Adobe Flash Playerは、2020年12月31日をもってサポートが終了していることは、こちらのブログでも何度もご紹介しています。さて以前、Adobe Flash Player の削除ツールの配布がスタートしたことをご紹介しました。
ただしこの時はまだ Windows Update では配信されているわけではなく、Microsoft Update カタログを通じて必要に応じて自身で "KB4577586" というプログラムをダウンロードする必要がありました。
【Windows Update にて配信がスタート】
さて、この "KB4577586" ですが、ぼちぼち Windows Update を通じての配信がスタートしているようです。Windows Update をみると、更新プログラムとして配信されてきていました。もちろんまだ来ていないものもあります。
この更新プログラムでは、Windows Update で配信されてきていた Flash Player が削除されます。
つまり、Firefox など別ブラウザ用に別途インストールされた Flash Player は削除されないので、個別に導入したものについては個別に削除する必要があります。
最近では、Windows / Mac を問わずAdobe Flash Player 自身からも削除を促すポップアップも出てくるので、そちらで削除していただいても問題ありません。逆に言えば、Adobe の Flash Player から促される削除の機能では、Windows Update にて提供されている Flash Player は削除できないのでこちらを利用する必要があります。
-- Microsoft Update カタログからダウンロード:
もちろんですが、上記にもあるように、Microsoft Update カタログにアクセスして直接ダウンロードすることも可能です。
その場合には上記にアクセスして、ご使用環境にあったものをダウンロードして実行してみてください。なおこの更新プログラムは、"KB4577586: Adobe Flash Player の削除に関する更新プログラム: 2020 年 10 月 27 日" にもあるようにアンインストールができませんのでご注意ください。
また、既知の問題として、「サードパーティが提供するバージョンの Adobe Flash Player のレジストリ設定が削除される場合があります」ともありますので、別のバージョンの Adobe Flash Player が入っているような場合には、先にそちらを削除してからの方がよさそうです。
【2021/02/21更新】
以前にもご紹介したことがあるかもしれませんが、Adobe Flash Player が、Windows Update 以外で提供されている場合には、以下のようなアンインストールを促すポップアップがPC起動時に表示されます。
これは、今回ご紹介した Windows Update で表示された更新プログラムでは削除できないほうの分になります。
またこのポップアップが表示された際に削除するのが一番簡単かもしれませんが、通常のプログラムのアンインストールの画面からでも削除は可能です。
<参照>