元日配達をするための受付締め切りが、12/24って言ってましたのでピークは越えたんだと思いますが、相変わらずうちのブログも、年賀状ネタで検索してお越しいただく方がたくさんいらっしゃいます。
ここ数日のトレンドキーワードは、"筆ぐるめが起動しない"。
起動しない理由にはいろいろあるでしょうし、起動しない要因もいろいろなパターンがあるので以下の過去に取り上げている記事で、解決できるかどうかはわかりませんが、2021年最後の追い込みをされている方の手助けが少しでもできれば...ということで再び取り上げてみました。
【起動しない要因の一番はバージョンが古すぎるせい】
仕事も一段落したし、腰を据えて年賀状に取り組むか...とPCを起動して、筆ぐるめを起動しようとしても全く起動しない....年に何度も使用しないソフトだったりするので、いざという時に起動しなかったりすると、どっきりしますよね。
起動しないパターンもいろいろとは思いますが、圧倒的に多そうなのは、デスクトップの筆ぐるめのアイコンをダブルクリックしてもうんとも、寸ともいわず全く起動しない例です。
この要因の一番は、やはり筆ぐるめ自体が古いせいだったりします。筆まめや、筆王などでも同様とは思いますが、筆ぐるめでも、各バージョンをサポートするOSには制限があります。つまりどんなバージョンでも動作するわけではありません。
筆ぐるめの場合そのあたりの制限はかなりシビアかもしれません。でも言い方を変えれば、バージョンごとにしっかり利用可能なOSのバージョンを提示しているという意味では、情報開示がしっかりしているということも言えます。
ここでは現在サポートが続いている Windows 10 Ver.20H1 以降を対象としてご紹介します。Ver.2004 はすでに、12月14日にサポートが終了しているので、Ver.2004以前のOSについては、触れません。
-- OS のバージョンと筆ぐるめのバージョンを確認しましょう:
まずはご利用のWindows 10のバージョンと、ご使用の筆ぐるめのバージョンを確認して以下のサイトを参考にしてみてください。
ご覧いただくとお分かりいただけると思いますが、バージョンごとに動作保証しているバージョンが変わってきます。Windows 10 のバージョンが一つ上がると、筆ぐるめの古いバージョンはサポート対象外になっている...そんなことがお分かりいただけると思います。
現在、Windows 10 をご利用の方も、Windows 7 や Windows 8.1 などからアップグレードして、Windows 10 にされている方も多いかと思います。Windows 7 や Windows 8.1 の頃に、プレインストールで入っていた筆ぐるめだったりすると、バージョンがかなり古かったりします。古い人だと、Ver.19 あたりの人もいらっしゃるかもしれませんね。
筆ぐるめ19(Ver.19)あたりになると、画像をご覧いただければお判りいただけると思いますが、Windows 10 Ver.1507 という一番最初のバージョンですらサポート対象外です。
なので一番お手軽な対処法としては、やはり 最新バージョンを購入してアップグレードする です。
そもそも、メーカーの動作保証外の製品を無理やり使っているわけですから何が起きても全く不思議ではありません。起動しなくて当然...と言ってしまえば、それまでではありますが、それがあくまでも前提です。
【今後購入するとして何とか起動したい...】
切羽詰まって、とりあえず住所録を何とかしたいとか、来年以降はアップグレードするとして今夜なんとか?これを乗り切れないか?と思っていらっしゃる方もいると思いますので、起動できない場合に試してみたいことをいくつかご紹介しておきます。
1) ピクチャーフォルダの容量の問題
筆ぐるめのFAQに以前はあったんですが、FAQがリニューアルされて古い情報が整理されたせいか?FAQからはなくなってしまった情報ですが、Ver.23などでは、ピクチャーフォルダの容量が大きかったりすると起動できなくなるトラブルが確認されています。
確かにこれで起動するようになったという例も確認しています。なぜピクチャーフォルダ?と思いましたが、ネットで検索したりするとピクチャーフォルダーの容量が要因だった例がいくつも引っかかってきますので、そんな事例もあったっということでしょうね。
2) セキュリティソフトの問題
全てのセキュリティソフトで確認しているわけではありませんが、カスペルスキーインターネットセキュリティが動作していると、筆ぐるめが起動できないことを確認しています。
もちろん、動作保証対象となっていない古いバージョンでのお話です。
この場合、タスクバーの "隠れているインジケーターを表示する" をクリックして、カスペルスキーのアイコンを右クリックして、一旦終了。
その後、筆ぐるめを起動すると、Windows 10 Ver.21H1 や、Ver.21H2 でも、筆ぐるめ19(Ver.19) が起動してきました。
一度起動してしまえば、その後カスペルスキーを、スタート>カスペルスキーインターネットセキュリティ と開いて、再起動しても筆ぐるめ自体は終了することなく利用できていました。
ただしあくまでも動作保証対象外のバージョンなわけですから、いつ強制終了されたり、データが保存できないとかのトラブルに見舞われる可能性(あくまでも可能性のお話です)はありますので、その場合には、あきらめて、カスペルスキーを停止した起動しない状態で使えるか?試してみてください。
起動はするものの、起動に非常に時間がかかるという場合にも、カスペルスキーなどのセキュリティソフトを停止してみて検証してみてもいいかもしれませんね。
【MOOK本の簡易版を使用する】
このシーズン書店には、来年の干支の素材をたっぷりと搭載したさまざまな Mook本が販売されています。
こういった素材集についてくる特別版(機能限定版)を使うのも一つの方法です。素材集なので、通常の筆ソフトにくらべると、来年の干支の素材などは、安いとはいえ豊富に搭載されています。
製品を買うまでもないけど一応素材も欲しいし...という場合には、4-500円で購入できるので気軽に買えますね。
さて私もあしたは年賀状作りかな? 皆様も無理せず頑張ってください。
<参照>