平成の時にもありましたが、通常、Windows や、Excel など日付表示した場合、来るべき "令和" の最初の年は、和暦表示の場合、"令和1年" と表示されます。
でも、”令和1年” っていうより、”令和元年” って表示したいと言う方もいらっしゃるかと思います。
この表示方法は、Windows と Office 製品では別になるので、Windows の日付を参照するようなプログラムの場合には、Windows 側の設定も変更する必要があります。
インターネットで検索すると、Excel での表示方法はありますが、Windows での表示方法って、あまり紹介されていないようでしたので改めてご紹介させていただきました。
【Windows では、1年、元年 両方をサポートしている】
"Windows 用の日本の新元号対応更新プログラムについて - KB4469068" の "日本の新元号がサポートされる機能" にもありますすが、"Windows は、元号の 1 年目として “元年” と “1 年” の両方をサポートします" とある様に基本的にはサポートされています。
ただし、これから配信が予定されている Windows 10 Ver.1903(19H1) については、既定で ”ON” になっているようですが、それ以前のOSについては、既定では、"OFF" のようなので、レジストリを変更・設定しなおす必要があります。
と言うことで今回は、Windows 7 の PC で確認してみました。
【レジストリを変更する】
1) まずは、Windows + "R" にて、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを表示し、”Regedit" っと、名前のところに入力して、OKをクリックします
2) レジストリエディタが起動したら、以下のキーまで移動します
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Nls\Calendars\Japanese]
3) そして、
InitialEraYear
レジストリ キーを “元年” に設定します4) 設定が完了したら再起動
再起動後に日付を変更して確認しましたが、左の画像が、今回 "令和元年" 表示になったことが確認いただけると思います。
ちなみに、右の画像は、レジストリを変更する前のものになります。
通常このレジストリの設定を変更していない場合、今回のロールアッププログラムを適用しただけでは、右の画像のようになります。
【Excelで確認したら...】
ではついでに、Excel のケースもご紹介します。実は今回、Windows 7 の更新プログラムを適用後、Excel 2010、Excel Online にて確認しましたが、OSの設定を見に行っているようで、Excel 2010 でも正常に、新元号表示が可能になりました。3つ目の画像が、Excel Online のものですが、Excel Online でも同様に新元号対応になりました。
ロールアッププログラム導入済みの Windows 8.1 でも確認しました。
当然ながら正常に新元号が適用されました。
【Excel で、"令和元年" 表示にする】
一応、条件付き書式でやる方法や、書式設定を利用する方法などいろいろありますが、参考までに以下のサイトをご参照ください。
Excel の場合には、おそらく検索すればいろいろ出てくると思います。
上記のように書式設定を利用する方法や、条件付き書式を利用する方法など、一度検索してみてください。
【更新】
と当然ながら "平成" です。
<参照>