Windows 10 October 2020 Update の配信がスタートしたことは以前にも取り上げました。
うちのPCの場合、May 2020 Update すらやってこない PC が3台。とりあえず、1台は検証する必要性もあって、直接ダウンロードしてインストールしたわけですが、どうしても やつのやってくる瞬間、つまり 「"ダウンロードしてインストール" の画面が見たい!」ということもあって、それ以外のものは待機しておりました.....
そしていくら待機してもやってこないまま、October 2020 Update がリリース。
どうなるんだろう?と思っていた矢先、昨日の Windows Update の日にその日がやってきました。それも残りの2台両方に。結果的には、May 2020 Update を通り越して、October 2020 Update がやってきた....という感じです。
もっとも、皆さんもご存じのように、May 2020 Update はいろいろ問題を抱えていたので、来なくて正解だったのかもしれませんが....
【"ダウンロードしてインストール" をクリックしてスタート】
では、Update 手順のおさらいです。
1) Windows Update の画面に、"ダウンロードしてインストール" が表示されたら、準備完了の合図。こちらをクリックするとダウンロードがスタートします
2) しばらく、"ダウンロード中" と "準備しています" という画面が何度か入れ替わりながら続きます
3) そして数分後、"再起動する" ボタンが表示されたらクリックすると、再起動が開始され、適用がスタートします。ここからが時間がかかりますのでしばらく待ちます。マシーンスペックにもよるんでしょう。うちの場合、1台は数分で更新が完了しましたが、10年ものの、PCは、結果的に、24時間近くかかっていました
4) 再起動が完了すると、バージョン情報は、Ver.20H2 に更新され、更新が完了なんですが、今回はこの後、この 20H2 向けにさらに更新プログラムがあるようで、更新のインストールと再度再起動が求められました。但しこちらの再起動はすぐに完了します
【なぜ? May 2020 Update がやってこなかったのか?】
一部メディアでも取り上げられておりましたが、"Safeguard holds" という 問題が発生しそうな場合更新を保留する機能が働いていたからのようです。この "Safeguard holds" が解除されて初めて "ダウンロードしてインストール" が表示されるようです。
以前にも上記のような画像が表示されたこともありましたが、これが表示されたら間もなくなのかな?と思っていましたが、その後この表示も消えて、音沙汰無し。
なので、こうした表示になったからと言って、すぐにダウンロードがやってくるわけでもないようでした。
"Safeguard holds" については、日本語ページもあるようなので、"保留を保護する" をご参照ください。
また以下のような記事を紹介しているところもあるので、そちらもご参照ください。
【May 2020 Update が適用済みのPCは更新も早い】
今回、すでに May 2020 Update を適用して、Ver.2004 になっていた PC にも、October 2020 Update がやってきておりました。
現在、Ver.1909 のPCにやってきた、October 2020 Update を適用している最中ですが、やはり時間もかかります。もちろん、インターネット回線の速度や、マシンスペックにもよるんでしょうけど。
に対して、May 2020 Update を適用済みのPCは、ほんと普通の定例のUpdate並みの早さでした。
さほど時間がかからずにスムースに Update が完了。
今回、Ocotober 2020 Update は、May 2020 Update をスキップして、October 2020 Update の適用となるとやはり時間もかかるようです。
【バージョン情報】
今回の、October 2020 Update は、バージョン情報を確認すると、"20H2" と開発コードがそのまま使用されています。May 2020 Update の場合には、Ver.2004 でした。
しかし、Windows 10 のダウンロードページから、更新アシスタントを使用してインストールすると "最新のバージョンは、2009 です" と表示されています。
実際には、Ver.2009 なのかもしれませんが、わかりやすさを優先して、20H2 とでもしたんでしょうか?この辺りはあくまでも憶測にすぎません。もっとも、Windows Insider の、Dev Channel だと、Ver.2004(Build20251.1)となっているので、ちょっとバージョン No. のつけ方には疑問も多々残りますが....
<参照>