PCの動きが今一つ遅い、ブラウザを起動してみても何か?動作が重たい....
そんな時にバックでどんなプロセスが動作しているのか?確認したりしますが、そんな時に使用される "タスクマネージャー"。
例えば上記の様に Microsoft Edge などを起動していて、タスクマネージャーを開いてみると、アプリや、バックグラウンドプロセスに様々なアプロやプログラムが動作していることが確認できます。そしてそれぞれのプルセスがどの程度のメモリやCPUを占有しているのかが確認できます。
もし、タスクマネージャーを開いたけど、そんなにいろいろ表示されない....
そんな場合には、タスクマネージャーの左下にある "詳細" をクリックして、詳細表示に切り替えてみましょう。そうすればより細かく表示されるようになります。
--プロセスを見てもどれが何か?わからない:
Microsoft Edge に限らず、ブラウザのプロセスの詳細を表示してみても、以下の画像にもあるように、"名前" のところがすべて "Microsoft Edge" となっていて、どれが何だかがよくわかりません。もっともこれは、Microsoft Edge に限ったことではなく、Firefox でも、Google Chrome でも同様です。
例えば、現在開いている特定のタブのみをプロセスから排除したいとしても、これだけではどれが該当するタブなのかもわかりません。やみくもにプロセスを終了させてしまうと、ものによってはタブが閉じるどころか?ブラウザ自体が終了してしまいます。
-- より分かりやすく表示できるようになった:
"2021/10/12 Improving how Microsoft Edge processes appear in Task Manager " によると、こうした Microsoft Edge のプロセスの表示をより分かりやすく表示できるようにしたと紹介されております。
さっそく Windows Insider Program にて、Windows 11 が動作しているPCにて確認してみました。
Windows 11 でタスクマネージャーを開いて確認してみると、Microsoft Edge のプロセスのところでは、Google Chrome のものと比較してもお分かりいただけると思いますが、各プロセスのその内容が具体的に表示されるようになりました。
今回ご紹介したブログのちょっと前に、"2021/09/30 Microsoft Edge’s multi-process architecture " の中で、Microsoft Edge のマルチプロセスアーキテクチャーについて紹介されていますが、どのプロセスがどの部分になるものかについては、こちらのブログも参考にされるとより分かりやすいかと思います。
従来であれば、Microosft が配布している Resource Monitor、Process Explorer のような Systernal ツールを利用すればより詳細な情報を把握したりしておりましたが、そうしたツールを使用しなくても、タスクマネージャーでもある程度のことは把握できるようになるわけですね。
タスクの見える化。Microsoft Edge を利用する上でも便利な機能改善の一つですね。ちなみにこれは、Windows 10 では利用できません。さらに言うと、あくまでもまだ Insider 向けの Windows 11 で利用が可能なもののようです。
<参照>