2015年07月02日

複数のバージョンのOfficeが共存している環境でOutlookがエラーで利用できない

複数のバージョンのOfficeの共存環境においてOutlookが正常に動作しなくなることがあります。
複数バージョンの共存環境においては、どうも今回がそうでしたが、Updateプログラムがきっかけでおかしくなるケースが多いようです。

当初より、Office2010までのバージョンは、共存環境は推奨されないし、共存で利用していても、Outlookについては利用できませんでした。

これが、Office2013から、共存も可能? Outlookも同時利用(ただし、同時に起動はできません)が可能なんて言われていたわけですが、現在は以下で参照させていただいた "Office 2013 スイートおよび Office 2013 プログラム (MSI による展開) を、他のバージョンの Office を実行しているコンピューターで使用する方法について" のところにもあるように、これもあまり推奨されないようです。

さて今回発生したトラブルについてご紹介いたします。

【使用環境】
OS:
 Windows7SP1(Winodws8.1とのマルチブート環境)32ビット版
Office: 
 Office Pro Plus 2010(SP2)、Office2016 Preview 32ビット版

Office2010の入っているPCに、Office2016Previewをインストールして利用しておりましたが、先日のOutlookの更新プログラムがインストールされたのをきっかけに、エラーが出るようになり、Outlook2010の方が利用できなくなりました。

その症状および対応策について整理してみました。


【症状】
Outlookの修正プログラムおよび、Outlook Social Connectorの修正プログラムが適用されて以降、PC起動時に、既定のメーラーが指定されていないというダイアログが表示。

20150630-0.jpg

Outlook2016Previewは正常にメールの送受信ができるものの、Outlook2010の方は、起動時に、"実行できるようにはなっていません" といった小さなダイアログが表示され、アカウント情報を確認すると、"Outlook Connectorのアップグレード" と赤く表示され、"今すぐアップグレード" を押しても何も変わらず、メールの送受信もできない状況でした。

20150630-1.jpg

こうなると、アカウント設定もいじれない状態。

20150630-2.jpg 20150630-3.jpg

更新プログラム適用後に、Outlook 2010 で送受信しようとすると「実行できるようになっていません」エラーが表示される

まさに上記のような症状。

更新プログラムの履歴を確認すると、

20150630-4.jpg

確かにOutlook関連のプログラムが更新されておりました。

【対応】
1) まずはシステムの復元でUpdate前の状態に戻してみました。
⇒ 正常に復元が完了し、Outlook2010/Outlook2016Previewともに正常に動作することを確認。

2) 再度Windows Updateをかけて更新プログラムを再度インストール。
⇒ この直後の段階では正常にどちらも動作可能に回復。

* ただし、再起動してみると、相変わらず "既定のプログラムが指定されていないか〜" といったメッセージがPC起動時に表示。Outlook2010/Outlook2016Previewともに、プログラム自体は動作上問題なし。

20150630-0.jpg

3) コントロールパネルから、既定のメールクライアントをOutookあるいはWindows Liveメールなどに指定
⇒ どれを既定に設定しても、起動時にメッセージが表示。

4) Outlook2010を削除。そして再インストール。
⇒ 削除後、メッセージが出なくなったことを確認。その後再度Outlook2010をマイコンピューターから実行できるように再インストール。以降はまた正常に使用可能に回復。その後は再起動しても症状は再発せず。

【結果】
結果的には、Outlook2010を一旦アンインストールして、再インストールすることで改善したようですが、特にOutlookにおいては、複数バージョンの共存環境(Office2010以前のものと、Office2013/C2R形式 以降のものの共存)においては、更新プログラムの導入などを機会にうまく動作しなくなることがあるようで、やはり推奨されないのでしょうね... 
今回は、再インストールで改善に至りましたが、再インストールしても改善されないという場合にはやはりOutlookについては共存環境での使用は避けた方がいいのかもしれませんね。


【追加情報 2015/07/14】

どうも、やはり複数バージョン(Office2010:msi/Office2016Preview:C2R)の共存環境というのは、Outlookにおいては無理があるようで、一度再インストールで改善してしばらく使用できていましたが、再度また同じ症状で使用が不可になりました。
Outlook2010を起動すると、"実行できるようにはなっていません" となって起動不可。ただし、Outlook2016 Previewは正常に動作するという状況。
前回のトラブルの後、Outlook2010を入れなおして一時的に改善したものの、再発でした。

ということで再度Outlook2010のみ削除。入れなおせばまたしばらくは使えるのでしょうね....


<参照>
更新プログラム適用後に、Outlook 2010 で送受信しようとすると「実行できるようになっていません」エラーが表示される
Windows Update 後、Outlook 2010 を起動すると「実行できるようにはなっていません。」と表示されたり、「アップグレード実行中」で送受信できない
Outlook 2013 と以前のバージョンの Outlook を同じコンピューターにインストールした場合の潜在的な問題
Office 2013 スイートおよび Office 2013 プログラム (MSI による展開) を、他のバージョンの Office を実行しているコンピューターで使用する方法について

posted by クリック at 12:48| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Microsoft Outlook | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする