2020年06月13日

Mac 版 Microsoft 365 Personal を導入する Part 2 
〜 ライセンスの管理と更新

さて無事導入が終わった皆さん。Microsoft 365 の世界をご堪能ください。

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ところで、前回導入の際に、途中キャプチャーした "サブスクリプションの確認" 画像にもありますが、1か月の無料体験期間を経て、その後そのまま使い続けるとサブスクリプションの代金、12,800円がかかります。上記の中で、"サブスクリプションの確認" のところでも表示されておりましたが、"アプリから購入した Microsoft 365 のサブスクリプションは iTunes アカウントに課金され、事前に自動更新を無効にしない限り、現在のサブスクリプション期間の終了 24時間前に自動的に更新されます。購入後にサブスクリプションの管理または自動更新の無効化を行うには、iTunes のアカウント設定にアクセスしてください。無料試用期間の未使用期間がある場合は、ユーザーがその公開されたサービスのサブスクリプションを購入したときに無効になります(適用可能な場合)" とあるように、最初の1か月は無料お試し期間で、その後課金されることになります。

今回はこうした課金についても改めて確認していきたいと思います。


【Microsoft 365 Personal とは?】

Microsoft 365 Personal は、以前 Office 365 Solo と言っていた製品で、サブスクリプション形式で提供されている Microsoft のコンシューマー向けの Office 統合パッケージソフトになります。

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新しい機能が次々に追加されていること、さらにはサブスクライバーのみを対象とした機能が多数追加されるなどユーザーにとっては非常に便利でありがたい製品となっています。

その機能についてはここではあまり触れませんが、インストールできる台数に制限がなく、Mac だけではなく、iPad や iPhone といったモバイルデバイス、Windows の PC もお持ちであれば、Windows の PC にもインストールでき、ご自身で使用する5台までのデバイスで同時に利用が可能になります。


【現在のバージョン】

今回導入した Microsoft 365 Personal ですが、5月末現在のバージョンは以下の通りです。PowerPoint を例にすると、メニューバーから、"PowerPoint" をクリックして "PowerPointについて" をクリックすると表示されます。 

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・Ver.16.37(20051002)

現在提供されている最新情報は、以下のリリースノートをご覧いただければ、ご確認いただけます。日本語サイトは更新が遅いので最新情報については、US版のサイトを参考にされるといいかと思います。


ちなみに App Store からダウンロード・インストールされた製品の場合、Office Insider への参加ができません。Office Insider への参加をする場合には、一旦、App Store からのものはアンインストールした上で、今回 インストールの際に紐づけた Microsoft アカウント にサインインして、そちらからインストールし直す必要があります。


【Officeの更新について】

App Store からダウンロード・インストールされた製品の場合、各アプリの更新は、App Store を介して行われます。他の製品のように、アプリを起動して、メニューバーから、更新の確認を開いて、Microsoft AutoUpdate を起動し、これを利用しての更新の確認はできません。
メニューにもありませんので、ご注意ください。

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更新プログラムがある時には、App Store にて表示されますので、こちらから更新を行います。


【ライセンスの管理と更新】

さて、App Store から導入した Microsoft 365 Personal ですが、Microsoft Store や、家電量販店、Amazon などのネット通販で購入した場合と異なるのが、このライセンスの管理方法とその更新になります。


-- 再インストール:

まずは再インストールについて。App Store で購入されたものは、もちろん App Store からの再インストールも可能ですが、Windows の PC にもインストールしたい.... そんな場合、当然ですが Windows で、App Store にアクセスしてもインストールができません。

前回のインストールまでの中でご紹介していますが、利用開始の過程で、Microsoft アカウントへの紐づけが行われますので、Mac などの Apple 製品以外にインストールする場合には、この時に紐づけた、Microsoft アカウントでサインインして、サービスとサブスクリプション の所からインストールが可能になっています。

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もちろん、こちらから Mac 版をインストールすることも可能です。先ほども触れましたが、Office Insider へ参加される場合には、Mac 版でもこちらからインストールする必要があります。

Microsoft 365 Personal のサポート対象 OSは、最新のものから数えて3つ前まで。現在、Catalina(ver.10.15)が最新なので、High Sierra(ver.10.13)までではありますが、2020年5月31日の段階では、まだmacOS 10.10 や 10.11 向けのパッケージもこちらからであればダウンロードが可能なようです。


なお、Microsoft の Mac 版 Office の更新履歴のところからも、更新プログラムや、再インストールするためのインストーラーをアプリ毎、個別にダウンロードできますが、この場合、サービスとサブスクリプションからダウンロードしてインストールしたものと同じ扱いになります。


--デバイスの管理:

この App Store より購入したライセンスが、現在どのPCにインストールされているかを確認するのは、Microsoft アカウントのサービスとサブスクリプションの "インストール" のところから行います。ご自身でご利用の5台のデバイスまで同時にインストールして利用できますが、PCを変更して、ライセンスを解除したい場合などはこちらから行います。

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--ライセンスの更新と管理:

さてここまでは、すべて Microsoft アカウント上でおこなっておりましたが、ここからが、App Store で購入したものの場合異なります。

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App Store で購入したものは、Microsoftアカウントの サービスとサブスクリプション の所にも、"Apple から購入" と表示されており、こちらの "管理" をクリックすると、Apple の "App Store や iTunes Store で購入履歴を確認する" というサポートページに誘導されます。"購入履歴を確認する" をクリックすると、macOS 10.15 の場合だと、ミュージックアプリが起動し、Apple ID でサインインすると購入履歴が表示されます。

インストールの際にはあまり触れませんでしたが、インストールの際に、その有効期限や価格、さらに、サブスクリプションの更新については、自動更新されることも表示されておりました。

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導入の1か月は無料で、価格が12,800円で、さらに自動更新されるということがあります。

つまり最初の1か月を過ぎれば、自動的に、12,800円課金されることになります。もちろんこれを経てインストールに至っているわけですから "続ける" をクリックした段階で、これに同意したことになります。


--サブスクリプションの更新と自動更新の停止:

文字通り自動更新なので、引き続きご使用になる場合には、何も手続きはしなくてもいいわけですが、何らかの事情でやはりキャンセルしたい。あるいは1か月の無料期間が終わったら使わないから自動更新したくない... そんな場合には、iTunes Store あるいは ミュージックアプリ から手続きを行います。

1) iTunes あるいは、ミュージックアプリを起動

2) メニューバーの アカウント>マイアカウント を表示 とクリックします

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3) 設定 のところに、サブスクリプション という項目がありますので、"管理" をクリックします

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4) すると サブスクリプションの管理 の画面が表示され、"サブスクリプションをキャンセルする" をクリックすれば自動更新されなくなります

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また以下のリンクからたどっていっても、ミュージックアプリなどが起動して、

"サブスクリプションを確認・解約する" のところから、"サブスクリプションの確認・解約"  をクリックすると、os 10.15 の場合だと、ミュージックアプリが起動し、サブスクリプションの編集画面になります。


--キャンセルについて:

上記の手順でキャンセルを行うと、まず "キャンセルの確認" という画面が表示されます。トライアル期間中であれば、期間内は無料で引き続き使用ができることが表示されます。

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引き続き "確認" をクリックすると、サブスクリプションはキャンセルされ "サブスクリプションの編集" 画面には、終了予定日が表示されます。

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キャンセルされると、Microsoftアカウントのサービスとサブスクリプションのページでも有効期限が切れる旨の表示がされるようですね。
仮に、Microsoftアカウントのところから、今度自動更新(定額請求)を有効にするように設定すると、Apple で更新するかどうか?確認の画面が表示されるようです。

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1か月の無料期間が過ぎると自動的に課金されますので、くれぐれもご注意ください。


<参照>




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Mac 版 Office Insider Fast 更新情報

週末ですが、次の更新プログラムの配信がスタートしております。

本日配信されているプログラムは以下の通りです。

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・Microsoft Excel 16.39.20061000
・Microsoft OneNote 16.39.20061000
・Microsoft Outlook 16.39.20061000
・Microsoft PowerPoint 16.39.20061000

Word についてはなかったのですが、よく確認したら、すでにどうバージョンに更新済みでした。

さてリリースノートを確認すると、6月8日付 Ver.16.39 (20060705) における Outlook について更新内容が紹介されております。日本語版、US版共に同じ内容ですが、このバージョンからGoogle アカウントで、IMAP設定した際の機能強化が図られたとのことでした。他には既知の問題の修正といった内容となっております。

それ以外のものについては、機会があれば随時ご紹介させていただきます。




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