タッチペンなどで書かれた数式が瞬時にきれいな数式に...
Office Graphics Team が送る新機能で、Windows Desktop Office 365 Subscribers on Version 1901 (Build 16.0.11215.10000) にてご利用いただけます。
Windows 10 向けの OneNote に提供されているものと一緒です。
【利用にあたって】
現在、Monthly channel(月次更新)の場合には、最新の状態だと Ver.1901(ビルド11231.20174)になっているはずなので、サブスクライバーであればどなたでも利用できる機能です。
ただし以下の点にも注意してください。
1) ブログの中でも取り上げられていますが、このサービスは、"Officeインテリジェントサービス" が有効になっていないと機能として表示されません。また有効にした場合、PowerPoint 自体を再起動する必要があります
2) タブのところに、"描画"タブがない場合には、PowerPoint のオプション画面を表示させ、"リボンのユーザー設定" を開いて、"描画" 日チェックを入れてください
【インクを数式に変換する】
今回は、手持ちのDELLのInspiron11 というノートPCに、Office 365 Solo のストアアプリ版をインストールして試してみました。
タッチペンでも、またタッチパッドなどによる操作でも、手書き入力の部分でちょっと認識がよくないものの、上記のようにきちんと数式に変換されました。
【タッチに対応していないPC】
また今回手持ちのPCで確認した限りでは、タッチに対応している ストアアプリ版の Office 365 Solo の入っているPCでは、多少認識させるのに苦労はしますが、問題なく動作していました。
ただしタッチに対応していないPCので、マウスを利用して試したところ、C2R版の Office 365 Solo のバージョン的には同じバージョンのものでしたが、"描画"タブを表示させる必要があること、さらにタッチに対応しているPCと同じようには、 "インクを数式に変換" の機能は利用できませんでした。
"インクを数式に変換" をクリックすると、"数式入力コントロール" というダイアログが表示され、そちらに数式を入力すれば、テキストとして入力はできるようです。
この辺りについては、引き続き確認してみたいと思います。
最後に、今回ご紹介したこの機能ですが、PowerPoint2016(Office 2016) や PowerPoint2019(Office 2019) では、ご利用いただけません。あくまでも Office 365 サブスクライバーの方のみ利用できる機能になりますのでご注意ください。
<参照>