2020年01月30日

Office 365 Solo が更新されない?

うちで確認している限り、Office 365 Solo のクイック実行版で、来るはずの更新プログラムが全く来ないという現象が続いておりました。
更新を確認しても、"最新の状態です" と表示されるだけでした。2か月も更新プログラムが来ないのは、何か?おかしい....ですよね。

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始まりは、2019年10月22日Ver.1910(ビルド12130.20184) になってから、更新プログラムが来なくなったので気が付きました。11月の第二水曜日以降になっても、来るはずの更新プログラムが来ない.... 

ちょうどこのころは、このブログでも取り上げましたが、Microsoft Access の不具合で大騒ぎしていたころでした。


この記事もその後、Part 4 まで続いたわけですが、最終的には、12月に配信された更新プログラムをもってすべて解決に落ち着きました。

さてそんなバタバタの中、1月には今度は、Excel の 32ビット版でトラブルが発生。


最近トラブル続きで、そちらの方が優先してすっかり忘れておりました。

さてそんな Office 365 Solo ですが、11月の更新プログラムがなかなか来なくて、いろいろ試していたところ、2019年11月21日に、待望のアップデートが落ちてきました。そして、Ver.1911(ビルド12228.20250) に更新され、やれやれ一段落...と、Access や Excel の方のトラブルについて確認してたんですが、実はどうもその後も、Office 365 Solo に更新プログラムが落ちてこないことに気が付いて、フィードバックしたりしつつ、自分でもいろいろ試しておりました。

-- 試したこと:

・Office の修復(クイック/オンライン)
・Office の再インストール
・一旦、月次チャンネル(対象指定)/Insider Slow への Update と、その後の解除

いずれを試しても、結果的に、Ver.1911(ビルド12228.20250) に落ち着くだけで、変わりませんでした。

Excel の時に、32ビット版が問題になっていたので、もしかしたら 64ビット版にすれば OK なのかな?とも思いましたが、こちらは知り合いですでに64ビット版を使っている人がいて、同じバージョンであることが判明。

64ビット版にしてもダメだということがわかり、一方では、Office 365 ProPlus や、Office Home & Business Premium では、正常に更新が落ちてきているということが確認がとれたので、どうも、Office 365 Solo (クイック実行版)のみの症状であろうことがほぼ確定的になりました。

私自身で、別のPCには、Office 365 Solo (ストアアプリ版)を合わせて使用していますが、こちらは正常に更新ができておりましたので、問題が発生しているのが、クイック実行版のみってことですね。

フィードバックしておりますが、今のところ何の返事も来ないんので、原因などは不明です。ただし何かが?うまく機能していないことだけは確実です。

Microsoft コミュニティなどを覗いても、日本でも、USでもそうした書き込みはあまり見受けられず。もっと機能的に利用できないものがあるというわけでもないせいなのか? あるいは皆さん各自自分のところだけおかしいのかな?と思っていらっしゃるのか...

でたまたまこの質問が...


そうなんですね。皆さん、同じ悩みを感じていらっしゃったんですね。
そしてその中で、コマンドを利用してアップデートをするという、逆転の発想? が... 

確かにこのブログでもロールバックについては何度も取り上げておりますし、ロールバックが可能なら、バージョンさえ指定すれば、アップデートも可能なはず... ということで早速実践。


【コマンドによるアップデート】

ロールバックについては、ちょうど先日の Excel のトラブルの時にも紹介しておりますので、以下の記事をご参考ください。基本的にはコマンドの操作は一緒で、バージョンのところだけを変更して利用します。


最新のバージョンの情報は、Office 365 ProPlus のリリースノートで、月次更新のところを参考にすれば、基本的に問題ありません。

そして今回現在の最新のバージョン Ver.1912(ビルド12325.20344) にアップデート。

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そして正常に完了して、アプリを起動してみると...

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無事最新バージョンまで更新されました。

Office 365 Solo のクイック実行版をご利用の場合、現時点では、更新を確認をクリックしても、"最新の状態です" となるだけで更新ができませんが、その要因はまだ不明です。
フィードバックもしておりますので、何かしらそれについては進捗がありましたら、こちらでも報告させていただきます。

但し取り急ぎ最新バージョンにしておきたいという場合には、どうやらコマンドを利用して行えば、アップデートは可能なようなので一度お試しください。

「鳴かぬなら鳴くまで待とう...」 というのでもいいのですが、「鳴かぬなら鳴かせてみよう...」というのもありですね.... 
もっとも今回については、"鳴かせてみよう" というより、"鳴かせてしまえ..." の方が正しいのかもしれませんが。

勉強になりました。


<参照>




デル株式会社
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2020年01月29日

macOS 10.15.3 の配信がスタート

Office に続いて、今回は、macOS の更新情報です。

本日、macOS 10.15.3 の配信がスタートしております。

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"Mac の安定性、信頼性、およびセキュリティの向上" のための更新ということになりますが、今回で、catalina も、Ver.10.15.3 となります。

更新内容の詳細については、"Apple セキュリティアップデート" や "macOS Catalina のアップデートの新機能" をご参照ください。


<参照>


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Mac 版 Office Insider Fast 更新情報

ちょうど昨日は、Windows版の Office Insider(Fast/Slow) に更新がありましたが、本日は、Mac版にも到着しております。

本日配信されている更新プログラムは、以下の通りです。

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・Microsoft Excel 16.35.20012700
・Microsoft OneNote 16.35.20012700
・Microsoft Outlook 16.35.20012700
・Microsoft PowerPoint 16.35.20012700
・Microsoft Word 16.35.20012700

Web上では、前回配信されている Outlook 16.34.20012200 について、情報が更新されておりました。
メッセージヘッダーが更新されたこと、そして複数の既知の問題の修正が入っております。詳細はリリースノートをご参照ください。

今回の更新で、Mac 版 Office は、Ver.16.35 に突入。

そう言えば、すでに Insider 向けには提供されているはずの、New Outlook が前回の Update までの段階ではまだうちには来てませんが、毎回  Update がある度に、今回か?今回か?と待ちわびているわけですが、現在 Update 中の今回の更新で来るのか?

この辺りに期待しています。


【更新】

今回の更新が完了して、Outlook を起動してみましたが、やはりまだ New Outlook は来なかった様です....

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ところで普段は更新が始まると、そのまま放置して完了したら、Microsoft AutoUpdate を閉じていたわけですが、実際には Microsoft AutoUpdate の画面って、更新が完了して一気に完了画面になるわけではなく、一つずつダウンロード&更新が実行されて都度画面が変わって、更新プログラムの数が一つずつ減っていくんですね。今更ながら気がつきました。




Microsoft Store (マイクロソフトストア)


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2020年01月28日

デルアンバサダー座談会に参加

先日、都内で開催されましたデルアンバサダー座談会に参加してまいりました。

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デルアンバサダー座談会、今回で第七回目。過去に2回ぐらい参加したことがありましたが、その後は都合が合わなかったり、抽選で外れたり...ということで、久々の座談会でした。

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今回の座談会。製品紹介もさることながら、カメラ撮影や写真編集に関する特別セッションもあるということなので、普段からブログなどで写真を扱う上では非常に参考になるな?と思って参加させていただいたもの。そして見事当選、当日は楽しみにしておりました。

座談会の会場内には、DELL製品が展示されており、自由に触って、さらに社員の方に直接質問もできるそんなコーナーもあります。

さて、当日。デルアンバサダー座談会が、いつものように コンシューマー&ビジネスマーケティング統括本部 横塚部長の軽快なトークでスタート。初めて参加された方も多かったと思いますが、横塚部長の軽快なトークで、場が一気になごみます。さすがです...


【製品紹介】

さてそしてまずは製品紹介。コンシューマー&ビジネス事業統轄本部の各担当からの、製品紹介から。

コンシューマー&ビジネス事業統轄本部
 マーチャンダイジングコンサルタント 合田 大輔さん
→ New XPS13の紹介
 モニター・周辺機器マーチャンダイジング 八幡 静さん
→ UP2720Q 27インチ4Kワイドモニターの紹介
 ゲーミングビジネスマネージャー 大島 隆宏さん
→ Alienware の製品紹介

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New XPS 13/15 については、以前にモニターとしても利用させていただいたこともあったのですが、実は、今回登場した New XPS 13 はさらに進化していると聞いてびっくり。11インチのフレームに、13.3インチの画面が詰め込まれている驚きのノートPC。絶えず進化を続けるDELL。メーカーとして抜け目がありません。

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Alienware の紹介では、Dellが日本のマーケティングに参入したころの懐かしいお話から今日に至るまでの経緯も...


【特別セッション】

キャノンマーケティングジャパンによる特別セッションということで、新たなEOS の紹介と、"fotomoti" というコミュニケーションサイトの紹介が行われました。

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一般のユーザーが、写真を楽しむためのレシピが満載の同サイト。Shinoさんによれば、書店に並ぶマニュアル本を何十冊も詰め込んだような情報を満載したサイトとのこと。

ユーザー同士がこうしたらいいんじゃない?
こういうテクニックはどうでしょう?
といった情報交換できる、コミュニティとして広がりつつあるようです。

今回たまたま自分と同じテーブルだったのが、キャノンマーケティングの方と、このセッションで登壇された Jun Shinoさん。

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壇上では、写真を撮影するためのワンポイントや加工するためのワンポイントテクニックが披露されましたが、テーブルではプロのカメラマンの方のPCのご利用環境などをお聞きしたりと、盛り上がらせていただきました。

同席したキャノンの方も、もちろんキャノンのカメラを使ってもらえれば最高ですが、Canonに限ったことではなく、こうしたサイトを通じて写真文化というものを、身近に感じてもらえて、もっともっと広がってくれるといいんですよ....なんておっしゃってたのは印象的でした。

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各テーブルには、Canonの、 インスタントカメラプリンター ZV-123 が置かれていましたが、手軽に楽しめる写真文化を目指す製品。もちろん写真もとれますし、またスマホの写真を印刷するためのコンパクトプリンターとしても利用できるという面白い製品。自撮用に正面のレンズ周りが、鏡代わりになるというところもユニークな、今どきの製品でした。

いろいろ盛りだくさんの座談会。特別セッションの後は、各テーブルでフィードバックを....ということだったんですが、申し訳ありません。いろいろフィードバックしたいこともあったし、お聞きしたいこともあったのに、同席された皆さんと写真の話で盛り上がって、終わってしまいました。

まぁフィードバックはまた次の機会に。

そんな座談会。コンシューマーが、直接作る側、売る側の生の声が聴け、非常に製品を身近に感じられるイベントの一つです。
コンシューマー向けにここまでやるメーカーって数少ないですから、貴重です。


<参照>






デル株式会社
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2020年01月27日

KB4534310 の影響で、Windows 7で壁紙の設定がおかしくなる Part 2

前回ご紹介した、KB4534310 での不具合に関する詳細を引き続きご紹介させていただきます。


【症状】

1/15に配信された、KB4534310 により、背景が黒くなることがあります。

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【暫定的な対策】

1) デスクトップ上で右クリックして個人設定を開き、さらに "デスクトップの背景" を開きます

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2) "背景の配置"  のところが、"画面にあわせて伸縮" となっていると今回のような症状になります

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3) ”ページの横幅に合わせる” など他のものに変更し、"変更の保存" をクリックして完了します

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設定を変更した時点で設定が反映されない場合には、PC自体を一旦再起動してみてください。
再起動後も、状況が変わらない場合には、再度設定を確認してみてください。

今回の不具合ですが、現時点ではUSサイトを見ると、当初はESU契約者のみでしたが、

”We are working on a resolution and will provide an update in an upcoming release, which will be released to all customers running Windows 7 and Windows Server 2008 R2 SP1.” 

とあり、すべてのユーザー向けに提供されるようになったようです。


<参照>




デル株式会社

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2020年01月25日

KB4534310 の影響で、Windows 7で壁紙の設定がおかしくなる

先日サポートが終了した Windows 7。1月14日でサポートが終了しておりましたが、どうやら最後の日となった1月15日(US時間1月14日)付で配信されている更新プログラム、KB4534310 の影響で、壁紙の設定がおかしくなる症状が発生しています。

【症状】

壁紙に画像を設定している場合、拡張設定にて設定されている場合、黒くなってしまいます。

国内外で発生している症状ではありますが、US側でも問題を把握し、現在対応中となったようです。

ただし、

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によると、現在のところ更新プログラムの提供は、サポートが終了した一般ユーザーは対象外で、ESUの契約をしているのみとなっているようです。

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引き続き何か情報が更新された場合には、こちらでご報告させていただきます。


<参照>




デル株式会社
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2020年01月24日

新しくなった Microsoft AutoUpdate

Mac 向けの Microsoft 製品の Update に使用されている "Microsoft AutoUpdate"。

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当初は、Office 製品の更新のみでしたが、昨今では、New Microsoft Edge や OneDrive といったアプリの更新などにも使用されます。

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さてそんな、Microsoft AutoUpdate ですが、当然ながら Microsoft AutoUpdate 自身の更新にも使用されます。ちょうど先日も触れましたが、更新履歴を見てみるとお分かりいただけると思いますが、日本時間1月15日(US時間 1月14日)に更新がかかって、現在は、Ver.4.19.20011301 になっております。

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【診断ログ/アシスタント診断ログの確認が可能になりました】

これまでであれば、単に更新を実行して終われば完了。特に最近の Microsoft AutoUpdate では、更新プログラムのリリースノートへのリンクもないので、Update したら終わりで、特に細かいところも見てませんでした。

ところが? いつの間にか "診断データログ" や "アシスタント診断データログ" を見られる様になっておりました。

Microsoft AutoUpdate を起動し、メニューバーの、ヘルプをクリックすると....

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以前にはなかったログを表示するといった項目が追加されております。ご覧になれるのが、以下のものになります。

1) Microsoft AutoUpdate 診断データログ

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2) Microsoft AutoUpdate アシスタント診断データログ

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たまたま今回、Upate がスムースに起動しなかった為、一旦PCを再起動してから再度 Update を実行して無事更新は完了していますが、今後は何かあったら、一度ログを確認してみるといいのかも知れませんね。


Microsoft AutoUpate の表示が現在のものになったのが、ちょうど昨年の10月。

リリースノートをみると、前回の更新などでも既知の問題修正がはいったことは触れられておりますが、あまり詳細な変更について取り上げられておりませんでした。

時々こちらもちゃんと更新された折にはチェックしていきたいと思います。



<参照>




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2020年01月23日

Mac 版 Office Insider Fast 更新情報

今月は、結構なペースで更新プログラムが配信されて来ているのですが、それに対するリリースノートの情報更新が中々進まないので、更新があったことをお伝えできても、内容までに踏み込めないのがちょっと残念です。

さて、本日も次の更新プログラムが到着しております。今回配信されているプログラムは、以下の通りです。

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・Microsoft Excel 16.34.20012200
・Microsoft OneNote 16.34.20012200
・Microsoft Outlook 16.34.20012200
・Microsoft PowerPoint 16.34.20012200
・Microsoft Word 16.34.20012200

更新の出るタイミングが非常に短い期間でどんどん出て来ていることからすると、既知の問題の修正が中心ではないかと思われますが、特に現時点では情報は上がっておりませんでした。

ところで後ほど別途ご紹介いたしますが、Mac 版の Microsoft 製品に使用されている Microsoft AutoUpdate が、ちょっと前から少し変わりました。

詳細は後ほど。




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2020年01月22日

Internet Explorer の脆弱性とその対策

先日、Windows 7 のサポートが終了。Internet Explorerについても、すでに開発はストップし、Microsoft Edge などのブラウザへの移行が望ましいことについても取り上げさせていただいたことがありました。


さてそんな中、Windows 7 のサポートが終了して、サポート対象外になった直後の Internet Explorer の脆弱性が発見され、さらにそれをついた攻撃も確認されているようです。

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Windows 7 はサポート対象外になっているとは言え、ESU対象の製品は当然更新プログラムが提供されると思われますが、それ以外のものについては、提供される可能性は低いと思ったほうがいいのかもしれません。ただし、この辺りは現時点では特にはっきりしたことはWebページ上にもありません。

FAQにもありますが、Microsoftでは、この脆弱性をついた攻撃がすでに確認されているとのことのようです。


【影響範囲】

-- Internet Explorer:

・Internet Explorer 11

-- OS:

Windows 7 SP1
Windows 8.1
Windows RT 8.1
Windows 10

注意書きにもありますが、Windows Server 製品(2008/2008R2/2012/2012R2/2016/2019)は、Internet Explorer 9/10/11 だったととしても、"Critical" ではなく "Moderate" となっております。これは、IEがあらかじめ制限モードで開かれるからのようです。


【暫定的な対処法】

回避策としては、IPAのサイトでは2つ紹介されています。

1) Internet Explorer を使用しない:

もちろんこの場合、メールなどのリンクをクリックしてIEが起動してこないように、既定のブラウザも IE以外のものに設定しておく必要があります。

対応策が提示されるまで使わないのが一番簡単な回避策になります。


2) コマンドにより Jscript.dll へのアクセスを制限する:

暫定的な対処法が公開されております。コマンドプロンプトを管理者モードで開いて、以下のコマンドを実行します。
ただしこれを実行した場合、今後修正プログラムの提供が開始された場合には、それを実行する前に、再度設定を元に戻す必要があるようです。Microsoft の Webサイト上では、現時点では、"Microsoft recommends these mitigation steps only if there is indication that you are under elevated risk." 、こうしたリスクの兆候がある場合には、以下の暫定的な対策をしてくださいとあります。

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32ビット版の場合:

takeown /f %windir%\system32\jscript.dll
cacls %windir%\system32\jscript.dll /E /P everyone:N

64ビット版の場合:

takeown /f %windir%\syswow64\jscript.dll
cacls %windir%\syswow64\jscript.dll /E /P everyone:N
takeown /f %windir%\system32\jscript.dll
cacls %windir%\system32\jscript.dll /E /P everyone:N

上記のコマンドを一行ずつコピーして、コマンドプロンプトの画面内で右クリックすれば貼りつきますので、貼りついたらエンターキーを押して実行します。

今回のものは、Jscript.dll へのアクセスに対して制限をかけるものになります。これにより、この機能に依存するコンポーネントなどに依存しているようなものがある場合、機能の低下につながることがあるようです。

また、"By default, IE11, IE10, and IE9 uses Jscript9.dll which is not impacted by this vulnerability. This vulnerability only affects certain websites that utilize jscript as the scripting engine." とあるようにデフォルトでは IE11などは、Jscript9.dl を使用しているので影響はないものの、スクリプトエンジンとして jscript を使用する特定のWebサイトにのみで影響します。

つまりそうしたサイトを立ち上げて誘導され、アクセスしてし攻撃された場合には、対処しておかないと、今回の脆弱性により影響を受けることになります。

-- 元に戻す方法:

同様にコマンドプロンプトを開いて、以下のコマンドを実行します。

20200122-1-4.jpg

32ビット版の場合:

cacls %windir%\system32\jscript.dll /E /R everyone

64ビット版の場合:

cacls %windir%\system32\jscript.dll /E /R everyone
cacls %windir%\syswow64\jscript.dll /E /R everyone


IPA のサイトにもありますが、一般のユーザーの皆さんにおいては、基本的には Internet Explorer の使用を避けるのが一番簡単な対処法だとは思います。

ということですので、Internet Explorer のご利用にあたってはくれぐれもご注意ください。


<参照>



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New Microsoft Edge の配信がスタート! Part 4

新しくなった New Microsoft Edge。New Microsoft Edge が、"Microsoft Edge” と呼ばれるようになり、従来からあった旧Microsoft Edge は、現在、レガシー版と呼ばれるようになりました。"Microsoft Edge レガシー" です。

もちろんまだ自動配信されているわけではなく、あくまでも自分でダウンロードしてインストールしない限りはこの Microsoft Edge Legacy なわけですので、こちらをご利用の方も多いかと思います。

"New Microsoft Edge の配信がスタート! Part 2" でも触れましたが、日本の場合、自動で配信されるのは、日本語版のブログの中でも触れられておりますが、"確定申告の影響を考慮し、Windows Updateを通じた新しいMicrosoft Edgeの配信は令和2年4月1日以降、順次開始される予定"("新たな年に新たなブラウザーを – 新しい Microsoft Edge はプレビューを終え、ダウンロード提供を開始" より引用) となっています。

さてそんな Microsoft Edge ですが、最後に今回提供されている Microsoft Edge の削除について触れておきます。

すでにご存じのように、Microsoft Edge Legacy は、基本的には簡単に削除ができるものではありませんでした。これに対して、今回提供されている、Microsoft Edge は、普通にアンインストールも可能です。

スタート>設定>アプリ>アプリと機能 と開いて Micorosoft Edge をクリックし "アンインストール" をクリックすればアンインストールができます。

20200121-6-1-1.jpg 20200121-6-2-1.jpg

削除されると従来の Microsoft Edge、つまり Microsoft Edge Leagcy に戻ります。

4月以降自動で更新された場合にどうなるのか?この辺りは検証できませんが、聞くところによれば、タッチペンでの書き込みができるのが便利というユーザーの方もいらっしゃるようで、あえて Microsoft Edge Legacy の方を選択される方もいらっしゃるようです。

ユーザーのニーズもいろいろですね。


【2020/01/23 更新】

New Microsoft Edge のアンインストールについて情報が公開されたようでしたので、ご紹介します。


上記サイトにもありますが、あくまでも現時点では、"新しい Microsoft Edge のアンインストールは、Windows Update を通じて Microsoft Edge が提供されるまでの期間に限り可能です" とのことのようです。

つまり自動配信がスタートすると、それ以降は Microsoft Edge Legacy には戻せなくなることのようですね。



<参照>



デル株式会社

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2020年01月21日

Mac 版 Office Insider Fast 更新情報

次の更新プログラムの配信がスタートしております。

今回配信されているプログラムは、以下の通りです。

20200121-1.png

・Microsoft Excel 16.34.20011906
・Microsoft OneNote 16.34.20011906
・Microsoft Outlook 16.34.20011906
・Microsoft PowerPoint 16.34.20011906
・Microsoft Word 16.34.20011906

今回の更新に関する情報はございませんでしたが、前回の Ver.16.34 (20011502) での、Outlook に関する情報が更新されております。
かなり多くの既知の問題の修正が入った様です。

詳細は、リリースノートを参照して下さい。


その他については、情報が公開されました折には、機会があればご紹介させて頂きます。




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"Your PC/Device needs to be repaired" と表示されて起動できない

今回直面したトラブルなんですが忘れないために取り上げておくことにしました。

ある日PCを使ってちょっと席を外して、戻ってみたらPCの電源が落ちていた、そして電源が入らない.... 原因は電源ケーブルが外れかかっていてバッテリがなくなって強制終了した形になったためでした。

で普通なら電源ケーブルを差してある程度充電もできれば問題ないだろう?と気軽に構えていたものの電源を入れてみたら...

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という悲しい画面に.... 今回のように強制終了になったケースで運が悪いとこうなることもあるんですね。


【対処法】

あきらめて、リカバリするか...ということで、Media Creation Tool を使用して、USBメモリにリカバリ用のシステムを作成。

さてUSBブートして... インストール言語などの選択画面の次に。

もしや?と思って、"今すぐインストールする" ではなく "コンピューターの修復する" に進んでみました。

そして トラブルシューティング>スタートアップ修復 と選択しスタート。ものの数分の後修復が完了して、PCが再起動。

無事また問題なく起動できるようになりました。


今回、別のPCで、Windows 10 November 2019 Update の Media Creation Tool を作成して行いましたが、いざという時の "Media Creation Tool"。

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Media Creation Tool で作成された DVD や USB メモリは、アップグレードはもとより、新規のインストールディスクとしても、利用できます。今回のように、PCが全く起動できなくなった時には、作成されたディスクからPCを起動して修復を試みることも可能ですし、また修復できない場合には、当然ながら再インストールすることも可能になります。

定期的に新しいバージョンに更新されますので、時々チェックして最新のものを用意しておくと便利ですね。現在は全く問題なく動いているという方も、いざという時のために作成しておくことをお勧めいたします。


【更新】

ちょうど見ていたらNECのサイトにもありましたのでご紹介がてらリンクを貼らせていただきます。



<参照>



デル株式会社 デル株式会社
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2020年01月19日

New Microsoft Edge の配信がスタート! Part 3

前回は、正常に New Microsoft Edge がインストールできたケースですが、今回は英語版がインストールされてしまった場合の対処法について取り上げてみました。

New Microsoft Edge のダウンロードサイトの画面は、英語なのですが、インストールについては、前回のご案内の中、うちで試したところでは日本語で行われました。ただし、実際には必ずしも日本語でないケースもあるようで、中国語だったり、韓国語だったり、英語だったり、スペイン語だったりとまちまちのようです。

そうした場合、とりあえず何とか理解できるページであればそのままインストールして進めば言語の追加で何とかなるかと思いますが、仮に英語にもならないといったケースには、まずはリロード(再読み込み)などして、他の言語のページにする必要があるようです。


さてとりあえず英語版としてインストールされたとした場合、New Microsoft Edge を日本語で利用できるようにするにはどうしたらいいのか?

というのが今回のお話になります。


【日本語表示に切り替える】

インストールのところも含めて、最初から画面を追っていきたいと思います。

1) New Microsoft Edge の Web サイトは、現在のところ英語版です。そちらから、ダウンロードのところをクリックして、インストールまで完了させます

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2) インストール完了後、右上の [...]>Settings とクリックして設定画面に入り、"Languages" をクリックし、さらに、"Add Languages" をクリックして言語の追加画面に入ります

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3) 日本語にチェックを入れ、"Add"(追加) をクリックして、言語設定画面に戻り、追加された日本語のところをクリックし、さらに "Display Microsoft Edge in this languages" にチェックを入れます。そして、"Restart" をクリックして再起動します

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4) 以下のように再起動後は、日本語表示で表示されるようになります

20200116-5-10.jpg


日本語以外の言語にしたい場合にも同様に言語を追加して、"Display Microsoft Edge in this languages" にチェックを入れれば変更が可能です。



<参照>




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2020年01月18日

1月に配信された更新プログラムの影響で、Excelの動きがおかしい  〜完結編

1/15に配信された、Ver.2001(ビルド 12430.20050)の更新プログラムにより、32ビット版の Excel (Office 365 ProPlus/Office 365 Solo など) のクイック実行版で発生していたトラブルに対する更新プログラムの配信がスタートしております。


上記記事でも、【更新情報】として追加しておりますが、改めてこちらでもご紹介させていただきます。

当然ながら、本件は日本でのみ発生していたものでもなく国内外を問わず発生しておりました。USのMSコミュニティで上がっていた質問を注視しておりましたところ、とうとう更新プログラムの提供がスタートしたようです。

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Excel を起動して、アカウント とクリックし、"更新オプション" から "今すぐ更新" をクリックします。

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上記にあるように、Ver.2001(ビルド 12430.20050)から、Ver.2001(ビルド 12430.20120)に更新されれば完了です。
ちなみに、うちのは、月次チャンネル(対象指定)/Office Insider Slow バージョンですが、月次チャンネルに配信されているものも同様のバージョンになります。当初、うちで確認したトラブルについては、改善されておりました。

ということで、更新プログラムをお待ちになっていた方は早めに更新してください。


【一時的にロールバックされた方へ】

さて本件ですが、修正プログラムが提供されたことで、完結となっております。

こちらのブログでも、一時的な回避方法として、ロールバックする方法などもご紹介しておりましたが、ロールバックした場合、"更新を無効にする" 設定にしておかないと自動的にまた更新されてしまうため、しばらくの間は、"更新を無効にする" ようにご説明いたしました。

更新を一時的に無効にされている方は、再度同じ設定を開いて、"更新オプション" については、同様の手順で、今度は "更新を有効にする" としておいてください。


さて今回のトラブルはこれで完結なんですが、今回のトラブル、その前のAccessの時にはこうしたメールでの返事がきたりすることももありませんでした。以前のAccessの時も、今回のExcelの時も、フィードバックについては、MVPの専用チャンネルからと同時に、Excel の画面からもフィードバックさせていただきました。

すると、アプリの画面からフィードバックさせていただいた分について、

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といったメールが Office チームから届いておりました。

フィードバックしたことに対する返信という形でメールが届いてきたのは初めてでしたが、それだけ影響も大きく、さらにフィードバックを送っていた人も多かったのかもしれませんね。



<参照>




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New Microsoft Edge の配信がスタート! Part 2

さて今回は、新しくなった New Microsoft Edge のインストールについてご紹介いたします。Part 1 でも書きましたが、結果的に、1月15日(日本時間 1月16日)のリリーススタートの時点では自動配信とはなりませんでしたので、利用にあたってはダウンロードしてインストールする必要があります。

今回はこのインストールまでの流れをご紹介いたします。


【ダウンロードする】

まずはダウンロードから、前回もご紹介したように、以下のダウンロードページにアクセスします。以下のリンクからでもいいし、Microsoft Edge を起動してヘルプからでもアクセスが可能です。


1) "DOWLOAD for Windows 10" をクリックして、さらに、"同意してダウンロード" をクリックして進みます

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2) ダウロードが開始されます。Microsoft Edge の場合、ダウンロードが完了すると画面下部に "実行" というボタンが表示されますので、"実行" をクリックしてセットアップを開始します

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3) ユーザーアカウント制御の画面になったら、"はい" をクリックして進むと、ダウンロードが開始されます。ダウンロードが完了して、インストールの段階に入ると、当然 Microsoft Edge が開いているままではインストールができないので、閉じるように出てきますので、"閉じて続行" をクリックします。他のブラウザをご利用の場合には、そのままセットアップに進むかと思います

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4) Microsoft Edge を終了したうえで、"閉じて続行" をクリックするとインストールが開始されます

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5) インストールが完了すると、従来の Microsoft Edge のショートカットアイコンが消えて、New Microsoft Edge のアイコンが表示され、さらに、自動的に New Microsoft Edge が起動してきます

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【セットアップ】

ダウンロードとインストールが完了すると、以下のような画面が起動してきますので、引き続きセットアップのスタートになります。

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1) 上記の "始める" をクリックします。ここでは、New Microsoft Edge を起動した時に最初に表示されるページの表示方法を選択します。この辺りは、画面にもありますが後でも変更できるので、そのまま "次へ" をクリックしても問題ありません。
ちなみに、アクセスした履歴などが表示される "インスピレーション"、従来のMicrosoft Edge のように、ニュースなどが表示される "情報"、そして、背景も排除した "フォーカス" のモードが選択可能です

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2) 続いて同期設定について。PCとスマホなどデバイスの間でお気に入りを同期して利用したい...そんな場合には、"はい" を選択します。不要であれば、"いいえ" に変更して、"次へ" をクリックします。"同期のカスタマイズ" をクリックすると、Microsoftアカウントを通じて同期したい項目が選択できるようになります。今回は同期しない設定にしてみました

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3) 最後は、"さらに役立つ Microsoft エクスペリエンスの実現にご協力ください" のところ。こちらもどちらでもいいんですが、New Microsoft Edge の閲覧履歴から利用者に合った情報や、広告、検索、ニュースなどパーソナルニーズに合ったものにするためのものです。必要であれば、"はい" でもいいですし、不要であれば "いいえ" でも問題ありません。最後に、"確認" をクリックすると初期設定が完了し、ブラウザの画面に戻ります

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表示された画面には、New Microsoft Edge についていろいろ紹介されていますので、"新しいMicrosoft Edge へようこそ" なども参考にしてみてください。

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いったん終了して起動すると次回からは上記のような形で New Microsoft Edge が起動してくるようになります。
改めてセットアップたどってみましたが、当然ながら、Insider版として言語の設定などは必要ありませんでしたね....


【日本語以外の表記だった場合】

今回インストールした際には、全く問題なく日本語表記でインストールも進行し、インストール後の画面も日本語表記でした。
しかしいろいろ確認してみると、すべてがすべて、そううまく日本語表記で進めないケースもあるようです。英語ならまだしも、中国語になったり韓国語になったり....

ダウンロードページを何度かリロードして日本語がダウンロードできるようになったという方もいらっしゃるようです。

とりあえず全く分からない言語のものがダウンロードされてしまうようであれば、何度かページをリロードして試してみてください。この記事をアップするころには改善されているかもしれませんが。

ただし英語版とかである程度わかりそうな場合には、設定から言語を追加してあげれば日本語表示に変わりますので、設定を変更するのが一番簡単かもしれません。


さて当初英語版しかなかった New Microsoft Edge について触れたブログの日本語版も登場しました。


そこには英語版にもなかった一言が添えられておりました。

「日本のお客様に対しては、確定申告の影響を考慮し、Windows Updateを通じた新しいMicrosoft Edgeの配信は令和2年4月1日以降、順次開始される予定になっています」(ブログより引用)

とあるように、あくまでも自動配信は、4月以降順次となったようです。


<参照>




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2020年01月17日

Mac 版 Office Insider Fast 更新情報

すっかりバタバタとしている間、Mac版の Office の更新のチェックまで手が回りませんでしたので、こんなタイミングになってしまいましたが、いつもの Office Insider Fast の更新情報をお届けいたします。

今回(恐らく昨日)配信されて来ていたプログラムは以下の通りです。

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・Microsoft Excel 16.34.20011502
・Microsoft OneNote 16.34.20011502
・Microsoft Outlook 16.34.20011502
・Microsoft PowerPoint 16.34.20011502
・Microsoft Word 16.34.20011502

前回の Update の時にご紹介してませんでしたが、前回は、Microsoft AutoUpdate も、Ver.4.19.20011301 に更新されておりました。

Microsoft Edge がついにリリースされて、macOS 向けにも配信がスタートしております。すでに Insider 版をご利用の場合、インストールしても、Insider 版が上書きされるわけではなく、Insider版とは別にインストールされますので、正式にリリースされたのを機に、Insider版は不要という方は、削除が必要になりますのでご注意ください。

さて今回配信されている更新プログラムですが、こちらに関する情報は特にない様です。
情報が公開されましたら、機会があれば随時ご紹介させて頂きます。





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1月に配信された更新プログラムの影響で、Excelの動きがおかしい

どうも限られた環境ではあるようですが、1月に配信された更新プログラムにより Excel の動作がおかしくなる症状がいくつか確認されております。

これまでに確認した情報を整理してみると....

Office 365 ProPlus 月次更新チャンネル
Office Home & Business 2019 のいずれも 32ビット版でトラブルが発生しています


【症状】

・罫線が消えてしまう あるいは 罫線が引けない
・挿入を押すとExcelが終了してしまう
・印刷プレビューができない
・セルの塗りつぶしの色が正しく選択した色にならない(例、カラーパレットから、黄色を選択するとピンク色になるなど)
・保存先を指定するための参照ボタンが押せない 

などなどまだまだあるかもしれません。


【対象バージョン】

・1/15配信 Ver.2001(ビルド 12430.20050)
・1/14配信 Ver.2001(ビルド 12325.20298)


Ver.2001(ビルド 12430.20050)になってから?という方も多いようですが、すでにその前の Ver.1912(ビルド 12325.20298)の段階で発生しているという報告もあります。

私自身が直接確認したものでは、1/15配信 Ver.2001(ビルド 12430.20050)でした。さらにこのバージョン、月次更新(対象指定)/Office Insider Slow Ring 向けに配信されていたものと一緒ですが、すでに月次更新チャンネル向けに提供が開始されているという状況のようです。Insider の方では、データを保存する際に参照ボタンが押せないなど確認しております。

1/8配信の Ver.1912 (Build 12325.20288) では問題ないようです。

さらに 32ビット版で発生しているようで、逆にOfficeを削除して再インストールしたところ 64ビット版になりほぼ同じバージョン/Ver.2001(Build12430.20046)でも問題ないとの報告もありました。

現在、Office 365 は、64ビット版が既定値になっています。これは以前このブログでもご紹介いたしました。


つまり、ちょっと前までは普通にインストールすると、32ビット版がインストールされておりましたし、また以前は、アドオンなどの互換性の問題もあり 32ビット版が推奨されておりました。Office 365 ProPlus などでも、32ビットを指定してインストールされていらっしゃるケースも多いかと思います。



【対処法】

一応不確実ではありますが、64ビット版に入れなおせば問題は発生しないケースも出ているので、64ビット版にしてしまうという方法もあるかと思いますが、これは確実性が低いので、一旦、Office を以前のバージョンに戻す、ロールバックをしていただく方をお勧めいたします。

今回私が試したPCでは、Ver.1912 (Build 12325.20288) では問題ないということに確信がなかったため、一旦、12月10日配信の、Ver. 1911 (Build 12228.20364) に戻してみました。

結果、Excelは正常に動作するようになったことを確認しております。

-- ロールバック方法:

上記の記事の中でご紹介していますので詳細は上記記事をご参照ください。

コマンドプロンプトを管理者で起動して、コマンドを実行します。この際、Office のバージョンを、16.0.12325.20288 とします。
もし私が試したもう一つ前のバージョンにするのであれば、16.0.12228.20364 としてみてください。

cd %programfiles%\Common Files\Microsoft Shared\ClickToRun

と入れて、エンターで実行。

その後、

officec2rclient.exe /update user updatetoversion=16.0.12325.20288

と入れて、エンターを押せば、ロールバックがスタートしますので、あとは終わるのを待つだけです。


-- ロールバック後:

せっかくロールバックしてバージョンダウンできても、そのままではまた自動更新されてしまいます。なので、Excelなどのアプリを開いて、

ファイル>アカウント と開いて、"更新オプション" のところの設定を、"更新を無効にする" をクリック

更新しないようにする必要があります。

ただしいつまでも更新しないで使い続けるのは、やはりこれも問題はあるのでひと月ぐらいを目安にしてみてください。
このブログでもその後の更新プログラムの配信状況は報告させていただきます。


【更新】

やはりというか?当然ながら、海外でも同様のトラブルが発生しております。


US の MS Community を見ていても、32ビット版で発生しているということと、64ビット版にしたら改善したということはやはりでているようです。


【2020/01/18更新】

本件ですが更新プログラムの提供がスタートしたようです。


上記にもありますが、手動にて更新を実行して、Version 2001 (Build 12430.20120) となることで、改善するようです。



<参照>




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2020年01月16日

New Microsoft Edge の配信がスタート! Part 1

Windows 10 に現在搭載されている Microsoft Edge に代わる New Microsoft Edge のダウンロード配信がスタートしました。

当初自動配信される...ともあったので、朝から Windows Update をかけてみたりしてましたが、特に新しくダウンロードできるものがないのでどうなったのかな?と思ってましたが、現時点では自動ではなく自分でダウンロードする必要があるようです。

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上記の Windows Blog にもいろいろありますが、英語だと分かりずらい....という方にお勧めは以下のところからの確認です。

1) Microsoft Edge を起動して、[…]>ヘルプとフィードバック>ヘルプ とクリックします

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2) "Microsoft Edge レガシヘルプ" の画面には、"こちらから入手できます" という New Microsoft Edge へのリンクがあります

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まぁ、もっと簡単なのは以下のリンクをクリックすることなんですが....


もっとも本日を前に、旧来の Microsoft Edge のヘルプページについてはすでに書き換えてあったってことですね。

さてそんなダウンロードページ。あいにく現時点では、英語サイトしかありません。
そして英語版がダウンロードされたら、今度は日本語表示に対応できるように設定する必要も出てくるケースもあるようです。

また注意点もあります。今回は先ずはインストールにあたっての注意点をご紹介します。


【インストールにあたって気になるところ】

・New Microsoft Edge が自動配信されるのか?

本日から配信がスタートした New Microsoft Edge でありますが、当初自動配信されるということで Blocker Toolkit まで用意されていましたが、現時点では自動配信にはならなかったようです。ただしブログによれば、今後数か月の期間をかけて順次自動配信へと向かうようです。
なのでわざわざ手動でアップデートしたくない場合には、そのまま待っていてもOKということです。

・CAN/DEV/BETA版はどうなるの?

今回配信された New Microsoft Edge は、従来の Microsoft Edge を置き換えるもので、CANARY版など、Insider 向けに提供されていたものはそのまま残ります。また引き続き Insider 版として利用することも可能です。不要であれば別途削除する必要があります。

・Windows 7 向けにもあるの?

ご存知の通り、Windows 7 のサポートは、一昨日終了いたしました。ただし一部法人向けには、ESUとして有償でのサポートも続いております。そうしたことを配慮してなのか、Windows 7 向けにも提供されているようです。

・お気に入りなどはどうなるのか?

New Microsoft Edge をインストールすると引き継がれるようです。

・今後の自動配信の対象は?

自動配信される場合でも、その対象は Windows 10 Home / Pro Edition が対象になります。
法人向けなどに提供されている Enterprise、Education、さらには Workstation Pro Edition は対象外です。
会社などで、Home Edition や Pro Edition を利用されている場合で、自動配信されては困るケースでは、以前にもご紹介した Blocker Toolkit を利用して自動配信されないように対処する必要があります。


ということで次回は、新しくなった New Microsoft Edge のインストールについて取り上げてみたいと思います。


<参照>




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2020年01月15日

Mac 版 Office Insider Fast 更新情報

今日は、Windows Update の日なので、Office 製品においても Update が配信されておりますが、こういう時には、Windows にしても、Mac にしても Insider 向けの Update が重ならないで欲しいところですが、今日はまさに Update 祭りの状態です。

Mac 版 Office Insider 向けにも以下の更新プログラムが到着しております。
本日配信されて来ているプログラムは以下の通りです。

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・Microsoft Excel 16.34.20011301
・Microsoft OneNote 16.34.20011301
・Microsoft Outlook 16.34.20011301
・Microsoft Word 16.34.20011301

PowerPoint は、とりあえず現時点では検出されてこなかった様です。様子を見てもう一度 Update してみる予定です。
New Microsoft Edge も、1月15日 と言っていたので、US時間でしょうから、明日には更新がかかるんでしょう。
昨日は、Windows 7 の最終日、本日と明日は Update と、ここ数日は忙しそうですね。

さて今回の更新についてですが、現在のところリリースノートなどには更新内容に関する情報は上がっていない様でした。
更新内容も気になりますが、今日・明日は更新が続きますので、先ずは Update を実行してから.... 

でしょうね。


【更新】

Update 完了後に確認したら、PowerPoint にも Update が来ていた様で、正常に更新が完了していました。

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PowerPoint 16.34.20011301

も追加させて頂きます。





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2020年01月14日

Windows 7 サポート終了

遂にこの日がやってきました。2020年1月14日、Windows 7 のサポート終了日です。

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2009年10月22日に一般販売がスタートした Windows 7。2011年2月23日には、Windows 7 Service Pack1 が提供され、2015年1月13日にはメインストーリームを終了し、延長ストリームに入っておりました。そして本日、その延長ストリームが終了します。

ブログによれば明日以降、Windows 7 の画面には、"お使いの Windows 7 PC はサポート対象外になっています" と表示されるようになるようです。

昨日、都内の量販店に寄ってみたら、比較的お手頃なPCが、Windows 7 のサポート終了を控えて、通常のディスプレイであればきれいにPCが陳列されているのに、入口に箱に入ったものが山積みになってました。

まぁそれだけすぐにお持ち帰りできますよ?という体制なんですね。

Mac(Apple)だと新しいOSが登場すると3世代前のOSはサポート対象外になってしまいますので、それに比べると 10 年という固定ライフサイクルによるサポートは長いですね。

10年もたてば周りの状況は一変します。特に変化の早いICTの世界では、アプリの機能的な部分もさることながら、それ以上にセキュリティ面など今日のニーズを満たすためには、常に変化が求められます。そうした基準に常に対応していかないといけないわけです。


<参照>




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2020年01月13日

Office の主流は 64ビット版に

これまで Microsoft Office と言えば、プラグインなどの関係から、32ビット版が推奨されておりました。
これまでは、Office 365 Solo などをインストールする際にも、明示的に64ビット版を選択しない限り、32ビット版がインストールされていました。

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インストールの画面では一見わからないところではあります。

実際自分の Office 365 Solo(Excel) を見ると、現在インストールされている製品が 32ビット版であることがわかります。

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現在利用中の Office 365 Solo も特に意識して32ビット版をインストールしたわけではなく、既定のままでインストールした結果のものです。

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さて上記にもあるように、Office 365 / Office 2019 においては、既定では 64ビット版がインストールされるようです。Office 2016 以前は、基本的には、32ビット版が既定になっています。

macOS では、昨秋登場した Catalina(os10.15) からは、64ビットアプリしか動作しない仕組みになり、32ビットアプリが完全に排除されました。
Windows 7 のころにはまだまだ主流だった、32ビット版も、その後、Windows 8 の時代からは、64ビット版が主流になりOSの動作環境も変わってっ来ています。それに伴う動きなんでしょうけど、Office もとうとう主流は、32ビット版から、64ビット版へと変わってきているようですね。

もちろんかといって、32ビット版でないと動作しないプラグインなどをご利用の場合などには、明示的に32ビット版を選択する必要があります。Officeをインストールする際には注意が必要なケースもありますので、ご注意ください。

32ビット版を選択する理由、64ビット版を選択する理由については、"64 ビット版または 32 ビット版の Office を選択する" で紹介されておりますが、32ビット版でないと動作しないコントロールや、以前32ビット版の際に利用していたVBAを含んだデータを使用しているようなケースには、改めて32ビット版でないといけないケースもありますのでくれぐれもご注意ください。


<参照>




デル株式会社
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2020年01月11日

タスクマネージャーに "閉じる" ボタンがない

今更 Windows 7 でのことですが、基本的なことではありますが、時々こんな表示になっている方がいらっしゃるので取り上げてみました。

インターネットを利用してWebサイトを閲覧していたら、突然あなたのPCはウィルスに感染していると表示されたりするケース。

このブログでも何度か取り上げておりますが、こうしたサイトに飛ばされたりすると、いったん "タスクマネージャー" を起動してブラウザを強制終了したりします。

こうした際によく使用される "タスクマネージャー" 。このタスクマネージャーの画面ですが、通常は以下のような表示になっているはずです。

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通常は現在起動中のタスクを選択して、"タスクの終了" をクリックして終了させます。

さてそんなタスクマネージャーですが、どんな操作をしたのか?記憶もないのに、以下のような表示になってしまった... そんなケースです。

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この場合、タスクマネージャーで終了させたとしても、この画面だとタスクマネージャーに閉じるボタンがないですね... ではそんな場合にどうやってタスクマネージャーを終了させたらいいのか? について取り上げてみました。


【対処法】

1)タスクバーから終了させる:

タスクバーには現在起動中のアプリのアイコンが表示されています。タスクマネージャーを起動しているときも同様です。なので、その上で右クリックして、"ウィンドウを閉じる" をクリックして終了させます。

ただしこの場合、次回タスクマネージャーを起動した場合には、同じ画面で起動してきてしまいます。

ではタスクマネージャーを従来の画面表示にするにはどうしたらいいのか?それがその次の対処法になります。


2) タスクマネージャーの表示を元に戻す:

人と違う表示になっていたりすると何かと気になるところですね。いつから? どうして? こうした表示になってしまったか?記憶にもないとどうやって直したらいいのか?もなかなか見当がつきません。

画面にもありますが、特定のタブのところがタスクマネージャーの枠いっぱいに表示されている状況です。なので、タスクマネージャーを開いたからといって、必ずしも現在起動中のタスクが表示される... そんなわけでもありません。

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通常こうした表示になった場合、上記の画像にもありますが、タスクマネージャーの画面の中で赤枠で囲われているような周りのところでダブルクリックします。

こうすることでタスクマネージャーの表示は通常の表示画面に戻すことができます。

逆にどこをクリックしたらそんな画面に代わってしまうのか?

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一例ですが、上記の画面の赤い部分あたりをダブルクリックすると、表示されているタブの内容が、タスクマネージャーの画面内で全画面の表示になってしまいます。

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上記みたいにパフォーマンスのタブだけになってしまったりすると慌てちゃいますが、この状態で仮にタスクバーから、タスクマネージャーを終了しても、再度タスクマネージャーを起動すると同じ状態で立ち上がってきてしまいますので、一度きちんと通常の表示に戻す必要があります。

Windows 7 のサポート終了まであと3日。ではありましたが、一応こんな話題も取り上げてみました。



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2020年01月09日

Mac 版 Office Insider Fast 更新情報

連日のUpdateになります。前回の更新情報すら公開されておりませんが、早々に次の更新プログラムが到着しております。

今回配信されているプログラムは以下の通りです。

20200109-1.png
・Microsoft Excel 16.34.20010802
・Microsoft OneNote 16.34.20010802
・Microsoft Outlook 16.34.20010802
・Microsoft PowerPoint 16.34.20010802
・Microsoft Word 16.34.20010802

本日確認したところでは、前回のUpdateも含めて、情報は上がっておりませんでした。

情報が提要された折には、機会があれば取り上げてみたいと思います。


【更新】

ダウンロードが進行中と出ている割に全く進む感じがなかったので、一旦再起動。やっと進み出しました。

20200109-2.png
更新がスタートしてダウンロードが始まってしまうと、すでに更新がスタートしているといっただけで進捗状況が全く掴めないのですが、こうして進捗状況が表示されると、進んでいるんだな?という安心感もあったりしますね。
起動してすぐに更新を押さないと、更新がスタートしてからだと、この画面は表示されません。




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Office Script のプレビュー版の提供がスタート

Techcommunity の Excel Blog によると、Office 365 E3/E5 ユーザー向けの Excel on the Web、つまり、Excel Online において、Office Script(Preview)版の提供がスタートすることが発表されました。

20200108-2-1.jpg 20200108-2-2.jpg

これまで、Excel Online では、VBAマクロについては編集はできても実行ができなかったものの、この "Office Script" で、どこまで作業が効率化されるのか?注目したいところです。

ブログによると現在、Excel on the Web にて提供がスタートするこの機能ですが、Office 365 E3/E5 ユーザー向けのもので、順次展開されていくようです。

利用にあたっては

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管理センター>設定>設定 と開くと、"サービス" のところに、"Office Scripts" があるので、こちらをクリックして、”Let users automate their tasks in Office on the web” にチェックを入れて有効化する必要があります。

なお、今回提供がスタートしている Office Script ですが、Internet Explorer 上では動作しないようです。
ご確認の際には、Microsoft Edge あるいは、New Microsoft Edge、Google Chrome などのブラウザをご使用ください。

またTechcommunity のブログによれば、対象ユーザー向けには、今後数週間かけて順次ロールアウトされて展開されるようです。現時点ではまだ利用できませんでした。


詳細はブログをご確認ください。


<参照>





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2020年01月08日

Mac 版 Office Insider Fast 更新情報

年が明けて2回目?の更新プログラムの配信がスタートしております。

本日配信されているプログラムは以下の通りです。

20200108-1.png
・Microosft Excel 16.34.20010602
・Microsoft OneNote 16.34.20010602
・Microosft Outlook 16.34.20010602
・Microsoft PowerPoint 16.34.20010602
・Microsoft Word 16.34.20010602

となっております。

リリースノートなどは昨年から情報が更新されておりませんので、今回の更新に関する情報は特に公開されているものはない様です。

ところで、Excel のリリースノートを見ていて、何か情報は、Techcommunity を見る様に?とあったので、たまたま覗いてみたら、Mac 向けということではありませんが、Excel については、つい先ほど、Office 365 E3/E5 ユーザー向けに "Office Script" のプレビュー版の提供がスタートするといったことが紹介されておりました。


9時間前に投稿されたものの様です。興味のある方は、上記サイトをご覧になってみて下さい。

その他また何か?情報が確認できましたら、随時ご紹介させて頂きます。




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2020年01月07日

Windows 版 Office Insider 更新情報

普段、Windows 版はあまり取り上げないのですが、新年最初ということもあって、現行のバージョンの進み具合の確認も含めて今回は取り上げてみました。

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本日、確認したところ、Mac版の Office Insider 向け更新プログラムはありませんでしたが、Windows 版 Office Insider/Insider Fast Ring および Monthly Channel(Targeted)/Insider Slow Ring に更新プログラムが到着しておりました。

本日配信され更新されたプログラムは以下の通りです。

-- Office Insider:Ver.2001(12430.20000)

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-- Monthly Channel(Targeted):Ver.1912(12325.20264)

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Fast Ring、Slow Ring ともに、本年最初ということになります。

今回の更新に関する情報は、現時点ではWebサイトを確認する限りではないようです。

ちなみに、USサイトのリリースノートを見ると、1月3日付で、Insider Fast 向けに、Version 2001 (Build 12425.20000) に提供されているようにありますが、このバージョンについては、昨年の12月31日に日本ではすでに提供されておりました。

ということで、現在のWindows版のInsider向けバージョンは上記の通りになります。


<参照>




Microsoft Store (マイクロソフトストア)


HP Directplus オンラインストア

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2020年01月04日

PowerPoint のスライドをGIFアニメに書き出す Part 2

PowerPoint において、Office Insider 向けに提供がスタートした GIFアニメーションへの書き出し機能。


といった形でご紹介させていただきました。

さてその中で、Morph の機能の確認用に作成した簡単な PowerPoint のデータをGIFアニメ化してみたのが以下のものでした。

Morph2.gif

黒い画面で始まって、フェードインして画像が表示されてから動くというもの。黒い画面....ちょっとここが気になったので、Giam という GIFアニメを作成するフリーウェアを利用して、作成された GIF アニメのデータを確認してみました。

20200103-2-1.jpg

すると... 61コマの画像で構成されていること。そして、そのうち30コマまではフェードインで使用されていることが判明。
なので、1コマ目から29コマ目までのフェードインの部分を削除して再構成していました。
Morph2-1.gif
そして作成されたのが上記のGIFアニメ。

ファイルサイズも当初のものが、約1.3Mbあったのに対し、30コマ削除したものは、約270Kbと大幅に削減されました。当初GIFなのに1.3Mbもあってどうしたもんかな?と思ってましたが、どうも今回削除した最初の30コマの部分が大幅にファイルサイズを占めていたようです。

ものにもよりますが、現時点ではやはり PowerPoint で書き出してそのままでOKではないケースもあるようです。
引き続きいろいろ試してみたいと思います。


<参照>




デル株式会社
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2020年01月03日

Mac 版 Office Insider Fast 更新情報

新年最初の更新プログラムの配信がスタートしております。
本日配信されているプログラムは以下の通りです。

20200103-1-1.png
・Microsoft Excel 16.34.20010106
・Microsoft OneNote 16.34.20010106
・Microsoft Outlook 16.34.20010106
・Microsoft PowerPoint 16.34.20010106
・Microsoft Word 16.34.20010106

流石にこの時期は、更新があったとしても更新情報までは中々難しいんでしょうね。
現時点では公開されている情報はございませんでした。

機会があれば都度ご紹介させて頂きます。




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)


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2020年01月02日

Windows 7 のサポート終了後のOffice 製品のサポート状況

モダンライフサイクルポリシーについて前回ご紹介しましたが、この中でも触れていますが、サポート終了を控えた Windows 7 と、それに伴う Office 製品のサポート状況について取り上げてみました。

何度も取り上げているように、Windows 7 のサポートが、2020年1月14日で終了することはご存じかと思います。

20200101-5-1.jpg


にもある通りです。


Windows 7 のPCをご利用の方は、12月の更新プログラムには、上記にもあるように、2020年1月15日以降も使用していると全画面の警告画面が出るようになったりするようです。

またすでに2019年3月に配信された KB4493132 によって、2019年6月以降には、定期的にサポート終了を示唆するポップアップが出てくるようにもなっておりました。

法人向けのものについては、有償でのESUも提供されてることになってるので、Editionによっては、こうしたメッセージがでてこないものもあったりします。

さてこうしてサポートが終了する Windows 7 ではありますが、1月14日を過ぎたからと言って、PCが起動できなくなるわけではありません。これは今更言うまでもないと思います。

では仮に、Windows 7 に Office 365 をインストールしていたらどうなるのか? というのが本日の課題です。


【Office 365 のサポート対象と期限】

Office 365 Solo や Office 365 ProPlus を Windows 7 上でご使用の方もいらっしゃるかと思います。もちろん、Windows 7 のサポートが切れたからと言って、Office 365 が利用できなくなるわけではありません。

20200101-5-2.jpg 20200101-5-3.jpg


Office 365 では、Windows 7 はサポート対象のOSになります。これには変わりありません。
ですので、ESUの提供され適用されているWindows 7 のみがサポートされるわけではなく、サポート期限が切れたコンシューマー向けの Windows 7 であっても、引き続き Office 365 Solo などはサポートされることになっています。

20200101-5-4.jpg

上記サイトにもありますが、"Windows 7 を実行しているデバイスで Office 365 を実行している状態から、Windows 10 などのサポートされているオペレーティング システムに移行できる追加時間を提供するため" 、2023年1月までの3年間はサポートされることになっているようです。

ただし上記サイトにもあるように、このようなケースでは、Office 365 への新機能の提供は行われないようです。新機能も随時追加されていたような Office 365 としてご利用になる場合には、Windows 10 にアップグレードする、あるいはWindows 10 の入っている新しいデバイスの方に Office 365 をインストールしなおしてご利用頂く必要があります。

あくまでも移行期間として Windows 7 のサポートが続いているだけであることは、忘れないで利用する必要があります。そして早急に、Windows 10 への更新(移行)をすべきであることも忘れずに。


【更新】

Microsoft ライフサイクルポリシー にて、Office 365 を検索すると、以下の画像にもあるように "注" の欄に "「モダンライフサイクルポリシー」に準拠しています” とあることがお分かりいただけると思います。また、"Office のシステム要件" のところでも同様です。

20200101-6-1.jpg 20200101-6-2.jpg 20200101-6-3.jpg

なお Office 365 のライフサイクルを検索すると、"注" のところに、"システム要件マトリックス" なる面白い資料がありました。PDFファイルとして公開されているシステム要件をまとめた一覧表です。こちらもぜひご覧になってみてください。

20200101-6-4.jpg


注)今回ご紹介した Microsoft のサイトを見ても、サイトによって、法人向けの Office 365 は引き続きサポートされるものの、家庭向けの Office 365 派サポートされない(Office のシステム要件)とあったり、”Windows 7 のサポート終了および Office” や "Windows 7 のサポート終了と Office 365 ProPlus” のように、いずれも 2023年1月までサポートされるとあるサイトもあったりと、Microsoft のサイトでも情報はまちまちのようです。 こちらについては、引き続き確認していきたいと思います。


<参照>



** HP オンラインでは、新年恒例の大変お得な福袋をご用意! Windows 7のサポートも終了間近、ぜひ覗いてみてください

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2020年01月01日

モダンライフサイクルポリシーと固定ライフサイクルポリシー

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

さて本年i一回目は、年明け早々の 1月14日 で、Windows 7 のサポートが終了するということで、Microsoft 製品のライフサイクルポリシーについて取り上げてみました。

Windows 7 のサポートが、2020年1月14日 で終了いたします。これ自体は、すでにご存じの方も多いかと思います。サポート期限が迫るのに伴って、新しいPCへの買い替えなどもご検討されている方も多いかと思います。

さて Microsoft の製品のライフサイクルについては、以下にあるようなライフサイクルポリシーで紹介されているとおりです。

20200101-1-1.jpg


従来からある多くの製品では、上記のライフサイクルポリシーでもありますが、"固定サイクルポリシー" が採用されています。製品によっても異なりますが、一例で言えば、メインストリーム5年、延長ストリーム5年といった期間がサポート対象となっていました。

例えば、以下は、2020年10月でサポートが終了する Office 2010 のライフサイクルポリシーになります。

20200101-1-2.jpg 20200101-1-3.jpg


これに対して、Office 365 や、Windows 10 では、モダンライフサイクルポリシーが適用されております。

モダンライフサイクルポリシーと、固定ライフサイクルポリシー...

どこがどう違うのか? 一回では無理なので何回かにわたってご紹介させていただきます。


【モダンライフサイクルポリシーとは?】

早速、"モダンライフサイクルポリシー" からご紹介しましょう!

20200101-2-1.jpg 20200101-2-2.jpg


上記のサイトにもあるように、

1) "継続的にサービスとサポートが提供される製品およびサービス" が対象である
2) "条件を満たす場合に製品またはサービスのサポートが継続" されること
--条件:
・"製品またはサービスを対象に発行されたサービス要件とシステム要件に従って、最新の状態を保っている" こと
・"製品またはサービスを使うには、ライセンスが必要"、つまりきちんとライセンスされた製品を使っていること
・”Microsoft は、現時点で製品またはサービスのサポートを提供している必要” があること

があげられております。

ちょうどこれに該当するコンシューマー向け製品が、サブスクリプションとして提供されている "Office 365" であり、さらには、"Windows 10" であったりするわけです。


【固定ライフサイクルポリシー】

新しく導入された "モダンライフサイクルポリシー" に対して、旧来の製品に適用されていいるのが、”固定ライフサイクルポリシー” になります。この1月14日にサポートが終了する Windows 7 はまさにこちらになります。

また冒頭でご案内した、2020年10月にサポートが終了する Office 2010 もこちらになります。メインストリームの5年、延長ストリームの5年が満了して、まさにサポートの終了の時期が訪れつつあるということになります。


”ソフトウェア・エンジニアリング” と言った考え方も、その背景にあったりもしますが、10年一昔ともよく言います。10年も経つと世の中の事情もだいぶ変わってくる。特に昨今の様に世の中の変化も早く、またソフトウェアを取り巻く環境も劇的に変わってくる。その間に脆弱性が見つかればそれを修正していかないといけない。利用規約の見直しも必要などなど。

常に最善の状態で使用していただくためには、常にこうした事情を踏まえてソフトは進化していかないといけないわけですね。昔のままでいられない事情がそこにはあるわけです。

さて、Windows 10 の現状はどんなものか?これについてはまた次回取り上げてみたいと思います。


<参照>




Microsoft Public Affiliate Program (JP)(マイクロソフトアフィリエイトプログラム)

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