突然、"Firefox Monitor が、あなたのメールアドレスの新しいデータ侵害を発見しました" 何てメールが届いたりすると、"はっ!" っとしますよね。このタイトルのメールは、文字通り、"Firefox Monitor" から届いたものでした。
"Peatix" というウェブサイトで発生した不正アクセスによるパスワードの漏洩事故。
アメリカに本社にある会社で、イベントなどのオンラインイベントなどのチケットの販売などを行っている会社ですが、マスコミの報道によれば、プレミアム商品券の予約やら、自治体がかかわるイベントに参加するためのチケットをオンラインで販売していたりと影響の範囲もかなりのもののようでした。
私もそういえば何かのイベントで利用したっけな?ぐらいしか覚えてませんでしたが、こうした個人情報が企業などから流出してしまう事故は、あとを絶えません。
当然ながらちゃんとした会社であれば、その会社から何らかの通知が届いているかと思います。今回の Peatix については、Firefox Monitor から通知が届く前に連絡が来ていたので、パスワードの変更などは対処済みでした。
でもそうした通知を見落としてたりしてしまうと、これは問題です。
そうしたことがないように、通知してくれるのが今回ご紹介する機能になります。
【ブラウザのセキュリティ機能】
Microsoft Edge は当然のことながら、Firefox や Google Chromeなど一部のブラウザでは、以前アクセスしたことのあるサイトのなかで、パスワードが漏洩したサイトの情報を照合して、ユーザーに警告をしてくれる機能があります。
Microsoft Edge 向けにも以下のブログにもあるように順次この機能が提供されつつあります。
そして、ブラウザを起動してサインインした際や、メールなどでお知らせしてくれます。
警告のメールが来たからと言って慌てる必要はありませんが、内容を確認したうえで、適切な対処が必要になります。そんなメッセージが届いたり、表示されたりした場合には設定を確認して、漏洩したサイトの見直しなどに是非ご活用してみてください。
前置きが長くなりましたが、具体的な設定については、Part 2 のところでご紹介します。
<参照>