Microsoft Edge の自動配信が日本でもぼちぼちスタートしているようです。
ただしこうしたものは、すべての方が一斉に アップデートされるというわけではなく、順次少しずつアップデートされていきます。
いくつかお客さんのPCを拝見したり、MSコミュニティを拝見していると、ここ数日、自動的に更新されて、新しいMicrosoft Edge になった...というお話が散見されます。
上記のブログでもご紹介したように、以前、うちでも Release Preview 版に、たまたま入ってきた更新プログラム(KB4541302)をインストールしたら、正式にUpdate されてしまったことがあります。
結果的にはこの時は、システムの復元もうまくいかずリカバリして Release Preveiw 版を入れなおしたわけですが、もともとそういうための検証用のPCなので、それ自体は全く問題ありませんでした。
【自動配信されたものはアンインストールできない】
さてこれまで、Microsoft Edge Insider として配布されていた Insider 版については、不要であればいくらでも削除ができました。"Microsoft Edge Insider" については、現在も存続しますし、Beta版、Dev版、Canary版の提供は引き続き行われております。
但し日本の場合、"新しい Microsoft Edge へのアップグレード/Windows Blogs" でも紹介されているように、確定申告のシーズンとも重なった関係で、さらにはコロナウィルスによる確定申告の受け付け延期といったことも重なって、その自動配信は延び延びになっておりました。
そして今回ぼちぼち始まったものと思われる 自動配信のスタート。
自動配信にてアップデートされた場合には、Insider 版の様に削除ができません。また以前の時もそうでしたが、KB4541302 の更新プログラムの削除もできません。
システムの復元で元に戻せる... とはあまり安易に考えない方がよろしいかもしれません。
【アップデートしないためには?】
以前にもやはりブログの中でご紹介しましたが Blocker Tool が用意されています。
どうしても Update されたら困る... という場合には、Update される前に、上記のような Blocker Toolkit にて自動Update されるのを防ぐしかありません。ただしこの Blocker Toolkit も Update されるのを自動で Update されるのを防ぐだけで、自分でダウンロードしてインストールするといった場合には効果はありません。
Internet Exploerer 11 では、ぼちぼちうまく表示できないサイトも増え、アクセスすると、アップデートを促されるページなども出始めています。Microsoft Edge Legacy (旧 Microsoft Edge) も同様の方向ですね。
ネットの世界の進歩に合わせてブラウザも進化し続けないといけない... そんな運命を抱えているわけです。
Google Chrome を始め、Chromium版のブラウザには、Microsoft Edge 以外でも、Opera など様々なものがあります。Microsoft Edge もその一員として新たにスタートすることになりますが、Microsoft Edge ならではの個性の発揮どころも期待したいものです。
ところでうちの環境だと、ものによっては、Insider 版の Microsoft Edge も入っていますが、そうでないものもあるものの、今のところまだ自動Updateされておりません... 本日以降はもっと Update が加速して広まっていくんでしょうかね?
さてどんな更新プログラムが来るのか? ちょっと楽しみにしています。
<参照>