Windows 10 もバージョンを重ねて、Windows 10 が登場した、Ver.1507 の時に比べるとかなりいろいろな機能が充実してきています。
知っているようであまり知られていないもの、使われていないものもあったりします。そんな、Windows 10 の基本機能。
ブログで時々、Windows 10 の基本的な機能についてご紹介を兼ねて取り上げてみたいと思います。
【Windows Update を利用する上で確認しておきたい "アクティブ時間" の設定】
"アクティブ時間" っていう言葉。どこかで見た...何ていう方も多いかと思います。"アクティブ時間" をきちんと設定して活用されていますか?
"アクティブ時間" とは、簡単に言ってしまえば、"Windows Update" がかかっても、PCを勝手に再起動などさせないようにするための設定になります。
昔は、時々 再起動を要求するポップアップが出てきて思わずクリックしたら、再起動が始まって作成中のデータが全部消えてしまった...なんて話を時々聞きましたが、こうしたトラブルを防ぐための設定として、Windows 10 についている機能になります。
-- アクティブ時間を設定する:
スタート>設定>更新とセキュリティ と移動しすると、"アクティブ時間の変更" がありますので、こちらから行います。
特に設定などしていない場合には、"現在は 9:00 から 17:00 まで" など自動的に利用時間に応じて設定されていたりしますが、こちらを自分で調整することになります。
--アクティブ時間の自動設定:
"アクティブ時間の変更" の画面に入ると、"このデバイスのアクティブ時間を、アクティビティに基づいて自動的に調整する" という項目の、"オン/オフ" の選択ができるようになっています。
デフォルトでは、"オフ" になっていますが、こちらを有効にすると、実際のPCの稼働時間に応じて、アクティブ時間が自動的に設定されます。
ただしPCの使用時間は日によっても、また人によっても異なるもの。自動調整された時間が必ずしも自分の使い方にあった時間とも限らないので、むしろこの時間帯は、再起動などのポップアップが出たりするのは煩わしい...といった場合には、やはりこの部分については、"オフ" にして自分で設定される方がよいかと思います。
--手動で調整する:
現在のアクティブ時間のところにある "変更" をクリックすると、時間設定の画面になります。開始時刻と終了時刻を設定します。
アクティブ時間の調整は、グループポリシーでも可能です。グループポリシーを利用して設定される場合には、"更新後のデバイスの再起動の管理" の記事を参考にしてみてください。
今回ご紹介した "アクティブ時間" の調整。ぜひ確認してみてください。
スタート>ヒント とクリックすると、現在ご使用中の Windows 10 を利用するためのヒントがたっぷり確認できますので、こちらもぜひご利用になってみてください。
<参照>