2020年08月20日

無料で利用できる Web 版 Office の活用 Part 3

"Officeアプリ"、そして "お気に入り" ときて、今回 第三回目は、"ブラウザにアドインを追加する" 方法についてご紹介いたします。

Web版の Office なわけですから、当然そのもとになるのがブラウザ。

お気に入りに登録しておいてアクセスできるようにするだけではなく、もうちょっと簡単に使いやすい方法もあるわけです。それが "アドイン" の導入です。

  1. "Office アプリ" を活用する
  2. お気に入り/ブックマークに追加する
  3. ブラウザにアドインを追加する
  4. デスクトップにショートカットアイコンを作成する

アドインだけではなくブラウザに組み込まれた機能をという部分でいうと、前回ご紹介したように新しくなった Microsoft Edge には、"アプリ起動ツール" という形で、その機能が組み込まれております。


【ブラウザにアドインを追加する】

Office.com にアクセスするためのアドインは、Google Chrome をはじめ、Microsoft Edge(Legacy)にも提供されています。もちろん 新しい Microsoft Edge には、最初から搭載されていたりしています。

今回はそうしたアドインの登録から、アドインを利用して Office for the Web の各アプリを起動する方法についてご紹介いたします。

-- Microsoft Edge の場合:

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何度か触れてますが、Microsoft Edge には、予め "アプリ起動ツール" が組み込まれています。

なので、"アプリ起動ツール" をクリックして、表示されたものからアプリをクリック(今回はPowerPointをクリックしてみました)

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MSアカウントでサインインできていない状態だと、2番目の画像にあるように、"PowerPoint on the webを探していますか?" のところの、"サインイン" をクリックして、MSアカウントでサインインすると、利用可能になります。

・拡張機能を追加する:

一応、Microsoft Edge 向けにも拡張機能はあります。拡張機能が導入されるとツールバーから気軽にアクセスできるようになります。

1) [...]>拡張機能 と開き、"Microsoft Edge の拡張機能の検出する" をクリックします

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2) 検索枠に、"Office" と入力して、エンターして検索すると、右ペインに検索結果としていくつか表示される中に、 "Office" が表示されますので、"インストール" をクリックします

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3) インストールが完了すると、画面上部に拡張機能を有効にするかどうか?聞いてきますので、"拡張機能の追加" をクリックします

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4) ツールバー上に表示された Office のアイコンをクリックして、サインインすると、アプリ起動ツールと同様にアプリアイコンや最近使用したファイルの一覧が表示されます

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-- Google Chrome の場合:

Microsoft Edge と同じ Chromium 系ブラウザになるため、同じ拡張機能が用意されています。

1) Google Chrome を起動し左上の "アプリ" ボタンをクリックし、さらに "ウェブストア" をクリックします

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2) 検索のところに、"Office" と入力して検索すると、Microsoft Edge 同様に検出されたものから、"Office" のところにある "Chrome に追加" をクリックして進みます

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3) 画面右上に表示される "機能拡張を追加" をクリックすると、Google Chrome の右上に機能拡張のボタンが表示されますのでクリックし、さらに "Office" をクリックします。すると Microsoft アカウントでのサインイン画面が出てきますので、サインインすれば利用可能になります。

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Google Chrome の場合には、同じ Chrome 系ブラウザなので、Microsoft Edge とほぼ同じような流れになります。


-- Opera の場合:

Opera も、Microsoft Edge、Google Chrome と同様、Chromiumベースのブラウザになりますので、基本的には、拡張機能は一緒です。
しかし、Opera の場合、単純に Opera の拡張機能の追加の画面では、"Office" を検索しても見つかりません。
Chromium ベースのものではありますが、Chrome の拡張機能を利用されるのであれば、拡張機能を追加しておく必要があります。もちろん機能はなくても、直接Chromeウェブストアで検索して追加することも可能です。 

1) Opera を起動し、左下にある、[...](サイドバー設定) > 拡張機能 と開きます

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2) "拡張機能をさらにインストールする" のところをクリックして、拡張機能の検索画面に移行します

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3) ただし、Operaの場合には、単純に検索してもChromeウェブストアの拡張機能は検索・インストールできません。検索結果び下部にもありますが、"install Chrome Extention" のところをクリックして "Chrome Extention" を導入します。これがないと、単純に、Chrome ウェブストアにアクセスして Office を検索しても、"Chrome に追加" というボタンを押しても、Google Chrome のインストールを求められるだけで拡張機能はインストールできません 

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4) 導入後改めて、検索して、先ほどと同様の検索結果から、"check out the Chrome Web Store" をクリックして、Chromeウェブストアに移動、検索欄に "office" と入力して検索すると、"Office" の拡張機能が検出されますので、インストールに入ります

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5) 導入後は、画面右上の拡張機能ボタンより、"Office" をクリックすると、Google Chrome や Microsoft Edge の時のように、Microsoft アカウントでのサインインを求められますので、サインインして同様に利用します

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Opera の場合、注意が必要なのは、"Chrome Extention" を導入しないまま、Chrome ウェブストアにアクセスして拡張機能を検索してインストールしようとしても、"Chrome に追加" というボタンが表示されますが、こちらをクリックしても、Opera には追加されず、Google Chrome のインストールを促されるだけです。

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なので事前に、"Chrome Extention" のツールを導入する必要があります。これが導入されていると、上記にもありましたように、"Chromeに追加" ではなく、"Opera に追加" と表示されるようになります。


-- Firefox の場合:

残念ながら、Firefox の場合には、こうした拡張機能がありません。ブックマークバーに追加するなどの形でご利用ください。


以前別件でご紹介しましたが、来年にはサポートが終了する Microsoft Edge Legacy の場合にも一応、Office on the web の拡張機能があったりします。"Officeブラウザ拡張機能" というものが用意されていますので、ご利用の方は拡張機能を追加してご利用になってみてください。

さて次回は、通常のアプリのように "デスクトップにショートカットアイコンを作成する" 方法についてご紹介いたします。


<参照>



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Mac 版 Office Insider Fast 更新情報

8月も後半。暑い日が続きますが、更新プログラムの配信はジャンジャンきています。

そして、先日ご紹介した "図として保存" の機能のように、リリースノートには出てこなくてもブログなどで情報が公開されるケースも多々あるようなので、広い視点で情報を集めていこうと思います。

さて本日到着している更新プログラムは以下の通りです。

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・Microsoft Excel 16.41.20081900
・Microsoft OneNote 16.41.20081900
・Microsoft Outlook 16.41.20081900
・Microsoft PowerPoint 16.41.20081900
・Microsoft Word 16.41.20081900

Office Insider のリリースノートを見ると、8月分の更新について一気に紹介されています。ただし、残念ながらここで紹介されているのは、内容的にはOutlook の修正内容、新機能のみでした。

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8月3日 リリース Ver.16.41 (20080203)
8月6日・10日 リリース Ver.16.41 (20080530 & 20081001)
8月12日 リリース Ver.16.41 (20081200)

ちょうど前々回の更新内容までがUpされました。

Outlook のみではありますが、

Ver.16.41 (20080530 & 20081001):
・検索:メッセージを開かなくても、検索結果でメッセージのフォルダー名も表示されるようになりました

Ver.16.41 (20081200):
・連絡先:連絡先ビューの連絡先を表示名、名、姓、または会社で並べ替え可能になりました
・連絡先:連絡先ビューで連絡先を名または姓で表示できるようになりました

といった新たな機能が追加されております。
これ以外にも複数の既知の問題の修正が入っています。


【更新】

ちなみに今回のバージョンアップで改善されているのか?どうかはわかりませんが、USサイトに以下のような投稿がございました。

Insider Fast ver.16.41 (Build 20081200)の WOrd for Mac において、一部でクラッシュする症状が発生していたようです。その後、ver.16.41 (Build 20081701)においても引き続きクラッシュするユーザーがいることを確認しているようで、現在対応中のようです。

とりあえず現在のうちの環境ではクラッシュは発生せず普通に使えているので確認はできませんが、仮にご利用になっていて、Wordがクラッシュするという場合にはフィードバックしてください。






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