5/20から5/21にかけて、"Google Chrome が起動できない....." そんなトラブルが発生していました。
私が確認したときには、起動すると拡張機能がクラッシュしたとのポップアップが表示され、さらに設定を開こうにも何も開けないという症状。
Google Chrome の再インストールで改善する人もあれば、それではダメなケースもありとさまざま。
ただしこの時に、
Cドライブ>ユーザー>(ログインユーザー名)>AppData>Local>Google>Chrome>User Data
と開くとある "Local State" ファイルを削除すると、次回起動時に再構築されるので、その段階でとりあえず一度Chrome は起動することまでは確認。ただしこれで一時的に起動しても、いったん終了してしまうと、次からはまた同じ症状で動作しなくなる状況でした。
一旦起動させておいて、ブックマークなどをエクスポートしてバックアップするなどしてから、一旦削除して再インストールして解決できた人もおりました。
とまぁ、昨日ぐらいまでは皆さんいろいろ悪戦苦闘されていたようです...
【Google Support Community での公式な対応方法】
そしてその後、Google Chrome Help Community(USサイト) では、多数そうした報告が上がっていたとのことで、公式な修正方法について以下のような形でアナウンスがありました。
そして、このトラブルに対する Google からの公式な対応方法が以下のもの。
- まず開いている Google Chrome のウィンドウを一旦すべて終了
- Google Chrome を再度開き約5分間、エラーが表示されていても開いたままにしておきます
- 5分後、Google Chrome を終了し、再起動して完了
というのが公式の修復方法でした。
エラーがでてても、しばらく放置しておけば更新が適用されるから、適用後に再起動すれば問題は解決して起動できるようになるとのことのようです。
今回のトラブル、すべてのユーザーで発生しているわけではないので、私の自宅のPCも、職場のPCも、全く問題なく Google Chrome が起動してましたが、一部ユーザーのみ影響があったようです。
なお公式の回答の中には、 Linux 版の修正方法についても触れておりましたので、おそらく、Linux 版でも同様に一部のユーザーで発生していたのでしょうね。
当初は何かの拡張機能が要因なのかな?と思っていましたが、結果的には一部のユーザーだけとは言え、世界中で発生していた問題だったようです。
<参照>