これまで Web 版の Office として、無償でも利用できていた "Office Online"。Word Online、Excel Online、PowerPoint Online といったアプリで構成され、それぞれの名称の後ろには、Web版という言うことで、"Word Online" のように、"Online" という名称がついた形で使用されておりました。
現時点では、上記サイトなどでもまだ表示は、これまでのままの状況です。
office.com にアクセスして、サインインしてご利用の方も多いかと思います。
さて7月25日付で発表された Office Apps Blog の中で、この "Online" というブランドの名称を廃止することが発表されました。
ブログの中では、冒頭から.... (以下ブログより引用)
「Microsoft has decided to retire the “Online” branding for the web version of Office and adopt new terminology for how we refer to the apps on the web.」
とあり、新しい用語を使用することが打ち出されました。
今や "Office" は、プラットフォームを選ばず利用できる時代でもあり、プラットフォームに依存しているようなサブブランド名を使用すること、つまりWeb版を "Office Online" という名称で呼ぶことがふさわしくないと判断したようです。
ということで、サブブランド名として、シンプルに "Office" と言う名称で統一。
- Word Online ⇒ Word
- Excel Online ⇒ Excel
- PowerPoint Online ⇒ PowerPoint
と言う名称に変えるようです。
【厳密な命名規則ではない】
今回の名称変更。特別、これによって新しいブランドが生まれたわけでもなければ、こうしないといけないという厳密な命名規則に基づくものでもないようですが、あくまでも、"Online" というブランド名は使用せず、今後、Web版のOffice 固有の製品を対象として取り上げる場合には、”Web上の〜” とか、"Office.com の〜" といった表現を利用していくようです。
【例外製品】
今回の変更は、あくまでも3製品のみで、オンラインサーバー製品(Exchange Online、SharePoint Online、Project Online、Office Online Server)といったものは含まれません。
プラットフォーム、デバイスを選ばずにどんな環境でも使用可能な Office。ということで、名称も一新。ただしまだ発表されたばかりで、アプリランチャーを開けば、"Word Online" など "Online" が付いたままです。
今後はWebサイト上での表現も順次切り替わっていくかと思われます。
<参照>