2021年11月30日

Windows Update で表示されるタスクバーのアイコン表示

タスクバーの通知領域に以下のようなアイコンが表示されることがあります。すでに見慣れている方も多いと思いますが、こちらは、Windows Update のインストールが完了して再起動待機中のアイコンです。

20211130-1-1.jpg 20211130-1-2.jpg 20211130-1-3.jpg


これに対して、最近は以下のようなアイコンが表示されることもあります。こちらは、Windows 11 のインストール準備ができましたよ? という意味合いのアイコンになります。

20211130-2-1.jpg 20211130-2-2.jpg 20211130-2-3.jpg

オレンジ色のポッチが付いているアイコンと、青色のポッチのついているアイコン。最近はこうした2種類のアイコンが表示されることがあります。

青色のポッチのついたアイコンが表示される場合、そのPCでは、Windows 11 の インストールの準備ができていますよ?という意味になりますので、お時間のある時にUpdateをお試しください。

現段階ではこの表示がでているからといって、強制的に Windows 11 にアップグレードされるわけではありません。Upgrade はもうちょっと待ちたいという場合にも普通に再起動しても、次回起動時にはいつも通り、Windows 10 にて起動してくることになります。


<参照>




デル株式会社 デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-

posted by クリック at 11:30| 東京 ☀| Comment(0) | Windows全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月28日

rand 関数

先日紹介した randbetween 関数は、最大値と最小値を引数に設定し、引数に応じた値範囲で乱数を表示させる関数でした。今回は、rand 関数についてご紹介します。

"rand" と聞いて、"あれ?" とお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、この関数は、Wordでも、PowerPoint、Outlookでもランダムな文字列を表示する関数として使用されているものです。

これにより、サンプルテキストを表示してくれるので、スライドや文書のレイアウトを考えるときには非常に便利な関数です。


-- Excel でも乱数を表示させる代表的な関数:

この rand 関数は、Excelでも、Word、PowerPoint などのアプリ同様にランダムな数値を表示させるために利用できる関数になります。


-- randbetween 関数と何が異なるのか?:

最も基本的な使い方でいうと、randbetween 関数の場合には、引数を指定しますが、rand 関数の場合には引数は必要ありません。引数がない代わりに、rand 関数の場合には、0〜1までの間の少数表示にて乱数を表示してくれます。


【rand関数の活用法】

データをランダムに並び替えたい.... そんな時に、この rand 関数にて抽出された数値を基準に並び替えを行うと簡単に実現できます。

20211128-1-1.jpg 20211128-1-2.jpg

トーナメントの試合の組み合わせを考えないといけない場合には頭を悩ませる方も多いことでしょう。データの抽出を人為的にではなく、無作為に行いたい場合などには重宝しますね。上記の様に RAND関数で抽出された値を対象にデータを並び替えます。

後は適宜並び替えた名前をトーナメント表などに入力していきます。


今回ご紹介している rand 関数、そして以前にご紹介した randbetween 関数は、Windows でも、Macでも、さらには、Excel for the web でも利用可能な関数です。

ぜひ活用してみてください。


<参照>

RAND 関数




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


デル株式会社


posted by クリック at 19:51| 東京 ☀| Comment(0) | Excel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月27日

新しい UI の適用と、カスタマイズ

ちょうど、11/17前後より、Office 製品に順次新しい UI の適用が始まり、画面が一新して "あれ?" となった方も多かったのはつい先日のこと。このブログでも、この "近日公開の機能" で紹介されていた 新しい UI について取り上げさせていただきました。


Microsoft 365 のサブスクリプション版を最新チャンネル(Current Channel)でご使用の方の場合には、うちで確認する限り上記でも取り上げていますが、タイトルバーに表示された "近日公開の機能" のボタンをクリックすると、作業ウィンドウに表示された "近日公開の機能" の説明の中、この機能のオン/オフの切り替えが可能になっているようなので、こちらからオフにすれば以前の状態に戻すこともできています。

20211118-5-0.jpg 20211118-5-1.jpg

手元の Microsoft 365 Personal や、Microsoft 365 Apps for enterprise を見る限りでは、これは現在も一緒です。

またこの新しいUIの適用はアプリ毎に設定もできるようで、うちの環境で確認する限り、この 新しいUIExcel では有効にしても、Word では有効にしないといった形で利用することもできるようです。

つまり、Office の各アプリすべてに適用され、オフにすればすべてがオフになるというものでもないようです。

Microsoftコミュニティでもこの機能についての質問もちらほらあるようですし、実際につい先ほどもお客様がいらっしゃったときに確認させていただきましたが、Office 2016/2019 で確認していますが、こうしたプレインストール版を含む永続ライセンス版の統合パッケージを見ていると、Microsoft 365 で表示されているような、"近日公開の機能" のボタンもなく、表示の切り替えもできないことも確認いたしました。

こうなると、Office 2016/2019 では、設定の変更もできないわけですね。中途半端に、Excel だけ 新しいUI が適用されて、Word や、PowerPoint、Outlook などは以前のままと非常に中途半端な状態になってしまうケースも確認いたしました。

いずれはこの 新しいUI がすべてに適用されて運用していくことになりますが、切り替えができない場合には、その状態で運用していかざるを得ないということになります。


【新しいUIの表示をカスタマイズする】

ということで、ならば新しくなった UI をカスタマイズして、なるべくそれ以前の様に表示を近づけるためにはどうしたらいいのか?について今回は取り上げてみました。

20211126-2-1.jpg 20211126-2-2.jpg

まずは、新しいUI が適用される前後でどう違うか? 上記の左が旧UI、そして右が新しいUIになります。

20211126-2-3.jpg 20211126-2-4.jpg

一番大きな違いで、皆さんが "あれ?" とビックリされるのは、画面左上にあった "クイックアクセスツールバー" が 新しいUI 適用後、デフォルトでは表示されなくなっていることでしょう。画面全体の色調ももちろん変わってますが、それ以上にあったはずのものがなくなってしまった... これがビックリされている大きな要因の一つです。


--新しいUIで、クイックアクセスツールバーを表示する:

まずは非表示になった "クイックアクセスツールバー" を表示する設定に変更します。

20211126-3-1.jpg 20211126-3-2.jpg

画面右上の "リボンの表示オプション" をクリックし、"クイックアクセスツールバーを表示する" とクリックします。
こうすると、ちょうど数式バーの上に、"クイックアクセスツールバー" が表示されます。

20211126-3-3.jpg 20211126-3-4.jpg

さらに "クイックツールバーのユーザー設定" のところをクリックし、"リボンの上に表示" とクリックすれば、従来のような配置に近くなります。
20211126-3-5.jpg

"クイックツールバーのユーザー設定" のところで、チェックマークのついているものが表示されますので、必要な項目をクリックしてチェックをつければ、リボンの上にクイックツールバーのコマンドが表示されるようになります。


--コマンドを追加する:

"クイックツールバーのユーザー設定" のところをクリックしても、必要なコマンドが表示されない場合には...

20211126-3-6.jpg 20211126-3-7.jpg

"その他のコマンド" をクリックすると、"Excel のオプション" ダイアログが表示されますので、こちらから必要なコマンドを選択して、"追加" をクリックすると、クイックアクセスツールバーに追加することができます。


【画面の色合いを調整する】

新しいUI が適用されて、起動後の画面は、薄い色合いになっています。これを従来のような色合いにするには以下の手順で変更します。
Excel を例にご紹介します。

1) まずは Excel を起動し、ファイル > アカウント とクリックします

20211126-4-1.jpg

2) "Office テーマ" のところを、"カラフル" に変更します

20211126-4-2.jpg 20211126-4-3.jpg

3) こうすることで、全体の色調は従来の Excel のような感じに変更できます

20211126-4-4.jpg

どうしてもという方は、一度設定を変更してみてください。


【2021/11/27 更新】


<参照>




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


デル株式会社

posted by クリック at 08:38| 東京 ☀| Comment(0) | MicrosoftOffice共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月26日

コンシューマー向けの Office の単体製品値上げへ

あまり歓迎できないニュースではありますが、コンシューマー向け Office の単体製品の値上げが発表されました。

20211126-1-1.jpg 20211126-1-2.jpg

Windows Blog によると、Word 2021、Excel 2021 などの単体製品の価格が、

現行 14,800円 → 改定後 16,267円

となるようです。

** 価格は、ともに税抜き価格


-- 価格改定は12月1日から:

実際の販売価格は販売店により若干異なりますが、今回の価格改定は、2021年12月1日より実施され、POSA版、ダウンロード版ともにこの価格が適用されることになります。


購入を検討されている場合には、値上がりする前に購入するとか、あるいはこの際サブスクリプション版に乗り換えてしまうなど検討の余地はありそうですね。


<参照>




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


デル株式会社

posted by クリック at 11:30| 東京 ☀| Comment(0) | MicrosoftOffice共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月25日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

この数日 Mac を開くことがなかったのですが、久々の更新情報です。

本日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20211125-1-1.png
・Microsoft Excel 16.56.21112304
・Microsoft OneNote 16.56.21112304
・Microsoft Outlook 16.56.21112304
・Microsoft PowerPoint 16.56.21112304
・Microsoft Word 16.56.21112304

Windows 版の Office はここ最近 新しいUI が導入されて、いろいろ変わったところもあるようでざわざわしておりますが Mac 版については、特にそうしたこともなく、一方では、特にこれといった情報も公開されているわけでもありませんが、先日 Windows 版の記録タブについてご紹介しましたが、その前に Office Insider Blog の中でアクセシビリティに関する更新が取り上げ荒れておりました。


こちらについては、Mac Current Channel (Preview) Ver.16.55 (ビルド 21110701)以降も対象になっているようなので、ぜひブログの方もご確認ください。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 10:23| 東京 ☀| Comment(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月23日

PowerPoint:発表者の映像を組み込んで動画として保存が可能に!

PowerPoint の進化がやみません。動画関連機能がどんどん増えていますが、本日 Office Insider Blog で公開された情報によると、PowerPointで、発表者自身の映像も記録できるようになるようです。

20211123-1-1.jpg 20211123-1-2.jpg


--必要なもの:

Webカメラおよびマイク

--適用バージョン:

Beta Channel Version 2112 (Build 14716.20002) 以降

この機能は、現在 Office Insider Beta Channel ユーザー向けに提供され始めた機能です。今後、様々なフィードバックを経てさらなる改善が加わって、Current Channel(Preview)、あるいは、Current Channel ユーザー向けに提供されることになると思われますので、今しばらくお待ちください。

また、Office Insider Beta Channel ユーザー向けに提供されている機能ですが、その提供範囲も順次広げていく形で提供されていますので、Beta Channel で該当バージョンであっても、 利用できないケースもあります。その場合には、適用されるまでしばらくお待ちください。


【追加】

うちの Beta Channel が適用されているPCで確認してみました。 PowerPoint を起動するとすでにこの機能が適用されていて、記録タブの紹介からスタート。

20211123-2-1.jpg

記録タブのところにポップアップが表示されます。

20211123-2-2.jpg

たどっていくと、今回追加された記録タブでの機能の各機能のところにポップアップが移動して概要が表示されています。

20211123-2-3.jpg 20211123-2-4.jpg 20211123-2-5.jpg

バージョン的には、現在の Beta Channel は、11月19日にリリースされた Ver.2112(ビルド14712.2000)が最新ではありますが、すでに利用は可能になっているようです。ちなみに、現段階では次の更新プログラムはないようです。


<参照>





Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


デル株式会社 デル株式会社
posted by クリック at 12:24| 東京 ☁| Comment(0) | PowerPoint | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月19日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

Windows まわりの更新が相次いでいて、うっかり確認し損ねると、Mac の方は更新も完了していた... 
そんな感じで、Upが遅れましたが、本日到着している Mac 版 Office Insider Beta Channel の更新プログラムは、以下の通りです。

20211119-3-1.png
・Microsoft Excel 16.56.21111700
・Microsoft OneNote 16.56.21111700
・Microsoft Outlook 16.56.21111700
・Microsoft PowerPoint 16.56.21111700
・Microsoft Word 16.56.21111700

リリースノート、ブログともに、今回の更新に関する情報は公開されておりませんでした。

今後何か情報が開示されましたら、機会があれば随時ご紹介させていただきます。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 13:33| 東京 ☀| Comment(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Windows 10 21H2 の提供がスタート

この秋は、Windows にしても、Officeにしても更新ラッシュでしたが、Windows 10 にもついに、Ver.21H2 の提供がスタートいたしました。

20211119-1-1.jpg 20211119-1-2.jpg

正式な名称は "Windows 10 November 2021 Update" となっており、現在 Windows 10 のダウンロードサイトもすでに Ver.21H2 に変わりました。

ブログにもありますが、注意したいのは、アップグレード対象バージョン。時々まだまだサポートが終了している、Windows 10 Ver.1909 などをご利用の方も散見しますが、

Eligible Windows 10 devices must be on version 2004 or later, and have installed the Sept. 14, 2021, security update or later, to upgrade directly to Windows 11.

とブログの中でも、上記のように、その対象デバイスとしては Windows 10 Ver.2004 以降と紹介されています。ただしこの Ver.2004 の場合も、2021年12月14日にサポートが終了するので、早急に、Updateすることが必要になります。


【今後の更新について】

さてこれまで Windows 10 だと、年二回の大型更新が提供されていましたが、Windows 11 からはこれが年一回に変更されているのはすでにご存じの方も多いかと思います。

"Windows 10 リリース情報" によると、Windows 10 Ver.21H2 以降は、「Windows 10 バージョン 21H2 以降、Windows 10 リリースの機能更新プログラムは、暦年の後半に、一般提供チャネルに毎年リリースされます。ライフサイクル ポリシーに応じて、リリース日から 18 か月または 30 か月間、毎月の品質更新プログラムが提供されます」 とあるように Windows 11 と同様、年一回の更新に変わることが発表されました。この辺りについては、"How to get the Windows 10 November 2021 Update" でも以下の画像にあるように紹介されております。

20211119-1-5.jpg

"リリース日から 18 か月または 30 か月間" ということは、Edition によりサポート期間が異なるようです。
  • Windows 10 Home/Professional:18か月
  • Windows 10 Enterprise/Education:30か月
となるようですが、一般のコンシューマー向けのものは基本的に18か月とこれまでと変わりないことになります。

20211119-1-3.jpg 20211119-1-4.jpg

"What’s new for IT pros in Windows 10, version 21H2" の中で、法人向けの30日サポートされることなどが触れられています。またチャンネル名も一部、Semi-Annual Channelから、General Availability Channel に変わることも紹介されております。


【Update の配信】

更新プログラムの提供は、既に開始されています。ただし、Windows Update の方には順次配信のようで、一斉にすべての対象デバイスに配信されてくるわけではないようですので、まだ何も表示されないよ?という方は、もう少々お待ちいただいてもよろしいかと思います。

21211119-1-6.jpg

これまでの Update 同様に、"Windows 10、バージョン 21H2 の機能更新プログラム" という枠組みが表示され "ダウンロードしてインストール" というリンクが表示されます。

待てない... 場合には、Windows 10 のダウンロードサイトではすでに提供がスタートしているので、更新アシスタントなどを利用して Update を進めていただいても問題はないかと思います。


【Microsoft Store アプリも更新!】

さて併せてご紹介しておくと、本日 Microsoft ストアアプリにも更新が到着しており、この更新の適用により、Microsoft ストアアプリの表示も、Windows 11 的な新たなUIに変わりました。

20211119-2-1.jpg 20211119-2-2.jpg

右の画像は適用前の従来の Microsoft ストアの画面と、今回の更新をダウンロード中の表示です。これが適用されると、左の画像のように変わります。

Windows 10 であっても、Office にしても、アプリにしても、UIは着々と Windows 11 向けのものに変わりつつあるようです。


<参照>




デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-


テレワークにおすすめのモバイルPC

posted by クリック at 11:47| 東京 ☀| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月18日

Microsoft 365 などで、「近日公開の機能」として追加された機能

前回、新しいUIが適用されたことを第一報としてお知らせしましたが、今回追加された新しい機能は UI のみではありません。今回は前回ご紹介した 新しい UI 以外のものについて改めてご紹介いたします。



【近日公開の機能を確認する】

今回は、恐らくWord や Excel、PowerPoint を起動してみたら突然いつもと違うスプラッシュ画面が表示されて、起動してみると UI が新しくなっていてびっくりされた方も多いかと思います。

もっとも今回適用されている 新しい UI をはじめとする新しい機能は、すでにひと月前にも一度表示されたものです。さらに言えば、Office Insider にて、もっと先行したバージョンをご利用の方にとってはすでにおなじみの機能ばかりだったりします。
Office Insider 向けに先行して提供されていたこうした新しい機能が、やっと一般の人が使用する通常版にお披露目になったというわけです。

20211118-5-0.jpg

常に表示されているものではありませんが、恐らく現在はまだ、Word や Excel、PowerPoint などといったアプリを起動すると、画面右上のサインインしているアカウント名の右わきに、上記のようなアイコンが表示されているかと思います。

20211118-5-1.jpg 20211118-5-2.jpg

このメガホンのようなアイコンをクリックすると、アプリの右脇に作業ウィンドウが表示されて、"近日公開の機能" にどういったものがあるのかが表示されます。


【ポップアップメニュー】

アプリを起動したときに以下のようなポップアップが表示されてたりしませんでしたか?

20211118-5-1-3.jpg 20211118-5-1-4.jpg 20211118-5-1-5.jpg 20211118-5-1-6.jpg

画面右上の "近日公開の機能です。今すぐお試しください" と表示されるところに、上記のようなポップアップが表示されたりしてませんでしたか? これがお知らせになります。

1/4 から始まるそのポップアップをクリックしてみると、今回追加されている新しい機能の該当部分にポップアップが移動し簡単な説明が表示されます。そして各ポップアップの、"詳細情報" をクリックすると以下のような、その機能を紹介した Webサイトが表示されます。

20211118-5-1-7.jpg 20211118-5-1-8.jpg


【今回追加された機能】

では改めて確認です。今回追加されている機能は 新しいUI だけではありません。
以下は、作業ウィドウに表示された "近日公開" のところからの引用です。
  • すべての Office アプリで、シンプルで直感的でシームレスなエクスペリエンスを実現
  • 最も頻繁に使用する日常のコマンドに対するショートカットを変更および作成できる、カスタマイズ可能なリボンです。
  • 既定で Windows のライト モードまたはダーク モード設定と同期している Office テーマ
  • Share を選択し、あなたのドラフト版を所望の相手に送付して、リアルタイムに作業を共有し仲間と共同作業しましょう。
といった機能が追加されています。

クイックアクセスツールバーに関しては、いきなり非表示になったのでびっくりされた方も多かったようです。もちろんカスタマイズはできますのでカスタマイズして再表示すればもとに近い形にはなりますので、以下のサイトも参考にしてみてください。


現時点では、この作業ウィンドウに表示された "近日公開" のところをスクロールして、"新しいエクスペリエンスを試す" のところを "オフ" にすれば解除は可能ですが、今後は Windows 11 にマッチさせたこうした 新しいUI が適用されることになるので、今のうちから慣れてしまう方がいいのかもしれませんね。


<参照>




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


デル株式会社 デル株式会社

posted by クリック at 10:14| 東京 ☀| Comment(0) | MicrosoftOffice共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Microsoft 365 などに新しいUIの適用がスタート!

以前にも一度ご紹介しましたが、Microsoft 365 Personal などの 通常版に、新しいUIの適用がスタートしたようです。


ひと月ほど前にも上記の様にご紹介しましたが、この時は、通常版に "近日公開予定の機能" としてちょこっと表示されただけで、この時には適用しないというようにしておけば、次回以降は出てきてませんでした。

ここで紹介されていた新しいUIが、正式にすべてのユーザーへの適用がスタートしたようです。


-- 起動時のスプラッシュ画面も変わった!:

前回までであれば、旧来の画面のまま起動して、近日公開の機能から適用をしないと起動時のスプラッシュ画面まで変わることもなかったんですが、今回はすでに起動時から新しくなっておりました。

20211118-1-1.jpg

--起動すると画面上の "近日公開の機能" をクリックしても確認できる:

今回は起動後の "近日公開の機能" のところにポップアップが表示。ここで詳細を表示すると、そのUIの説明が表示されます。

20211118-1-2.jpg 20211118-1-5.jpg 20211118-1-4.jpg

そしてすぐお試しください... 何て表示されるわけですが、そのまま作業ウィンドウには、新しいUIに関する説明が動画も交えて紹介されています。

20211118-1-3.jpg


【"クイックアクセスツールバー"の場所が変わった】

今回、この "近日公開の機能" の画面で、"好みに合わせてカスタマイズ" と表示されたポップアップのところで、"詳細情報" をクリックして表示されるのが "クイックアクセスツールーバー" の変更に関するご案内。

20211118-2-1.jpg 20211118-2-2.jpg 20211118-2-3.jpg


クイックアクセスツールバーの表示・非表示の切り替え、クイック アクセス ツールバーを移動方法、クイック アクセス ツール バーにコマンドを追加方法などが紹介されています。

昨日あたりだと、Microsoft コミュニティを覗いても、この "クイックアクセスツールバー" がなくなってしまった! と慌てている方も多かったようですが、上記サイトに紹介されているように、表示されていなければ、再表示させて、場所を移動すれば、従来通りの表示に戻るはずなので、詳細は、"クイック アクセス ツールバーをカスタマイズする" のサイトを参考にしてみてください。


【追加】

Office Insider 向けの製品は、すでにだいぶ前から、Beta Channel も、Current Channel(Preview)にも、すでにこの新しいUIは適用されておりましたが、今後は通常版にも広く適用されていくんでしょうね。

-- この機能を元に戻す:

"近日公開の機能" のところで、"新しいエクスペリエンスを試す" を、"オフ" に変更し、"再起動が必要です" と表示されたら "OK" をクリックします。

20211118-3-1.jpg

すると、再起動後には....

20211118-3-2.jpg 20211118-3-3.jpg

スプラッシュ画面も通常表示に戻り、変更前の状態に戻れます。

ただし、前回の時には、元に戻すと、"近日公開の機能" をクリックしても、このUIに関する情報は再表示されてませんでしたが、今回は再度表示させることもできるようなので、元に戻してみたものの、やっぱり新しいUIでご利用になりたいという場合には、"近日公開の機能"のところから再度、"新しいエクスペリエンスを試す" のところを "オン" にしたうえで、アプリ自体を再起動してみてください。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)



デル株式会社

posted by クリック at 00:44| 東京 ☀| Comment(0) | MicrosoftOffice共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月17日

アイコンの上で、右クリックしても "送る" が表示されない!

実はこれも、Windows 11 で変わったところで、これも前回 "フォルダ内の画像の一覧表(コンタクトシート)が印刷できない/Windows 11" でご紹介したものと一緒です。

例えば、デスクトップに "Excel" のショートカットアイコンを作成したい。そんな時、Windows 10 までであれば...

20211116-2-1.jpg

Excel の実行プログラムの場所を開いて、
Excel.exe の上で 右クリック > 送る > デスクトップ(ショートカットを作成)
とすれば、デスクトップにショートカットアイコンが作成できました。

-- Windows 11 の場合:

Windows 11 の場合には、単純に右クリックしても、"送る" は出てきません。これを表示させるには...

20211116-2-2.jpg 20211116-2-3.jpg 20211116-2-4.jpg

Excel の実行ファイルの場所を開いて、
Excel.exe の上で 右クリック > その他のオプションを表示 > 送る > デスクトップ(ショートカットを作成)
の順でクリックする必要があります。


この辺りの部分は、Windows 11 からの仕様ということになります。

従来のやり方になれていると "あれ?" ってなってしまうわけですが、Windows 11 という新しいOSなわけですから、古いことにこだわるより新しい仕様として頭を切り替えて使用するぐらいの柔軟さ、余裕が必要ですね。

ただしレジストリを変更したりすることで、従来のコンテキストメニューを表示させることも可能です。こちらについては機会があれば改めてご紹介したいと思います。


<参照>




デル株式会社


パソコン工房のお得なキャンペーン

posted by クリック at 10:00| 東京 ☀| Comment(0) | Windows11 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月16日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

今回ご紹介するのは、昨日届いていた Microsoft AutoUpdate の更新になります。

20211116-1-1.png
Microsoft AutoUpdate 4.41.21111400

現段階では、AutoUpdate のみです。またこの更新に関する情報は、Docs にも特にございませんでした。今回は今の所、Office の各アプリの更新は届いておりません。

Office Insider Beta Channel の更新に関する情報も現時点では特に新しい情報は上がっておりませんでした。


【更新】

今回もちょっと遅れて、Office の各アプリの更新がやって来ました。

20211116-1-2.png
・Microsoft Excel 16.56.21111500
・Microsoft OneNote 16.56.21111500
・Microsoft Outlook 16.56.21111500
・Microsoft PowerPoint 16.56.21111500
・Microsoft Word 16.56.21111500

リリースノート、ブログなどは更新されておりませんでした。

<参照>




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 11:55| 東京 ☁| Comment(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月15日

フォルダ内の画像の一覧表(コンタクトシート)が印刷できない/Windows 11

Windows 10 までであれば、エクスプローラーの機能を利用して、デジカメなどで撮影された画像のサムネイル画像をA4などの用紙に複数並べた、コンタクトシートを印刷する機能がありました。

20211115-1-1.jpg 20211115-1-2.jpg

1枚、4枚、9枚、35枚といった形で、枚数は自由に指定できるわけではないものの、コンタクトシートといった形でA4の用紙に35枚まで印刷できるような機能は、写真をたくさん撮影した際に、どれを印刷するのか確認するためのインデックスシートとして印刷して使用できるなど便利な機能でした。


-- Windows 10 までなら...:

Windows 7/8/8.1/10 といった従来の、Windows であれば、

20211115-2-1.jpg 20211115-2-2.jpg 20211115-1-2.jpg

1) エクスプローラーでフォルダを開いて、画像を選択
2) 画像の上で右クリックして、"印刷" をクリック あるいは、共有タブ>印刷 とクリック

こうすることで、印刷の画面に移動できました。


-- Windows 11 では??:

さて問題の Windows 11 の場合ですが、どうもここがちょっと変わってきています。エクスプローラーを開いて、右クリックしても、"印刷" というメニューは表示されないし、メニューバーを見てもそれらしいものもありません...

20211115-3-1.jpg 20211115-3-2.jpg

ではどうするのか? ちょっと操作方法が変わってしまったようです。

1) 画像を選択して、右クリックした後、"その他のオプションを表示" をクリックします

20211115-3-3.jpg 

2) すると "印刷" というメニューが表示されますので、"印刷" をクリックすると... おなじみの画面が表示されます

20211115-3-4.jpg 20211115-3-5.jpg

ということで、今回はエクスプローラーを利用したコンタクトシート印刷についてご紹介しました。

もちろんプリンターによっては、プリンターメーカーが提供しているフリーのソフトなどを利用して同様のことも可能なケースもあります。そうしたものが利用できる場合には、そちらの方が便利かもしれませんが、OSの標準機能で機種を問わず利用できるという点ではやはりエクスプローラーの機能は便利ですね。


<参照>




デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-


富士通パソコンFMVの直販サイト富士通 WEB MART
posted by クリック at 22:00| 東京 ☀| Comment(0) | Windows11 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月13日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

ここのところかなり間隔が短く次々に更新プログラムがリリースされている Beta Channel。
本日も以下の更新プログラムが到着しております。

20211113-1-1.png
・Microsoft Excel 16.56.21111003
・Microsoft OneNote 16.56.21111003
・Microsoft Outlook 16.56.21111003
・Microsoft PowerPoint 16.56.21111003
・Microsoft Word 16.56.21111003

さてこれだけ頻繁に更新は来ているものの、リリースノートの更新は追いつかず、ただしやっと11月の最初の更新について、Outlook のみ公開されました。


かなりの数の修正および、アクセシビリティなどの点での新しい機能追加などがあったようです。また昨日ご紹介したようにブログでは、Excel for Mac に、"すべて検索" が搭載されたことが紹介されています。

これ以外の件については、公開されましたら随時ご紹介させていただきます。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

入力規則のダイアログに、"日本語入力" タブがない!

実は単純に先日 "PHONETIC関数がない!" なんて記事を書いて、うっかりその設定を元に戻してなかったのがその要因だったわけですが、一応こちらも、備忘録としてとりあげてみました。

Excel を起動して、"データの入力規則" を設定しようとして開いた画面です。

20211112-1-1.jpg 20211112-1-3.jpg

何かが足らない.... そうです、"日本語入力" タブがありません。該当セルがアクティブになった時に日本語入力をオンにするのか?オフにするのかをコントロールするための "日本語入力" タブがありません。

20211112-1-2.jpg

正しくは上記のような表示になるわけですね。

最初にも書きましたが、その原因は、先日ご紹介した "PHONETIC関数がない!" と同じです。

つまり編集言語の優先順位の問題です。

20211112-1-4.jpg

ファイル > オプション とクリックして、Excel の オプション を開き、左ペインの "言語" をクリックすると "Office の言語設定を構成します" という画面が表示されますので、こちらの "Office の編集言語と構成機能" のところの設定を "日本語" を優先に戻します。

上記の様に、日本語以外のものになってしまうと、"日本語入力" タブが表示されなくなってしまうわけですね....

こんなところも "Office の編集言語と構成機能" の設定が影響してくるんですね...


<参照>




デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-

posted by クリック at 07:00| 東京 ☀| Comment(0) | Excel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月12日

Excel for Mac に、”すべて検索” 機能が追加される!

Windows 版の Excel ではお馴染みの検索の機能ですが、Mac 版 ユーザーからはその充実を求める声が多かった、今後徐々にその "検索" 機能をWindows 版と同じような形で表示できるように更新されるようです。

20211111-0-1.jpg 20211111-0-2.jpg

前回の更新でもある Ver.16.56.21110701 以降より順次リリースがスタートしている機能のようですが、まだうちの Excel では反映しておりません。逆にいうと現在の Mac 版 Excel は、Insider 版 でも以下のような感じです。

20211111-1-2.jpg 20211111-1-3.png

これに対して、Windows 版はというと検索の画面を表示、"次を検索" だけではなく、"すべて検索" をクリックすると...

20211111-2-1.jpg 20211111-2-2.jpg

検索ボックスが広がって検索結果が一覧で表示されるようになっています。

ブログによるとこうした表示が、Mac 版の Excel にも搭載されるようになったということのようです。
そして、昨日ご紹介したように Beta Channel にちょっとだけ時間差があったので、気が付くのに時間がかかってしまいましたが、次の更新プログラムが到着。Ver.16.56.21110905 となりました。

20211111-2-3.jpg

そして上記の画像のように機能が追加されました。画面的には、ほぼ Windows版と同じ感じになりましたね。


-- 「次を検索」と「すべて検索」の違い:

・次を検索:
検索結果として、シート内の該当セルがアクティブになります。"次を検索" をクリックすると次の該当セルにアクティブセルが移動します。

・すべて検索:
検索ボックスが広がり、検索対象の中の該当セルすべてを一覧で確認できるようになります。一覧の該当項目をクリックすると、該当項目がアクティブセルになります。


【利用可能なバージョンと今後の展開】

今回の検索機能は、Office Insider に参加されている Beta Channel ユーザー向けに先日の Update から提供がスタートしているものです。

対象:Office Insider Beta Channel Ver.16.56.21110701以降

ただし、Beta Channel の該当バージョン以降であってもすべての Beta Channel ユーザー向けにはまだ展開されておらず、順次その提供範囲を広げていくようなので、該当バージョンであってもすぐに利用できるわけでもありませんので、まだだよ?という方は、しばらくお待ちください。ちなみに、まだうちの Excel for Mac では、この次のバージョンが到着してから反映しました。

こう見ていくと、Windows 版と Mac 版。同じ Excel でも、細かいところで、まだまだ違いもあるんですね?


<参照>




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


posted by クリック at 10:00| 東京 ☀| Comment(0) | Excel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月11日

今年の "はがきデザインキット2022" は、Web版とスマホ版のみ Part 3

"はがきデザインキット2022" の 宛名印刷 ですが、"はがきデザインキット2021" を持っていない場合にはどうしたらいいのでしょうか?
と 2回にわたってご紹介した "はがきデザインキット2022" で、CSVファイルの作成について、Part 3 として最後にご紹介します。


【12月中旬以降に追加される CSVファイルの取り込み機能追加に備える】

"はがきデザインキット2022" のトップページに、開設当初から、"12月中旬(予定)より、あて名面作成がより便利にご利用いただける、CSVファイル取り込み機能を追加予定です" とあります。

20211110-1-1.jpg 20211110-1-2.jpg

これは、"はがきデザインキット2021" を持っている方であれば、昨年作成された住所録データを、一旦 "CSVファイル" に書き出してあげれば、"はがきデザインキット2022" の宛先入力のところで、わざわざ入力しなくても、このファイルを取り込むことで、宛名印刷が非常に楽になるもののようです。

20211110-1-3.jpg 20211110-1-4.jpg

上記の様に "はがきデザインキット2022" には、下部に、"インストール版の住所書き出し方法" へのリンクもあり、"はがきデザインキット2021" を利用して、"CSVファイル" を書き出す手順が説明されています。


-- "はがきデザインキット2021" を持っていない場合:

さて昨年、"はがきデザインキット2021" を利用していた方はいいとして、そうじゃない方はどうしたらいいのか?

要するに、ウェブ版の "はがきデザインキット2022" の宛名印刷で使用している項目をベースに "CSV ファイル" を作成して、そちらを利用して住所録を作成しておけばいいわけですね。

CSVファイルというのは、"カンマ区切りデータ" といって、特別何かの仕様が決まっているものではないものの項目名が異なっていたりするとまた面倒なので、どんな項目名が書き出されるのか?確認してみました。


【"はがきデザインキット2021" を使ってみる】

では具体的に順を追ってみていきます。


-- "はがきデザインキット2021" から住所録を書き出す:

住所録データの書き出しについては、Part 2 で取り上げましたので、こちらでは省略します。


Part 2 でも触れましたが、 "はがきデザインキット2021" では、はがき作成(文面作成・宛名印刷)の機能は使えなくなっていて、現在利用できるのは、上記でもご紹介した住所録データの書き出しのみになります。データの編集もできません。

20211110-2-1.jpg 20211110-2-2.jpg

上記の画像でもご理解いただけると思いますが、"はがきデザインキット2021" を起動しても、"住所録を起動" というボタンしかありません。また起動して住所録を呼び出してもがめん上部にある各種編集用のボタンは全て利用できません。唯一利用できるのが "住所書出" のボタンのみです。


-- 書き出す項目の選択:

当然ながら、こうした住所録を扱ったプログラムの場合、様々な情報が登録できるようになっています。住所や氏名だけに限らず、電話番号やメールアドレスなどなど、宛名印刷専用の住所録として考えてみると、不要な項目も多々あるわけですね。

20211110-2-3.jpg

上記の画像は、表示された住所録からデータを選択して、"住所書出" をクリックした画面です。
  • 項目区切り:カンマ、タブ、セミコロン
  • レコード区切り:Windows、Mac
が選択可能です。通常は、文字通りCSV(カンマ区切り)データなわけなのでこのままでいいと思いますが用途に応じて選択してください。

20211110-2-4.jpg 20211110-2-5.jpg 20211110-2-6.jpg

ここで、その下にある "OK" をクリックすると、CSVに書き出したい項目の一覧が表示されますので、必要な項目を選択して、"CSV書出" をクリックし、保存先を指定すると、"address_list.csv" というファイルが生成されます。


-- 郵便局の総合印刷サービス用CSVファイルってなに?:

ところで、"あて名面作成/住所書出" のところで、"郵便局の総合印刷サービス用CSVファイル書き出し" なんてボタンもあります。

20211110-2-7.jpg


これは、郵便局に印刷をお願いする際に必要な住所録データ形式として書き出すためのものなのですが、これをクリックして書き出されたファイルも、基本的にはCSVファイルなので、こちらで書き出ししても問題ありません。

ただしこちらの場合には、項目を選択してあってもすべての項目がCSVファイルとして書き出されるようです。


-- 書き出される項目:

さて "はがきデザインキット2021" を持っていないユーザーが、"はがきデザインキット2022" 用のCSVファイルを作成するにあたっては、先ほど "書き出す項目の選択" のところでご紹介した項目名で、CSVファイルを Excel などを使用して作成すればいいわけです。

比較的単純に、氏名、敬称、郵便番号、住所、連名、連名の敬称 といったところで作成する場合、"はがきデザインキット2021" では、以下のようになります。

氏名: 氏名(姓)、氏名(名)
敬称: 敬称
郵便番号: 郵便番号(自宅欄)
住所: 自宅住所(都道府県)、自宅住所(市区町村)、自宅住所(番地等)、自宅住所(建物名)
連名: 連名1(名:自宅欄)、連名1(敬称:自宅欄)

といった内容になります。この項目で CSV ファイルを作成すればいいわけですね。

但しそうして作成したCSVファイルが、実際に "はがきデザインキット2022" の ウェブ版 で問題なく使えるのか?どうかは、まだCSVファイルを読み込む機能が実装されていないため確認できませんので、この続きは、実装されてから改めてご紹介いたします。


<参照>




デル株式会社


ソースネクスト年賀状・はがき・住所録作成ソフト 筆王

posted by クリック at 10:00| 東京 🌁| Comment(0) | 年賀状ソフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

本日は、Office の各アプリ本体というよりも、Microsoft AutoUpdate のみの更新です。

20211111-1-1.png
Microsoft AutoUpdate 4.41.2110901

つい先日、Microsoft AutoUpdate 4.41.21110701 に Update されたばかりですが、こんなにすぐに再度更新がかかるのはちょっと珍しいのでなにか?あったんでしょう。

Microsoft AutoUpdate は、Microsoft の Office 製品を始め、OneDriveアプリなどの更新にも使用されているものですので検出された場合にはしっかり更新をしておくことをお勧めいたします。


【更新】

時間差で、Office の各アプリにも更新が到着しましたので、追加させていただきます。到着した更新プログラムは以下の通りです。

20211111-3-1.png
・Microsoft Excel 16.56.21110905
・Microsoft OneNote 16.56.21110905
・Microsoft Outlook 16.56.21110905
・Microsoft PowerPoint 16.56.21110905
・Microsoft Word 16.56.21110905

となっております。これに合わせて参照先も追加させていただきました。
リリースノートなどは変わりありませんが、Insider Blog に出ていた Excel の機能。今回の更新で使えるようになるのかな?




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


posted by クリック at 09:46| 東京 ☀| Comment(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月10日

PHONETIC関数がない!

Microsoft コミュニティを見ていてちょっと気になった質問があったので、備忘録もかねて確認してみました。

質問内容としては、関数の中に "PHONETIC" がない! というもの。

PHONETIC 関数と言えば、ご存知の方も多いと思いますが、"ふりがな" を振るための関数。

20211109-2-1-1.jpg 20211109-2-2.jpg

この関数を設定しているセルに "#N/A" といったエラーが出ていたら? 

もしかしたら今回ご紹介する Excel の設定が要因かもしれません。


【PHONETIC関数とは?】

PHONETIC関数と言えば、ご存じのように "フリガナ" を表示させるための関数です。

20211109-3-1.jpg 20211109-3-2.jpg

当然ながら、Microsoft Excel の関数を紹介しているサイトにもきちんと表示されています。比較的基本的な関数の一つです。

20211109-3-3.jpg

もちろん上記の様に、Excel の画面から、数式バーの fxボタン(関数の挿入ボタン)などを押して関数の挿入をすれば、通常であればちゃんと関数一覧にも表示されます。


【「ふりがな」という文化】

「ふりがな」を振るという言語文化は、比較的限られた言語になるようですが、日本語以外にないというわけでもありません。ただし英語では、日本語的な振り仮名を使うことはないんでしょうね...

こうした文化の違いもあるんでしょう。実は、Excel の編集言語の設定が、英語などになってしまうと、今回ご紹介しているような PHONETIC関数は利用できなくなってしまうようです。

でもそうした背景が、関数という機能に影響してくるということは、今回の Microsoft コミュニティの質問を見ていて初めて知りました。


【"編集言語"の設定を確認する 】

ファイル > オプション とクリックして、Excel の オプションダイアログを開きます。

20211109-4-1.jpg

左ペインの "言語" をクリックすると "Office の言語設定を構成します" という画面が表示されますので、こちらの "Office の編集言語と構成機能" のところで、"日本語" が優先になっていないと、今回取り上げているような PHONETIC 関数が使用できません。

20211109-4-2.jpg 20211109-4-3.jpg

英語が優先言語になっていると、上記の様に関数の挿入ボタンを押しても、PHONETICは選択肢に出てきませんし、既存の設定されている部分を選択して fxボタンを押すと、関数の説明までは出るものの、上記の画像にもあるように "結果" のところには何も表示されません。

20211109-4-4.jpg

本来であれば、fxボタンを押すと上記の様に "フリガナ" の機能が働いていると "結果" のところには、"フリガナ" が表示されます。


【一度おかしくなったら?】

この設定がおかしくなった場合、当然、オプションの設定を変更し、変更後は、Excel自体の再起動も必要あります。

ではこれでExcelの設定が元に戻ったからと言って該当のファイルを開いても、フリガナの表示は元に戻りません。オートフィルなどを利用して数式を再編集する必要があるようです。

通常、Excel を起動して新規にワークシートが表示されている状態では編集言語の設定で、日本語が優先になっているか?どうかはわかりずらいです。編集言語が、英語でも日本語のフォントを選択して日本語入力は可能です。

20211109-5-1.jpg 20211109-5-2.jpg

既定の設定であれば、起動直後に表示されているフォントが "游ゴシック" だったりすると、編集言語が日本語。編集言語が英語だったりすると、既定のフォントが、"Calibri" だったりするので、そこで "あれ?" と気がつかないと難しいかもしれませんね。

それにしても、今回ご紹介した PHONETIC 関数以外に そんなに数はないと思いますが、言語環境によって利用できなくなる関数があるということには注意が必要ですね。


<参照>




デル株式会社


Microsoft Office/Microsoft Store

posted by クリック at 08:00| 東京 ☔| Comment(0) | Excel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月09日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

このブログでもご紹介していますが、Windows、Mac ともに、新しいOSが登場して、その既知の問題もいろいろ判明。OS周りもいろいろ騒がしい時期ではありますが、Office Insider 向けの更新プログラムも着々と到着しております。

本日到着した更新は以下の通りです。

20211109-1-1.png 20211109-1-2.png
・Microsoft AutoUpdate 4.41.21110701
・Microsoft Excel 16.56.21110701
・Microsoft OneNote 16.56.21110701
・Microsoft Outlook 16.56.21110701
・Microsoft PowerPoint 16.56.21110701
・Microsoft Word 16.56.21110701

今回は、Microsoft AutoUpdate の更新プログラムが到着した後、Office の各アプリの更新プログラムが到着いたしました。

リリースノートおよび、Office Insider ブログの方でも、特に今回の更新に関する情報はございませんでした。

Office Insider Current Channel(Preview)のリリースノートが更新されて、Outlook for Mac のオンラインアーカイブの機能が紹介されています。こちらについては、あわせて Office Insider Blog の方でも紹介されているので、ぜひご確認ください。






Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 13:56| 東京 ☔| Comment(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月08日

Windows 10 Ver.2004 のサポートは、2021年12月14日 まで

US時間 2020年5月27日 にリリースされた Windows 10 Ver.2004。リリース後、来月でリリース後 18カ月となるサポート期限が終了いたします

20211108-1-1.jpg

今回はサポート終了の迫っている、Windows 10 Ver.2004 の件と、改めて、Windows 10 のサポート期限について取り上げてみました。


【バージョンごとのサポートは18カ月】

すでにご存じとは思いますが、念のためご紹介しておきますと、"Windows 10 のサービスとサポートの更新" にもあるように、Windows 10 のバージョンごとのサポート期間は、18カ月となっています。

20211108-1-2.jpg 20211108-1-3.jpg

ちなみに、Windows 10 自体は、2025年10月14日 で、サポートが終了することになっていますが...

20211108-1-4.jpg

"Windows 10 Home and Pro" のライフサイクルのサイトにもありますが、現在最新の Windows 10 Ver.21H1 については 2022年12月13日 となっています。

Ver. 2004 をご利用の方は、現在最新のバージョンになる Ver. 21H1、あるいは間もなくリリースされるであろう Ver.21H2  へのアップデートが必要になります。


まだ Ver.2004 のままでご利用の方、なるべく早めに Ver.21H1 などへの Update をお試しください。


【2021/11/13 更新】



<参照>




デル株式会社 デル株式会社


テレワークにおすすめのモバイルPC

posted by クリック at 19:02| 東京 ☁| Comment(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月07日

今年の "はがきデザインキット2022" は、Web版とスマホ版のみ Part 2

さて文面はできましたが、肝心の宛名印刷。宛名面の機能について、Part 2 では触れていきたいと思います。


"はがきデザインキット2022" の宛名印刷の機能ですが、ウェブ版を使ったこともなかったので、昨年まで配布されていた "はがきデザインキット2021" のようなイメージでいると、宛名印刷の機能がなくなった?と思ってしまいましたが、機能としてはちゃんとありましたね。

Part 1 の最後に、宛名印刷の概要について紹介しましたが、もう一度簡単にご紹介します。


【宛名印刷は、PDF出力の画面から】

"はがきデザインキット2022" を起動してみても、宛名印刷何て文言が一切出てこないので、一瞬 "ウェブ版" では無理なのかな?と思いがちですが、実際には、"PDFダウンロードに進む" に入ってみると、"宛名面のPDFを生成する" というボタンがあることを前回ご紹介しました。

20211106-2-5.jpg 20211106-2-6.jpg

上記の様に、"ウェブ版" を起動するとテンプレートの一覧からはがきの文面を作成する画面に進み、完了すると "マイデザイン" に一時保存されます。ここまでの過程で "宛名印刷" という文言は一切出てきません。

20211107-1-1.jpg 20211107-1-2.jpg 20211107-1-3.jpg

20211107-1-4.jpg 20211107-1-5.jpg

"マイデザイン" をクリックして、保存されているデザインを選択し、"自宅プリント" をクリック。"自宅プリントについて" という説明の画面が表示されますので、画面を下部にスクロールして、"はがきデザインキット利用規約" に目を通したうえで、"利用規約に同意する" にチェックを入れて、"PDFダウンロードに進む" をクリックします。

20211107-1-6.jpg 20211107-1-7.jpg 20211107-1-8.jpg

この "自宅プリントについて" の説明ところで、宛名印刷のことが初めて出てきます。ここでは、デザイン面(文面)のダウンロードと一緒に、宛名面のPDFのダウンロードについても触れております。この次の画面に進むと具体的な入力になるわけですが、デザイン面同様に宛先を入力して、その入力された結果がはがきに印字されたPDFイメージとしてダウンロードできるというわけです。

要するに100件のあて名を入力したら、100ページ分の上記にあるような仕上がりイメージのPDFファイルが生成されるわけです。印字位置は年賀状にあうように調整されているようなので、インクジェットはがきに直接これを印刷すればOKなわけですね。


【宛名作成へ】

ではさっそく宛名作成に移ってみましょう。"はがきデザインキット利用規約" に目を通したうえで、"利用規約に同意する" にチェックを入れて、"PDFダウンロードに進む" をクリックします。すると、"PDFダウンロード機能" の画面になるので、今回は、"宛名面のPDFを生成する" をクリックします。そして宛名面の作成作業に入っていきます。

20211107-2-1.jpg

1) はがきの種類と宛名面の書体の選択:

さて最初は、はがきの種類、書体の選択になります。

20211107-2-2.jpg

書体:楷書体、明朝体、ゴシック体、デザイン体、手書き風文字 から選択します
はがきの種類:年賀はがき、ディズニー年賀はがき、通常はがき(胡蝶蘭)、通常はがき(ヤマユリ)から選択します


2) 宛名情報の入力:


次が、住所録データの入力になります、恐らく今後この部分が、12月中旬以降になるとCSVファイルからデータの読み込みが可能になるんでしょうね。但し現段階では不明です。

20211107-2-3.jpg

現在はここから直接データを入力して作成する必要がありますので、"宛先を登録する" をクリックしてデータを入力していきます。

-- "宛先を入力する" をクリックして、"新規登録する" をクリックします

20211107-2-4.jpg

-- "宛先を登録する" の画面になったら必要事項を画面に従って入力し、完了したら、"決定" をクリックします

20211107-2-5.jpg

-- 登録されたデータは、"データ化する宛先情報を登録してください" という画面に戻り、そこにリストとして表示され、データの編集や削除はこの画面から行えます。

20211107-2-6.jpg

後はこれを繰り返し、必要な件数分のデータを入力していきます。これが一番大変な作業になります。

宛先で、連名表記する場合には連名を入力しますが、苗字が同じ場合で、連名はあくまでも名前の部分だけでいい場合には、苗字は入力しないようにする必要がありますので、ご注意ください。


3) 差出人情報の入力:

さて次が差出人情報の入力です。ただし、デザイン面(文面)に差出人情報を入れているから、宛名面に差出人情報は不要という場合には、"差出人情報をデータ化しない" にチェックを入れて、次の過程に進みます。

20211107-2-7.jpg 20211107-2-8.jpg

差出人情報を入力し終えたら、"入力内容の確認に進む" をクリックします。


4) PDFファイルの生成(はがきの宛名面):

住所録ファイルと、差出人情報をもとに、PDFファイルの出力画面に移行します。

20211107-2-9.jpg 20211107-2-10.jpg

左側に、登録された宛先の一覧が表示されているので、そこをクリックするとPDFの出力イメージが、切り替わっていきます。一通り確認して問題なければ、"PDFファイルを生成する" をクリックします。


5) PDFファイルの出力:

"PDFファイルを生成する" をクリックすると、PDFファイルのダウンロードが開始されます。

20211107-2-11.jpg 20211107-2-12.jpg

ダウンロードが完了すると、通常ファイルはダウンロードフォルダに保存されています。そのまま開いてみると、Microsoft Edge で開いてみると、今回の場合には3件データがありましたので、はがきデータ 3ページ 分のPDFファイルがダウンロードされたことが確認できます。

後はこれを印刷するだけとなります。


【宛名印刷で注意したい点】

デザイン面(文面)同様に、宛名面で作成した住所データは、今後どうなるかはわかりませんが、保存はできないようです。つまりPDFファイルの出力まで終わって、"マイデザイン" などをクリックしてトップ画面などに戻ってしまうと、せっかく入力したデータはすべて消えてしまいます。

この点についてはくれぐれもご注意ください。現在の "はがきデザインキット2022" の "ウェブ版" の仕様的には、デザイン面についても、作成して印刷するまでが一つの流れ。そして、宛名面についても、入力してPDFに出力したファイルを印刷するまでが一つの流れで、作成したデザインデータや、宛名情報は保存されません。

そう言いうことからすると、特に宛名面に住所録データを入力した場合には、そのまま一気に作成して印刷までこぎつけないといけないようです。一度作成したPDFファイルについても、基本的にはやり直しはできません。PDFファイルの編集ソフトなどを使用して修正はできるかと思いますが、その場合 宛名面の印刷でずれが発生することもありますので注意が必要です。


【"はがきデザインキット2021" の活用】

さてそんな住所録データですが入力して保存できないのは大変ですよね。そこで "はがきデザインキット2021" がまだ PC にインストールされたままだよ? という方にはちょっとだけ朗報です。

"はがきデザインキット2021" 自体は、起動してもサービスの終了により利用できなくなっております。今回私も Windows 8.1 にインストールして利用していた "はがきデザインキット2021" を起動してみましたが、先ずは、"Adobe Air の更新" を求める画面がでてきたので、とりあえず画面に従って、Adobe Air のランタイムを更新。更新後、"はがきデザインキット2021" は起動してきました。

20211107-3-1.jpg 20211107-3-2.jpg

すでにサービスが終了しているので利用できないこと、住所録の書き出しだけは利用できることの説明が表示されました。
OKをクリックすると、"はがきデザインキット2021" が起動してきます。

20211107-3-3.jpg 20211107-3-4.jpg

但し利用できるのは住所録のみ。それも、編集はできないので、"住所書出" をクリックして、CSVファイルへの出力が可能になるだけでした。でもこれで書き出したファイルが、恐らく 12月中旬には、ウェブ版に取り込んで利用できることになるんでしょうね。


--住所録データの書き出し:

では具体的に既存の住所録データの書き出しについて確認していきましょう。

1) 必要なデータを選択するか、画面下部にある "すべて選択" をクリックして書き出したいデータを選択し、画面上部にある "住所書出" をクリックします

20211107-3-5.jpg

2) "あてな面作成/住所書出" の画面が出てきたら、"項目区切り"、"レコード区切り" のところを適宜選択し、"郵便局の総合印刷サービス用CSVファイル書出し" をクリックします。するとあまり長いと取り込めないこともあるよ?という確認の画面がでてきますので、ここは、"OK" をクリックします

20211107-3-6.jpg 20211107-3-7.jpg

3) するとファイルのダウンロードが開始され"tps_address_list.csv" というファイルがダウンロードされます。このファイルを Excel で開いてみると、項目ごとにデータがリスト化されていることがわかりますね。

20211107-3-8.jpg 20211107-3-9.jpg

** 2) の 「"あてな面作成/住所書出" の画面」のところで、OKをクリックすると、CSVファイルに書き出す項目名の選択が可能になります。CSVファイルに書き出してから不要な項目を削除してもいいかもしれませんが、書き出す前に必要な項目以外書き出さないように設定しておくと、すっきりしたCSVファイルとして書き出しができるようになります。

20211107-3-10.jpg 20211107-3-11.jpg

残念ながら、"はがきデザインキット2021" では、"住所書出" 以外の機能が利用できないので、これを利用して宛名印刷ができるわけでもありません。

ウェブ版だと住所録の取り扱いは、"はがきデザインキット2021" があれば若干楽になりますが、やはり宛名印刷については前回ご紹介したように、Word などを使ってしまった方が簡単かもしれませんね。


【更新】

ちなみに "はがきデザインキット2022" の推奨利用環境は、
OS:Windows 10以降/macOS10.12 Sierra 以降
ブラウザ:Microsoft Edge、Google Chrome、Firefox、Safari(mac)
などとなっています。

20211107-4-1.jpg


ブラウザとして Internet Explorer 11 は、推奨環境には入っていませんが、今回確認した限りではまだ利用できていたようです。但しどこまで正しく動作するものなのかはわかりませんので、Microsoft Edge など利用推奨ブラウザをご使用いただくことをお勧めいたします。



<参照>




デル株式会社


ソースネクスト年賀状・はがき・住所録作成ソフト 筆王

posted by クリック at 18:33| 東京 ☁| Comment(0) | 年賀状ソフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月06日

今年の "はがきデザインキット2022" は、Web版とスマホ版のみ Part 1

11月になるとぼちぼち喪中のはがきなどを準備されている方もいらっしゃると思いますが、そう...年賀状のシーズンです。

そこで気になるのが、日本郵便が提供している "はがきデザインキット" というアプリ。昨年末で、Adobe 社では、Adobe Flash や、Adobe Air の提供が終了。Adobe Air については、その後 HARMAN社が引き続きランタイムは提供しているようですが、Adobe Air の下で利用できていた、この "はがきデザインキット" が今年はどうなるのか? と気になっておりました。

20211106-1-1.jpg

そして、"はがきデザインキット2022" の登場!。 今回はこのアプリについてご紹介します。


-- 今回はウェブ版とスマホ版のみ:

今回からは、PCにインストールして利用するデスクトップ版はありませんでした。ウェブ版とスマホ版は従来からあるものですが、今年はこのウェブ版とスマホ版のみになります。

20211106-1-2.jpg

スマホについては、上記の画像にもあるように、Android、iOSの各OS向けのQRコードからWebサイトに移動してアプリをインストールして行います。

20211106-1-3.jpg 20211106-1-4.jpg 20211106-1-5.jpg

今回ここでは、ウェブ版についてご紹介していきます。


【ウェブ版を使ってみる】

昨年同様ウェブ版でも年賀状の作成は可能になっています。ただし、宛名印刷については現行ではちょっと面倒です。ただし、ウェブサイトにもありますが、12月中旬ぐらいに宛名作成画面がより便利に利用できるようにはなるようです。

20211106-2-1.jpg

現状ではそんな "はがきデザインキット2022" のウェブ版ですが、昨年提供されていた "はがきデザインキット2021" など古いものがまだPCにインストールしてあるよ?という方もいらっしゃるかもしれませんので、そちらとの相互利用も含めてご紹介していきます。

ということで、喪中のはがき...のあて名印刷となると、はがきデザインキットではできないので、そんな時には、Microsoft Word のあて名印刷機能なども使ってみてください。

20211106-2-2.jpg


上記のようなサイトもありますので是非参考にしてみてください。

さてでは本題に入ることにしましょう....


--文面面の作成:

はがきデザインキットの文面の作成ですが、ウェブ版の場合にはできることが制限されるので、そういう意味では比較的簡単です。

1) "はがきデザインキット2022" のウェブサイトにアクセスして、"ウェブ版" をクリックし、ページの下部のリンクに移動したら、"はがきデザインキットウェブ版を使う" をクリックすると新しいページ(あるいはタブ)が起動してきます。そして、"年賀状をつくる" をクリックして作成スタート

20211106-2-3.jpg 20211106-2-4.jpg 20211106-2-5.jpg

2) 472点のテンプレート(ひな形)が用意されています。お好きなデザインを選択し、クリックします

20211106-2-6.jpg 20211106-2-7.jpg 20211106-2-8.jpg

3) ひな形の前後にある "<" ">" をクリックすれば、一覧の別のテンプレートに変更もできます。今回は、このひな形で進めてみますので "普通紙でつくる(フチあり)" をクリックします

20211106-2-9.jpg

"写真用紙で作る" は選択できませんが、これは、このひな形が、写真を使用するものではないからのようです。実際に自宅のプリンターで印刷するときには写真用紙を使うと光沢のあるきれいなイラストとして印刷も可能だと思います。

4) さて "普通紙でつくる" をクリックすると、次に文面の編集画面になります。メッセージのところで文面の入力を行いますが、"定型文" をクリックすると、定型文のひな形が表示されますので、そちらから選択することも可能ですし、枠内に直接自分で入力することも可能です。限られていますがフォントの種類、色、文字位置の調整が可能で、メッセージを新規追加することも可能です

20211106-2-10.jpg 20211106-2-11.jpg 20211106-2-12.jpg
20211106-2-13.jpg 20211106-2-14.jpg 

5) そして出来上がったら "→" をクリックして、最後に "保存する" をクリックします。"デザインが一時保存されました" と表示されれば完了です

20211106-2-15.jpg 20211106-2-16.jpg 20211106-2-17.jpg

** "注文する" の方は、自宅で印刷するのではなく、郵便局に有料で印刷をお願いする場合にこちらをクリックして進みます。今回はこの部分はこちらでは取り上げません

6) 保存されたデータは、はがきデザインキットでトップ画面にあるテンプレートの選択画面のところで、右上の "マイデザイン" に一時保存されています。"マイデザイン" をクリックすると保存されたデータが開きます

20211106-2-18.jpg 20211106-2-19.jpg 20211106-2-20.jpg


-- 文面を印刷する:

さて完成した文面ですが、印刷して使用するには、上記の画像にもありましたが、
  • 注文へ進む
  • 自宅プリント
  • コンビニプリント
がその選択肢となります。

1) 注文へ進む:郵便局に印刷注文する手続きに進みます
2) 自宅プリント:自宅のプリンターで印刷する場合にはこちらを選択します
3) コンビニプリント:コンビニのマルチコピー機を使用して印刷する場合にはこちらを選択します

今回は、"自宅プリント" のケースで進めてみます。

1) "自宅プリント" をクリックして、"自宅プリントについて" の画面に進みます

20211106-2-21.jpg 20211106-2-22.jpg

2) "利用規約に同意する" にチェックを入れると、"PDFダウンロードに進む" がクリックできるようになります

20211106-2-23.jpg

3) "PDFダウンロード機能" の "デザイン面のPDFを生成する" をクリックすると実際のはがきの画面になるので、さらに、"PDFファイルを生成する" をクリック。するとダウンロードがスタートします。

20211106-2-24.jpg 20211106-2-25.jpg 20211106-2-26.jpg

4) ダウンロードしたPDFファイルを開いて、はがきへの印刷という手順になります

20211106-2-27.jpg

さて文面の作成はここまでになります。

今回は長くなったのでここまでにしておきますが、"PDFダウンロード機能" のところで、"宛名面のPDFを生成する" というボタンがありましたね。

20211106-3-1.jpg

実はあそこから "宛名面の作成" へと入るようです。ここから先は、詳細は次回改めてご紹介いたしますが、概要だけ...

20211106-3-2.jpg

宛名作成面に入ると、ちゃんとフォントの種類を選択したり、宛先の入力、差出人情報の入力へと進むようです。

20211106-3-4.jpg 20211106-3-5.jpg

ただしここで問題になるのは、この住所録データにしても、先ほど作成した文面のデザインにしても、そのデータをウェブ上には保存されないことでしょう。つまりブラウザを閉じてしまうと、すべてやり直しになります。

文面はPDFとしてダウンロードしてしまえば、作り直すのであってもさほど手間でもないわけですが、住所録を画面に従って入力。すべて入力して印刷までたどり着かないといけない...ってのはつらいところですね。

だからこそ住所録データについては、CSVファイルから読み込めると、事前に住所録データとなるCSVファイルをExcelなどで作成しておけば入力の手間が省ける分一気に作業が楽になるわけですね。

ここまでやってみてみるとやっと、最初にご紹介した "12月中旬ぐらいに宛名作成画面がより便利に利用できる" の意味が、なるほどな?ということになるわけです。データの保存についても、再度確認しつつ、引き続き Part 2 で、宛名面についてご紹介していきます。

次回、Part 2では、あわせて、昨年提供されていた "はがきデザインキット2021" の活用についてもご紹介いたします。


【更新】

Part 2 は、以下からどうぞ。



<参照>




筆まめ


デル株式会社

posted by クリック at 21:41| 東京 ☀| Comment(0) | 年賀状ソフト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Windows 11 の既知の問題

10月5日にリリースされた Windows 11。ぼちぼち、Windows Update でも提供が始まって、その提供範囲も徐々に広がり、Windows Update で更新された方も増えつつあります。

さてそんな Windows 11 ではありますが、リリース後から様々な問題が確認され、そしてその一部はすでに解決に至っているものもあれば、あらたに問題が発生するなど、その動向にはまだしばらく注意が必要そうです。

20211105-2-1.jpg

さてそんな時に確認したいサイトが、"Windows 11 の既知の問題と通知" の情報などを提供している "Windows 11 リリース情報" のサイトです。こちらでは、既知の問題から、解決した問題までの様々な情報を提供しています。


【現在の最新バージョン】

日本時間 2021/10/05 (US時間 2021/10/04) にリリースされた Windows 11 ですが、その後のリリース履歴は以下のようになっています。
  • 2021/10/04 Ver.21H2(ビルド22000.194)
  • 2021/10/12 Ver.21H2(ビルド22000.258)KB5006674
  • 2021/10/21 Ver.21H2(ビルド22000.282)KB5006746
なお、"The latest news from Windows Insider/Windows Blogs" によれば、Windows Insider 向けのリリース状況は以下の通りです。

20211105-2-5.jpg

Beta Channel:
2021/10/27 Ver.21H2(ビルド 22489)
2021/11/3 Ver.21H2(ビルド 22494)
2021/11/4 KB5008295

Release Preview Channel:
2021/10/21 Ver.21H2 Windows 10 November 2021 Update
2021/10/26 Ver.21H1(ビルド 19043.1320)
2021/10/26 Ver.21H2(ビルド 19044.1320)



【インストールして、あれ?と思ったら...】

先日ご紹介した、Snipping Tool が起動しない件もすでに紹介されていますが、"Windows 11 の既知の問題と通知" では現在発生しているトラブルの情報が確認できます。

20211105-2-2.jpg 20211105-2-3.jpg

いざ Update してみて、"あれ?" と思うようなことがあればまずはこちらを確認してみましょう。ものによっては回避策となる更新プログラムへのリンクも提示されています。

-- 現在発生している問題:


MS-IMEの 候補ウィンドウ、タッチ キーボードなど入力関連のUI が表示されない問題についてもここで紹介されております。

こちらについては、Windows Insider 向けには更新プログラム "Releasing Windows 11 KB5008295 to Beta and Release Preview Channels" も提供されているようです。


-- 解決した問題:

こうした現在対応中のものの他にも、リリース当初発生していた問題でもすでに解決している問題もあったりします。

20211105-2-4.jpg

こうした問題については、Windows Update をして最新状態に更新したり、さらには該当の更新プログラムを適用することで、解決しますので、こちらも確認してみてくだい。


【その他、Windows 10 などの情報】

"Windows のリリースの正常性" のサイトではこうした、Windows 11 向けの情報の他にも、Windows 10 に関する情報も確認できます。

20211105-3-1.jpg 20211105-3-2.jpg

Windows 10 Ver.21H1のリリースがより広範囲に展開されるようになったといった情報も確認できますね。Windows 10 については、Ver.21H2 のリリースがいよいよ迫ってきたということなんでしょうね。

この秋は、Windows も、Mac も、新しいOSがリリースされていますが、macOS Monterey 12.0 でも、一部の機種で、Update 後起動できなくなってしまうトラブルも発生しているようで、Windows / Mac ともに忙しい秋になっているようです。


<参照>




デル株式会社


えきねっと びゅう国内ツアー

posted by クリック at 09:00| 東京 ☀| Comment(0) | Windows11 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月05日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

いろいろバタバタしていてうっかり確認しそびれておりましたが、昨日、更新がありました。

昨日到着した更新プログラムは以下の通りです。

20211105-1-1.png
・Microsoft Excel 16.56.21110201
・Microsoft OneNote 16.56.21110201
・Microsoft Outlook 16.56.21110201
・Microsoft PowerPoint 16.56.21110201
・Microsoft Word 16.56.21110201

リリースノート、ブログなどにおきました、今回の更新に関する情報は、特に公開されているものはございませんでした。

先日ご紹介した、"Cartoon People"(マンガの読者) のイラストは、Mac 版でも、Insider チャンネルの製品であればご利用いただけるかと思いますので、是非ともご確認ください。


まだ通常版ではご利用いただけませんが、Word、Excel、PowerPoint でご利用いただけます。

今回の更新内容などに関する情報については、公開されましたら随時ご紹介させていただきます。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 15:56| 東京 ☀| Comment(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Office 製品のライセンス 〜 永続ライセンス版で注意したいこと

コンシューマー向けの Microsoft Office の製品には、月ごとに、あるいは年ごとにライセンス契約を更新していく "サブスクリプション版" と、一度購入したらその後は費用のかからない "買い切り版" があります。

後者の "買い切り版" は、どちらかというと 俗称的な言い回しで、正式には、"永続ライセンス版" と言います。

20211102-1-1.jpg 20211102-1-2.jpg 20211102-1-3.jpg

上記の画像にもありますが、
  • Microsoft 365 Personal:サブスクリプション版
  • Office Home & Business 2021/Office Home & Personal 2021:永続ライセンス版
となりますが、上記のような 統合パッケージ版 はもとより、日本独自のものですが、PCと一緒に販売される プレインストール版、さらには Word 2021Excel 2021PowerPoint 2021Outlook 2021 といった単体製品も、"永続ライセンス版" となります。

** 今回は触れませんが、法人向けだと "サブスクリプション版"、プレインストール版、ボリュームライセンス版など様々なライセンス形態があります。

今回、"永続ライセンス版" のことを時々勘違いされているケースがあるようなので取り上げてみました。


【サブスクリプション版について】

一般コンシューマー、法人向けを問わず増えているのがこちらのライセンス形態になります。

20211102-2-1.jpg

上記の画像にもありますが、文字通り "サブスクリプション版" は、「サブスクリプションは自動的に更新されます。 キャンセルはいつでもでき、それ以降は請求されません」とあるように、一カ月ごと一年ごとにサブスクリプションの契約を自動又は手動にて更新して契約期間のみ利用が可能になるものです。

利用している期間は、常に最新の Office のアプリが利用可能で、さらにサブスクリプションユーザー(サブスクライバー)向けには、サブスクラーバーにのみ提供される機能や特典が用意されています。

契約さえ続いていれば永遠に使えることになりますが、その利用環境、つまり対応OSは、バージョンが上がれば変わってくるので、その時に提供されいてる Office のバージョンによっては、OSのアップグレード、PC自体の買い替えが必要になるケースもあります。


【永続ライセンス版について】

"永続ライセンス" とあるように、一度買ったらそのライセンスを永続的に保有するという形のもので、このライセンスの購入をしたらこの製品を "永続" 的に使用できます。

20211102-2-2.jpg 20211102-2-3.jpg 20211102-2-4.jpg

上記の画像は、"Microsoft 365 と Office のリソース" の "Office 2021 スイート製品" のところの説明ですが、「家庭向けの Office 2021 スイートは、Word、Excel、PowerPoint などのアプリが含まれている 1 回限りの購入版の製品」とあります。

以前は、アップグレード版のような製品もあった時期がありましたが、現在はこうした永続版のユーザー向けにアップグレード版などの提供はなくなっています。


【永続ライセンス版のサポート期限】

サブスクリプション版は、常に最新の Office 製品が利用できるので、常に更新して使用していれば 契約期間=サポート期間 になるのに対して、永続ライセンス版は、製品の発売度同時に、そのサポート期間が決まっています

20211102-2-5-1.jpg

イメージとしては、上記のような形で更新されていくので、サポートの終了日が設定されています。

Office 2019:
提供開始 2018年9月24日 メインストリーム 2023年10月10日 延長ストリーム 2025年10月14日
Office 2021:
提供開始 2021年10月5日 提供終了 2026年10月13日

一応 Office 2021 からは、「継続的にサービスとサポートが提供される」 "モダンライフサイクルポリシー" が適用されていますが、提供終了日はあらかじめ決まっています。

20211102-3-1.jpg 20211102-3-2.jpg

上記の "今後の Windows 10 および Office 長期サービス チャネル (LTSC) リリース" にもありますが、機能的な部分では、固定ライフサイクルポリシーが適用されている Office 2019 までの様に新機能が追加されないものと違って、Office 2021 の場合には、Microsoft 365 の様に、常に新しい機能が追加されるようです。


【永久に使える?】

買い切り版は、一度買ったらそれ以降費用は払う必要はありません。ただしこれまで見てきたようにサポート期間は決まっていますので、Microsoft のサポートを受けられるのはサポート期間内になるので限定的になります。

通常このサポートには、インストールのサポートや、セキュリティの更新プログラムや機能の追加などの提供といったものなどが含まれますがこうしたものが提供されるのは、サポート期間のみになります。

当然ながら、Office 製品に限らず、その土台になる OS にもサポート期限があります。
  • サポート期限の切れたOS上で、サポート対象外の Office 製品を使用する
  • 最新のOS上で古いサポート期限の切れた Office 製品を使用する など
といった利用は当然サポート対象外になります。

仮に動いたとして、連携されているサービスなどが使用できないなどの関係で、製品自体が正しく動作しなかったり、何かしら不具合が発生しうることもあります。こうした場合、場合によっては PC 自体をリカバリまでする必要が出てくるかもしれません。

もちろん

古いOS上で、その当時サポートされた永続版の Office 製品を使い続ける....

これは可能です。

サブスクリプション版の場合には、契約期限が過ぎれば使うことすらできなくなるのに対して、永続版の場合には使用は可能です。しかしOS にしても Office にしても、サポート期間が終了すると、それらのプログラムの脆弱性が見つかっても修正プログラムが提供されませんので、セキュリティ的にも非常に危険な状態になってしまいます。

今回はあまり深いことには触れませんが、「サポートが終了する」ということを、安易に考えるべきではありません

それからすれば、"永続版" といっても、"永久にサポートされる" ものでもないし、"永久に使える" という意味ではありませんので注意が必要です。例えば、Office 2021 の統合パッケージなどの "永続版" の場合、2026年10月13日 の提供終了日まで、その間、追加代金が発生することなく "永続的"に使えるという意味になります。

なので新製品が登場するのが、2-3年という周期からすると、数年ごとに新しいバージョンに買い替えるよりは、やはり、サービス内容などトータルで考えると Microsoft 365 Personal のようなサブスクリプション版の方がお得なんでしょうね。


<参照>




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


デル株式会社

posted by クリック at 12:00| 東京 ☁| Comment(0) | MicrosoftOffice共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月04日

Microsoft Edge の新機能 "Edge バー"

先日、いつも通りタスクバーの Microsoft Edge のアイコンを右クリックすると、いつからなのか? "Edge バーの起動" という見慣れないメニューが表示されておりました。

20211104-1-1.jpg

試しに起動してみると.....

20211104-1-2.jpg 20211104-1-3.jpg 20211104-2-1.jpg

と何やら、Windows 10 の "ニュースと関心事項" のような、新たなウィジットが起動してきました。

また、Microsoft Edge の Dev 版を開いてみると、同様に Edge バーが表示。こちらは、設定画面にもすでにメニューが追加されておりました。通常版よりはちょっと進化しているようなので、最終的には Dev 版のようになるんでしょうね。

通常版では、うまく起動しないこともあるようなので、今回は Dev 版で一通りの動きを確認してみました。3枚目の画像は、DEV版の Edge バーですが、ちょっと通常版とは感じも違いました。


【PC起動時に動かすようにすることも可能】

Windows 10 の "ニュースと関心事項" と同じようなものなので、 "ニュースと関心事項" と同様、必要か?不要か?という面では人それぞれでしょうけど、一応、Microsoft Edge の "設定" 画面から、コンピューターの起動時に自動的に開くかどうかの設定は可能なようです。

20211104-2-2.jpg

表示される内容としては、"ニュースと関心事項" と差はないようです。

通常版の一部では、タスクバーにこの Edge バーの表示はでてくるものの、Edge の設定画面には設定項目が表示されないなど、まだまだその動作には問題はありそうです。

今回うちで確認する限りでは、通常版でも昨日はちゃんと動いてツールなども表示されていましたが、本日はメニューには出てきても全く起動しませんでした。


【最小化するとアイコン表示になる】

昨日通常版で試した時には、最小化をすると画面の左端に隠れて、スマートフォンでいうスワイプの様にマウスで左側のボタンを押しながら横にスッっとずらすと表示されていたりしてましたが、今回動作を確認している、DEV版では、画面の端に Microsoft Edge の丸いアイコンが表示されるようです。

20211104-2-5.jpg


【"Microsoft Start" という新しいサイトにリンク】

Edgeバーの、"もっと見る" をクリックすると、ブラウザが起動し、"Microsoft Start" という Webサイトが表示されます。

20211104-2-4.jpg

ちょっと前にメディアでも多数取り上げられておりましたが、"Microsoft Start" は Microsoft が新たに立ち上げたニュースサイト。MSNと似た感じではありますが、MSNは、MSNで並行して運営されていくようです。

スマホ向けにもアプリが用意されているようですし、またWindows 10 の "ニュースと関心事項" からも、"Microsoft Start" にリンクされているなど、今後はポータルサイトとしても、こちらに注力されていくことになるのかもしれませんね。

20211104-2-6.jpg

** 実は、今回この記事を書き始めたときには、DEV 版の Microsoft Edge では、"Edgeバー" という表示ではなく、"Webウィジット" という名称でしたが、記事を書いている間に何度か? DEV 版の Microsoft Edge を起動したり、閉じたりしている間に更新されたのか? "Edge バー" という表示に更新されたようです。

試しに、CANARY版を開くと、やはり上記のような感じで、更新前は、"Webウィジットの起動" というメニューで、この段階では設定メニューにも設定がなかったのですが、すぐに更新されて、DEV版と同様に設定メニューからでも表示されるになりました。


<参考>




デル株式会社


HP Directplus -HP公式オンラインストア-


posted by クリック at 18:02| 東京 ☀| Comment(0) | Microsoft Edge | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月03日

Windows 11 にアップグレードしたら、Snipping Tool が利用できなくなった

Windows 11 にアップグレードしてから、Snipping Tool が利用できなくなった....
最近、そんな問い合わせが増えているようです。


これは、日本に限らず海外でも同様。


ただしこの症状は、すべての Windows 11 で発生しているものでもないようです。うちの Insider 版の Windows 11 ではとりあえず問題なさそうです。

なので確認は取れていませんが、上記でもご紹介した US のMS Community に、日付を、10月31日に戻すと直るよ?という回答が付いているようです。

ということで、もしお困りの方は、一度日付を、10月31日に戻して、正しく動作するようになるか?試してみてください。

但しこちらについては、今後 Update とかでも改善していくのではないのかな?とも思っています。


【2021/11/04更新】

Windows 11 の既知の問題としても表示されるようになりました。

20211104-5-1.jpg 20211104-5-2.jpg 20211104-5-3.jpg

日本語ページも用意されています。

「2021 年 11 月 1 日から、一部のユーザーが特定の組み込みの Windows アプリまたは一部の組み込みアプリを開くまたは使用できない場合があります。 これは、2021 年 10 月 31 日に期限切れになった Microsoft デジタル証明書の問題によって発生します。」(Windows 11 の既知の問題と通知より引用)

ということが要因だったようです。

またこれ以外にも、タッチキーボード、などいくつかの問題が提示されています。タッチキーボード、IMEのUIの問題などについては、10/21にリリースされている KB5006746 をインストールすることで軽減するともありますが、詳細は以下のWebサイトをご参照ください。



【2021/11/9 更新】

一応現在は、以下の更新プログラムの適用で改善するようです。




<参照>


posted by クリック at 11:45| 東京 ☀| Comment(0) | Windows11 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Office に追加された新しい "マンガの読者" というイラスト

US 版では、"Cartoon People" と名付けられているので、それが "マンガの読者" という日本語の名称になっているわけですが、なんか?もうちょっといいネーミングがなかったのか?考えもんです。

20211102-10-2.png 20211102-10-3.png 20211102-10-4.png

ネーミングはさておき、この新しい機能は、Premium Contents として追加された機能です。

実はちょっと前に、Mac 版 Office Insider Current Channel (Preview) に新しくリリースされる機能としてリリースノートにフライングで表示されたことがありました。ただしその後すぐに撤回されてリリースノートからは削除されていた機能です。


上記でも第一報を紹介してましたし、その後、いくつかのUSのメディアでもとりあげられていたものの、その後リリースノートからも削除されたことを、9月12日付でもご紹介しました。

今回確認したところでは、
  • Mac 版 Office Insider Beta Channel Ver.16.55(21103100)
  • Windows 版 Office Insider Beta Channel Ver.2111(14630.20000)
  • Windows 版 Office Insider Current Channel(Preview) Ver.2110(14527.20234)
で利用可能になっていることを確認しております。Mac 版の Current Channel(Preview) は利用していないので、確認ができませんでした。

Windows 版 の場合、Office Insider 向けの Current Channel(Preview) と 通常版でもある Current Channel は、現在バージョン的には一緒なのですが、この機能が利用できるのは、あくまでもまだ Office Insider のみのようです。

Mac 版の例:

20211103-1-2.png

Windows 版の例:

20211113-2-1.jpg 20211113-2-2.jpg

上記の Mac 版の例は、Beta Channel/Insider Fast、そして Windows 版の例は、Current Channel(Preview)/Insider Slow での画面になります。


-- 対象:

この機能は、Microsoft 365 サブスクライバー向けの機能になります。Office 2019 などでは利用できません。



この機能すでに、Current Channel(Preview) にも登場しているので、通常版となる Current Channel(最新チャンネル) への提供も間近かと思います。


<参照>




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


デル株式会社

posted by クリック at 11:00| 東京 ☀| Comment(0) | MicrosoftOffice共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月02日

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

いろいろバタバタして更新を確認できずにいると、帰り間際に更新確認したりしてみると、やっぱり来てた.... 

そんな本日到着した更新プログラムですが、以下の通りです。

20211102-10-1.png
・Microsoft Excel 16.55.21103100
・Microsoft OneNote 16.55.21103100
・Microsoft Outlook 16.55.21103100
・Microsoft PowerPoint 16.55.21103100
・Microsoft Outlook 16.55.21103100

とすべての製品に更新が到着、これでまたバージョンは揃いました。今回の更新についての情報は、リリースノート、ブログともにございませんでした。

さて、Office Insider Blog の中で、"Add Cartoon People to Office creations" のような記事が投稿されております。
以前にちらっと Mac 版 Office Insider Current Channel(Preview) の中で紹介されてすぐに消えてしまったものですが、ついに Office Insider Beta Channel 向けにはリリースされたようです。

20211102-10-2.png 20211102-10-3.png 20211102-10-4.png

確認したところ、Windows 版、Mac 版 の Office Insider Beta Channel では利用可能になっていました。
こちらの機能の詳細については、改めてご紹介させていただきます。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 18:39| 東京 ☁| Comment(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする