どころの話じゃないってことですね。


--対象製品:
  • McAfee Total Protection
  • McAfee Small Business Security
  • McAfee LiveSafe
  • McAfee All Access
  • McAfee Internet Security
  • McAfee AntiVirus Plus

マカフィートータルプロテクション、マカフィーリブセーフといった個人向け製品に限らず、マカフィースモールビジネスセキュリティなどの法人向け製品もその対象になっています。


【対策方法】

一応、暫定的な回避策として、
  1. Windows 10 を更新し、Ver.20H2 Build 19042 以降のものにする
  2. McAfee を再インストールする
といった方法を試すように出ています。

また再インストールにあたっては、"McAfee Software Install Helper tool" を使用して行うようにとあります。


-- McAfee 側の提示するソリューションでは改善されないようです:

ただし、Microsoft コミュニティでの書き込みを確認する限りでは、
  • Windows 10 Ver.21H2 の最新版でも、Winodws 11 でも発生している
  • McAfee自体を無効にしても改善されない
  • 結果的には、アンインストールで改善に至っている
といたことが報告されています。


私自身は、McAfee を使用していないので確認もできませんが、スリープにならないように設定を変更してみてどうか? など試してみる価値はあるかもしれませんが、根本的には、McAfee 側の対応を待つ以外にはなさそうです。

セキュリティソフトが要因で、Office のアプリが終了してしまうという事例は以前からいくつもありますが、今回の問題、2020年11月から発生し始めているとあることから、かなり長い時間かかっていることになります。いまだに改善していないというのは、McAfee ユーザーとしてはちょっと痛い障害ですね....


【2022/03/01更新】

追加情報ですが、USの Microsoft Community にも同様のトラブルの情報が上がっておりました。


PowerPoint のカテゴリで、MS MVP として活躍されている Steve が挙げている情報です。



<参照>




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2022年02月26日

スライドショーの記録が、クラシック環境でしか利用できない

PowerPoint でスライドショーを記録するための "記録" ボタンが表示されなくなるというトラブルが現在発生しています。

本来であれば、

20220226-2-1.jpg

のように、画面の右上に、"記録" というボタンが表示されているはずです。
ちなみに上記の画像は、Office Insider Channel Current Channel(Preview): Insider Slow に参加している PowerPoint の例です。Ver.2202(Build14931.20094) とバージョン的には、通常版となるCurrent Channel(最新チャンネル)と一緒ですが、最新チャンネルのPowerPointでは...

20220226-2-2.jpg

のように、"記録" はありません。バージョン情報も一応念のため確認しましたが、詳細なバージョン情報も、"Microsoft PowerPointR for Microsoft 365 MSO (バージョン 2202 ビルド 16.0.14931.20092) 64 ビット" となっており、一緒でした。

もっとも、Office Insider 向けの製品なので、バージョン的に一緒であっても、Current Channel (Preview) の場合にはこれまでにも、機能的な違いはいくつも確認していますので、通常版とOffice Insider 向けの製品 Current Channel(最新チャンネル)では異なるわけです。

バージョンも一緒ですが、32ビット版、64ビット版の両方で発生しております。

"スライド ショーをナレーションとスライド切り替えのタイミングとともに記録する" のサイトでも紹介されているような、クラシック環境でしか利用できなくなっています。"新しい環境" といった形での利用ができません。

"記録" 自体ができないわけではないので、どうしても困るということはないと思いますが、修正が入るまではしばらくお待ちいただく必要があるようです。

今後、この不具合に関する情報、修正プログラムの提供などの情報が新たに入りましたら、引き続きこのブログにてご紹介させていただきます。

** ちなみに今回確認した中では、Microosft 365 の法人向けのものでは、同じ最新チャンネルで、バージョンも一緒でしたが、起動直後のタイミングでは、きちんと "記録" ボタンも表示されておりました。

ただしそのPCについても、数分後にはこのボタンが消えてしまい表示されなくなってしまいました。詳細なバージョンも一緒なので PowerPoint 側の不具合なんでしょうね...


<参照>




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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。

本日配信されて来たプログラムは、以下の通りです。

20220226-1.png
・Microsoft Excel 16.59.22022300
・Microsoft OneNote 16.59.22022300
・Microsoft Outlook 16.59.22022300
・Microsoft PowerPoint 16.59.22022300
・Microsoft Word 16.59.22022300

今回の更新内容に関する情報は、現時点でリリースノート、ブログともに公開されているものはございませんでした。
何か情報が公開された折には、機会があれば改めてご紹介させていただきます。




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ステータスバーに、"アクセシビリティ:検討が必要です"と表示される Part 3

さて、これまで2回にわたって取り上げてきた Office 製品のアクセシビリティの機能。

最後に、ちょこっとだけ Microsoft が、その製品の中でどんな取り組みをされているのか? 確認してみました。調べてみると色々出てくるんですね。Webサイトにて動画で配信されているもの、Microsoft Learn にて学習用のコンテンツとして提供されているものなどもあったりします。


【Windows のアクセシビリティ】

Part 1 のところでもちょっと触れましたが、Office 製品同様、Windows にも様々なアクセシビリティの機能が導入されています。

・ナレーター
・拡大鏡
・音声入力
・固定キー などなど


-- Windows 10 の場合:

20220224-5-1.jpg

スタート>設定>簡単操作 と開くと、左ペインに "視覚"、"聴覚"、"操作" といった項目別にその機能があり、設定の画面に入れるようになっています。

--Windows 11 の場合:

20220224-5-2.jpg

スタート>設定>アクセシビリティ と開くとやはり、"視覚"、"聴覚"、"操作" といった項目別にその機能があり、設定の画面に入れるようになっています。

"Windows のアクセシビリティ機能" では、こうした各機能の利用方法などの詳細が紹介されていますので、ぜひご参照ください。また今回ご紹介している Office 製品を中心に、Microsoft のその他の製品については、"アクセシビリティ チェックで、すべてのユーザーに対してアクセシビリティの高いコンテンツを作成する" から各製品のリンクをたどると、そのアクセシビリティ機能についても情報にアクセスが可能になっています。


【Microsoft Learn では学びながら習得もできる】

Microsoft では、Microsoft Learn という学習コンテンツでも、アクセシビリティに関するものを提供しています。こうしたところでも アクセシビリティ について学べるんですね....

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単なる情報提供だけではなく、実際に学んで Microsoft 365 のアクセシビリティを身に着けてもらおうというものです。他のラーニングパスのように、直接資格などに結び付くものではありませんが、せっかくこうした機会も用意されているわけですし、お時間のある方はぜひトライしてみてください。

普段何気なく作成されている資料かもしれませんが、こうしてみると、自分で使用するだけであればさほど気にしなくてもいいようなものでも、いざこれが他の方と共有しないといけない、あるいは提出しないといけないといったような状況下では、こうした "アクセシビリティ" への配慮も忘れてはいけないってわけですね。

YouTube あたりでも、"アクセシビリティ" と検索するといろいろな動画が出てきます。Microsoftの YouTube チャンネルあたりだと、固定キーの使い方をはじめ、具体的な操作方法が、また、DELLのようなPCメーカーのYouTubeチャンネルでも Windows 11 におけるアクセシビリティに関する情報が動画でも配信されていました。

機会があれば、ぜひそうした動画などもご覧になってみてください。


<参照>




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2022年02月25日

ステータスバーに、"アクセシビリティ:検討が必要です"と表示される Part 2

前回では、"アクセシビリティ" について、そして今回のタイトルにもある表示が "アクセシビリティチェック" 機能により表示されるものであることまでをご紹介しました。

今回は、この "アクセシビリティ" 機能についてもうちょっと確認してみましょう。


【アクセシビリティをチェックする】

通常はデフォルトで有効になっているので、ステータスバーを右クリックすると、"アクセシビリティチェック" が ON になっています。当然ながら、このチェックを外して、OFF にすればステータスバーに表示されなくなります。

20220224-2-5.jpg 20220224-2-6.jpg

ただしここに表示されなくても、校閲タブ>アクセシビリティチェック とクリックすれば同様に利用が可能です。

さて今回題材として使用している資料で引き続き見ていきましょう。

20220224-2-1.jpg 20220224-2-2.jpg 20220224-2-3.jpg

今回 Part 1 でも使用したデータ。PowerPoint で作成した簡単な資料なわけですが、ステータスバーの "アクセシビリティ:検討が必要です" とある部分をクリックすると、右側の作業ウィンドウに "アクセシビリティ" という項目が表示されました。さらにタブには、"Accessibility" というタブメニューが追加されたのがお分かりいただけると思います。

図形と、ちょこっと文字が入っているだけでもこれだけいろいろあったりするんですね。"検査結果" をみると...
  • エラー:
    代替テキストがありません (15)
    スライドタイトルがありません (2)
  • 警告:
    読み上げ順序の確認 (2)
と出ていたりします。

例えば....

"代替テキストがありません"

は文字通り図形に対して、その "代替テキスト" が設定されていないという意味になります。

つまりは、障碍を持っている方などがスクリーンリーダーなどを利用してこの資料をご覧になった場合、図形に設定されている "代替テキスト" を利用し、音声でそこにどんなものがあるかを判断しないといけません。それがサポートできていませんよ?という意味になります。

20220224-2-4.jpg

図形を選択して、"" をクリックすると、"追加情報" として、"修正が必要な理由"、"修正方法" が表示されます。

上記の例では、エラー、警告 といった表示で出ていますが、"アクセシビリティ チェックのルール" にありますが、"問題の深刻度に応じて、アクセシビリティ チェックは各問題を、エラー、警告、ヒントに分類" されるようです。詳細は、"アクセシビリティ チェックのルール" をご参照ください。


【Office 製品の各アプリで利用するためのヒント】

今回は、PowerPoint のデータを使用しましたが、"障碍のある方のためにアクセシビリティの高い PowerPoint プレゼンテーションを作成する" を見ると、様々なポイントが紹介されています。さらには、"スクリーン リーダーでのスクリーン リーダーのPowerPoint" では、そうした利用に配慮した資料作りのポイントが紹介されています。

20220224-3-1.jpg 20220224-3-2.jpg 20220224-3-3.jpg

PowerPoint の例ですが、Windows 版、Mac 版、iOS 版、Android 版、Web 版と現在提供されている PowerPoint のプラットフォーム別に紹介されていますので、今後の資料作りの際には是非参考にしてみてください。

昨今、オンラインでの Meeting などが増える中、そこで PowerPoint の資料を共有するといった場合、こうした配慮も必要になるケースが出てくるかと思います。

私も Word で作成された長い資料などは、まずは一度イマーシブリーダーを利用して音声で、聞いたりすることもありますので、こうした機能を使用するにあたっては、なにも障碍のある方に限ったことでもありませんよね? 

同様に、Word、Excel、Microsoft Teams など Office 関連製品について同様のサイトがないか? ちょっと探してみました。

詳細は以下のサイトを参考にしてみてください。
ステータスバーに、"アクセシビリティ:検討が必要です"と表示される」で始まった、Office ドキュメントのアクセシビリティ機能について取り上げてみました。

最後に Part 3 として、Office 製品以外での Microsoft の取り組みについてもご紹介していきます。


<参照>



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2022年02月24日

ステータスバーに、"アクセシビリティ:検討が必要です"と表示される Part 1

Word や Excel、PowerPoint といった Office 製品で作成されたデータを各プログラムで開いたときに、ウィンドウの左下のステータスバーに "アクセシビリティ:検討が必要です" と表示されることがあります。

20220224-1-1.jpg

あくまでもご自身で使用するだけのものであれば、特に気にする必要もないことの方が多いかと思いますが、その作成されたデータを他の人と共有したりする場合には、このメッセージにも注意を払う必要があります。

また自分で使用するだけとはいっても、画面の下に常に、 "アクセシビリティ:検討が必要です" と表示されてたりすると、気にもなりますよね?

ということで今回は、この "アクセシビリティ" について取り上げてみました。


【Office 製品におけるアクセシビリティとは?】

"アクセシビリティの向上" なんて使い方もしますが、Office 製品に的を絞って言えば、Office 製品で作成された文書、資料などが、誰にとっても、そしてそれぞれの環境でもアクセスしやすいように作成されているか?は、他の人と情報を共有する上では配慮すべき要件の一つになります。


20220224-1-2.jpg

という様にも紹介されています。

こうしたことをサポートするための機能として、Office 製品はもとより、Windows 自身にも様々なアクセシビリティを向上させるための機能が搭載されています。

今回取り上げている Office 製品においては、作成された資料が、こうしたアクセシビリティのルールに基づいてチェックするべきところがあるかどうかを注意喚起してくれる機能になります。

アクセシビリティについて、"「アクセシビリティ」とは−意外と知らないIT用語の基本/@nifty IT 小ネタ帳" な説明をされているサイトもありましたので、"アクセシビリティ" という言葉については、こちらも参考にしてみてください。


【Office に搭載されている機能】

"アクセシビリティガイドブック/Microsoft(PDF)" の中でも紹介されていますが、
  • イマーシブリーダー
  • カラー/グレースケールのサポート
  • ディクテーション
  • アクセシビリティチェック
  • 画像への自動代替テキスト挿入
  • 字幕機能 など
といったものが、アクセシビリティの向上をサポートしてくれる機能になります。

当然すべての人がここまで意識して使用するケースは多くはないと思いますが、こうした機能がサポートされているということは知っておいて損はありません。

今回のタイトルにもある「ステータスバーに、"アクセシビリティ:検討が必要です"と表示される」の部分は、Office 製品の、"アクセシビリティチェック" の機能により表示されているものです。

では、
  • アクセシビリティチェックでどういったことがチェックされるのか? 
  • さらに具体的にどういった操作が要求されるのか?
こうした点については、Part 2 にて、引き続きご紹介していきます。



<参照>




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2022年02月22日

Internet Explorer を起動したら、下部に、Microsoft Edge の使用を促すポップアップが表示された

Windows 10 における Internet Explorer 11 (以下、IEと略)のサポート終了まで、あと約3か月半と迫りました。

IE で、Yahooを開くと、サポートされないなんて言う文言が表示された...という相談もあったので、IE を開いてみたら....そんなポップアップが出てくるようになったようです。

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ちょうど昨日も、昨年の5月19日にUSサイトで公開された Windows Blogs の日本語版が改めて以下のように公開されたようです。

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上記ブログにもありますし、これまでにもこのブログでもご紹介してきていますが、IE11 のデスクトップアプリケーションのサポート期限は、2022年6月15日。それ以降、一般向けの Windows 10 における IE 11 はサポートされなくなります。

サポートが行われいてる一般のコンシューマー向け製品でいうと、Windows 8.1、Windows RT8.1 における、IE 11 については、OSのサポート期間中はサポート対象となります。

法人向けに提供されている、Windows 7 ESUなどの一部製品についてはまた異なりますので、詳細はブログなどをご参照ください。


-- 2022年6月15日以降はどうなるのか?

ブログの中では、
2022 年 6 月 15 日に提供終了した後には、IE11 はサポートの提供が終了となります。日本を除くすべての国のユーザーは、2022 年 6 月 15 日以降から Microsoft Edge への移行が開始されます。その後の Windows 累積的更新プログラムでは、IE11 デスクトップ アプリケーションがデバイスで無効化され、完全に使用できなくなります。
("Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ のアップデート" より引用)
となっています。

ちょうど、Windows 11 がそうであるように、IE 単体での動作が無効化されて、IE モードという形で、Microsoft Edge の中でのみ利用可能な状況になるんでしょうね。


【YahooなどのWebサービスの状況】

さてちょっと話を戻しますが、IE で Yahoo を開いたら、サポート対象外と表示されたという話ですが、今回確認する限りでは、特にそうした表示は確認できませんでした。

ただし、Yahooのヘルプページでは....

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一応一部サービスは使用できなくなっているということと、2021/9/7をもって非推奨とするといったことが案内されています。
ということで、Yahooを利用されるにあたっても、基本的には Microsoft Edge などほかのブラウザじゃないだめってことですね。

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まだ Twitter や Facebook といったように、完全にアクセスできなくなっているわけではありませんが、一部サービスは利用できないようです。

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以前にもご紹介しましたが、Office.com のサイトも同様です。"まもなく切断されます" というポップアップが画面上の部表示されますが、とりあえず現在のところ利用は可能なようです。

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Windows 10 以降であれば、Microsoft Edge はすでに既定のブラウザとして導入されているので問題ありませんが、Windows 8.1 の場合には、ダウンロードしてインストールする必要がありますので、IE のみしかないよ?という方は、非常に少ないかと思いますが、くれぐれもご注意ください。


<参照>





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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムが到着しております。本日到着している更新プログラムは、以下の通りです。

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・Microsoft Excel 16.59.22022002
・Microsoft OneNote 16.59.22022002
・Microsoft Outlook 16.59.22022002
・Microsoft PowerPoint 16.59.22022002
・Microsoft Word 16.59.22022002

今回の更新内容については、ブログ、リリースノートにも公開された情報はございませんでした。

さてこの Office Insider の情報として時々取り上げることもある Microsoft AutoUpdate について、こちらのブログをご覧になった方から質問をいただいたので、ご紹介しておきたいと思います。


-- Microsoft AutoUpdate とは?

Microsoft AutoUpdate は、主に Office 製品になりますが、Microsoft の提供しているアプリの更新プログラムを確認し、更新するためのプログラムになります。

この更新プログラムを使用してUpdateされるものは、Microsoft Store や、PCショップ、量販店、Amazonなどの正規代理店からダウンロードして購入したもの、POSAカードなどで購入して導入された Office 製品になります。

Apple の App Store より購入して、インストールされたものについては、更新プログラムは、App Store 経由で配信されます。ただし、App Store で購入された場合でも、そのインストールにあたって、App Store ではなく、Microsoft アカウントにサインインしてインストールされた場合には、この Microsoft AutoUpdate を介して更新されることになります。


-- Office Insider プログラムに参加していない場合でも更新が必要か?

この Microsoft AutoUpdate は、特に Office Insider プログラムに参加して、Beta Channel を利用しているから、同様に Beta 版 が提供されているのか?というと、そうではありません。このプログラムは、Office Insider に参加している人も、参加していない人も同じバージョンを使用することになります。

現在の最新版は、"Microsoft AutoUpdate (MAU) のリリース履歴" にもあるとおりです。

2022/02/16 Ver. 4.44


-- 更新対象のプログラム

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  • Word、Excel、PowerPoint、OneNote、Outlook といった Office 製品
  • One Drive
  • Microsoft Edge(Beta Channel などは除く)
といったプログラムの更新が提供されて来ています。

ということで、Office Insider Program とは別で、Microsoft AutoUpdate の更新も定期的にやって来ますので、Update はお忘れなく。




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2022年02月20日

Office 2013 は、Windows 11 ではサポート対象外

かなり前にアップされたブログなんですが、全然気が付かずにスルーしていたので、取り上げてみました。

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すでにご存じの方も多いかと思いますが、Office 2013 のサポート終了日は、2023年4月10日。あとほぼ1年ということになります。

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上記のように "Windows 10 で動作する Office のバージョン" にもありますが、当然ながら Windows 10 ではサポートされています。

そもそも Office 2013 となるとサポート期限もあとわずかですし、ぼちぼち買い替え時っていうことも言えるわけで、せっかく Windows 11 をご利用になるのであれば Microsoft 365 や、Office 2021 などを検討した方がいいというわけですね。

Windows 11 上で、Office 2013 をインストールした場合、仮にインストールができて一部の機能が動作するからと言っても、あくまでもサポート対象外になるので、問題が発生した場合には自分で対処していくしかないわけです。

さらに言うと、今後 Windows 11 上で問題が発生して、それが Office 2013 のプログラム側の問題だったとしてもすでに延長ストリームに入っている Office 2013 においては、その修正も望めないということになります。当然ながら来年のサポートが終了すれば、Windows 10 であっても同様です。

くれぐれもと注意ください。


<参照>




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2022年02月19日

US では、Windows 11 で Android アプリが利用可能に

Windows 11 の目玉機能の一つとも言われていた Android のアプリを Windows 上で起動させる機能。

結局、Windows 11 リリース時には間に合わなく、この機能は延期になっておりました。さてそんな Android アプリを Windows 上で起動してしまおうという機能が、ついにUS版では、一般向けにリリースされました。

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昨年、10月20日付では Windows Insider Program のユーザー向けにリリースされておりました(こちらもUSのみ)が、その後4か月を経て US の 一般ユーザー向けに展開されたことになります。

ただしまだこの機能は、あくまでも US でのみ 利用可能な状態です。日本など他言語での展開にはまだまだ時間はかかりそうです。

ですが Windows 11 の動向には、今まで以上にしっかりとアンテナを張っておいた方がよさそうですね?

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Apple でも、Apple シリコン搭載の Mac 上で、iOS 向けアプリが動くようになっていますが、こうして モバイル と PC の境界線がどんどんなくなりつつあって、デバイスを意識せずにアプリが利用できるという時代にむけて、着実に進んでいるようですね。


<参照>




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2022年02月17日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

うっかりわすれてましたが、昨日更新プログラムが到着しておりました。
昨日到着していた更新プログラムは以下の通りです。

20220217-1.png
・Microsoft Excel 16.59.22021506
・Microsoft OneNote 16.59.22021506
・Microsoft Outlook 16.59.22021506
・Microsoft PowerPoint 16.59.22021506
・Microsoft Word 16.59.22021506

一応全て揃っています。

ブログ、リリースノートとも、今回の更新おより最近の更新に関する情報はございませんでした。
何か? 情報が公開された折には、機会があれば随時ご紹介させていただきます。

Windows 版の Beta Channel は、2/11付でリリースされている Version 2203 (Build 15003.20004) についてまで、そのリリースノートも更新されております。

Outlookなどかなり多岐に亘り修正が入っているようですので、Windows 版  Beta Channel をご利用の場合にはぜひご確認ください。




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2022年02月16日

”KB5010415” が検出されない

これまでにも何度か取り上げてきましたが、Windows 11 Ready な PC だと、通常の Update (Bリリース) でも一部の更新プログラムはこないこともあるようですが、Cリリース、Dリリースといったオプションの更新プログラムについても、ものによるのかもしれませんが、検出されないようです。

20220216-3-1.jpg

本日提供がスタートした "KB5010415" は、オプションの更新プログラム。こちらは、Windows 11 Ready な PC の場合、そのまま更新の確認をクリックしても検出されてきません。

この時期に配信される更新プログラムの中でも今回のものの様にプレビューとして配信されるものは、セキュリティの修正を含まない機能の改善・修正が主な中心の更新プログラムです。通常は大きな問題もなければ次の更新の際に配信されるはずなので、急いでインストールする必要もありませんが、複数の機能改善を目的に事前に提供されているもので、事前に修正内容などを確認したい場合にはインストールする必要があります。

当然既知の問題も抱えていますので、インストールにあたってはそのあたりの確認も必要です。

但し冒頭でも取り上げましたが、Windows 11 Ready な PC の場合、これまでにも何度かご紹介しているように、いったん "今は、Windows 10 の使用を継続します" をクリックして解除してあげないとこの更新プログラムは検出されませんのでご注意ください。


<参照>




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パソコン工房のお得なキャンペーン


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macOS 11.6.4 Big Sur 更新リリース

本当は昨日だったんですね。でも昨日は、ソフトウェアアップデートを開いても、いくら待っても確認中のまま進まなかったので諦めましたが、本日改めて確認すると、2月14日付(日本時間2月15日)に macOS Big Sur 向けに Ver.11.6.4 の更新プログラムが到着しておりました。

20220216-2-1.png 20220216-2-2.png 20220216-2-3.png

Catalina 向けにも提供されていますが、セキュリティの更新となりますが、特に情報はないようです。US、日本どちらのページも特にございませんでした。

今後何か情報が公開され、機会があれば改めてご紹介させていただきます。


<参照>




SPORTS AUTHORITY
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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

今日は、Mac だけではなく、Windows版の通常版・BetaChannel にも更新が届いていますので、ある意味では、Office の更新ラッシュなスタートです。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220216-1.png
・Microsoft Excel 16.59.22021403
・Microsoft OneNote 16.59.22021403
・Microsoft Outlook 16.59.22021403
・Microsoft PowerPoint 16.59.22021403
・Microsoft Word 16.59.22021403

更新内容について、リリースノート、ブログともに更新内容に関する情報は特にございませんでした。

冒頭にも書きましたが、本日は、Windows 版 Beta Channel にも更新プログラムが到着しておりますし、Windows 版は通常版にも更新プログラムが到着しております。

ご利用の場合には、早めに更新を済ませていただくことをお勧めいたします。




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2022年02月13日

Windows Update でデバイスドライバが更新できない

確定申告のシーズンならではな話題になると思いますが、"デバイスドライバ" の更新という意味では、今回ご紹介するものに限らずとりあえず共通して言えることと思われますので、タイトルにあるように "デバイスドライバの更新ができない" という場合には一度確認し見ることをお勧めいたします。


【IC カードリーダーが正しく動作しない】

Windows 7 や Windows 8.1 のころに確定申告の際に使用していた "ICカードリーダー" を、その後、新しく購入した Windows 10 で使用しようとすると正常に動作しなくなったという一例です。

カードリーダーぐらい新しいものを買えばいいじゃない...と言ってしまえばそれで終わっちゃうのですが、PCを新しくしても、一緒にカードリーダーまで新しくしないといけない....なんて気が回らないことはあると思います。この程度のデバイスならどんなPCでも問題ないだろう?という安易な考えではありますが...

今回確認したのは、以下のシャープの "住民基本台帳用 IC カードリーダライタ"。一応、Windows 10 にはメーカーの Web サイトでも対応していません... とはなっているようです。

20220213-1-1.jpg 20220213-1-2.jpg 20220213-1-3.jpg

さらにドライバは、Windows Update を通じてインストールするようにWebサイトにもあります。

案の定、USBケーブルを接続してもカードリーダーは動作しません。


-- デバイスマネージャーで確認:

ドライバが問題だろうということはある程度明白なわけで、デバイマネージャーを開いて、デバイスの状態を確認すると、やはりドライバが正しく動作していない。

ドライバの更新をクリックすると、Windows Update で更新をするように促されます。でもここが問題。


以前上記のように2度ほど取り上げましたが、これまでに Windows 11 Ready な Windows 10 の PC の場合だと、Windows Update を開くと "Windows 11 へのアップグレードの準備ができました―しかも無料です" なんて表示されているケースも多々あるかと思います。

実はこの状態では Windows Update をかけても、デバイスドライバが検出されないことがあるようです。


-- 対処法:

この場合、以下のようにして Windows Update を介して更新が可能かどうか?確認する必要があります。

1) "KB5010793 の更新プログラムが検出されない" の中でも紹介していますが、一旦 "今は Windows 10 の使用を継続します" をクリックして解除します

2) そしてその後デバイスを接続した状態で、Windows Update をかけるときちんとデバイスが検出され、正常に動作するようになりました


今回の例はちょっと特殊で、メーカーも動作保証していないわけなので、仮にドライバーが入っても正しく動作しないというケースは十分考えられるわけです。

しかしこうしたカードリーダーに限ったことではなく、今回のように Windows Update を介してドライバをインストールしないといけないような場合、Windows 11 Ready な PC で様々な事情によりまだ Windows 11 にアップデートできないようなケースでは、一旦 "今は Windows 10 の使用を継続します" をクリックして解除してから、ドライバの検索をした方がいいケースもあるようです。

ICカードリーダーに限ったことではありませんが、古いPCで使用していた様々な周辺機器の場合、Windows 10 や Windows 11 などに対応していないというケースは多々あると思います。

そんな場合、基本的にメーカーでもサポートしないような場合には、現在ご使用の環境にあったデバイスに買い替える方が間違えはないかと思います。


<参照>



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2022年02月11日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

今日は、macOS や Safari などにも更新が来ていると同時に、Mac 版 Office にも更新が到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220211-4-1.png
・Microsoft Excel 16.59.22020901
・Microsoft OneNote 16.59.22020901
・Microsoft Outlook 16.59.22020901
・Microsoft PowerPoint 16.59.22020901
・Microsoft Word 16.59.22020901

リリースノート、ブログともに、現時点では今回の更新に関する情報は公開されておりませんでした。今後何か情報が公開された折には、機会があれば随時ご紹介させていただきます。

取り急ぎ更新プログラムリリースのご案内まで。




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Safari 15.3 (v. 16612.4.9.1.8 and 15612.4.9.1.8) の提供がスタート

macOS Big Sur & Catalina には、Safari 15.3 (v. 16612.4.9.1.8 and 15612.4.9.1.8) の、そして macOS Monterey 12.0 には、Ver.12.2.1 などの更新プログラムが到着しているようです。

20220211-5-1.png 20220211-5-2.png 20220211-5-3.png

日本語サイトにはまだ情報は公開されておりませんので、詳細はUSサイトをご参照ください。
CVE-2022-22620に対応するものとなっています。悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードが実行される可能性があるというものを回避するための更新プログラムになります。

この問題は、これ以外にも macOS 12.0 Monterey、iOS 15.3.1 and iPadOS 15.3.1 にも影響する斧として、本日更新プログラムが提供されておりますので、ご使用の方は更新をお忘れなく。


<参照>




デアゴスティーニ
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KB5008212の適用後、Outlook でメールの検索がうまくいかない

Outlook を起動して、メールを検索してしてもあるはずのメールが検索でひっかかってこない....

どうも、12月14日に配信された KB5008212 が要因で、Outlookにてトラブルが発生しているようです。


【KB5008212とは?】

2021年12月14日に配信された Windows の更新プログラムです。

20220211-1-1.jpg 20220211-1-2.jpg

Windows 10 および Windows 11 向けに提供されております。その詳細については、以下のサイトにてご確認ください。


上記サイトでも紹介されていますが、この既知の問題として、今回の Outlook でのメールの検索の問題があります。


【概要】

では今回発生しているトラブルについて具体的にご紹介していきます。

20220211-2-1.jpg

具体的には、"Windows 更新プログラム KB5008212 の後に Outlook 検索で最近のメールが表示されない" といったサイトでも紹介されていますが、Outlook でメールを検索した際、その検索結果に実際に受信トレイを開くとあるのに、比較的近いメールが検索でひっかかって来ないという内容になります。

上記サポートサイトによると、

ローカル Windows Search サービスを使用して検索してメールのインデックスを作成するため、POP、IMAP、オフラインの Exchange アカウントを持つユーザーに大きく影響します。 Microsoft 365 にホストされているメールと接続されている Exchange アカウントはサービス検索を使用するので、この問題の影響は受けません

とのことです。

当初この問題を最初に確認した際、私もインデックスを再構築したりいろいろやってみたものの改善には至りませんでしたが、色々調べてみるとこうしたトラブルが発生していることを確認した次第です。


-- 対象:

この更新プログラムが配信されている対象OSは現在サポートされている
  • Windows 10 2004/20H2/21H1/21H2
  • Winodws 11
とすべてがその対象です。

** Windows 10 Ver.2004 は、2021年12月14日にサポートが終了しております。



【対処法】

サポートページにもありますが、ご利用環境によって異なります。Windows 10 においては、すでに "既知の問題のロールバック" によって解決済みという扱いになっていますが、Windows 11 の場合には、現在も対応中のままのようです。

ただし一時回避の方法は提示されていますので、一時的な回避は可能です。


-- Windows 10 の場合:

Windows 10 の場合には、 "既知の問題のロールバック" (KIR) での対応により、ステータスは "解決済み" となっています。

20220211-3-1.jpg 20220211-3-2.jpg


上記の場合には、Winodws 10 21H2 の既知の問題のところでの表示になります。


-- "既知の問題のロールバック" とは?:

Windows Update によって問題が発生した場合、影響を受けたデバイスをすぐに本番環境に戻すことができる新機能です。詳細は以下のサイトをご参照ください。最近はこれがあるので、Update によるトラブルが発生しても解決まで時間がかからずに済んでいるケースも多々あります。

20220211-3-3.jpg



-- Windows 11 の場合:

現在もまだ対応中のようです。

20220211-3-4.jpg


ただし、一応一時的な回避策が "軽減策" として提示されています。「Outlook の組み込みの検索を使用する Windows デスクトップ サーチを無効にすることで、この問題を回避することができます」とのことです。

詳細は上記サイトの、Windows 11 の場合をご確認ください。レジストリにキーを追加するといった操作が必要になります。


<参照>




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2022年02月10日

"カメオ" についてブログが公開

先日、PowerPoint の Windows 版 Office Insider Beta Channel に、"カメオ" がついに公開されたことを取り上げました。


そして今回、Office Insider Blog にて、この "カメオ" の使い方を含めた情報が公開されました。

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実は前回、この "カメオ" のご紹介をした時には、カメラを挿入できても、Webカメラの映像が映らないので、あれ?っと思っていたわけですが、2/9に、Ver.2203(ビルド15003.20004) が到着。更新後確認したところ、Webカメラも正常に映るようになりました。

ということでブログもご紹介させていただくことといたしました。


-- Beta Channel に公開:

この "カメオ" という新しい機能は、2022年1月26日にリリースされた Ver.2202(ビルド14922.20000) から展開が始まりました。この段階では、Beta Channel すべてのユーザーが利用できる状況ではなかったようです。

その後、

2月4日 Ver.2202(ビルド14931.20010)
2月9日 Ver.2203(ビルド15003.20004)

とリリースされて、その機能も少しずつ修正が加わってきているようです。

20220128-2-2.jpg

最初にご紹介した時には上記の画像のような感じで、カメオの挿入はできるようになり、ウィンドウサイズの変更や、効果などは操作できるようになっていましたが、カメラをオンにしても肝心の映像が映りませんでした。


-- そしてさらに修正:

昨日 2月9日に公開された Office Insider Beta Channel Ver.2203(ビルド15003.20004)
修正が加わり、カメラをオンにすると、PCのWebカメラの映像も映るようになりました。

20220210-2-12.jpg 20220210-2-10.jpg

さらに、今回のブログの中でも紹介されていますが、プレビューのところからは複数のカメラを使用している場合ソース元の変更もできるようです。

20220210-2-11.jpg


-- 今後さらに進化して一般公開に:

今回、機能が更新されていろいろ触っていると、途中からカメオで挿入されたウィンドウサイズの変更が、マウスのドラッグ&ドロップの操作では変更できなくなる点やら、挿入された画像の背景が変更できないなど、まだまだ使い勝手の部分では課題も残る "カメオ"。

今回気が付いた点は私も製品チームにフィードバックさせていただいていますが、もし Beta Channel をご利用の方はいろいろ試して、その使い勝手について是非、フィードバックしてみてください。

ブログの中でも触れられていますが、今後この機能は、
  • PowerPoint for Mac
  • PowerPoint Live in Teams
  • The Record Slideshow feature in PowerPoint for Windows
へと展開されていきます。


<参照>




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Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Windows 版の Office では、Beta Channel にバンバン新しい機能が追加されてきていて、さらにそこに加えて情報も発信されているものの、Mac 版はなかなかバージョンが進んでも情報がないためご紹介できるようなものはないのですが、本日も次の更新プログラムが配信されていますので、お知らせいたします。

本日配信されて来た更新プログラムは以下の通りです。

20220210-1-1.png
・Microsoft Excel 16.59.22020700
・Microsoft OneNote 16.59.22020700
・Microsoft Outlook 16.59.22020700
・Microsoft Word 16.59.22020700
・Microsoft PowerPoint 16.59.22020700

ちょっと前になりますが、以下のように、2月6日付で Microsoft AutoUpdate にも更新が到着しておりました。

・Microsoft AutoUpdate 4.44

リリースノート、ブログともに更新内容に関する情報は、現時点ではございませんでした。

この後ご紹介する予定ですが、先日もご紹介した Windows 版 PowerPoint の新機能 "カメオ"。今回ブログの中で、今後、当然ながら Mac 版の PowerPoint にも展開されることが紹介されていました。

今後、PowerPoint for mac についても展開される予定の "カメオ"については、先行して公開されている Windows 版の PowerPoint の機能としてご紹介しますので、ぜひそちらもご参照ください。




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2022年02月08日

インターネットを介して取り込まれたOfficeデータのVBAはデフォルトでブロックされることに....

VBAがデフォルトでブロックされる... そんなニュースが飛び込んできました。Tech Community のブログで報じられたのを機に、海外のメディアでも報じられ、早々にブログの内容は、DOCS でも日本語訳されて公開されております。

20220208-1-1.jpg 20220208-1-2.jpg


【VBAがデフォルトでブロックされる背景】

昨今、コロナ禍に伴い、リモートワークも増え、さらにクラウド化も一気に進んでいます。そんな中ブログの中で紹介している、"Microsoft Digital Defense Report" にもありますが、ソフトウェアのセキュリティという面では大変な時期を迎えています。

20220208-2-1.jpg 20220208-2-2.jpg

Office 製品では、基本的に現在もマクロが有効なデータをネットから取り込んで開こうとしたときに警告を表示するようになってはいますが、もうそれだけじゃダメってことになりつつあるようで、ユーザーの安全を確保するためには、さらなる対策がアプリ側に求められるようになったようです。

20220208-2-3.jpg



【デフォルトの動作を変更】

そして今回ブログにもあるように、デフォルト(初期設定)が変更されてよりセキュリティを強化することとなります。

インターネットを介して取り込まれた Office のデータで、そこにマクロが含まれているような場合、従来のようにマクロを有効にするかどうか?のポップアップをクリックするだけでは有効にならなくなります。

20220208-2-4.jpg 20220208-2-5.jpg

-- 対象製品:

ブログによれば、今回の変更は、Windows上で実行されている Office 製品(Access、Excel、PowerPoint、Visio、Word)といったアプリケーションが対象になるようです。Windows 版の Office LTSC、Office 2021、Office 2019、Office 2016、Office 2013 がその対象です。

-- 変更の展開時期:

この変更は、2022年4月初めに最新チャンネル(プレビュー)/Office Insider Slow Ring の Ver.2203 で展開が開始される予定のようです。

20220208-2-6.jpg

その後、順次上記画像にもあるように展開されていくようです。


  • インターネットOfficeファイルでマクロを実行するかどうかを決定する方法
  • ポリシーを使用してマクロを処理Office管理する
  • インターネットからファイルをOfficeマクロの実行をブロックする
  • VBA マクロ通知設定
  • ポリシーを管理するために使用できるツール
  • Office クラウド ポリシー サービス
  • Microsoft エンドポイント マネージャー管理センター
  • グループ ポリシー管理コンソール
  • 追加情報
     Web のマーク (()、信頼できるドキュメント
     信頼できる場所
といった形で、その詳細について紹介されておりますので、詳細は DOCS の記事をご参照ください。


【更新】

ちょっと面白い記事を見つけましたので興味のある方はこちらもご参照ください。
動画については、字幕を有効にすれば日本語でも確認できます。

20220208-2-7.jpg




<参照>



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2022年02月07日

"Autologon" を利用した自動ログインの設定

自動ログインといえば、"netplwiz" とばかりに、前回にも、以下のような Windows 11 でのケースをご紹介いたしました。


もちろんこうしてコマンドでもできてしまうので、あえて今回ご紹介するようなツールを利用するまでもないわけですが、Microsoft から "Sysinternals ツール" の一つとして、"Autologon" というツールも配布されています。

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今回はこのツール "Autologon" を利用した自動ログインについてご紹介させていただきます。


【"Sysinternals" ツールとは?】

正式には、"Windows Sysinternals" というツールで、Microsoft が ITpro や 開発者向けに、Windowsのシステム、アプリケーションの分析、トラブルシューティング、最適化を行うために提供しているユーティリティソフトの総称です。

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  • ファイルおよびディスクユーティリティ
  • ネットワークユーティリティ
  • プロセスユーティリティ
  • セキュリティユーティリティ
  • システム情報
  • その他
で構成されています。

20220206-2-4.jpg

そしてそれらすべてをまとめたのが、"Sysinternals Suite" です。

一度にすべてのツールを紹介するには、無理もあるので、他のツールについては次回以降機会があればご紹介させていただきます。


【"Autologon" を利用して自動サインイン】

さてでは、早速その使い方についてみいてきましょう。


-- ダウンロードする:

"Autologon v3.10" にアクセスして、"Autologon のダウンロード" あるいは "Sysinternals Live から今すぐ実行します" をクリックします。

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クリックすると "Autologon.exe" のダウンロードが開始されます。


-- 実行する:

ダウンロードした、"Autologon.exe" をダブルクリックして実行すると、ユーザーアカウント制御の画面が表示されますので、"はい" をクリックすると "Augologon License Agreement" のダイアログが表示されます。次に "Agree" (同意する) をクリックします。

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すると以下のようなダイアログが起動して表示されます。

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あとは各項目に必要事項を入力します。
  • Username: ログインするローカルアカウントのユーザー名、Microsoftアカウントのメールアドレス、学校や職場でご利用のアカウント名を入力します
  • Domain: 必要に応じて入力します。アクティブディレクトリのユーザーアカウントでサインインする場合には必要なケースもあります。通常はそのままでも問題ありません
  • Password: ここに入力するのはあくまでもPWです。PINコードでサインインされている方の場合でも、PWが必要になります。
必要事項入力後は、
  • Enable: 有効にする
  • Disable: 無効にする
いずれかをクリックして設定します。


Windows 10 でも、Windows 11 でも利用可能なツールです。ぜひご利用になってみてください。


<参照>




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Access が起動できない

先日提供された Office の更新プログラム Ver.2112(ビルド14827.20158) を適用すると、Access が正しく動作しないトラブルが現在発生中です。

【対象製品】

Microsoft Access 2016/2019/2021/365 Ver.2112(ビルド14827.20158)

** Office Insider Current Channel(Preview) は、2/5に、Ver.2112(ビルド14827.20186) に更新されました。


バージョンは更新されていますが、更新内容には Access はないようです。


【エラーの内容】

  • アクセスウィンドウは開いていませんが、タスクマネージャでアクセスプロセスが実行されています
  • Accessファイルを圧縮して修復しようとしましたが、データベースがすでに使用されているというメッセージを受信しました
  • 「エラー3048:これ以上データベースを開くことができません」というエラーが表示される
  • 「エラー3014:これ以上テーブルを開くことができません」というエラーが表示される
  • 「管理者はすでに使用中です」というエラーが表示される
といったようなエラーが表示されることが報告されているようです。

Microsoft コミュニティを見ても内外を問わず、
  • VBAのコードを実行すると、プロセスにACCESSが残る
  • これ以上データーベースが開けませんといったエラーが出て開けない
などのトラブルが発生していることがわかります。


【回避策】

あくまでも一時的な回避策になりますが、Office のバージョンを、これ以前のものに戻すことでこのトラブルは回避可能なようです。
ただし、ロールバックした場合には、更新プログラムの提供があるまで、更新を止めておかないと自動的にUpdateされてしまいますのでご注意ください。

2021/12/17 Ver.2112(ビルド14729.20170)
2022/01/05 Ver.2112(ビルド14729.20194)
2022/01/11 Ver.2112(ビルド14729.20248)
2022/01/13 Ver.2201(ビルド14729.20260)
2022/01/20 Ver.2201(ビルド14827.20122)

といった形で更新プログラムが提供されてきました。

ロールバック方法については、以下の記事も参考にしてみてください。



すでに現在、製品チームにおいてはこのトラブルを認識しており、対応中となっています。
基本的にお急ぎでなければ、更新プログラムの提供までもうしばらくお待ちください。


【更新】

"Access is unable to close and leaves lockfile active" の中で、その回避策として、"データベースを信頼できる場所に配置する" という話が出てます。

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1) Access を起動します

2) ホーム>オプション とクリックして "Access のオプション" ダイアログを表示します

3) 左ペインの "トラストセンター" を選択し、右ペインの "Microsoft Access トラストセンター" にある、"トラストセンターの設定" を開きます

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4) "トラストセンター" のダイアログが表示されたら、左ペインの "信頼できる場所" をクリックし、右ペインの "信頼できる場所" のところで、下部にある "新しい場所の追加" をクリックしてDBの配置されている場所を追加してあげます

20220206-4-3.jpg

確かに、MSコミュニティの投稿の中では、これによって回避できている例もあるようです。



【2022/02/10 更新】

US時間 2月8日(日本時間 2月9日) にリリースされた Ver.2201 (ビルド 14827.20192) において、このトラブルが修正されました。


一時的にロールバックして、回避されていた方におきましては、再度更新を有効にして、最新状態までアップデートしてみてください。



<参照>




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2022年02月05日

コメントにハイパーリンクを追加する

Excel で資料などを作成する際、各セルごとに注意事項としてコメントなどを設定されてご利用の方も多いかと思います。

さてそんな Excel の "コメント" の機能に、外部のWebサイトにワンクリックで移動できるようなハイパーリンクを貼れる機能が追加されました。日本時間 2月3日 に公開された Office Insider Blog にて、紹介されたものです。

20220204-4-1.jpg 20220204-4-2.jpg

今回のこの機能、後ほど整理しますが、すべての Excel for the web ユーザーと、Office Insider 向けに提供されていますが、通常のデスクトップ版では、一般ユーザー向けにはまだ提供されていないというちょっと変わった形でこの新しい機能が公開されています。


【コメント機能】

Excelのコメント機能は、共有データで作業する中で、他のユーザーとメッセージをやり取りができる機能です。メモの場合には、セルに注釈を追加するだけなので、メッセージのやり取りはできませんが、コメントの場合にはこれが可能になるという点でちょっと利用方法が異なります。

20220204-4-3.jpg

ただしコメント内では、これまでであればWebアドレスなどを入力しても、単純にテキストデータとして挿入されるだけで、ハイパーリンクは貼れませんので、アドレスをコピーしてブラウザに貼り付けるなどひと手間かかっていました。


【ハイパーリンクの自動挿入】

そして今回追加されたのが、このハイパーリンクの自動挿入。Webアドレスを直接入力する、あるいはコピーして貼り付けるといった方法でコメント欄にハイパーリンクを貼れるようになります。

20220204-4-4.jpg 20220204-4-5.jpg

上記の画像は、2022/02/04 に更新された Windows 版 Beta Channel Ver.2202(ビルド14931.20010) で確認してみた例です。画像には入っていませんが、ハイパーリンクを貼った後に該当のリンク先にマウスをポイントすると、Ctrlキーを押しながらクリックすればWebページが表示されるとポップアップメッセージも表示されます。


-- 利用できるユーザー:

20220204-4-6.jpg

冒頭でもちらっと触れましたがこの機能が展開されているのが、Office Insider および、Excel for the web のユーザーというちょっと変わった展開方法になっています。

1) Office Insider バージョン:
  • Windows Version 2110 (ビルド 14701.20210) またはそれ以降
  • Mac Version 16.58 (ビルド 22010904) またはそれ以降
ということで、Office Insider 版であれば、Beta Channel、Current Channel(Preview) に限らずどちらでも利用できるようになっています。ただし現段階では通常版では、バージョン的にはクリアしていても利用できません。通常版に展開されるのはもうちょっと後になるようです。

2) Excel for the web:

無料でも利用可能な Excel for the web では、すべてのユーザーが利用可能になるようです。「We will be rolling out hyperlinks in threaded comments to all users of Excel for the web in the coming months.」とあります。

ただし現段階では、まだ利用できません。Web版でデータを共有して作業を進めているというケースは多々あるでしょうから、Web版、さらに言うとサブスクリプションの有無(有料・無料に)関係なく利用できるというのは、非常に便利ですね。

Office Insider Blog を見てみると他にも、
といった記事が紹介されています。


<参照>




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2022年02月04日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

次の更新プログラムの提供がスタートしております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220204-3-1.png
・Microsoft Excel 16.59.220220201
・Microsoft OneNote 16.59.220220201
・Microsoft Outlook 16.59.220220201
・Microsoft PowerPoint 16.59.220220201

Word には更新プログラムは到着しておりませんので、Word以外のアプリがちょっとバージョンが先行する形になりました。

さて更新内容ですが、流石に今回の更新内容については公開されている情報はまだありませんが、先日からリリースノートも更新されるようになっているようです。2月1日付では、

January 31, 2022 | Version 16.58 (Build 22013002)

における、Excelの修正内容および新しく追加された機能について紹介されています。

新しく追加された機能としては、挿入>名前 と開いたところに "ネームマネージャー" というサブメニューを追加したとありました。

20220204-3-2.jpg

挿入タブじゃなくって、メニューバーの挿入だったようですね。

ここのところ情報で上がってくるのが、Outlook であったり、Excel であったりと限られてますが、他のアプリについても引き続き注意して、何か情報が公開されましたらご紹介させていただきます。




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"netplwiz" で開いた画面がいつもと違う??

Windows で、PC起動時にパスワードを入れずに自動サインインをするには、"netplwiz.exe" を利用して....というのが定番。これは、Windows 10 だろうと、Windows 11 だろうと同じはずが.....いざ試してみると、あれ?ちょっと画面が違う。これって、Windows 11 だからのか?


【"netplwiz.exe" を起動したら...】

まずはどんな画面が出てきたのか?からご紹介しましょう。手順は以下の通りです。

1) Windowsキー + "R" として、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを表示し、"名前" のところに、"netplwiz" とコマンドを入れて、"OK" をクリックします。この辺りは定番ですから皆さんもご存じのことと思います。

20220204-1-1.jpg

2) そして表示された画面が....

20220204-1-2.jpg

あれ?この画面どこか違いますよね。これでは、自動ログインの設定ができません。何が足らないのか?というと、従来であれば以下の画像のような画面が出てくるはずです。比較してみてください。

20220204-1-3.jpg

そうなんです、「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要(E)」がないわけです。このチェックを外して設定することで初めて自動ログインできるようになります。

どうしてこうなってしまうのか?これはよくわかりませんが、自動ログインできるようにするには、これを表示させるように設定を変更する必要があります。


【レジストリを変更する】

設定変更には、レジストリを調整する必要があります。さほど難しい手順ではありませんが、レジストリの操作になりますので、ご心配な方はくれぐれもバックアップを取るなど万全を期して行ってください。

では操作方法です。

1) Windowsキー + "R" として、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを表示し、"名前" のところに、"regedit" とコマンドを入力し、"OK" をクリックし、レジストリエディターを起動します。UACの画面が表示されたら "はい" で進んでください。

2) 続いて、「コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\PasswordLess\Device」と開きます

20220204-2-1.jpg

3) 右ペインの "Device Password..." のところのデータのところの値が、"0x00000000(2)" となっているはずなのでこちらをダブルクリックして開いて、値に "0" と入力し "OK" で閉じます

20220204-2-2.jpg

4) 右ペインの "Device Password..." のところのデータのところの値が、"0x00000000(0)" となっていることを確認し、PCを一旦再起動します

20220204-2-3.jpg

以上で完了です。

5)  一応、"再起動" とは書きましたが、今回自分で確認したところでは、再起動までしなくてもこの設定変更は正常に反映されていました。起動してみると、いつもの見慣れた画面に...

20220204-2-4.jpg


今回のケースは、あくまでも Windows 11 でのものですが、Windows 10 の場合にはレジストリの場所もちょっと異なるようなので、機会があれば別途ご紹介させていただきます。今のところ、Windows 10 で今回のような "ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要(E)" が表示されない... というケースは見たことがないので、そうそうあることでもないのかな?と思っています。


【更新】

この後、Windows Insider Dev Channel に参加している PC にて改めて確認。

どうも、Windows 11 の場合には、今回ご紹介している "ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要(E)" がないのがデフォルトのようですね。

っということでさらに調べてみました。そうすると、富士通さんのサポートサイトにありました。

Windows 11 の場合には、

手順1: サインインオプションの設定を変更する
手順2: "netplwiz" として、設定を変更する

という手順で設定を変更しないといけないようですね。これですっきりしました。


-- 手順1の設定方法:

1) スタート>設定 として、設定のダイアログを表示
2) 左ペインからは、"アカウント" をクリックし、右ペインでは、"サインインオプション" をクリックします
3) "セキュリティ向上のため、このデバイスでは Microsoft アカウント用に Windows Hello サインインのみを許可する(推奨)" が、デフォルトでは "オン" になっているので、こちらの設定を "オフ" にします

Windows 11 では、Windows 10 までよりもさらに一歩進んで保護されているんですね。


<参照>





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2022年02月03日

ついに登場! "Cameo"(カメオ)

Microsoft Teamsをより有効に利用するために導入が紹介された PowerPoint の新しい機能 "Cameo"(カメオ)。

2021年3月の Microsoft Ignite や、5月のブログの中で、その前段階ともなる PowerPoint Live が紹介されました。そしてその後今後もさらに機能が追加されることが触れられていました。そして2021年9月にこの新しい機能が紹介され、2022年初頭に導入が予定されていました。

20220128-1-1.jpg 20220128-1-2.jpg

この新しい機能 "Cameo"(カメオ)が、先日リリースされた Office Insider Beta Channel Ver.2202(Build 14922.20000) から順次リリースが始まりました。一斉にというより順次、その適用範囲が広がっていく形のようで、仮にすでに Beta Channel の該当バージョンであっても表示されない方もいらっしゃるようです。

-- "Cameo" とは?:

PowerPoint Live は、Teams の画面から PowerPoint Live をクリックするだけでプレゼンテーションの共有ができる便利な機能です。この PowerPoint Live の機能には、Teams でプレゼンテーションをする際に、発表者の映像を組み込む機能が提供されていました。スライドを表示する際、話をしている発表者の姿をスライド上に重ねたり、スライドを発表者の横に表示したりすることができる。もちろんこれだけでも、プレゼンテーションをよりインパクトのあるものにしてくれるわけですが、この時には組み込める場所が限られておりました。

20220128-1-3.jpg 20220128-1-4.jpg

これに対して、"Cameo" では、それを柔軟に設定ができるようになりました。発表者の映像をスライドに合わせて配置することでよりインパクトのあるプレゼンテーションを提供できるようになるわけですね。

昨年9月に公開された "Elevate webinar and broadcasting experiences with Microsoft Teams" の中でも一部紹介されておりました。


【Office Insder Beta Channel に追加された Cameo】

まずはどんなメニュー構成かご紹介しましょう。
PowerPoint を起動して、挿入タブを開いてみると、右端の方に "カメオ" とカタカナでメニューが追加されているのがご覧いただけると思います。

20220128-2-1.jpg 20220128-2-2.jpg

そして "カメオ" を利用して画像を挿入すると、右の画像のように自分の画像が右下に配置されて表示されます。 "カメオ" を紹介したブログなどでもありますが、あとはこれはお好みのサイズでさらにお好みの場所に配置できます。
"カメオ" を利用してカメラ画像を挿入すると、"カメラ" タブが表示され、切り抜きやらぼかしなどの様々な効果を加えることもできるようです。

さてでもまだちょっと違うな?とお気づきの方も多いかと思います。もともとこの発表者の動画が挿入できるようになったのが、"Microsoft Teams の新機能 | 2021 年 10 月" の中でも紹介されている "PowerPoint Live の「スタンドアウト」発表者モード" になるわけですが、この PowerPoint Live で導入でききるようになった発表者の映像をさらにカスタマイズできるのが、今回の "カメオ"。"Elevate webinar and broadcasting experiences with Microsoft Teams" のブログなどを見ると PowerPoint の中に共有とは別に "Present" ボタンがあってそこから Microsoft Teams に切り替えているシーンがありますが、このボタンはまだ実装されておりません。

この "カメオ" についても、今後通常版などに展開されていくまでに、Microsoft Teams との連携においてさらに機能が追加され、加えてこうした機能を活用していくためにより詳細な利用方法を紹介するコンテンツも増えていくんでしょうね。

なお、PowerPoint Live については、以下のリンクにて、YouTube の Microsoft Office Japan Channel にて、その利用方法が紹介されていますのでご参照ください。


YouTubeの Office Japan Channel では、Teams や、Microsoft 365 をより活用していただくための様々な活用方法が動画で配信されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

Microsoft Teams と PowerPoint のコラボ。今後もいろいろ期待できそうですね。


<参照>



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2022年02月01日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

2022年も早くもひとつきが終了して、本日から2月。2月の初日ですが更新プログラムが到着しております。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20220201-2-1.png
・Microsoft Excel 16.58.22013002
・Microsoft OneNote 16.58.22013002
・Microsoft Outlook 16.58.22013002
・Microsoft PowerPoint 16.58.22013002
・Microsoft Word 16.58.22013002

さて今回の更新情報については、現在のところ、リリースノート、ブログともに特に内容です。先日、1/29に、久々にリリースノートが更新。


ともに、Outlook の情報のみですが更新されたようです。機能面の不具合の修正が中心です。詳細は上記サイトからご確認ください。




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posted by クリック at 12:57| 東京 ☀| Comment(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

4/6から、Yahoo Japan がヨーロッパからは利用できなくなる

ちょっと前に以下のようなメールが届いてました。

20220201-1.jpg

Yahoo Japanからのお知らせですが、2022年4月6日以降、"欧州経済領域(EEA)およびイギリス" から利用できなくなるとのお知らせ。Yahooに限らず動画配信サイトなど、地域を限定したサイトの場合、海外からのアクセスができないサイトも多々ありますから、こうした形で制限がかかるのは特に不思議なことでもないわけですが、"欧州経済領域(EEA)およびイギリス" から利用されている方で、Yahooプレミアムなどの有料のサービスをご利用の方は解約をするようにと案内があります。

-- 利用できなくなる時期:

2022年4月6日(木) 午前11時以降

-- 引き続き利用可能なサービス:

Yahooメール、Yahooカード、ebookjapan

** メールについては、一部機能が制限されるようです。

20220201-1-2.jpg

詳細は、以下で参照させていただきました Yahoo Japan のサイトにて直接ご確認ください。


<参照>




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