一昨日、昨日、そして本日と、Windows 版、Mac版 の Office Insider 向け製品の更新が続いていましたので、現段階でのデスクトップ版のOffice製品の更新状況を整理してみました。
Windows版:
通常版(月次更新):
C2R版 6/27更新 ver. 1906(11727.20210)
ストアアプリ版 6/11更新 ver. 1905(11629.20246)
Insider 版
FastRing Office Insider: 6/24更新 ver. 1907(11819.20002)
SlowRing Monthly Channel(Targeted): 6/27更新 ver. 1906(11727.20224)
Release Notes: 6/21更新 ver. 1907(11815.20002)
-- Office 365 ProPlus:
月次チャンネル 6/24更新 ver.1907(11727.20210)
半期チャンネル 6/11更新 ver.1808(10730.20348)
半期チャンネル(対象指定) 6/11更新 ver.1902(11328.20318)
Mac版:
通常版:6/11更新 ver. 16.26(19060901)
Insider版:
FastRing: 6/24更新 ver. 16.27(19062311)
SlowRing:6/10更新 ver. 16.26(19060901)
といった状況です。
新しい機能、新しいUIなど、新たに導入されるものについては、リリースノートやサポートサイトなどで機能紹介されていたとしても、一斉にすべての人、すべてのデバイス向けに反映されないことがあります。
・最新バージョンにアップデートしているにもかかわらず、新機能として提供されているはずの機能が反映されていない
・このPCだとこういうメニューになっているのに、同じバージョンにも関わらずこっちは表示が違う など
そんなこともときどきあります。うちでもちょくちょく見受けられます。
例えばつい先日すべてのデバイス向けに提供が開始された、PowerPoint のライブ・キャプションの機能。
うちでは、ストアアプリ版の Office 365 Solo では、利用できるようになっていながら、同じ製品でも、C2R版では、数週間後に利用できるようになりました。もちろんバージョンは一緒ですし、その後、C2R版に更新があったわけでもありません。
これはプログラムを配信する側で、ランダムにターゲットを絞って展開し、状況を見ながら順次展開できるようにしているものなので、ご利用の環境によっては、このPCにはある機能が、同じバージョンであっても他のPCでは反映されていないということが発生します。
確認したところでは、Updateにて、機能自体はすでに提供済みになってはいても、それが有効になっていないだけのようです。
これはPCやUpdateプログラムが正しく適用されていないのではないので、しばらく様子を見てご利用になっていれば、表示が変わったり、新機能が利用できるようになるかと思いますので、お待ちください。
【更新】
法人向け製品、Office 365 ProPlus については、更新チャンネルによってもバージョンが異なるため、情報を追加させていただきました。なお、更新チャンネルの違いは、インストールの際に、どの更新チャンネルを指定してインストールするか?によって変わってきます。
<参照>