2020年10月17日

Mac 版 Office Insider Fast 更新情報

ここのところ結構なペースで更新プログラムが配信されて来ております。

本日到着しているプログラムは以下の通りです。

20201017-1.png
・Microsoft Excel 16.43.20101507
・Microsoft OneNote 16.43.20101507
・Microsoft Outlook 16.43.20101507
・Microsoft PowerPoint 16.43.20101507
・Microsoft Word 16.43.20101507

まずは、今回の更新に関する情報について。いつも通りではありますが、特に現段階で公開されている情報はございませんでした。
更新内容については、何か情報が公開された段階で随時ご紹介させていただきます。

さて今回はちょっと US時間 10月15日付で更新された Office Insider Blog をご紹介します。

20201017-2-1.png 20201017-2-2.png

ブログによると、Mac 版 PowerPoint についに "スライドショーの記録" に発表者の動画を記録する機能が搭載されるようです。Windows 版ではお馴染みの機能ですが、これまで Mac 版の PowerPoint にはついていなかった機能です。

Insider Fast Ring Ver.16.43 (20100803) 以降のバージョンに順次適用されていくようです。以前にもご紹介したように、制限されたロールアウトということですね。

なので、本日、うちの Insider Fast は、Ver.16.43(20101507) となっておりますが、現在のところまだ適用されていないようです。
適用されたら再度ご紹介させていただきます。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

posted by クリック at 21:47| 東京 ☔| Comment(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

"Presenter Coach" を利用する

先日、"Presenter Coach の機能がデスクトップ版の PowerPoint に追加?" ということで、Windows 版の Dev Channel(Insider Fast) ユーザー向けに提供が開始されたことをご紹介しました。

その時にも触れましたが、まだまだ制約もあって、現在ご利用いただけるのは英語版のみです。なので英語環境でご利用の方は試してみてはいかがではないでしょうか?ということでご紹介いたしました。

さて今回は、英語環境でもいいので試したい.... そんな場合の設定についてご紹介いたします。


【"Presenter Coach"とは?】

先ずその前に、"Presenter Coach" とはどんな機能なのか?おさらいです。

20201016-1-1.jpg 20201016-1-2.jpg


過去にご紹介した記事や、Microsoft の Support ページをご覧いただけるとご理解いただけると思いますが、ざっくり言えば、AIの機能を駆使して、プレゼンテーションを手助けしてくれる機能になります。


【英語環境にする】

さてでは実際に導入する方法に入ります。最初に書きましたが現在は英語環境でのみ利用可能な機能です。加えて言えば、Office Insider 向けの Dev Channel(Insider Fast Ring)向けに提供が開始されたばかりですので、当然ながら Dev Channel をご利用の方のみしか利用できません。
さらにこの機能は、正式にリリースされた場合でも、Microsoft 365 サブスクライバー向けに提供される機能になるため、Office 2016 や Office 2019 などの永続版(買切版)の PowerPoint では利用できませんので、予めご注意ください。


--英語環境を構築する:

ということで、まずは英語環境に設定することからスタートです。

1) PowerPoint を起動した後、ファイル>オプション と開いて、"PowerPoint のオプション" ダイアログを表示します

20201016-2-1.jpg

2) 左ペインより、"言語" をクリックし、右ペインに表示された "Officeの表示言語" のところで、"Office.com から追加の表示言語をインストール" をクリックします。インストールする言語の選択画面が出たら "英語" をクリックして、"インストール" をクリックします

20201016-2-2.jpg 20201016-2-3.jpg

3) ブラウザが起動し、ご利用環境に応じた言語パックのダウンロードページが表示されますので、"ダウンロード" をクリックして、ダウンロード、ダウンロードしたファイルをダブルクリックなどで開いてインストールを行います。インストールがスタートしたら、開いていた PowerPoint は一旦終了しておきましょう

20201016-2-4.jpg

4) インストールがスタートすると、英語版ですがおなじみのインストールの画面が始まりますので完了まで待ちます

20201016-2-5-1.jpg 20201016-2-5-2.jpg 20201016-2-5-3.jpg


--英語環境に変更する:

英語環境のインストールが終わったら、続いて今回導入した英語環境を優先的に利用するように設定を変更する必要があります。

1) 再び PowerPoint を開いて、ファイル>オプション と開いて、さらに左ペインの "言語" をクリックします

20201016-2-1.jpg

2) "Officeの表示言語" のところで "英語" が追加されているはずなので、"英語" を選択して、"優先として設定" をクリックして、優先順位を一番に変更し "OK" をクリックします。再起動を求めるダイアログが表示されますので、再度 "OK" をクリックします

20201016-3-1.jpg 20201016-3-2.jpg

3) そして、PowerPoint が再起動すると英語版の PowerPoint として起動してきます


【Presenter Coachを確認する】

さて実際に、"Presenter Coach" を起動してみましょう。

1) PowerPoint を開いて、"slide show" タブを開くと、"Rehearse with Coach" というボタンがありますのでクリックします

20201016-4-1.jpg

** 初めて起動すると以下のようなダイアログが表示されますので、"Got It" をクリックします

20201016-4-4.jpg

2) リハーサル画面になると同時に、画面右下に、"Start Rehearsing" が表示されますので、クリックします

20201016-4-2.jpg

3) あとはスライドを操作しながら説明をマイクに向かって話していきます

20201016-4-3.jpg

4) スライドを動かしながら最後まで行ったら終了。終了するとそのプレゼンテーションに対する評価が表示されます


日本語にはまだ対応していないんですが、英語であればこうしてご利用いただけますので、一度試してみてはいかがでしょうか?

なお今回変更した言語設定については、再度、PowerPoint のオプションダイアログを開いて、左ペインより、"言語" をクリックし、右ペインに表示された "Officeの表示言語" のところで、"Microsoft Windows と同じにする [日本語]" を選択して、"優先として設置" をクリックし、再起動を求められますので、再起動をすれば、また日本語表示に戻すことができます。


<参照>




デル株式会社
posted by クリック at 08:00| 東京 ☀| Comment(0) | PowerPoint | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする