別館でご紹介した Microsoft Edge Canary 版に搭載された キッズモードは、まだ英語環境のみでしか利用できませんが、ここ最近 Microsoft Edge に新しい機能がいろいろと追加されてきています。
今回ご紹介するのは、"Office Viewer"。
これは、ネット上などで提供されている Word や Excel、PowerPoint といった Office のアプリで作成されたデータを、わざわざダウンロードしなくても、ブラウザ上に表示させて、印刷まで来てしまうという文字通りビューワーとしての機能になります。
Mac 版、Windows 版 共に、キッズモード同様、Canary版への搭載がスタートしております。
-- 設定方法:
この機能一応確認する限りでは、デフォルトでは有効になっています。
設定>ダウンロード と開いて、有効・無効を切り替えることが可能です。
かつて提供されていた Word Viewer などの Viewer ソフトがなくなった昨今では、Office アプリをお持ちでない場合、Word、Excel、PowerPoint などといったアプリのデータを開く際には、
1) Office for the web(無料のOnline版 Office)を利用する
2) Windows 10 の場合、Windows 10 向けの、Office Mobile(無料)** を導入する
3) Office 互換アプリやサービスを利用する
** Office Mobile は、Microsoft 365 のサブスクリプションの契約がない場合でもビューワーとしての利用は可能です
といった方法がありましたが、今回まだ Canary版なので、通常版に搭載されるまでにはちょっと時間もかかるかもしれませんが、今後は、ブラウザ(Microsoft Edge)さえあれば、わざわざ一度ダウンロードしなくても、PowerPoint などのデータの内容を確認することまではできるようになります。
表示されたデータは、PCへの保存、OneDriveへの保存、印刷が可能のようです。
-- 新機能を確認する:
Microsoft Edge の新しい機能や今後リリースされる情報、さらには不具合に関する情報、そしてフィードバックなどは、
[...] > ヘルプとフィードバック >新着情報とヒント
とクリックすると、Microsoft Edge の新着情報のサイトが開きますので、そちらでご確認いただけます。
今回ご紹介した "Office Viewer" という機能。提供範囲を順次拡大していくような形でリリースされているようなので、今回うちで確認する限りでは、Mac版の Microsoft Edge Canary 版ではこの機能が既に利用できていましたが、Windows版の Microsoft Edge Canary 版ではまだ利用できませんでした。
Canary 版を導入されているにもかかわらずまだ利用できない場合には、もうしばらくお待ちください。
<参照>