以前にも何度かご紹介させていただいたように、Internet Explorer 11 では表示できないページも増え、さらには推奨環境から外れているサイトもどんどん増えています。
Windws 7 や、Windows 8.1 向けにも、新しい Microsoft Edge が提供されるなど、Internet Explorer に代わる環境も提供されているためか、Internet Explorer でそうした非推奨とされるWebサイトを開くと、タイミングなどによっても変わるようですが、Microsoft Edge が導入されている方の場合には、Microsoft Edge にリダイレクトされて、Microsoft Edge で開くようになったりするケースもあるようです。
たとえば MSN のサイトなどの場合には、アクセスすると、Microsoft Edge の紹介のサイトが立ち上がってきます。
【Microsoft Edge に リダイレクト される例】
必ずではありませんが、今回確認したところでは、すでに Windows 10 にて新しい Microsoft Edge が導入されている環境で、Internet Explorer 11 で、YOUTUBE を開いたときに、以下のような画面が Internet Explorer 11上に表示され、Microsoft Edge の方で、YOUTUBE が表示されておりました。
こうした例は、YOUTUBEに限らないようです。
【MSNの例】
ここ最近では、MSNのサイトに Internet Explorer でアクセスすると、画面上部にブラウザは最新ではないので、Microsoft Edge をダウンロードするようにメッセージが表示されます。同時に、一部のサイトは、Internet Explorer では、すでにサポートされなくなったということで、Microsoft Edge を紹介するページが同時に立ち上がることもあります。
これもちょっと前までにはなかったこと。
一般の方は、まだまだ Internet Explorer をご利用の方も多いようですが、"さよなら Internet Explorer 包囲網" ... どんどん広がっているようです。
Windows 10 がリリースされた当初から言われていたことですが、Windows 10 に Internet Explorer が導入されていたのはあくまでも後方互換、言い換えると、Internet Explorer ではないと開けない古いサイトを開くためにありました。
企業内のみで運用されているようなサイトなどはともかくとして、実際問題として一般的に公開されているサイトなどの場合、まだまだ多かったそうしたサイトも徐々に少なくなってきています。
もちろんまだなくなったわけではないので、絶対に使っちゃだめだよ?とも言い切れないのが現状です。
さらにまだ本格的に配信が始まってはいませんが、"Windows 10 May 2020 Update" からは、Microsoft Edge Legacy(旧: Microsoft Edge)についても、開発されなくなった機能となりました。つまり、旧: Microsoft Edge ももう終了ってことですね。
そうした状況でもありますので、ぼちぼち本腰で新しい Chromium ベースの Microsoft Edge などへの移行されたほうがいいかもしれません。
【2020/08/19 更新】
YouTube にアクセスしたときに、Microsoft Edge に転送された際に表示されたものですが、Microsoft Edge で開いていますなんて表示されることもあるんですね。
<参照>
・まだデフォルトIE? 新しい Microsoft Edge を使いませんか? /Japan Developer Support Internet Team Blog
・Windows 10 に搭載される 2 つの Webブラウザ、Microsoft EdgeとInternet Explorer 11/Windows Blog
・Windows 10 に搭載される 2 つの Webブラウザ、Microsoft EdgeとInternet Explorer 11/Windows Blog