Office Insider Fast Ring だけの症状だったのかは不明ですが、2月11日付で配信されていた更新プログラム(Ver.16.35.20020910)の適用直後から、Word や、Excel、 PowerPoint などといったアプリを起動して、更新プログラムのチェックを行おうとすると、以下の様なエラーが出て、更新プログラムの確認・インストールができない状況でした。
メッセージに従い、Microsoft AutoUpdate を再インストールしてみてから、再度アプリからこれを呼び出そうとすると、同様のエラーで、アップデートができませんでした。
ただし、以下のところから、Microsoft AutoUpdate のプログラムをダウンロードして再度インストール。インストール直後は、正常に更新のチェックができるといった状況でした。
USサイトでも、日本語サイトでもいいのですが、USサイトでは、すでに、Ver.4.20 の最新バージョンがダウンロード可能です。日本語サイトだとまだこの情報は更新されていないため、Ver.4.19 となる様です。
こちらをダウンロードして、そのままインストールし完了すると、Microsoft AutoUpdate が起動し、更新のチェックが始まります。
つまりこれさえ起動できれば、更新もきちんと確認ができる状況でした。
と言うことで、どうも Microsoft AutoUpdate 自体の問題ではない様でした。すでに Microsoft AutoUpdate をインストールしなおしてしまったので、その前の段階、つまり今回のエラーが表示された直後に、Microsoft AutoUpdate を直接起動した場合に、起動出来ていたか?どうかまでは確認しなかったのがちょっと悔やまれるところです。
【アプリの更新とMicrosoftAutoUpdateの起動】
さて前回の更新以降、ヘルプ>更新プログラムのチェック としてもエラーになって、更新ができない場合には、一応以下の手順で確認してみてください。再インストールまでする必要もないかも知れません。
1) Microsoft AutoUpdate を直接起動する
ライブラリ>Application Support>Microsoft>MAU2.0 と開くとアプリがありますので、こちらから直接開きます。
ただし注意したいのは、私も色々勘違いして探すのに手間取りましたが、このライブラリフォルダは、ログインユーザー名の配下にあるライブラリフォルダではなく、Macintosh HD配下にあるライブラリフォルダになりますので、ご注意ください。
2) Microsoft AutoUpdate を再インストールする
冒頭でご紹介した様な手順で直接ダウンロードしてインストールします。インストール直後、Microsoft AutoUpdate が起動して来ますので、そのまま更新をチェックします。
そして今回の更新が完了した後からは、またこれまで通り、ヘルプ>更新プログラムのチェック にて正常に Microsoft AutoUpdate も起動する様になりました。
ですのでまずは、一度 Office のアプリの更新が必要な様ですので、Update がエラーになる場合には、上記の方法でご確認ください。
【2020/02/15 更新】
今回の Microsoft AutoUpdate のトラブルは、海外でも同様に発生していたようです。
現在は解消しております。
またUSサイトの中でもちょっと出てましたが、ターミナルを利用した利用方法については、機会があれば別途ご紹介したいと思います。