こちらのブログでも何度か取り上げておりますが、2020年12月31日をもって配布・サポートが終了する Adobe Flash Player において、Windows から削除するための削除ツールの配信が、日本時間10月28日よりスタートいたしました。
ただしこちらについては、現時点では、Microsoft Update カタログを介してのみの配布で、Windows Update を通じては配信されてきませんので、急いで適用してさっさと Flash Player を削除したいという場合には、Microsoft Update カタログのサイトに移動して、"Flash Player の削除に関する更新" などと入力して検索すると各プラットフォーム向けの更新プログラムが検出されてきます。
当然のことながら、今年の1月でサポートが終了した Windows 7 向けには同ツールは用意されておりません。
更新プログラムのサポートサイトを確認すると、
・このアップデートを適用すると、WindowsデバイスからAdobe FlashPlayerが削除されること
・この更新プログラムが適用後は、この更新プログラムをアンインストールできないこと
・AdobeFlash Playerの削除によって発生する可能性のある影響について環境をテスト・検証できるように、サポートが終了する前にこの削除アップデートがリリースされていること
といった説明があります。
なおこの更新プログラムの適用に当たっては、先ほども書きましたが、インストールしてしまうとアンインストールができないため、以下のような注意事項も記載されております。
このプログラムを適用して Flash Player を削除された場合、再度 Flash Player が必要になった場合には、以下の方法で利用できるようにする必要があります。
1) システムの復元ポイントによるリセット:
事前に、この更新プログラムを適用する前に、この機能を有効にし、Windowsデバイス上にシステムの復元ポイントを作成しておく必要があります
2)Windowsオペレーティングシステムの再インストール:
再インストール後、この更新プログラムは適用しないでください
つまりは、システムの復元か?再インストールしか方法がないということなので、適用に当たってはご注意ください。
<参照>