2021年11月11日

今年の "はがきデザインキット2022" は、Web版とスマホ版のみ Part 3

"はがきデザインキット2022" の 宛名印刷 ですが、"はがきデザインキット2021" を持っていない場合にはどうしたらいいのでしょうか?
と 2回にわたってご紹介した "はがきデザインキット2022" で、CSVファイルの作成について、Part 3 として最後にご紹介します。


【12月中旬以降に追加される CSVファイルの取り込み機能追加に備える】

"はがきデザインキット2022" のトップページに、開設当初から、"12月中旬(予定)より、あて名面作成がより便利にご利用いただける、CSVファイル取り込み機能を追加予定です" とあります。

20211110-1-1.jpg 20211110-1-2.jpg

これは、"はがきデザインキット2021" を持っている方であれば、昨年作成された住所録データを、一旦 "CSVファイル" に書き出してあげれば、"はがきデザインキット2022" の宛先入力のところで、わざわざ入力しなくても、このファイルを取り込むことで、宛名印刷が非常に楽になるもののようです。

20211110-1-3.jpg 20211110-1-4.jpg

上記の様に "はがきデザインキット2022" には、下部に、"インストール版の住所書き出し方法" へのリンクもあり、"はがきデザインキット2021" を利用して、"CSVファイル" を書き出す手順が説明されています。


-- "はがきデザインキット2021" を持っていない場合:

さて昨年、"はがきデザインキット2021" を利用していた方はいいとして、そうじゃない方はどうしたらいいのか?

要するに、ウェブ版の "はがきデザインキット2022" の宛名印刷で使用している項目をベースに "CSV ファイル" を作成して、そちらを利用して住所録を作成しておけばいいわけですね。

CSVファイルというのは、"カンマ区切りデータ" といって、特別何かの仕様が決まっているものではないものの項目名が異なっていたりするとまた面倒なので、どんな項目名が書き出されるのか?確認してみました。


【"はがきデザインキット2021" を使ってみる】

では具体的に順を追ってみていきます。


-- "はがきデザインキット2021" から住所録を書き出す:

住所録データの書き出しについては、Part 2 で取り上げましたので、こちらでは省略します。


Part 2 でも触れましたが、 "はがきデザインキット2021" では、はがき作成(文面作成・宛名印刷)の機能は使えなくなっていて、現在利用できるのは、上記でもご紹介した住所録データの書き出しのみになります。データの編集もできません。

20211110-2-1.jpg 20211110-2-2.jpg

上記の画像でもご理解いただけると思いますが、"はがきデザインキット2021" を起動しても、"住所録を起動" というボタンしかありません。また起動して住所録を呼び出してもがめん上部にある各種編集用のボタンは全て利用できません。唯一利用できるのが "住所書出" のボタンのみです。


-- 書き出す項目の選択:

当然ながら、こうした住所録を扱ったプログラムの場合、様々な情報が登録できるようになっています。住所や氏名だけに限らず、電話番号やメールアドレスなどなど、宛名印刷専用の住所録として考えてみると、不要な項目も多々あるわけですね。

20211110-2-3.jpg

上記の画像は、表示された住所録からデータを選択して、"住所書出" をクリックした画面です。
  • 項目区切り:カンマ、タブ、セミコロン
  • レコード区切り:Windows、Mac
が選択可能です。通常は、文字通りCSV(カンマ区切り)データなわけなのでこのままでいいと思いますが用途に応じて選択してください。

20211110-2-4.jpg 20211110-2-5.jpg 20211110-2-6.jpg

ここで、その下にある "OK" をクリックすると、CSVに書き出したい項目の一覧が表示されますので、必要な項目を選択して、"CSV書出" をクリックし、保存先を指定すると、"address_list.csv" というファイルが生成されます。


-- 郵便局の総合印刷サービス用CSVファイルってなに?:

ところで、"あて名面作成/住所書出" のところで、"郵便局の総合印刷サービス用CSVファイル書き出し" なんてボタンもあります。

20211110-2-7.jpg


これは、郵便局に印刷をお願いする際に必要な住所録データ形式として書き出すためのものなのですが、これをクリックして書き出されたファイルも、基本的にはCSVファイルなので、こちらで書き出ししても問題ありません。

ただしこちらの場合には、項目を選択してあってもすべての項目がCSVファイルとして書き出されるようです。


-- 書き出される項目:

さて "はがきデザインキット2021" を持っていないユーザーが、"はがきデザインキット2022" 用のCSVファイルを作成するにあたっては、先ほど "書き出す項目の選択" のところでご紹介した項目名で、CSVファイルを Excel などを使用して作成すればいいわけです。

比較的単純に、氏名、敬称、郵便番号、住所、連名、連名の敬称 といったところで作成する場合、"はがきデザインキット2021" では、以下のようになります。

氏名: 氏名(姓)、氏名(名)
敬称: 敬称
郵便番号: 郵便番号(自宅欄)
住所: 自宅住所(都道府県)、自宅住所(市区町村)、自宅住所(番地等)、自宅住所(建物名)
連名: 連名1(名:自宅欄)、連名1(敬称:自宅欄)

といった内容になります。この項目で CSV ファイルを作成すればいいわけですね。

但しそうして作成したCSVファイルが、実際に "はがきデザインキット2022" の ウェブ版 で問題なく使えるのか?どうかは、まだCSVファイルを読み込む機能が実装されていないため確認できませんので、この続きは、実装されてから改めてご紹介いたします。


<参照>




デル株式会社


ソースネクスト年賀状・はがき・住所録作成ソフト 筆王

posted by クリック at 10:00| 東京 🌁| Comment(0) | 年賀状ソフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

本日は、Office の各アプリ本体というよりも、Microsoft AutoUpdate のみの更新です。

20211111-1-1.png
Microsoft AutoUpdate 4.41.2110901

つい先日、Microsoft AutoUpdate 4.41.21110701 に Update されたばかりですが、こんなにすぐに再度更新がかかるのはちょっと珍しいのでなにか?あったんでしょう。

Microsoft AutoUpdate は、Microsoft の Office 製品を始め、OneDriveアプリなどの更新にも使用されているものですので検出された場合にはしっかり更新をしておくことをお勧めいたします。


【更新】

時間差で、Office の各アプリにも更新が到着しましたので、追加させていただきます。到着した更新プログラムは以下の通りです。

20211111-3-1.png
・Microsoft Excel 16.56.21110905
・Microsoft OneNote 16.56.21110905
・Microsoft Outlook 16.56.21110905
・Microsoft PowerPoint 16.56.21110905
・Microsoft Word 16.56.21110905

となっております。これに合わせて参照先も追加させていただきました。
リリースノートなどは変わりありませんが、Insider Blog に出ていた Excel の機能。今回の更新で使えるようになるのかな?




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


posted by クリック at 09:46| 東京 ☀| Comment(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする