8月2日。日本時間だと、8月3日になりますが、いよいよ Windows 365 Cloud PC の受付がスタートしました。
大規模企業向けの Enterprise プランと、中小企業向けの、Business プランの2本立て。
USでもローンチを記念して Windows 365 についてのイベントが行われてましたが、日本でも 8/3の午前中に行われたイベントが開催されました。この中では、各コースの違いと、Azure Virtual Desktop との違いなどについて紹介されておりました。コロナ禍の影響で、Microsoft Teams のニーズが大幅に増えたことはご存じだと思いますが、Azure Virtual Desktop のニーズもかなり増えていたようです。
さてそんなまだコロナ禍の真っ最中の今、新たに投入された "Windows 365 Cloud PC"。Windows 10 や、次期OSとなる Windows 11 を Cloud を介して利用できる法人向けの DaaS (Desktop as a Service) サービス。メディアの取り上げ方を見ても、その期待の声は大きいようです。
【Business プラン と Enterprise プラン 】
さて今回発表されたプランに、"Business" プランと "Enterprise" プランが用意されておりました。
公開された料金設定を見ると、いずれのプランも、2,720円/月から利用が可能なようで、ネットを覗いてみると、Windows 10 がまだ英語版だけしか提供されていないなどの声もあったりと、すでに利用開始しているユーザーの方もいらっしゃるようです。
Business プランでは、最大300ユーザーまでとなっており、それを超えるユーザーが利用できるようになるのが Enterprise プランとなります。
また Enterprise プランでは、利用にあたってその前提条件があり設定を要するのに対して、Business プランでは、PC単位での契約さえすればすぐにでも利用も可能になるといった形で、その利用方法にも違いがあります。
Business プランでは、"ハイブリッド特典" を利用することで、割引が受けられ、2,270円/月 からの利用が可能になります。これは、すでに Windows 10 Pro をご利用のユーザーに向けての特典で、最大16%の割引を受けられるというもの。"ハイブリッド特典" の詳細については、"よく寄せられる質問" をご参照ください。
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