最後に、この Windows File Recovery Tool のさらに高度なオプションスイッチについてご紹介しておきます。
Windows File Recovery を起動すると、その基本的なオプションスイッチは、画面に出てくるので、モードの指定、フィルターといったことに関してはそこでもご確認いただけます。
この基本的なオプションスイッチ以外にも、
winfr /i
とすると、さらに高度な機能ということで、Windows File Recovery で使用可能な詳細なオプションスイッチが表示されます。
/p:復元ログ保存先を指定する場合
/a:すべてのプロンプトを受け入れる
/u:削除されていないファイルも復元する
/k:システムファイルを復元する
/o:<a|n|b>:上書き許可をもとめられたときにその後の処理方法を指定 a: always n: every b: both
/g:プライマリーデータストリームなしで復元します
/e:拡張子除外リストを無効にする
/e:<拡張機能>:特定の拡張子を無効にします
/s:<セクタ>:ボリューム内のセクタ数を指定します
/b:<バイト>:クラスタ内のバイト数を指定します
/f:<セクタ>:スキャンする最初のセクタを指定します
セクタやらバイト数を指定するとなると、さらに細かい設定ができるわけですが、なかなかここまでになると、ある程度手慣れた方でも、大変な作業になってきますね。
<参照>