Windows 10 までであれば、エクスプローラーの機能を利用して、デジカメなどで撮影された画像のサムネイル画像をA4などの用紙に複数並べた、コンタクトシートを印刷する機能がありました。
1枚、4枚、9枚、35枚といった形で、枚数は自由に指定できるわけではないものの、コンタクトシートといった形でA4の用紙に35枚まで印刷できるような機能は、写真をたくさん撮影した際に、どれを印刷するのか確認するためのインデックスシートとして印刷して使用できるなど便利な機能でした。
-- Windows 10 までなら...:
Windows 7/8/8.1/10 といった従来の、Windows であれば、
1) エクスプローラーでフォルダを開いて、画像を選択
2) 画像の上で右クリックして、"印刷" をクリック あるいは、共有タブ>印刷 とクリック
こうすることで、印刷の画面に移動できました。
-- Windows 11 では??:
さて問題の Windows 11 の場合ですが、どうもここがちょっと変わってきています。エクスプローラーを開いて、右クリックしても、"印刷" というメニューは表示されないし、メニューバーを見てもそれらしいものもありません...
ではどうするのか? ちょっと操作方法が変わってしまったようです。
1) 画像を選択して、右クリックした後、"その他のオプションを表示" をクリックします
2) すると "印刷" というメニューが表示されますので、"印刷" をクリックすると... おなじみの画面が表示されます
ということで、今回はエクスプローラーを利用したコンタクトシート印刷についてご紹介しました。
もちろんプリンターによっては、プリンターメーカーが提供しているフリーのソフトなどを利用して同様のことも可能なケースもあります。そうしたものが利用できる場合には、そちらの方が便利かもしれませんが、OSの標準機能で機種を問わず利用できるという点ではやはりエクスプローラーの機能は便利ですね。
<参照>