2021年06月30日

ARM版 Windows 向けに、ARM版 Office(Office Insider向) も登場

先日発表された "Windows 11" は、Intel や AMD の CPU を搭載しているPCのみならず、その対象として、Surface Pro X にて搭載されている Qualcomm プロセッサ(ARM版)も対象になっています。


今回 これら ARM64 プラットフォーム向けに、新たに Microsoft Office も対応することが明らかになりました。

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日本時間 6/29付の Office Insider Blog にて明らかにされたもので、x64エミュレーション機能により、64ビットアドインとの互換性も維持されるとのことです。

現在の、Surface Pro X では、x86エミュレーションによって、32ビットアプリが動作するようになっていたため、ARM版のアプリか、32ビット版のアプリであれば利用が可能でした。

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今回、Windows Insider 向けに提供された ARM版の新しいWindows 11 では、"Surface Pro X の展開、管理、メンテナンス" の中でも触れられていた 新しい 64ビットエミューレーション "ARM64EC" が搭載されたことで、新たに 64ビット版の動作が可能になったようです。


-- ARM版 Officeの導入:

まずは、32ビット版の Office がインストール済みであれば一旦削除して、64ビット版の Office を改めてインストールします。そして Office Insider の Beta Channel に切り替えると、自動的に ARM 版 Office へと更新されていくようです。

ARM版の Word や、Excel になっているか?は、ブログによれば、タスクマネージャーを開いて、詳細にある "アーキテクチャー" から確認できるようです。


なおまだやっと Office Insider の Beta Channel 向けに提供が開始されたばかりなので、既知の問題もあります。この辺りの詳細は上記のブログで確認してみてください。



<参照>






デル株式会社

posted by クリック at 09:00| 東京 ☁| Comment(0) | その他Office製品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする