Microsoft Edge に搭載される "Sleeping Tab"。先日、TechCommunity Blog の方で取り上げられて、気になっていた新しい機能の一つです。
同じ Chromiumベースのブラウザでもある Google Chrome などもそうですが、タブを一杯開いていると、それぞれがそこそこメモリやCPUリソースを占有するため、ブラウザの動きやPCの動きが非常に重たくなります。
ちょっと前にも、Google Chrome でも、これに対処していくといった話が話題になってたことは記憶に新しいいこと。
そんな中、Microsoft Edge でも新たに "Sleeping Tab" を導入して、メモリの消費を抑えていこうという試みが展開されます。
【展開される環境】
まずは、Microsoft Edge Insider 向けに展開されます。
・Canary版
・Dev版 Ver.87.0.649.0
ブログでは、Dev版 Ver.87.0.649.0 より順次とありましたが、本日自分の環境で確認すると、Dev版 Ver.87.0.654.0 となっていて既に対応済みでした。
【設定】
デフォルトではこの機能、有効になっているようです。但し "2時間" がデフォルトのようなので調整は必要です。
調整には、
1) アドレスバーに "edge://settings/system" と入力し、システムの設定画面に移行します。あるいは、Edge を起動して、右上の [...](設定など)>設定>システム と開いても同様です
2) "リソースの節約" のところで、"非アクティブなタブを、指定された時間が経過した後、スリープ状態にします" のとこから、時間を設定します。デフォルトでは2時間ですが、15分、30分、1時間など選択肢が用意されています
--スリープ対象外の指定:
スリープ状態にしては困るサイトについては、こちらから、"追加" をクリックして登録していきます。
メモリーや、CPUリソースを開放して、より快適に Microsoft Edge が使いやすくなる。
まずは Microsoft Edge Insider に展開されて、様々なフィードバックをもとにさらなる改善が加わって、Beta版に、そして、Stable版にと展開されることになります。
今後、まだまだ改善されていくと思いますが心待ちにしたい機能でもあります。
【追加】
この設定、確認したところ当然ながら Mac 版 Microsoft Edge Canary版 でも展開されておりました。
参考までに、この機能が展開されていない Stable 版のシステムの画面は、以下のような感じです。
<参照>