2019年10月09日

Office 2011 は年貢の納め時

Office 2011 はとっくの昔にサポート期限も切れてはいますが、mac ユーザーの方の中にはまだまだご利用の方もちらほら見かけます。

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さて昨日、新しい macOS 10.15 Catalina のリリースが開始されましたが、この "Catalina" ご存知の方も多いかと思いますが、このバージョンから、32ビットアプリは全て排除されます

macOS は、一足先に、64ビットアプリのみしか利用できなくなったっていうわけですね。言い換えれば、Mojave (os10.14)32ビットアプリが動く最後のバージョンということになります。

Office 製品に限ったことではありませんが、Catalina 上では、すべての 32ビットアプリが動作しなくなりますので、64ビット版が提供されているようであれば、64ビット版を入れなおす必要があります。


【Ofice製品の対応状況】

・Office 2011以前 32ビット版のみ
・Office 2016/2019 32ビット/64ビット版
・Office 365 64ビット版

ということで、Mojave をご利用の際に、Office 2016 をご利用だったとしても、32ビット版は、Catalina への Update 後は動作しなくなりますので、入れ直しが必要になります。


以前にも取り上げましたが、Office 365 などの場合、普通にインストールすると、すでにすべて64ビット版がインストールされているはずなので、Update 後も問題はないはずです。"Office for Mac の更新履歴" の中でも、"すべてのパッケージは 64 ビットのみです" とある通りです。

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"Office 2016 for Mac 64 ビットのアップグレード" の記事の中には、32ビット版のダウンロードリンクなどもありますが...これはちょっと特殊な例です。

"Office for Mac を64ビット版にアップグレードする" にもありますが、"2016年8月22日以降の Office for Mac のすべてのリリースは64ビット版です" となっています。Office 2016 でも、それ以降であれば問題ないってことですね。

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実際にCDNにて公開されている情報を見ると、”Office for Mac Release History” のところで、2016/8/22 のところより前は、Office 2016 も 32ビット版のみになっていますが、この時だけ、64ビット版と32ビット版が用意されていたようですが、それ以降は全て 64ビット版となっています。


<参照>




Microsoft Store (マイクロソフトストア)

posted by クリック at 06:23| 東京 ☀| Comment(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする