最近、Microsoft Edge を再インストールするという記事へのアクセスが多いのですが、以前取り上げた古い記事は、あくまでも先日、2021年3月9日にサポートが終了した、旧Microsoft Edge(Microsoft Edge Legacy)のもの。
なので、現在の Microsoft Edge (Chromium版) とは異なるので参考にはなりません。
ということもあって、現在の Chromium版 Microsoft Edge の再インストールについて確認してみました。
--アンインストールできない:
旧 Microsoft Edge も簡単にアンインストールできたわけではありませんが、現在の Microsoft Edge も基本的には削除ができません。
基本的には上記にあるように、Windows 10 を構成するコンポーネントという扱いなので、アンインストールはできません。
上記画像をご覧いただくとお分かりの様に、Microsoft Edge の通常版は、"アンインストール" はクリックできません。Windows 7、Windows 8.1 や Mac 版は当然削除もできますし、Windows 10 用でも Dev版や、Canary版は、当然ながらアンインストールは可能です。
--修復する:
では、何らかの事情があって、Microsoft Edge が正常に動作しなくなった時にはどうしたらいいのか?
基本的には、
- 修復
- 再インストール
という流れになります。
1) 修復する
"アンインストール" はできませんが、修復は可能です。
- スタート>設定>アプリ>アプリと機能 と移動します
- Microsoft Edge をクリクして、"変更" をクリックします
- "修復する" をクリックして修復をスタート
- 完了すると、Microsoft Edge が起動してきます
2) 再インストールする
修復の過程を見てもお分かりかもしれませんが、修復がスタートすると、"修復" というより、"Microsoft Edge をインストールしています" 何て出てくることからすると、修復とは言え、むしろ 2) 再インストール と変わらないのかもしれませんね。
先ほども触れましたが、Windows 10 の場合には、Microsoft Edge を削除できないので、削除できないのに再インストールはどうするんだろう?と思われる方も多いかと思いますが、"Microsoft Edge のインストールと更新に関するトラブルシューティングのヒント" のところによると、再インストールとは、すなわち "上書きインストール" を意味するようです。
ですので、"再インストール" するには、Microsoft Edge の Webサイトより、改めて通常版の Microsoft Edge をダウンロードしてインストールしなおすことになります。こうして上書きインストールすることで、再インストールしたことになるようです。
ただし、上記をご覧いただくとお分かりいただけると思いますが、再インストールするには、Microsoft Edge 以外のブラウザでアクセスする必要があります。Microsoft Edge でアクセスしても、ダウンロードにはなりませんのでご注意ください。
次回は、それでも何とかして一旦アンインストールしたい....そんな場合の削除方法についてご紹介いたします。
<参照>