2020年11月10日

Office 2013 をロールバックする

何か? Office 製品がおかしいのかな?と思った時に、一度ロールバックしてみるというのは、Update が要因かを確認する一つの方法です。

今回、Windows8.1 に導入された Office 2013 Professional をロールバックしてみようと試してみたら、以前ブログでも紹介した Microsoft 365 でのロールバックと勝手が違ったので、備忘録として取り上げました。


ちなみに上記のリンクは、2018年02月09日の記事なのでだいぶ前に紹介したものです。その後も、様々なトラブルの際にロールバックをして修復する方法をブログの中でご紹介させていただきました。


【"officec2rclient"の場所が異なる】

まぁロールバックなんていつもやっていることなのでと気軽な気持ちで、コマンドプロンプトを管理者として実行して起動し、"ロールバック(バージョンダウン)して検証する" の中でも紹介しているディレクトリまで移動したまでは問題なし。

cd %programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun

なんていうコマンドを入れたものの、続いて、

officec2rclient.exe /update user updatetoversion=***********

と入力しても何も始まらない....

該当フォルダをエクスプローラーで確認すると、そこには何もありませんでした。


-- 正しい場所:

ではどこか? 試しに、Excel 2013 を起動し、アカウントから、更新プログラムの確認をして、Click-To-Run を起動。
さらにタスクマネージャーを起動して、Click-To-Run を右クリックしてプロパティを開いたところ場所が全く違うんですね....

C:\Program Files\Microsoft Office 15\ClientX64

Windows 8.1 + Office 2013 だったりすると上記の場所になるようでした。早速エクスプローラーでプログラムの場所をたどってみると、確かにこのフォルダでした。

20201110-2-1.jpg

場所さえわかればあとは一緒で、

20201110-2-2.jpg

CD C:\Program Files\Microsoft Office 15\ClientX64

として場所を移動して、

officec2rclient.exe /update user updatetoversion=********

(***** はバージョン情報)

と入力すると、ロールバックがスタートします。

以前リリースされたバージョンについては、"Office 2013 更新プログラムのリリース日、バージョン番号、修正情報のリスト" などで事前に調べておいてバージョン情報を入力してください。

ということで、備忘録として取り上げておきました。


<参照>




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 18:24| 東京 ☀| Comment(0) | MicrosoftOffice共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報

先日、更新チャンネルの名称が変更になりましたので、今回からタイトルも "Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報" と変更させていただきました。Insider Fast が Beta Channel に変わったわけですが、"Office Insider" という部分をはずしてしまうと、わかりづらくなのでここは残すことにしました。

さて本日配信されている更新プログラムですが、以下の通りです。

20201110-1-1.png
・Microsoft Excel 16.44.20110804
・Microsoft OneNote 16.44.20110804
・Microsoft Outlook 16.44.20110804
・Microsoft PowerPoint 16.44.20110804
・Microsoft Word 16.44.20110804

今回の更新についての情報は、現時点では特にございませんでした。

何かご紹介できるような更新があった場合には、機会があれば随時ご紹介させていただきます。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)




posted by クリック at 11:38| 東京 ☀| Comment(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Office Insider 向け更新チャンネルの名称変更

ちょっと前に、Microsoft AutoUpdate が更新されたタイミングで、Mac版の Office Insider 製品のチャンネル名が変更になっていたことをご紹介しました。


ちょうど、11/3付の "Mac 版 Office Insider Fast 更新情報" で取り上げさせていただきました。

この段階では、まだ公式なアナウンスはなかったわけですが、US時間 11月7日付の Office Insider Blog にて、iOS、Mac、Android 向けの Office Insider の更新チャンネルの名称が変更になったことがアナウンスされました。

20201109-1-1.jpg 20201109-1-2.jpg

Windows 版は、やはりブログの中でも紹介されておりますが、2020年6月に変更になっておりましたが、それに追随する形で、名称が統一化されたことになります。


【変更されたチャンネル名】

このチャンネル名は、あくまでも Office Insider 向けにリリースされている製品になります。

iOS 版、Android 版は手元では確認できませんので、過去に Mac 版でご紹介した画像でいうと以下のような感じです。

20200927-10-6.jpg 20201103-1-4.jpg

左:以前の Microsoft AutoUpdate 右:現在の Micorosoft AutoUpdate

更新チャンネル名が変わっているのがお分かりいただけると思います。


-- iOS 版:

・正式版/Production ⇒ 最新チャンネル/current channel
・インサイダー/Insider ⇒ ベータチャンネル/Beta Channel

-- Mac 版:

・正式版/Production ⇒ 最新チャンネル/current channel
・Insider スロー/Insider Slow ⇒ 最新チャンネル(プレビュー)/Current channel(preview)
・Insider ファイ―スト/Insider Fast ⇒ ベータチャンネル/Beta Channel

-- Android 版:

・正式版/Production ⇒ 最新チャンネル/current channel
・Insider スロー/Insider Slow ⇒ 最新チャンネル(プレビュー)/Current channel(preview)
・Insider ファイ―スト/Insider Fast ⇒ ベータチャンネル/Beta Channel

上記の変更は、2020年10月30日からロールアウトされており、変更はドキュメント、製品UI、展開ツールなどに広く展開され始めているようです。


<参照>




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)
posted by クリック at 10:00| 東京 ☀| Comment(0) | MicrosoftOffice共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする