"スライドショーの記録" をする場合、Windows 版ではおなじみの機能でしたが、Mac 版にはなかった 発表者の動画やインクの機能が、Mac版 PowerPoint についに追加されることになります。
US時間 10月15日付の Office Insider Blog にて公開されたものです。
これまでもナレーションを追加することはできておりましたが、発表者の映像やインク機能を使った操作などについては Mac 版 PowerPoint ではご利用いただけませんでした。Windows 版にはついていたので、Mac 版をご利用のユーザーの方からは、発表者の映像をどこから加えたらいいのか?という質問が、Microsoft コミュニティでも時々あがっておりました。
【追加されるオプション機能】
・スライドショーの記録の際に発表者の映像が追加可能になります
・インク機能が充実します。ペンツールを利用してスライドに描画し、さらに記録できます
【適用バージョン】
まずは Office Insider Fast Ring ユーザー向けに提供されます。Ver.16.43(20100803) 以降 が対象バージョンになりますが、これ以降のバージョンをご利用であっても、一度にすべてのユーザーに適用されるわけではありません。
順次適用範囲を広げていく形で展開されますので、対象バージョンであっても表示されない場合には、適用されるまでお待ちください。
現在本日のUpdate後、Ver.16.43(Build20101901) となっておりますが、残念ながらまだこの機能は利用できません。
すでに Office Insider Fast Ring ご利用の方の中では、ご利用可能になっている方もいらっしゃるかもしれませんので、一度確認してみてください。
【2020/10/28 更新】
とうとううちの Mac にもやって来ましたこの機能。スライドショーの記録を開くと、画面の右下に発表者の映像が表示されるようになりました。発表から1週間遅れでやっときました。
最初にスライドショーの記録をクリックすると、左の画像のように、カメラへのアクセス許可を求められます。そしてOKをすれば、記録中の画面の右下に発表者の映像が。そして、インクも...
まずは Office insider Fast Ring ユーザーに向けてリリースされていますが、数ヶ月後には、通常版のユーザーのところにも展開されるんでしょうね...
<参照>